※この作品はR-18です。

クラス召喚されて、何の能力もないと思われ、いじめられていたらプレイしていたエロゲのキャラを呼び出せるようになった件~メイド・クリエイター~   作:KeI77777

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いじめは良くないっていうけど、いじめられたことも、いじめたこともないって人はいないよね!

「---はっ!!はっ!!」

「よーし!!いいぞ!!後50!!」

「はいっ!!」

 

王宮の中庭にある訓練場にて、異世界に召喚された生徒たちはこの王国、

リガルに騎士たちに武器の扱い方を教えられていた。

ただ、ひたすらに槍をかかしに突き続けるもの、

剣をまっすぐに振り上げては、降ろすもの、

何か呪文のようなものを唱えて、魔力を解放させるものとさまざまであった。

 

そして、その中で、角谷隆は何をしているのかというと----

 

 

 

「--ふんいぎぎぎぎぃ!!あ!今ちょっと剣持ち上がった!?あがりましたよね!?」

 

---剣を振るおうとして、数回しか降ろせない状態であった。

これには、付き添って居る騎士も苦笑いし、そ、そうだな・・・と

遠い目をし始めていた。

 

食堂にて食事を終えた彼らは中庭まで案内され、

この世界で生きていくために、戦う技術を教えられていた。

 

昨日の水晶によるステータス判定により、

それぞれが何の才能を持っているかもわかり、

何の能力を伸ばしていけばいいかは、方向性が定まったからである。

 

もちろん、担任である御門有佐は生徒を戦わせることに異議を申し立てたが、

ファンタジー世界にやってこれて浮かれている一部の生徒の賛同によって押し切られ、ならばとせめて一緒に訓練に混ざり、武器を振るっている所であった。

 

そして、角谷隆のタレントは"メイド・クリエイター"。

つまり、メイドを作成し、従える能力なのだが・・・・・。

唯一の従者であるルゥ・キャロンはいまだにスマホの世界にいるばかりで、

姿を現すこともなく、彼は役立たずの烙印を押されかけていた。

 

ちなみに、他にも戦闘面の才能に恵まれなかった生徒たちも

これから先、戦闘で役に立たないとみなされ、

クラス内ではぞんざいな扱いをされ始めていた。

 

「---よーし!!昼の訓練はこれまで!!それじゃあ、各自!!部屋で休んだら次は夕食なので食堂に遅れるなよ!!」

 

訓練長らしき角付きの兜をかぶった人がそう声を張り上げると同時に、

生徒たちも手を止めて、それぞれが部屋に戻り始めた。

疲れで身動きが取れない者もいたが、少し休むとまた動くことができるようになり、

同じく場内へと戻っていく。

 

「----し、しぬぅ・・・。」

「・・・大丈夫か?」

隆は訓練用の刃が潰された剣を地面に突き立ててて支えにし、

震える両足で地面から辛うじて立ち上がり、寝転がずに

踏ん張っていた。

思わず、それまで訓練を見ていてた兵士がそう声をかけてしまうほどに、

彼はぷるぷると身を震わせていた。

 

「・・まあ、聞いたところじゃお前らこういうこと、したことないんだろ?

無理もない。」

「争いとは無縁の生活を送っていたので・・・。」

『えっちぃ妄想ばかりの性活でしたもんね。』

 

自信の従者の軽口に、誰が上手い事を・・・と反論する気も起きず、

彼はついに地面へと倒れ伏した。

 

「お前くらいの息子がいる身としちゃ、複雑な気分だけどな・・・。」

「・・・・え?結婚してるんすか?」

まさかの事実に驚愕の表情を浮かべ隆が兵士の顔を見返すと

ああ、と神妙そうに一度首を動かして兵士がうなずく。

 

「うちの村にいる妻と息子に仕送りするために宮仕えしてんのさ。

・・・といっても、単に一兵士としてだがな。」

「はへー・・・。」

自分と同じくらいの息子がいるという兵士に対して、

どこか気の抜けた返事を返す。

嫁どころか、結婚相手もいない隆にとっては現実味がなく、

一生独身であると思ってのことであった。

 

 

『---マスター?マスターには私がいるではないですか。』

(いや、そうなんだけどさ・・・。さすがに見抜きオナニーだけじゃなく、

もっとえっちぃことしたいって男なら思うし・・・。)

「?どうしたんだ?」

「いえ。なんでもないっす。」

 

ぼそぼそ、とルゥに話しかける隆を何の事情も知らない兵士はそうか、

と一言だけ返し、立ち上がり、食事には遅れんなよ、と一言だけ告げると、

自信の装備をもって、兵舎がある方角へと去っていった。

 

 

「---なあ、ルゥ。お前から見て、俺の戦い方はどうだった?」

『オブラートなのとマゾにとってご褒美な言い方、どっちがいいですか?』

「お前、いい性格してんな・・・・。オブラートで。」

AIというか、そういう観察とかが得意そうな機械でルゥに対して隆が尋ねると

ルゥが気まずそうに顔をそらしながら告げる。

 

『---正直なところ、恵まれているとはとても・・・・。』

「・・・そうか。」

ふー、と隆は息を吐くと、肩を何度も上下させ、何かをこらえるように目をつむる。

彼自身、薄々と気が付いていたことだがはっきりと自分の相方に言ってもらって肩の荷が下りたのようなすっきりとした表情となった。

 

 

「--ま、それはそれでどうでもいいわ。んなことよりエロいことだ。エロいこと。・・・・何か、他の服に着替えたりとかできないん?」

『---チャイナ服とか行けますよ?』

「マジで!!?」

『でも、その代わり10回は出さないと許しませんから。』

「---と思ったけど、たまには自重も必要だよな!!うん。」

『・・・・・・』

 

いくら性欲真っ盛りの男性高校生とは言え、

二桁はきついものがあった。

 

 

 

 

 




????「は?うらやましい。俺もあんなメイドが欲しい。」
??「俺も魔力あんまないし・・・。」
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