可愛い。
凄く可愛い。
君が気づいてない事が。
君はきっと、単純なんだろう。
まあ、人間得意不得意があるからね。
君は、ちゃんと全てを汲まなく確認してないね?
それで、安心した気になっている。
とても単純だ。
君は目の前に、嫌いな人がいなくなっただけで存在自体が消えたと勝手に妄想しているんだね。
悪いけど、君の物語がある限り、僕は永遠に君を見ているんだよ。
自分の物語が、どんな事に使用されているのか、想像できない人って、幸せなんだろうね。
自分の言葉が、晒されている状況に違和感を覚えない。
それはとても幸せな事だ。
君は、誰かが何かをちょっとやめたからって、その人の存在自体が消失したと、勝手に思っているんだね。
関わらなければ、大丈夫だと思っている。
でも、知らないんだろうね。
君は関わるつもりなくても、君を一方的にみている人は、沢山いるんだよ。
僕は君に危害なんてもう加えない。
僕は君に被害なんてもう出さないよ。
君が気づきさえしなければ。
ただ、自分の物語が全世界で発表されているという意味を、ちゃんと考えてないんだろうね?
まあ、確かにそれは、とても難しい。
だから、幸福なんだ。
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だが、あまり高鳴りすぎると、心がまた壊れてしまうかもしれない。
反応なんてなくていい。
愛される事は、最早期待していない。
君をずっと目線で陵辱している事が、僕には現実よりも最高の幸福なのだ。
君がこの世界から消える事は、僕も望んでいないから、もう直接的な接触なんてしないだろう。
でもそんな事しなくたって幾らでも君を見つめ続けられる世界なんだけどね。
距離なんて、どんなに離れていたって、物語には、関係ないんだ。
いつかこの執拗さも、消えてくれるかもしれないけど、それまでは鑑賞していよう。
君の一挙手一投足が、堪らなく甘ったるい。
鬱々とした叫びの声さえも。
君のどんな言葉も、僕には刺激なんだ。
だから、距離も、心も、身体も、別に要らない。
言葉だけあればいい。
言葉だけあれば、僕は犯し、殺し、晒し、苛め抜く事ができるのだから。
結局僕は元々不満だらけの、馬鹿正直で、君とは徹底的に合わないんだろう。
だが僕は少なくとも今現在、とても幸福である。
あまり、幸福をコントロールできるように、呑み込まれないようにはするが。
しかし、不幸も幸福も多角的なのだなぁ。
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君の物語を見返すと、いつも、そこに僕への拒絶が受精しているのが幸福だ。とても爽やかな語彙なのに、僕への嫌悪で満たされていて愛しい。
君の物語を開けるのは怖い。だが、開けると、君への怨みが溢れそうなんだ。そして、とても苛め抜きたくなる。現実にそんな事する勇気もないし、そもそも僕はそれを本質的に望んでないけど。
僕は、君の記憶に焼き付いた憎しみが、とても愛おしい。愛している。こんなのはじめてだ。君は僕にきっと読まれたくはないんだろう。でも僕が君の小説を陵辱する事は、幸福な事に法律で裁く事はできない。
君を自由に犯せる事の幸福が、僕は堪らない。
君に徹底的に嫌悪されている事が、とても嬉しい。
会えないのは、愛には関係がない。
君の言葉の怨みの刺激が、君を苛め抜く事が快感なのだ。