ふうま災禍さん!? 邪眼の使い方間違ってますよそれ! 作:ごきまる
キャラ崩壊、設定改変、時系列めちゃくちゃ。
泥酔まみれの百合、噴乳絶頂などの要素があります。
本編とストーリーが繋がっているわけではありませんが一部内容が反映されるかもしれません。
(3章で本編と繋がりました 2020.09.05)
一部RPGXの回想ネタバレ含みます。
□対魔忍もしもシリーズ2
もしも志賀あさつきが五車町の居酒屋『おふくろの味さな』の常連だったら
彼女は『最強の対魔忍アサギ』に最も近いとされる対魔忍である。
元々はそこまで突出した能力は持っていない対魔忍であったが、任務中に瀕死の重傷を負った際、桐生という男の魔界医療技術により蘇生。
その時にアサギの遺伝子を組み込んだ細胞を使って肉体を再生させられたため、骨格・細胞レベルで肉体が変容し、見た目も対魔忍としての能力も限りなくアサギに近くなったのである。
以来、「この力はアサギ隊長から授かった物」として厳しい鍛錬を積みながら、主に戦闘を伴う任務に身を投じている。
それが生き返った自分の責務だと、あさつきは考えるようにしていた。
だが自らの変化に戸惑っているのもまた事実であり――表沙汰にはできない悩みも抱えていたのだった・・・・・・。
「ん? なんだ閉まってるのか・・・・・・」
五車町の小さな繁華街にある唯一の居酒屋『おふくろの味 さな』
最近、酒をたしなむようになったあさつきは、仕事帰りにこの店で一杯やるのをささやかな楽しみにしていたのだが・・・・・・。
急激に対魔忍としての能力が強化されたあさつきはまだ自身の力だけでは忍法を制御できず、脳機能を補助するバイザーを常に装着している。
そのバイザー越しに見える店先に
(仕方ない。帰るか)
家に酒のストックがあっただろうか、などと考えながらきびすを返そうとしたその時――。
店から見知った顔が現れた。
「あれ? あさつきさんじゃないッスか」
咥えタバコ。手にはストロングチューハイのロング缶。
太刀を背負い、対魔忍スーツを着用したまま、店を切り盛りするこの店の名物店長である。
飄々とした風情だが、これでも対魔忍剣術・逸刀流の達人だ。
「こんばんは。上月・・・・・・今日は店、やってないんだな」
「あー、すみません。本業の方でさっきまで町を出てたんですよ」
「そうか。お疲れ。じゃあまた日をあらためて出直すよ」
そう言って帰ろうとするあさつきだが、「あーっ、ちょっと待ってください!」と呼び止められる。
「?」
「せっかくですからちょっと寄っていってくださいよっ。新しい酒も入ってるんで」
「いや、しかし・・・」
「へへへ、このまま常連さん・・・・・・しかも同じ酒飲みの女として、同志を帰すのは忍びないッ」
「いや、同志になった覚えはないんだが」
「まぁまぁ! 前からあさつきさんとはサシで飲んでみたかったんですよ!」
佐那はすでにできあがってる状態で、人なつっこい笑みを浮かべている。
彼女の忍法は『
酒を飲み、酔えば酔うほど神霊の加護を得るという希有な術の使い手である。
それ故いつも酔っ払っているのだ。
「ね? 全部アタシの奢りですから! 出来たての秋刀魚の塩焼きもありますぜ! 飲ーみーまーしょーよー!」
まるでしつこい客引きだなと、思わずあさつきは苦笑した。
だが悪い気はしない。
あさつきは佐那の店でよく飲んではいるが、彼女と積極的に会話したことはない。
それでも、佐那がテキパキと店内を動き回り、店を切り盛りしながら他の常連客と談笑などをしている、活気のある雰囲気を感じながら一人でちびちびと酒を飲むのは、密かな自分の楽しみでもあった。
「じゃあ、ここは店主のお言葉に甘えるか」
「やった!」
こうして二人の女対魔忍は暖簾を下ろした店内に入っていった。
テーブル席に向かい合って座った二人は、酒を酌み交わしながら他愛の無い会話をしていた。あさつきは日本酒。佐那はチューハイである。
「なんというか・・・どっしりした味だな」
升の中のグラスになみなみと注がれている酒を一口二口飲み、あさつきはそう感想を述べた。
「あれ? もしかしてお口に合いませんでした?」
「いや、そんなことはない。つまみともよく合って美味い」
茄子田楽や秋刀魚の塩焼きをつつきながらあさつきはそう答えた。
「そうでしょうそうでしょう♪ やっぱ秋の日本酒『ひやおろし』には脂ののった秋の味覚が合いますよね~・・・っていっても、アタシはチューハイしか飲まないからよくわかんないんですけどっ」
ケラケラ笑いながら佐那は四缶目のチューハイを空ける。
(すごいピッチで飲んでいくな・・・・・・)
テーブルにはどっかりと日本酒の一升瓶が置いてあり、難しい漢字の名称が記されたラベルに『ひやおろし』と付記されている。
(・・・・・・つられて飲み過ぎないようにしないとな。)
二人だけの酒盛りは続き、自然と会話の内容は対魔忍としての任務、そして日々の生活の話題になっていく。
「じゃあ上月は対魔忍の任務と居酒屋の経営を両立させながら、プライベートではギャンブルもしているのか? よくそんなに時間が作れるな」
「へへへ、そこはまあ巧いことやりくりしてるんですよ」
「・・・・・・すごい。私にはとても真似できないよ」
しかも佐那は二十一という若さで逸刀流の師範代でもある。
「真面目なんだな。上月は」
「ふぇ!? いやだなぁ。どうして真面目とかいうワードがいきなり出てくるんですか?」
「だって、厳しいスケジュール管理ができてないと“巧いことやりくり”なんてできないだろう?」
「あ、あはは・・・・・・」
魔界医の治療を受ける前のあさつきは対魔忍として別段秀でているわけではなかった。
本来、有していた忍法も『二秒間だけ身体の動きが早くなる』というもので、突出した能力ではなかったのだ。
現在の井河アサギに近い『自身の時間を加速させる』能力はあくまで後付けのものだ。
それまでは月並みなくノ一だったあさつきはついついネガティブな思考を抱いてしまう。
――やはり元々高い素質を持つ者は色々とできが違うのだろうか。
対魔忍の世界では忍法の出来不出来によって格という物が決定する。
たとえ名門の一族の出身でも凡庸な忍法を持って生まれれば陰で劣等のそしりを受ける。
逆に家格の低い下忍であっても強力な忍法に目覚めれば、それだけで一目置かれる存在となれるのだ。
実力主義ではあるが持って生まれた才能が大きくものをいう対魔忍の世界。
しかもその才能・・・・・・忍法の能力は鍛錬によってある程度向上させることはできるが、基本的な性能は変化しない。
そんな中で志賀あさつきは異質な存在だった。
「あさつきさんだってスゴイじゃないっすか。アサギ隊長と同じ忍法が使えるんだから」
「そう・・・かな」
佐那に悪気が無いのは分かっているが、そう言われても複雑な気分がするだけである。
あさつきが変わったのは忍法だけでは無い。体格もアサギそっくりになり、身のこなしも似てきたために後ろ姿を間違える者がいるほどだ。
「そういえば・・・アサギ隊長もかなりの酒豪なんですよ。知ってました? あれですかね。忍法が同じだと趣味も似るものなんすかねー。アハハ・・・・・・あさつきさん?」
升に残っていた酒をグラスに注いでいたあさつきの手が止まっている。
「・・・・・・・・・・・・そうなのか?」
「ええ。もうザルを通り越してワクのレベルらしいですよ」
「フ、フフフ、そうか。もしかして日本酒がお好きだったりするんじゃないか」
「よ、よく分かりましたね。あーでもワインとか何でもいける口らしいです・・・」
ヘッドガードで顔の上半分が隠れている志賀あさつきの感情は読み取りにくい。
だが声音になにやら剣呑な雰囲気を感じ取り、佐那は言葉を濁す。
「ところで・・・・・・今日はお前の奢りだったよな、上月」
「え、ええ」
「じゃあ、一升瓶をテーブルに置いているって事はこれ全部飲んでもいいってことだな?」
「へ!? そんなに飲むつもりですか??」
「今日はとことん付き合ってもらうぞッ。上月!」
急に強気な言動になったあさつきはグラスではなく升に酒を注ぐと、一気にあおるのだった。
「あさつきさーん? ちょーっと飲み過ぎじゃないですか・・・ていうかペースが・・・ペースがはやいッス!」
「なーにを言ってる。お前だってしこたま飲んでるじゃないかぁ」
すでに泥酔状態のあさつき。佐奈が注意しても聞きやしない。升に酒を注いでは即座に空にしていく。普段は合間に水を飲んでいるのだが、今はひたすら酒だけを食らっていた。
「ア、アタシはホラ、酒遁の力がありますから・・・・・・」
「私だって明日は非番だ。このくらいの酒量、どうということはない。こんあに飲むのは初めての経験だがなっ」
「いや、その貴重な休日をね? 二日酔いで潰して欲しくないんですよっ」
「ふつかよいぃ? そんなものになるか! この程度の酔いは、こう、体内で気を練って・・・代謝と肝機能を高めれば・・・・・・」
対魔忍は感覚や体の機能を制御することができる――ある程度は。
「いや、でも限度があるでしょ」
「ふっ、わたしにはできるんだよ。以前はできなかったがな!」
「い、一体どうしちゃったんですか。あさつきさん」
「どうもしてない。私は私だ――うっ」
あさつきが急にうめきはじめたので佐那は慌てた。
「ちょっとぉ!? 気持ち悪いんですか!? 待って待って、今バケツもってきますから!」
「ち、違う! 違うんだ・・・・・・ただちょっと・・・・・・横になりたい・・・・・・」
「大丈夫ですかホントに」
「平気だから! ハァ、ハァ・・・・・・」
「わかりました。じゃあこっちに・・・」
店の奥にある狭い座敷部屋に佐那はあさつきを案内した。
「ハーッ、ハーッ!」
あさつきはいても立ってもいられないという風情で、ジャケットを脱ぐと畳の上に寝転がった。あさつきは黒を基調とした、ボディラインが露わになるタイプの対魔忍スーツを着用している。
肩が上下するほどの荒い息づかいは、たわわな乳房が実った胸の隆起を波立たせていた。
「あ、あさつきさん・・・・・・」
佐那は驚きながらも、あさつきの様子に見入ってしまう。
紅潮した顔。荒い息。そしてこの――。
「あっふぅ・・・あ、んん」
あられもない、喘ぎ声。
「今日の任務でなんかあったんすか? もしかして淫魔の類いと戦ったとか?」
淫魔は精神と肉体の官能に働きかける術に長けている。
淫らな幻覚をみせたり、体を発情させてしまう淫術をかけられていたのではと佐那は考えたのだ。その効果が泥酔状態になって弱った体に遅れて現れたのでは無いか、と。
佐那の考えを聞いていたあさつきは、不気味な笑みを浮かべた。
(半分は当たってるぞ上月。普段抑えているこの体の官能が酩酊によって暴走している、という点はな。)
「淫魔だと? フ、フフフフ。そうだな、そういうことにしておくか――あ」
唐突にあさつきは体をくの字に曲げた。そして両腕で胸をかき抱く。
「こ、こんな時に限って胸か、胸の方が、おかしく、なるとはっ」
「胸? 胸が苦しいんですか?」
「・・・ん」
あさつきは仰向けになり、佐那に自分の胸部をさらした。
「え・・・ええっ、こ、これ――」
元から大きかったあさつきの乳房は先ほどよりも膨れあがっているように見える。
しかもその先端、乳首の部分がジワリと染み始めていた。
けっして汗では無い。
「こ、これ・・・・・・もしかして、ぼ、母乳!?」
「ああ・・・そうだ。上月、頼みがある。緊急事態だ」
「な、なんでしょう」
「さっきから、乳が張ってしょうがない・・・これ、揉んで、絞り出してくれないか?」
「えええええッ!?」
「ここに男がいたら、チンポにむしゃぶりついてでもそいつに処理させるところなんだが」
さりげなくとんでもないことを言うあさつき。
「あ、あさつきさんっ! それはさすがに――」
はしたないですよ、という言葉を呑み込んで逡巡する佐那。
「頼むっ。こうなると溜まった乳汁を全部出さないと、治まらないんだ。この処理を自分でやるのは、辛いんだ」
「・・・・・・つらいんですか?」
「ああ、ものすごく惨めな気分になる」
佐那は妊娠の経験も無ければ母乳を出した経験ももちろんない。
だがなんとなくあさつきの苦しさは想像できた。
自分の意思とは無関係に発情する肉体。
魔族との戦いで己の官能を操られ、淫蕩の気にさらされ狂わされるくノ一達の恥辱。
佐那自身はまだそういう経験は無いが、対魔忍として知らないわけでは無い。
「頼むよ・・・・・・房術の訓練だと思えばいい。上月の好きにしていいから」
「・・・・・・わかりました!」
佐那は背中の大太刀を降ろすと壁に立て掛けた。
そして新しいリリス・スーパーストロングを手に取り、開けると一気にラッパ飲みする。
「ぷはぁ! 不肖、この上月佐那。できるだけ迅速に志賀あさつきさんの気を鎮めてさしあげますッ」
「ああっ、頼む」
安堵の声を上げながら、あさつきは体を起こし、胸をはだけた。
ぶるんと跳ねた双乳は汗で蒸れあがっていた。
薄桃色の乳首は可憐な趣さえ感じさせるが、じわじわと乳汁をにじみ出させている。
白い乳肌に浮く青い静脈は生々しかった。
「じゃあ失礼します」
佐那はそう言うと、まず両手を軽く乳房にあてがう。
「・・・・・・ふぁっ」
あさつきは切ない声を上げる。
佐那は包み込むように掌をあてたまま、しばらくの間動かそうとしない。
「・・・・・・上月?」
佐那は無言だった。茫洋とした瞳はどこに視線を注いでいるのかよくわからない。
と、その目が鋭く光り、何かを見据えたかと思うと片方の手は攪拌するように乳をこね回し、もう一つの手は指で乳首をとらえた。
「あっっっ!」
あさつきは大きく口を開けた。顔から余裕が消える。
想像以上の刺激を与えられて、驚愕したのだ。
「こ、上月ッ・・・あうっ!・・・・・・も、もしかしてこういう、女同士でするの、け、経験あったりするのか?」
「無いですよ。でももう酒遁の力で、今のあさつきさんの泣き所っつーか、勘所は大体掴めましたから」
「お、お前! 忍法使ってるのか!? ちょ、ちょっと待て――ひぐぅ!?」
「待ちませんよ? こうなっちまったからにはできるだけ手早く済ませちまいましょうッ」
潰すように親指を擦りつける。乳房の中身をかき回し、ほぐすように揉む。
形のよいあさつきの乳房をその都度、ぐにぐにと変形させる。
乱暴ともいえる乳繰りだが――。
「あああ、だめっ。だめだめだめぇッ!」
あさつきは激しく首を振りたくりながらも、自分の手で佐那を押しのけることはしない。泣きわめきながらただただ湧きつのる快感を「だめ」という言葉で吐き出しながら悶絶していた。
いつの間にかあさつきの対魔忍スーツの股布は愛液でお漏らしをしたかのように濡れていた。口からは涎を垂れ流し、バイザーで見えぬ目からは望陀の涙が溢れて頬を流れ落ちている。
乳輪の縁を摘ままれ、引っ張られる。佐那の指は滑り、乳首を抓る――。
「あああーーーっ!」
ついに「ブシュ!」という音とともに大量の白い液体が乳首から噴き上がった。
「いっ、イク!」
様々な体液を流しながら、あさつきは一度目の絶頂を迎えた。
「イク! ああああっ、イクッ! イクゥッ!」
間を置かずに連続的な快楽の波にさらされ、あさつきはたまらず手加減を要求した。
「し、しげきがぁ、強すぎるからぁ! もう、もう少し優しく――んほおおおぉぉっぉ!?」
「まだ、まだです。あさつきさん。乳首がまだ疼いてるでしょ? クリトリスと同じくらい敏感なままなのが
「で、でも・・・でもぉ! あんっぐぅぅぅぅぅ!」
二度目の乳汁噴出。あさつきの背中は限界まで反りかえり、ビクンビクンと痙攣した。
「やっぱり、母乳を噴き出すとオーガズムに達するんですね・・・・・・」
「ああ・・・・・・ああああ・・・・・・」
『酒遁』
酒を飲むことで神霊の加護を得る、上月佐那の特異系忍法。
第六感は冴え渡り、防御においては敵の攻撃を見切り、攻撃においてはあらゆる相手の
しかも酔えば酔うほど酒遁の力は強くなる。
あさつきに付き合ってチューハイを十数缶開けていた佐那の能力はかつてないほど冴え渡っていた。
それは性行為においては上級淫魔が舌を巻くほどの魔性の手技となり、あさつきの双乳にすさまじい快感を与えているのだった。
佐那はあさつきの背後に回っていた。
乳肉に食い込む褐色の繊手がさらに深く潜り込んでいく。
「んんん~~~~~ッ!」
ピュッ、ピュッっと噴乳の勢いは大分弱まっていた。
あさつきはのけぞり、顎を突き出して後ろの佐那に体を預けている。
数十分の時間が経過していた。
下乳を伝い落ち続けていた乳汁の筋が、やっと途切れた。
「はぁ・・・・・・あ、んん・・・・・・」
「おさまった・・・・・・かな。おつかれさまでした。あさつきさん」
佐那はぐったりとしたあさつきの体を汚れていない畳の上に寝かせると、そっと立ち上がって店用のおしぼりで手を拭いた。
そしてタバコに火をつける。
「・・・・・・・・・・・・すまなかったな、上月。大変な迷惑をかけて」
「・・・・・・」
「座敷の畳もこんなに汚してしまって、申し訳ない」
「いいスよそんなのは。ねえ、あさつきさん。その体の異常ですが淫魔のせいってのは嘘なんでしょ?」
たばこの煙をくゆらせながら、佐那はぽつりと呟いた。
「・・・・・・」
「アサギ隊長の遺伝子や細胞を使って治療を受けたことが関係してるんじゃないですか?」
「だったらなんだ?」
かつて井河アサギは人魔結託の巨大犯罪組織、ノマドのとらわれの身となり、幾度となく筆舌しがたい陵辱と淫らな肉体改造を受けた。
そのことは五車の対魔忍たちも周知していることだ。
だが、魔科医・桐生の治療で改造を受けた肉体は、元に戻っているはずである。
そして瀕死のあさつきを蘇生したのも桐生であるわけで・・・・・・。
「なんで例の魔科医に体の異変を話して、治療を受けないんです?」
「授かったアサギ隊長の能力まで失うかもしれない」
「でもそれは――」
「それでも、以前の自分とは違うから元に戻して欲しいと? 今の私の肉体が有益なのは確かだろう? わるいものじゃない。ならアサギ隊長の名を汚さぬよう、対魔忍としての責務を果たすのが私の使命だと思っている」
「でも、アサギ隊長には報告した方がいいですって絶対。爆弾抱えたまま対魔忍の任務にあたってるようなもんじゃないスか」
佐那は携帯灰皿に吸い殻を入れると、座敷部屋から出る。
「・・・・・・私の服でよかったら貸しますんで、そのまま寝ててください。ちょっと風呂わかしてきます」
「上月」
「はい?」
「このこと、まだ誰にも話さないでくれ」
「わかりました。でもアタシが言ったこと、ちゃんと考えといてくださいね?」
「・・・・・・うん」
「あ、それから! 今日のこと全然気にしてないんでっ。てか忘れますから! また店に来てくださいね」
そういって佐那はニカッと笑った。
「あ・・・・・・ああ、分かった」
そう答えながら、あさつきは恥ずかしそうに肩をすくめ、俯いた。
志賀あさつきほど、悪堕ち、闇堕ち、快楽堕ち、敗北エンドのフラグ爆弾抱えてる対魔忍ってそうはいませんよね・・・・・・。
決戦アリーナでもアメコミのヴィランみたいな立ち回りしてたみたいだし・・・・・・。