ふうま災禍さん!? 邪眼の使い方間違ってますよそれ! 作:ごきまる
そこは 粘膜で作られた魔窟だった。
壁、床、天井。全てが新鮮な臓腑の赤であり、毒々しい紫色の血管のようなものが張り巡らされ、脈動している。
生きているかのようにそれらは蠕動し、無数の触手が生えており、じゅくじゅくと催淫効果のある生汁を発露させ、周囲に蒸散させていた。
巨大な生物の体内にいればこうなるのか、と思えるような湿り気のある暑さの中、魔窟の奥に体を半ば飲み込まれ磔になっている女体が何体かあった。
口腔に給餌と呼吸の用途を兼ねた肉パイプをねじ込まれ、股間には甲殻類に似たおぞましい生物が吸着していた。
それは排泄物を処理する生きた下着だった。
もし女達に意識があったなら、尻肉を押し分けて股ぐらに居座ったその蟲がホースのような肉の管を伸ばし直腸の奥まで潜られる感触に悶絶していただろう。
それよりも格段に小さな管が尿孔をこじ開け、拡張させながら無理矢理中身を吸い上げる刺激に引き裂かれるような痛みを感じたことだろう。
だが女体は口から栄養物を流し込まれたり、腸内の内容物を激しく吸引されるたびに、口と喉を塞がれているので言葉に鳴らないうめき声を漏らし、腹をぼっこりと膨らませたり凹まされたりしてビクンビクンと痙攣するだけだ。
時折、『ご褒美』といわんばかりに壁の触手が蟲を押し退け、膣穴に一気に侵入する。
のたうつ蛇のように膣内で暴れ、ゴリゴリとうねりながらの抽挿が開始されると――。
――んぐほぉ! んご、おぉおおおー!
苦しみながら喉を塞がれたまま女達は喘ぎ始める。
夢見心地のまま触手にあやされていた・・・・・・。
魔窟にはまだ奥があった。
淫らな巣窟の最奥。
そこは広間だった。天井からつるされた豪奢なシャンデリア。磨かれた白亜の床。
肉質の物体で覆われた淫獄めいた内装ではない。
幾つもの燭台には青白い光を放つ蝋燭が立てられており、深みのある色で統一されたテーブルや椅子なども調度品もある。
月明かりのような明るさで満たされた広間の奥には、まさに王座という名が相応しい大きな椅子が置かれていた。
まるでどこぞの王城の謁見の間といった様相だが、それにしては玉座の横に大きなベッドが設置されているのが異様だった。
玉座には一人の偉丈夫が腰をおろしていた。全裸で、肩からローブだけを羽織っている。
男の開いた股の間に、一人の女が座っていた。
膝から下を左右に開いて、内膝やくるぶしを床にぺったりと付けて座っている。
白と黒を基調としたレオタードのような装束をまとっているが、大半は黒地で占められており、その部分は肌の透けるシースルーだった。
量感のある尻の谷間に布が食い込み、全てがほぼ剥き出しになっている。床に密着した陰部からは愛液が止めどなく流れ床を濡らしていた。
玉の汗を全身に浮かせながら、女は座した男の男根を一心に貪っていた。
「ふ・・・ん、んっ! くふっ、んぐッ」
女は手を使わず、口だけで奉仕ししていた。
顔を振りたくる度に、ウサギの耳を模したような髪を結っている装飾布が揺れる。
唇、舌、上顎、女は全てを使って男根を味わっていた。
頬骨の形が見えるほど深く、気を入れて吸った後、
――ジュルルルルッ
音を立てて亀頭まで唇を戻し舌でチロチロと愛撫した後、ぱくりと咥え直して、飲み込んでいく。
長大な男根は喉に侵入する。異物感に女は苦しさと吐き気を覚える。だがそれすらも今の女にとっては快楽だった。目から望陀の涙を流し、男根と唇の間から涎を垂れ流す。
瞳が思わず上を向くが女はさらにグググッ――っと根元まで頬張る。
「――ふむ、前戯はもうよい」
男はおもむろに呟いた。上向いていた瞳が正面を向き、女のうつろだった顔が強ばった。
不可視の力が働き、女のふくよかな女体が尻から持ち上がった。男根が口から抜かれる“ぽん”という音がした。
「はっ・・・あっ、んああッ!」
女は性器の入り口を男の手が撫でるのを感じた。ふわふわと浮遊する女体はたったそれだけでわかりやすすぎる反応を示し、口からは自然に喘ぎが漏れた。
「そなたのおかげで、他勢力の妨害をかいくぐり、我らは地上への足がかりを得ることが出来た」
「あっ、アッ、オ、アア♡」
片手を腰に回されて悠々と抱えられながら、女はだらしなく体をくの字に曲げたまま、されるにまかせている。
「後は我らだけが魔界と地上を自由に出入りできる『門』さえ確保できれば・・・・・・まあ、よい。今宵はそなたを存分に労ってやろう、水城不知火よ。他の全てを忘れて我に身を捧げるのだ。そして、意識を飛翔させるがいい」
ベッドに仰向けに寝かされた女――水城不知火は男を見上げた。
男は男根を屹立させたまま、悠然ともいえる表情で不知火を見つめていた。
ブチッ、ギチッ。
肉や腱が引き絞られているような、千切れるような不快な音をたてながら男の男根が変化した。
亀頭の凶悪に鰓が張り出した肉傘よりも幹の部分が盛り上がり、はち切れんばかりに膨張していく。
男の指でも回しきれないような太さになった肉棒を見て不知火は自ら脚を開いた。
自ら迎え入れる準備と覚悟をしなければ、蹂躙されるがままにイキ狂い、生死の境を行ったり来たりさせられるのが分かりきっているからだ。
それでも――不知火は気力を振り絞り、キッと眉を撥ね上げて男を睨む。
「まだ、そんな顔が出来るのか。本当にそなたは面白い・・・・・・最後にはいつも屈服し、己の牝を晒すというのに」
男の言うとおりだ。
自分はすでに堕ちている。
どれだけ抵抗しようとも、またさらにさらに墜とされていくだけ。
自分の肉体はすでに人のそれではない。今はもう魔性の力に浴し、人間にとってある意味最悪の魔族・淫魔へとその身を変貌させている。
すでに淫魔族の先兵として数々の所行を為してしまっている。
引退したくノ一達を拐かし、新たな魔の苗床にする計画を知った時も止めようともしなかった。
淫魔の力と幻術を駆使し、人間達を洗脳し、余録の愉しみとばかりに自ら精気を喰らい、快楽に耽ったことも一度や二度ではない。
かつての魔と対峙する忍、幻影の対魔忍と言われた自分はもういない。
いるのは幻影の魔女。淫魔族の大幹部にして他のサキュバス達が嫉妬するほどに淫魔王の閨の相手をさせられている
だがそれでもまだ、抵抗をしている自分がいることに不知火は懊悩せずにはいられない。
心も完全に魔に染まればこんな苦しみを覚えずに済むのだろうか。
この思考の螺旋に陥ると不知火が脳裏に思い浮かべるのは、五車の里にいるはずの愛娘、水城ゆきかぜのことと、井河アサギのことだった。
アサギもまた、魔に犯されつくした果てに魔性の力を身につけたと聞く。
なぜ、なぜ彼女はまだ正気でいられるの――。
「――オ"」
淫魔王はのしかかり、まぐわいを開始した。
「ン! ギぃぃっっっっ」
固い亀頭が子宮口を突き、膣がメリメリと広がっていく。
亀頭よりも大きく張り出した肉幹は大げさにいえば円錐状になっていた。根元まで挿入され腰と腰がぶつかり合った時、陰唇は限界まで押し広げられた。
「はっぐっっっ」
不知火は必死に歯を食いしばって声を出すのを堪える。
声を出したら終わりだ。
片時もなくイキ続け、何も考えられなくなる。果てしなく押し流されていってしまう。
膣内で肉棒が変化する。掘削用のドリルのような震動に不知火は瞳を明滅させながら下半身がグチャグチャにされたのではないかと思うほどの悦楽を受ける。
“突く”ことに特化していた肉棒は今度は“引き掻く”ことに特化した形状に変化していく。
肉雁が異常に張り出し、膣内部の肉襞を余すところなく捲り返らせながら膣口まで戻っていく。
「ッ! ッ! ~~~~~~ッ!!!!!」
そして、また変形しながらズブズブと内部へ沈んでいく。人間どころか性欲猿のオークでさえ真似できない激しい抽挿が出来るのに淫魔王は最初はそれを絶対にしない。
不知火の性感がさらに高まり、昏い欲望に負けて自分から腰を振るまで、懇願してくるまで待つ算段なのだ。
すでに不知火は無意識に両足を淫魔王の腰に絡ませてホールドしていた。
端から見れば愛し合う男女の熱烈なセックスに見えなくもない。
だがこれは女の精気を搾りつくす淫魔の所行そのものだった。
「時に不知火よ。そなたは最近、
ゆっくりとしたストロークで、不知火の身も心も全て嬲りつくさんとする抽挿を続けながら、淫魔王は軽い世間話でもするように言葉を紡いだ。
「我ら淫魔は他者の夢に入り込む。或いは夢の世界に落とし込んで精気を吸う。だが、淫魔自身が独りで夢を見ることはない」
淫魔王は腰がぶつかり合うごとにぶるぶると揺れている不知火の西瓜一つ分はある乳房に手を当てた。
「んうっっっっっっっ!」
不知火のどんな男でもいけるであろう性欲を刺激する柔肉が震えた。
太腿などは恐怖におののいているが如く痙攣する。
淫魔王は花を摘むような動作で大人の指先ほどもある勃起しきった乳首を摘まんだ。
「あっっっ!!!!??」
食いしばっていた口があんぐりと開き、不知火は声には出さなかったが口を動かした。
――やめて、と。
「だが、おまえは淫魔の身でありながら夢を見る。おそらくはまだ人である部分が残っているからだろう。不知火よ、お前は本当に面白い」
勝手知ったる家畜を扱うが如く、淫魔王の指が乳輪をつねり、さらに乳首を絞りあげた。
「あああああああああああああああ!!!!!!!」
絶叫とともに不知火は喉を仰け反らせた。体が反り返っているのと淫魔王の指が引っ張っているせいで、天を向いていた乳首から乳汁がほとばしった。
「イ――いいいッック! あーっ! いっ、イクゥ! ああっイク!!!!!!!!!」
「よいぞ。好きなだけ逝くがいい」
「あーっ! ああああーーーっ! だめ、だめぇ!」
腰使いも、乳繰りもこの上なく緩慢で優しい動きだった。しかし不知火にはたまらなかった。
性感を伴う乳首への刺激で、不知火の体は乳汁を噴き出す体質に変化していたのだ。
しかも、噴き出続ける間は延々と凄まじい快感に貫かれる仕様だ。
二つの乳首、そして股間。その三点から放尿しているが如く潮と白い淫汁が噴き上がり続ける。
「ひいいい! いいいい! 許して! もう許してぇ!!!!」
「そなたが見ているアレはおそらく『夢見人』が転移できるといわれるドリームランドに近い。万物の創造主が休息中に見た悪夢が誕生起源とも伝わる我ら淫魔では到達できない次元なのだ」
ギュッギュッ、と乳房を揉みしだき始めた淫魔王。不知火は放物線を描けるほどの母乳を出しながらも両の腕で淫魔王の腕を掴み、離そうとするがむなしい抵抗に終わった。さらなる懇願を示すかのように膣で肉棒を締めつけた瞬間を見計らい、淫魔王は肉棒を爆ぜさせた。
文字通り爆ぜさせたのだ。液状化した魔性そのものが不知火の子宮を侵し、まるで意思を持っているかの如く子宮内をくまなく蹂躙していく。
「・・・・・・・・・・・・ッ!」
淫魔王は両手で不知火の頭を覆い、指先にグッグッと力を込めながら淫魔の王として眷属に命令を叩き込む。
「逝け。そして行くのだ不知火。そこはおそらく対魔忍の集合無意識が造り出した次元領域。そこにいる対魔忍を見つけたら籠絡せよ。夢の世界ならば我ら淫魔は無敵だ。お前のように夢を見ることが出来る淫魔が増え続ければ、夢幻の世界に翔べる淫魔が産まれ続ければ・・・・・・いずれはこの世界だけではない。あらゆる世界へ侵出する足がかりとなるやもしれぬ」
なおも体内に熱い噴射を受け続けながら、不知火の視界は暗転した。
うだうだと中二的な野望を宣ってますが淫魔王はただの不知火ガチ恋勢で調教で心をぶっ壊して墜とすんじゃなくて素の不知火に振り向いて貰いたいだけです。だから手加減して完全に堕としてないかんじです。
不知火からしてみれば蛇の生殺しでたまったもんじゃないけど、淫魔王からしてみればこれはイチャラブなのかもしれん。
※あと淫魔が自分一人で夢を見ないというのは独自設定です。
夢幻世界に進出してそこを足がかりに多次元世界に干渉とか、自分の夢を見ることが出来る淫魔を産み出す云々はそのついでです。
やり方が完全に間違ってるんですけど淫魔だからね。しょうがないね。
次回かその次ぐらいにやれ男と不知火が交戦状態になります。アンケートとりますね。
夢幻五車町に来襲した不知火はどうなると思う?
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やれ男がギリギリで不知火を撃退する
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やれ男が不知火を手籠めにしちゃう
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淫魔王介入するもやれ男と不可侵協定を結ぶ
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どうでもいい。災禍と若様のイチャラブやれ
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やれ男が淫魔王の寝首をかけとささやく
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何でもいいからやれ男のチート無双がみたい