ふうま災禍さん!? 邪眼の使い方間違ってますよそれ! 作:ごきまる
でも完堕ちとかはしません。
イチャラブオンリーなかたはブラウザバックを。
五車学園地下訓練場のドーム内は、静寂に包まれていた。
模擬戦終了直後、ふうま災禍は片膝をついたまま、ゆっくりと倒れ込んだ。
アンドロイドレッグの関節がカチリと音を立てて停止し、黒白の対魔忍スーツが汗で白い肌に張りついている。
「災禍ッ!」
小太郎の叫び声が響く。
彼が駆け寄るのをみながらパワーレディが呟く。
「邪眼が発動中は、あんたの動き、キレが無くなるんだね」
災禍は返事ができなかった。
視界がぼやけ、頭の中で精神支配から脱するパワーレディの動きが繰り返し再生される。
肉体を離れた意識が、闘気で体を外側から操る――あの技術。
(……邪眼が、効かない……)
胸の奥で、熱い悔しさが渦巻いた。
意識が遠のき、災禍の瞼が重く落ちた。
――そして、彼女は夢を見た。
それは自分がアンドロイドレッグを装着して間もない頃の夢だった。
× × ×
ふうま災禍は魔物との死闘で膝から下の足を失った。
当然ながらその影響は深刻で、アンドロイドレッグを装備したばかりの頃は、かつての敏捷な蹴り技を失っており、彼女の心は焦燥に満ちていた。
任務に復帰しようとはやる災禍を、老対魔忍・稲毛夏が見咎めた。
夏は皺だらけの顔をしかめ、杖を突きながら言った。
「おいおい、災禍。あんた、まだ完全に回復しちゃいないだろ。焦るんじゃあないよ。器械の足に慣れないうちに、任務なんか行ったら、命を落とすよ」
災禍は苛立った視線を返した。
ふうま災禍はふうま一門の若手くノ一の中でも群を抜いた美貌だったが、長髪で邪眼の左眼を隠しており、普段は右眼しか晒していない。
その赤い右眼はどこか落ち着きに欠けており、険のあるまなざしをしていた。
ちなみにこの頃の災禍はサイドの髪はそれほど長くはなく、後ろの髪は束ねていた。
「夏さん。私はもう大丈夫です。弾正様に報告して、復帰の許可をもらってきます」
弾正は災禍が所属する一門の当主ふうま弾正のことだ。
彼女が絶対の忠誠を誓っている主君である。
口調こそ慇懃だが、彼女の声は冷たく、義肢の足を威嚇するように地面を踏みしめていた。
夏はくすくすと笑い、目を細めた。
「ふぅむ、強情な娘だねぇ。じゃあ、完全に回復したか私が確かめてやるよ。組手だ。あたしとやり合って最後まで立っていられたら、弾正に口利きしてやるよ。どうだい?」
災禍は一瞬迷ったが、プライドが勝った。
「……では一手ご指導願います」
「来な」
夏は駄菓子屋稲毛屋の地下室へと災禍を連れて降りていく。
そこは饐えた匂いのする小さな道場のような部屋だった。
夏は杖を捨て、部屋の中央に立ちゆっくりと構えを取る。
「いつでもおいで。お嬢ちゃん」
夏の体から不気味な気配が溢れ出した。
彼女の皺だらけの肌が輝き、みるみるうちに若返っていく。老婆の姿は消え、可憐な少女の姿がそこにあった……いや体系的には童女といっていい。
「魂遁の対魔忍・稲毛夏は溜めていた気を解放すると妙齢の美女に化けると聞いていたのですが」
あまりにも若い――いや幼すぎる変貌に災禍は閉口した。
「今のあんたならこの姿で充分さ」
災禍はフンと鼻で笑った。
「そうですか……ならば見よ!!」
前髪がフワリと舞い上がり、いきなり災禍の左眼の邪眼が露わになった。
災禍の邪眼は目が合った相手の視界と意識を乗っ取るという強力な能力を持っている。
童女姿の夏は余裕綽々の表情のまま時が止まったように固まった。
「さて、どうしましょう。お婆ちゃん、なんて言ってましたっけ? 私が最後まで立っていられたら……って条件でしたっけ?」
硬直した夏に向けてクスクスと笑いかける災禍。
「そうだよ」
ぞくりとする声で頭のすぐ後ろから囁かれ、災禍はギョッとした。
邪眼を解除し、振り向きざまにアンドロイドレッグのパワーを活かした、全てをなぎ払う回し蹴りを放つ。
その時映ったのは視界で捉えたのは流麗な白髪。豊満な胸と蜂のようにくびれた腰、切れ長に目……。
ふうま災禍の背後にいたのは、妖艶な美女に変貌した稲毛夏だった。
災禍の蹴りは空を切った。回避した夏は殆ど動いていないように見えた。
「ど、どういう」
「地下室に降りる前にすでに魂遁で分身を作っておいたのさ」
夏がそう言うと同時に、童女夏は煙となって消えた。
「卑怯なっ」
「組み手といったのにいきなり邪眼使おうとした子に言われたくはないねぇ」
災禍は驚きから立ち直り、すさまじい連続蹴り放った。
片足だけのすり足移動は氷の上を滑っているかのような動きだった。
前蹴りをひねり、足刀で夏の首を狙う。
しかし、夏の動きは予想外に素早かった。
彼女は蹴りをかいくぐり――人差し指で災禍の臍穴を刺突した!
「ぐあっ……!」
「どうじゃ?」
対魔忍スーツを容易く破かれ、指の根元まで突き入れられた災禍の腹筋が激しく痙攣し、鋭い痛みが内臓まで響き渡る。
体が前屈みになり、息が詰まって視界が揺らぐ。
グリッグリッと指が中で回転したッ。
「ぎぃっ!」
災禍は完全に動きを止めていた。
「痛かろ? んん~?」
「おっ、おのれ!」
彼女は歯を食いしばり、痛みを堪えて体勢を立て直そうとするが、夏は笑みを浮かべ、
「やっぱり、まだまだだねぇ」と囁き、夏は次の打撃を放った。
パァン!
破裂音にも似た音が地下室に響き渡った。
「~~~~~~~~~~~ッ!!?」
掌底が災禍の股関節の上辺りを直撃し、下腹から腹直筋上部まで、鍛え抜かれた災禍の腹が波打った。
すさまじい衝撃だった。
ピュッと災禍の臍の穴から液体が少量飛び出した。
透明なので血ではない。
腹膜から分泌する漿液だろうか……痛みが、そして痛みとは違う
「おっ……ぁっ……!」
災禍の膝がガクンと折れそうになった災禍の身体を通り抜けるように夏が動く。
パァン!
すれ違いざま、災禍の臍の下、下腹に張り手のような打撃が入った――。
「う゛おっ!」
プシャアアアアアアアアア!
災禍は盛大に失禁をしていた。
いやそれだけではない。
放尿しきったあと、膝をガクガクと震わせながら、ピュッと小便とはまた違う生温かい液体を陰唇から吹き零している。
下腹を引っぱたかれただけで、災禍は大量の潮吹きとは違う、女が最も感じたときにするといわれる“女の射精”をしているのだ。
……臍からまた、漿液が筋を引いて垂れ流れた。
「はーーっ……はーーっ……」
「どうだい? 臍を抉られ、腹ぁ二回ぶったたかれただけで、お漏らしして、逝かされた気分は? オマンコ、どうにかして欲しいかい?」
災禍は答えられる状態では無かった。
陰部が熱く疼いて体が震える。
アンドロイドレッグが不安定に滑り、汗が額から滴り落ちる。
夏は災禍の背後を取った。
夏の腕が災禍の腰に回り、背後から拘束する。
豊満な胸が災禍の背中に押しつけられ、熱い息が耳にかかる。
「ふふ、強がるんじゃないよ。お前の体がいまどうなっているか。よく分かってるよ」
夏の指が災禍の対魔忍スーツを滑り、性感帯を探り当てる。
乳首を優しく捻り、首筋を舐めながら、下腹部に手を伸ばす。
指先が秘裂をなぞり、クリトリスを優しく摘む。
「……やめ、ろぉ……これは組手なんかじゃないッ」
災禍の声はかすれていた。
義肢の足を制御できなくなるほど、意識が乱れていた。
乳首が硬く勃起して甘い疼きが広がる。
「あっ……くっ、こんなに感じてしまうなんて……体が、熱い……!」
彼女の腰がピクピクと震え、抵抗しようとする手が夏の腕を掴むが、力が入らない。夏は容赦なく刺激を続け、指を内部に滑り込ませる。
リズミカルな動きで内壁を擦り、災禍の体をさらに熱く溶かしていく。
「感じてるだろ? さて、アンタの意識がどこまで持つか試してやるよ」
災禍の秘部が蜜で濡れ、夏の指の動きに合わせて体が勝手に反応する。
「あぁ……んぐっ……だめ、こんなの……だめぇ!」
彼女の息が荒くなり、完璧な形を保った巨乳がぶるんと上下に揺れ、腰が前後にくねる。
快感の波が次々と押し寄せ、理性が溶けていく。
「あぁん……!」
またもやオーガズムの頂点に達した瞬間、視界が白く染まり、災禍の体が激しく痙攣する。
膝がおれるが、ギリギリのところで最後の力を振り絞った。
膣に溜まった蜜をブシュっと噴き出しながらも、腹筋に力を込めた。
ギリッっと歯を食いしばり、丹田に気を集中し、腰を捻って、後ろ蹴りを放った。
背後で好き勝ってしていた夏に一矢報いようとした蹴り技は――。
夏には届かなかった。
魂遁の対魔忍の手が、どこをどうしたものか……。
足を取られた災禍はまんぐり返しの状態で両足を百八十度開脚させられてしまった。
夏の足が自分の足に絡んでいる、夏の片腕も絡んでいる。
今の災禍が分かるのはそれくらいしかなかった。
(ああ!? 足を、極められてるッ? いや、股関節――抜け出さなければ――)
夏の手が災禍の膣口に容赦なく挿入され、災禍の思考は中断させられた。
「あひ――」
「そうだねえ五分間ほどあんたのオマンコ、ずぽずぽさせてもらおう。その後でも立っていられたら合格だ――おや、もう逝ったのかい?」
「嗚呼――――!!!???? アァァ痛ッッッッッ」
「思った以上にアクメ極めるのがはやいねぇ。可哀想だがこりゃ組み手だ。逝ってるときに股関節の力弛めたら、へし折るよ……はい、ズポ、ズポ、ズポっと!」
「んの、オアアァァ!! も、許して……お婆ちゃんお願い――ああ!!?? ソコ、ダメェェェェェェ!!!」
「全神経を下半身に集中してこの機械脚を動かしてみな。そうすりゃ強引にでも抜け出せるはずだ。でも股間に神経が集中すればオマンコの感度は増していく」
「ぐっ、ひっ、んああああ!!」
「ズン♪ ズンズン♪ ズン〇コ♪ 」
「くひぃ!!?!??!」
× × ×
――夢はそこで途切れた。
災禍はハッと目を開けた。
訓練場の床の上。
小太郎が心配そうに彼女の顔を覗き込んでいた。
すぐ傍らに、パワーレディが腕を組んで立っている。
「……若様」
声がかすれる。
体中が熱く、夢のせいで秘部が疼いていた。
夢の中の屈辱が、パワーレディとの模擬戦の疲労と重なって胸に突き刺さる。
その後、稲毛夏からはこうアドバイスされていたのだ。
「どんな状況でも機械の足を制御できるようになるまで、ゆっくり休むことだね」
災禍はゆっくりと上体を起こし、立ち上がる。
(夏さんの教えが……今になって身に染みるなんて)
彼女は小さく微笑んだ。
左眼の邪眼が、かすかに赤く輝く。
「次は、邪眼を発動したまま100%の身体操作をできるようにしておきます……パワーレディ。その時はもう一度、手合わせ願えますか?」
小太郎が驚いた顔をする中、
パワーレディが豪快に笑った。
「へえっ、やる気満々じゃねえか。いいぜ、秘書さん!」
「……元、です」