ってかこれは偶然なのか?もしかしてこのファン運営さん読んでくれてますか!?
変形を完了させたなかよしXは地上に着地した。変形を終えたのを目の当たりにした俺たちは驚きを隠せなかった。
「きゅ、球体から人型に爆裂フォームチェンジをしただと!?」
「あれが……なかよしXの真の姿……」
「かっ、かっこいいって一瞬思ったけれど……」
「設計図から見てたけど、案の定、形になっても……」
変形したなかよしXを見つめて4人は同時に呟いた。
「「「「よくよく見ると普通にダセー」」」」
ウルトロンやハルクバスターの様なイメージにしとけば良かったなぁ……
だが、なかよしXに異変が起きた。なかよしXの『X』部分が急に光始めた。異変を察知したミフユは操作リモコンをポチポチガチャガチャいじり始めた。
「あら、こんな機能までありましたの?」
「あっあれ?ちょ、くそっ!んんん!アキノさん!なかよしX制御不能です!!」
「えっ!?」
「えぇ!?」
《チェルポパチルレルレロ!》
なかよしは突然、腕を再びガチャガチャと変形させて『銃』の様な形に変化させた。何をするかと思った瞬間……なかよしXは変形させた両腕を学校に向けてエネルギービームを放った。ビームが当たった途端、学校は爆発を起こした。
ビィィィィ!!
ドッカーーーーーーーーーーーン!!
学校は崩壊し、瓦礫の山と化した学校を目の当たりにした俺たちは声を大にして驚いた。
「「「「あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」」」
爆風の土煙でむせながらもユニたちは未だに動揺を隠せなかった。
「お……おおおおおお……」
「ちょ、何!?何なの今の!?」
「ピィーッて!ピィーッて、なんか変な光線撃ったんですけど!?え、要りますアレ!?なんであんな機能付いてるんですか?」
「あー、アレは『ビームキャノン』だよ。魔王に1発お見舞いする為に俺の『カースド・ライトニング』をヒントに開発した───」
「「頭ちぇるってんのかぁぁーー!!」」
俺が淡々と『ビームキャノン』の説明をしていると、クロエとチエルに外履きの靴でスパーン!と引っぱたかれた。
「いててて……」
「自業自得だな。だが、分かるよフクヤマ氏。意義より情緒──その選択をぼくらは浪漫と呼んでいる。なかよしX、結構じゃないか名誉文系に認定してやろう」
「ホント!?あざーすっ!いゃ〜、考えた甲斐があったわ!」
「とか言ってる場合じゃないでしょ!。その浪漫あふれる文系光線で、いま校舎の一部メラついてンですけど……ま、放課後だし、人的被害はナシめっぽいけど」
「おおいかん、そうだった。未知また未知の連続に、年甲斐もなく、学術的浪漫が疼いてしまったよ。高速変形に照射兵器とはな……あっ、
「穿孔機……あっ、ドリルね!、あー!それなっ!頭に無かったわ!」
俺が頭をペシッと叩きながら悔やんでいると、メリクリウス財団はパニックに陥っていた。
「ミフユさん!?何なんですの、この状況は!?なかよしXは一体どうなってますの!?」
「こちらからの操作を一切受け付けません!まさか……暴走!?」
「だからアレもコレも付けるからこうなるのよ〜っ!」
「嘘にゃっ!ユカリもなんだかんだでノリノリだったにゃ!ちゃんと予算を出してるのが証拠にゃ!」
「どうしてかしら……その時の記憶がまったくないのよね……」
「おいっ!暴走気味なんだけど!?何があったんだ!?」
パニックに陥っているメリクリウス財団の元に俺は駆け寄り、原因を突き止めようとユカリに尋ねた。
「その原因が分からないのよ、アキノさんがやけに飲み物を勧めて来たのは覚えてるんだけど……」
「あー……あの時、あんた「なんでもOKよー!うへへへへ!」とか言いながらハンコをぽんぽん押してたもんなぁ……ビームキャノンがその証拠だし」
「嘘っ!?やだ、私そんな事言ってたの!?」
「確かに言ってたにゃ、めちゃくちゃリュウジくんに絡んでたにゃ」
「えっちょ!?タマキさん、それホント!?」
「うん、めちゃくちゃ酒臭かった」
「えぇー!ごめんなさい!ごめんなさい!」
なかよしXが原因不明の暴走に悩まされていると、バットタイミングでマザー・ヒルダが中庭にやって来た。
「あなたたち、何事ですか騒々しい。聖テレサの子女たるもの、いかなる時も平静を乱すものでは────んほおおおおお校舎燃えてるぅぅ!!な、な、何者ですか!?その鋼鉄の巨人は!?」
やべぇっ!
マザー・ヒルダの声が聞こえたのか、ピロピロと電子音を響かせながらなかよしXが話し出した。
《チェル……チェルルルルルル……》
すると、なかよしXはガシャンガシャンと歩き出し、マザー・ヒルダに向かい始めた。
「あれは……マザーの方へ向かっているぞ!」
「せんせー逃げて!めっちゃ逃げて!なかよしXがそっちに!」
マザー・ヒルダの前で立ち止まったなかよしXを見上げながらマザー・ヒルダは首を傾げた。
「なかよし……えっくす?」
《ハイ、なかよしXです。チェルーン☆》
なかよしXはウィーンと音を立てながらペコリとお辞儀した。突然の行動に俺達は首を傾げた。
「挨拶してる……?」
「良かったー、自律回路が働いた見たいだな」
「そのようですわね、他者の呼びかけに音声で対応、これぞ!おしゃべり機能(ちぇる語版)!そう、チエルさんからいただいたアイデアですわ!」
「ここチエルちゃんの『おしゃべりチエルちゃん』のアイデアだったの!?普通に音声対応する様にしたんじゃないの!?」
「違います全然違います!チエルの『おしゃべりチエルちゃん』はアレの7兆倍可愛いです!」
更に、ドヤ顔を決め込んだアキノは言い放った。
「加えてご覧あそばせ!クロエさんから着想を得たあのストリート色あふれる機体デザイン!」
「あのデザインはクロエちゃんから来たの!?」
「いやアレ、ストリートってか、控えめに言って下水道なんだけど。アレでウチから着想得たッつーなら、マジ名誉毀損で訴訟も辞さなめ」
「そしてユニさんの『ぷかぷかユニコプター』を回収して学んだ、仮想自我や自律運動も完璧に動作しているようですわね!」
アキノの言葉を聞いた途端、ユニは耳をピクっとさせて反応した。
「なに、聞いてないぞ。あの不幸な爆発事故から、ユニコプターの残骸を勝手に?ああいや、苦情陳情は後ほど財団の事務所に乗り込む事にしよう。今はまずマザーの保護を───」
怒りを心の底に押さえ込んだユニは心配そうにマザー・ヒルダを見詰めると、マザー・ヒルダはなかよしXに声をかけ始めた。
「こ、この巨人、公用語が通じるのですか……?こほん……そこの巨大な方!ここは神聖な学び舎です、すみやかに退去なさい!」
マザー・ヒルダがなかよしXにそう言い放つと、なかよしXはピロピロと音を立てながら話し出した。
《おしゃべり機能、実行。目標、マザー・ヒルダ。今日は一段とほうれい線が見事っすね、ウケる》
えっ……?
「はあああー!?」
なかよしXの唐突の暴言によりショックを受けたのか、メガネにヒビを入れながらガタガタ震え始めた。
「ああっ!?先生が!先生が突然の暴言にショックを受けてる!!」
だが、なかよしXは畳み掛けるように……。
《説教くそながババア、隙あらば自分語り、教科書のような教頭ポジ、娘自分が人生のピーク、余生は寂しく生徒いじめ、神の名のもとモラハラ三昧、主の導きはだいたい妄想》
「あば、あばばばばばば……がくっ」
余程こたえたのか、マザー・ヒルダはメガネに更にヒビを入れ倒れた。
「先生!先生〜〜〜〜〜〜〜〜!」
「ぶふっ……すっげー怒涛の毒舌ラッシュだな」
「何あのポンコツ、こわっ、脈絡もなくドチャクソ暴言ブッパしてくるじゃん。鬼か」
なかよしXの暴言を聞いた途端ドン引きしたクロエはアキノから耳を疑う事を聞かされた。
「ええ、慈悲の欠片もない、流石の切れ味でしたわ。それもそのはず、なかよしXの性格設定はなかよし部の毒舌担当、暴言女王クロエさんをモチーフにさせていただいたのですから」
「開発段階からなかよしXの性格が気になってたけど、やっぱり鋭いツッコミが出来るクロエちゃんをモデルにしたか」
「そうなんだ」
俺とアキノのやりとりを聞いたクロエは優しい顔をしながらミフユ、ユカリ、タマキに尋ねた。
「さーせん、メ団のねぇさんたち、ちょっと今更なんすけど、基本的なトコ一個だけ確認させてもらっていいすか。このお嬢と開発者アホなん?」
それを聞かれたメ団のねぇさんたちは……。
「そ……」
「それは……」
「2人とも完全に否定しきれないにゃ」
俺とアキノはクロエの話を聞いた途端、クロエやミフユ達に食ってかかった。
「おいっ!開発者に向かって誰がアホだ!給料減らすぞ!ヴィブラニウムと俺の戦闘データが備わった最高(自称)傑作だぞ!」
「そうですわよっ!誰が阿呆ですの!」
ギャーギャー喚く俺やアキノを他所に、ユニは目をキラキラさせながら呟いた。
「しかし諸君、ううむ、この事態は……どうだろうか。なかよしX──奴はなかなか度し難いぞ。なにしろ、ぼくの知性とクロエ君の攻撃性に、フクヤマ氏の戦闘データとヴィブラニウム鉱石、そしてチエル君のちぇるーんが一つになっているのだからな」
「いいけど、なんでちょっと血湧き肉躍ってんの、この人」
「てゆか、チエルの要素もうちょっとなんとかなりませんでした!?」
《チェ、ルーーーーーーーーーーーーーーーーン!》
突然、なかよしXは目を輝かせ、大声を出し、なんの目的もなく勝手気ままに破壊活動を始めた。
《チェルッパ、チェレリリ、チェルラレローーーー!!》
ドガーーーン!ドガーーーン!
破壊活動の騒ぎを聞きつけたのか、放課後に残っていた女子生徒達が中庭に避難して来た。
「ぷー……どうしますコレ、何気にヒト集まって来ちゃったけど」
「校内に残っていた生徒が、騒ぎを聞きつけて出てきたか。避難を呼びかける手間と時間が省けたとも言えるが、ここなら安全とも限らないのがままならないところだ。さて諸君、どうだろうか」
「いや、知んないけど……とりまあのしゃらくさいデカブツをブッ倒しちゃうのが丸なんじゃないすかね」
「そりゃーそーでしょーけどぉ!じゃあどうやって倒すんですかアレ!リュウジ先輩が開発したあんなめちゃめちゃ鉄の塊、か弱いうちらじゃ止められなくないです!?」
「大丈夫だ、ヴィブラニウムはヴィブラニウム製の武器なら効果はある」
ユニ達は横を向くと、メタルフィストを装備したリュウジと、剣を構えたアキノがいた。
「その通りですわ!、この不始末、私どもとメリクリウス財団が片を付けますわ!」
「おお!フクヤマ氏とアキノ君!」
すると、ミフユやタマキ、ユカリもやって来た。
「当然ね。このままでは聖テレサ女学院の歴史に泥を塗ってしまう」
「メリクリウス財団は実力派ぞろいにゃ!大船に乗ったつもりで見てるにゃ!」
「ミフユさん!、タマキさんも!」
「ふふっ、ここは大人のお姉さんたちに任せておきなさい」
「そしてウロボロスさんまで!!」
ユカリはクロエから呼ばれた途端、目を点にしてクロエに尋ねた。
「えっ……誰?、ウロ……え、なんて?」
目を点にしてるユカリにクロエはハキハキと答えた。
「ウロボロスさん、や、こないだリュウジが顔見知りになった理由聞いたんすよ、ウワバミを超える大酒飲みのウロボロスって」
クロエが訳を話すと、ウロボロスという単語を聞いたユニがメモ帳に記録しながら話し始めた。
「ウロボロス、伝承における、尾を噛む蛇。始原にして終焉、全にして一、無限と永遠。示すところは多様だが、酒豪の形容とまた新たな着想ではあるまいか……めもめも」
その当の本人のウロボロスさんは”あの日の出来事”を思い出したかのようにあたふた慌て始めた。
「……なっ何のことかしら……人違いだと思うわ。だって、ねぇ?流れってあるじゃない?止まっちゃったでしょ?ほら、みんな死んだ目で待ってる……違うのよタマキさん!。リュウジくんからもなんとか言ってよ!」
「別に何も言ってないにゃ。今さら言うこともないにゃ」
「あの日は完全に俺被害者だし、言われて当然じゃないっすか?」
緊張感ねぇなぁ、この面子……カズマ達とそっくりだわ。
俺はメタルフィストを装着させながら両手をゴキゴキと鳴らし始める。と、ミフユとクロエが構え始めた。
「鋼のリュウジが出張るなら、私も負けてられないわ!」
「か、かっけぇ……マジかっけぇすわ……」
各々戦闘態勢になると、先頭に立つアキノが剣に炎を纏わせながら構え始めた。
「さぁ、行きますわよ!。フクヤマさん、ミフユさん、タマキさん、ウロボロスさん!!」
「「「「おおーー!」」」」
俺とメリクリウス財団一行は一斉に駆け出し、なかよしXに攻撃を仕掛けようとした。すると、なかよしXがこちらに気付いた。
《チェルルルルルル……接近反応、五体、防衛行動を開始する》
なかよしXは俺達5人に向かって構え始めた。素早い動きでタマキが一番乗りで攻撃を仕掛けた。
「そぉーれ、喰らうにゃー!」
《対象タマキ、専用迎撃砲・タイヤキキャノン、発射》
攻撃を仕掛けてくるタマキに向かって、タマキの大好きな『たい焼き』を腕から発射させた。
「にゃにゃ!?たい焼きにゃ!?勿体ないにゃ!」
タマキは急ブレーキをかけてたい焼きにダイビングキャッチで飛び付いた。
《チョロ過ぎチェル》
たい焼きに気を取られたタマキは図星をつかれた。
「にゃふん!?や、やられたにゃ……」
余りの恥ずかしさに顔を隠したタマキを目の当たりにしたクロエはアキノに尋ねた。
「たい焼きキャノン、はぁ、何なんすかアレ」
「タマキさんが、「絶対に必要にゃ!」とフクヤマさんの反対を押し切って付けていた浪漫兵器ですわね」
「もう、何やってるのタマキさん!次は私が行くわよっ、なかよしX!」
タマキに代わって、今度はユカリが剣を構えながらなかよしXに向かって行った。すると、なかよしXは……。
《対象ユカリ、専用迎撃砲・シュワシュワスプラッシュ、発射》
なかよしXは大量のシュワシュワを出水させ、ユカリの全身を濡らした。ユカリはびしょびしょになりながら構えなおそうとした。
「えっあっわぷ!?ゲホッゲホッ、これは……だめっ!ああ〜、気分が良くなってきちゃう〜」
ユカリはシュワシュワスプラッシュを浴びるように浴びて泥酔した。
《秒殺、ウケる》
「ひっく……も、もう飲めない〜!」
ドサッ!
泥酔したユカリは大の字に倒れ、爆睡し始めた。チエルはそれを鼻をつまみながら見つめ、アキノに尋ねた。
「え〜と……今のは?」
「泥酔したユカリさんがフクヤマさんの設計図に落書きした浪漫兵器ですわね。なぜそれを真に受けて本当に搭載してしまったのか、今となっては私、反省しきりですわ」
「2人とも、だらしがないわね。でも、私にはそんな分かりやすい弱みはないっ!。さぁ、行くわよ!なかよしX!!」
ミフユは泥酔したユカリを飛び越え、槍をブンブン回転させながらなかよし部に突撃し始めた。だが、なかよしXは……。
《対象ミフユ。専用防御壁・ジュエルシールド、展開》
なかよしXはキラキラ色鮮やかに輝く宝石をこれでもかと言わんばかりにばらまいた。ミフユは光り輝く宝石に反応し、よそ見をしてしまった。
「え、宝石……?はっ!あれがあれば、学院への損害賠償を効率的に補填できる……!!」
ミフユは攻撃を中断し、意地汚い海賊のように散らばった宝石をジャラジャラとかき集め始めた。
《油断大敵チェル》
ビィィーッ! ドガーーーン!
「きゃぁぁぁっ!!」
宝石に夢中になっているミフユはなかよしXのビームが直撃してしまい、吹き飛ばされてしまった。吹き飛ばされたミフユを見たアキノはミフユに対して激を飛ばす。
「ああもう、はしたない拾い方をして何よそ見をしていますのミフユさん!こんなことになるなら、我が家の有り余った宝石を物置代わりのなかよしXに積んでおくべきではありませんでしたわ!」
「何やってんだよ!メリクリウス財団!ことごとくヘマしやがって!」
俺はミフユの次に突撃するつもりだっが、急遽変更し、どさくさに紛れて宝石を拾ってポケットをパンパンにしながらアキノに言い放った。
「いいけど、何あんたどさくさに紛れに宝石拾ってんのよ……」
「あの〜、こそ泥先輩は放っておいて。カッコよく出撃したメリクリちゃん達、存外テンポよく壊滅展開見たいですけど……大丈夫ですか?」
「「「きゅ〜……」」」
チエルは倒されたメリクリウス財団に指をさしながらアキノに尋ねると、アキノはうんうんと頷き、言い放った。
「なかよしX……思ったよりお出来になりますのね。やはり、なかよし部の4名の方々のアイデアに光明を見出した私たちの目に狂いはなかったということですわ」
《主砲、エネルギー充填》
なかよしXが再びビームキャノンの充填を始めると、チエルは慌てふためき始める。
「いやぁぁぁ!やばいですよ!あいつまたあの凄いビィーッってやつ撃つ気ですよ!」
「そのようですわね……この場は私が引き受けましょう。なかよし部のみなさま、今のうちにお逃げなさい」
アキノはなかよしXの前に立ち塞がり、剣を構えた。クロエも剣を抜き、構え始める。
「いや、1人じゃ無理でしょ、ウケる。むしろここはうちらが……」
「何をおっしゃいますの、クロエさん。私たちは天下御免のメリクリウス財団ですのよ?冗談もほどほどにしないと、こちらこそ───」
《目標アキノ。主砲、発射》
エネルギー充填が完了したなかよしXは、アキノに向かってビームキャノンを放った。
「ウケますわぁーー!おーっほっほっほっほっ!」
アキノはビームキャノンを剣で受け止めて防ぎ、踏ん張っていた。それを目の当たりにしたユニは、驚いていた。
「おおっ!すごいぞ!アキノ君がビームを受け止めている!」
「おめぇらもさっさと起きろこのポンコツどもっ!『ヒール』『ヒール』『ヒール』『パワード』『パワード』『パワード』!!」
俺はなかよしXの隙を突いて、やられたユカリ達に回復と支援魔法を放って復活させた。
「「「はぁぁぁぁぁっーーー!!」」」
「そして財団の仲間たちが、最後の力を振り絞って加勢に!これは絆の力、熱い展開、まさに青春そのものじゃあないか!」
いいえ、俺の魔法のおかげです。
ビームを受け続けているアキノは地面に足をめり込ませながらも言い放つ。
「さっさぁ、なかよし部のみなさん……!今のうちに、お逃げなさい!」
ビームの高熱で剣を赤く光らせ、アキノの顔が歪み始めた。指示された俺たちは、顔を見合わせる。
「……つってるけど、どーする?」
「ここで逃げたら人としてどーなんだろうな」
「然り、ぼくは今、彼女らに触発されている。諸君、我々も熱い展開を始めるぞ。あのガラクタゴーレムをぶっ潰すのだ」
「ま、いいけど何でも。別に最初からそのつもりだったし」
「なかよし部、活動開始ですね!ちぇるーん☆」
「みなさま……」
すると、アキノに放っていたビームは撃ち終えたのか、威力が下がって行き、途切れた。
「お、ナイス、敵のでっかいビーム途切れたじゃん。したら行きますかぁっ!」
「メリクリちゃん達は少し休んでて下さいね!……次またビィィーッってやつ来たら防いでもらいますんで」
「うしっ!こっからが本番だ!行くぞっ!」
俺はメタルフィストをガチンガチンと拳を合わせ、なかよしXに再び構えると、興奮し続けているユニは叫び出した。
「さぁ、青春だ!ユニちゃんズ、いざ突撃!!」
俺たちは、メリクリウス財団に代わってなかよしXに攻撃を仕掛け始めた。
ウマ娘(JAPANWORLDCAP)書きたい、ダンまちクロスも書きたい、スライム300年のクロスも書きたい、あぁぁぁっ!働きたくねぇっ!けど二次創作じゃ食ってけねぇっ!詰んだー。