俺は何も知らないフリをしながら学院の校門にはいると、大勢の女子生徒が朝から騒いでいた。その群れの一番後ろにいたユニ、クロエ、チエルが俺を見付けた途端、俺に駆け寄って来た。
「フクヤマ氏!なんだねアレは!?」
「ちょっとリュウジ先輩!アレはヤバいですよ!アレは教育上絶対NGっていうか、人間としてNGですって!しかもこんな朝っぱらから!!」
「ねーあんた、今度はマジ何したの?なんなのアレ?」
はいはい、知ってますよー。
俺はすっとぼけながら3人に応える。
「なんだよ朝っぱらから、何の話だよ」
「とぼけるんじゃあないよ。あの映像は君の仕業だろう?」
「見損ないましたよ!チエルは先輩がこんな汚い手を使うなんて、あっ!チエルに触らないで下さい!変態が移ります!」
変態は移りません。
「さっきからわーわーやかましい。3人して何の事言ってんだよ」
「アレよ、アレ」
クロエが指で指した方向には、巨大なモニターに昨夜のセレスディナの醜態が映されていた。だが、俺は知らないフリを貫き通す為に芝居を始めた。
「なんじゃありゃ!?」
「え?アレ君の仕業じゃないの?」
「つーか、セレナの後ろに居るの女じゃん。どこ見たら俺なんだよ」
「そこですよ!どーせ先輩覗いてとーさつしてたんじゃないですー!?サイテーですよ!」
壁一面にセレスディナの裸体やお着替えの流出映像を目の当たりにしていると、セレスディナが校門から取り巻きと一緒に物凄い勢いで走って来た。
「鋼のリュウジィィィィィ!!」
セレスディナは息をゼーゼーと切らしながら俺に駆け寄って来ると……。
「はあっ……はあっ……止めろ、はあっ……はあっ……あの映像を止めろ!どーせお前の……はあっ……仕業……だろ?」
めちゃくちゃゼーゼーはぁはぁ言ってるんですけど。
「おいおいセレナ先生、朝からランニングだなんて関心するな」
「てめぇ……はぁっ……すぅ……はぁーー……。あの映像をどこで手に入れた。なんであの時の事がここで流れてんだよ!?消せっ!消せよ!?」
「何言ってんだ?俺は何もしてねぇぞ?見ろよ、お前の体まさぐってんの女じゃねぇかよ。何でもかんでも俺のせいにすんじゃねぇっ!」
全部俺の仕業でーす!バーカ!
俺がセレスディナに攻め寄ると、セレスディナはだんだん涙目になりながら俺に掴みかかる。
「おばえじゃないならアデはだでだんだよぉっ!消じでっ!ごのままじゃあだじ街歩げねぇじゃねぇがよっ!!げじでよ゛ぉ゛っ!」
ぐしゃぐしゃに泣きながら俺を揺さぶる姿を見たユニ、クロエ、チエルはボソッと呟いた。
「ガチ泣きじゃん」
「大の大人が年増の行かない学生の目の前で号泣とはな、世の中分からないものだな。端的に換言すれば、ちょっと哀れ」
「そーですねぇ。さすがのチエルもこれはちょっと同情します」
俺は号泣しているセレスディナを振り払うと、セレスディナは転んだ。すると、セレスディナは騒ぎ出した。
「ぢぐじょっ!もうゆるざねぇがらなっ!お前らっ!校門の門を閉めろ!コイツらを逃がすなっ!」
「はいっ!セレナ先生様!」
取り巻きの女子生徒達は校門の門を締め始め、俺達を閉じ込めた。その間、セレスディナは映写魔導具をメイスで破壊し、映像を止めた。
「あちゃー、メソメソ泣いてるだけかと思ったんだけど、ヤバいな」
「まずいですよリュウジ先輩!チエル達囲まれちゃいますよ!?」
「それは不味いな、ここは一旦逃げる事にしよう」
「んじゃ一旦逃げますか……」
俺達は学院に向かって走り出すとセレスディナはメイスを叩き付け、生徒達に指示を出した。
「追えっ!ヤツらはもうこの学院からは出られないっ!」
「はいっ!セレナ先生様!」
生徒達は俺達を追って校内に入って来た。俺は走りながら通信魔石でカズマに応援を求めた。
「カズマ!カズマ!聞こえるかっ!?聖テレサ女学院に応援要請!応援要請を要求するっ!」
ザーザー!
通信魔石からはノイズの音しか聞こえてこず、カズマから応答がなかった。
「ったく!こんな時に誰も出ねぇのかよっ!」
《ぽーん!校内から強力な『通信妨害』、『転送妨害』の結界を感知。通信魔石とテレポートが使えません!》
ハーレイの言葉を聞いた途端、俺は騒ぎ立てた。
「はぁっ!?妨害!?なんだよそれっ!?」
「フクヤマ氏、恐らくテストなどで使用する妨害結界が張られたのだろう、テレポートも通信魔石は使えない」
そういえば、テストの時先生がカンニング防止として、通信魔石は使えないって言ってたな!?
「仕方ねぇ、このまま象牙の塔に立てこもって体勢を───」
「行かせませんよ?ユニちゃんズの皆さん」
廊下を曲がると、そこにはマザー・ヒルダが立っていた。だが、マザー・ヒルダが傀儡化した事よりも、クロエとチエルは同時に突っ込んだ。
「「ユニちゃんズじゃねぇーし!」」
「いや、そこじゃないでしょ。マザーも他の子たちと同じってところが大事でしょ」
「なんです?この私に歯向かうというのですか?それはすなわちセレナ様に歯向かうという事です。そうだとしたらそれ相当の処罰を受けて───」
「長い『チャーム』!!」
俺はマザー・ヒルダにチャームを放ち、マザー・ヒルダをコントロールする事に成功した。急に大人しくなったマザー・ヒルダを見たクロエとチエルは首を傾げる。
「なんか急に大人しくなったんだけど?何?また魔法?」
「あのせんせーが急に静かになるとなんか不気味ですね、大丈夫ですか?」
「フクヤマ氏、それは女夢魔がよく使う『チャーム』という魔法だな?なぜ人間の君がそんな魔法を覚えてるのかね?」
「まぁ、たまたま他の冒険者が覚えてたんだよ。さて、ここからはマザー・ヒルダに頑張って貰うか……マザー、ここを守れ!」
俺がマザー・ヒルダに指示すると、マザー・ヒルダは前に出始めた。マザー・ヒルダは突然魔法を放った。
「『ボトムレス・スワンプ』!!」
マザー・ヒルダは廊下を沼のうにドロドロにさせて追っ手の生徒達を足止めさせた。だが、セレスディナは直前に止まって難を逃れていた。
うおっ、流石お嬢様学校の教師だな、威力がすげぇ……。
「今のうちだ、象牙の塔まで逃げるぞ!」
戦い始めたマザー・ヒルダを背に俺達は象牙の塔に向かった。
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象牙の塔に辿り着いた俺達は、ドアに鍵をかけてバリケードを作り、なかよし部緊急会議を始めた。
「では、これよりなかよし部緊急会議を始める。今現在、暴れ始めたセレナ教諭が問題なのだが」
「それ、あの人ホントにせんせーなの?段々怪しく思えて来たんだけど?あの人来てから学院中おかしくなったし」
「ですよねー、他の子たちもセレナせんせーセレナせんせーってベッタリですもんね、リュウジ先輩がぶん殴っちゃいましたけど、あっという間に怪我治して次の日にはまた来ましたもんね。あの人タフすぎですよ?」
俺は腕組みをして考え込んだ。
不味いな、3人ともセレスディナの正体に気付き始めた。けど、どーする?バラしてしまうか?だけど、セレスディナはこの学院に呪いを掛けたって言うしヘタに動けない……それにセレスディナを止めるにはまず傀儡化した全校生徒を何とかしないと……。傀儡化……傀儡化……そうだっ!
「ユニ、傀儡化を解除するポーションはいくつ作れた?」
「あーアレかい?そうさな……100本弱だろうか?」
「全校生徒分足りるかな?」
「いや、全然足りないな。材料は足りるのだが、なにぶん手が足りない。手伝ってくれる人が居ればなんとかなるのだが……」
手が足りないか……あっそっか!
腕組みを解いて指パッチンをした。
「よしっ、いい案が思いついた」
「む?フクヤマ氏、何か思い付いたのかね?」
「それで?どーすんの?」
「ああ、作戦はこうだ。なんでも出来るチエルはユニと一緒にポーションの作成に当たってくれ、クロエは出来てるポーションを持って他の生徒達にかけまくれ!生徒達はセレナに操られてるからまずは生徒達を解放させよう」
「分かりましたっ!チエル頑張りますね!」
「では、チエル君。手伝ってくれたまえ、クロエ君はこのポーションを持って生徒達にかけまくるんだ」
「りょー。そんで?あんたはどーすんの?」
クロエが俺に顔を向けると、俺は窓の外を覗いた。外には、セレスディナが1人で陣取っており、生徒達は象牙の塔を包囲していた。
「クロエ、見てみろ」
「ん?……うわぁ……囲まれてンじゃん」
「だけど相手はお嬢様、モンスターに比べれば軽いもんさ」
「まぁね、んじゃ、やりますか」
俺とクロエはバリケードを退かし、支援魔法を掛けてからドアを開けると5人の生徒がいた。
「出てきましたわっ!さあっ、観念なさい!」
「大人しくしてればセレナ先生様は───」
「ごめんね、ここは俺じゃなくて、あの子が相手するから」
俺は高く飛び上がって生徒達を飛び越えた。その隙に物凄い勢いで駆け寄ってきたクロエは生徒達にポーションをかけた。
「あっあれ?、何故わたくし達はここにいるのでしょうか……?」
「そっそうですわね?何故いるのでしょうか?」
正気を取り戻した生徒達を見たクロエは生徒達に指示を出す。
「話すと長いから縮めるケド、アンタらは今からユニパイセンの手伝いをしてくれる?」
「ユニ博士のですか?」
「まさか、ユニ博士のお力になれるなんて……」
「そーいうの良いから。早くしてくんない?テレ女が危ないんだから」
「学院が!?」
「何があったか知りませんが、学院の存亡がかかる事態なのですね?分かりました。わたくし達はユニ博士のお手伝いに加勢します!」
「頼んだよ。指示はユニパイセンから聞いて」
「「「「「はいっ!」」」」」
傀儡化を解かれた5人の生徒達はユニの部屋に入り、傀儡化を解除するポーションの作成を手伝い始めた。その間俺は階段を駆け下りて外に出ると、あっという間に囲まれた。
「おっとっと、これは凄い人だな……香水の匂いがプンプンする」
俺は構えると、後ろからクロエがやって来て加勢し始めた。
「ここにいるって事は解除出来たんだな?」
「まぁね、えっ待って、これウチ1人でやんのしんどくない?」
「頑張ってくれよ。臨時ボーナス弾むからさ」
「その言葉、絶対忘れんなし」
「はいはい、ここは任せるよ?それと、クロエ。このメモ渡しとくわ」
「メモ?」
俺はクロエにメモを渡し、再び高く飛び上がって一気にセレスディナの目の前までジャンプした。
「よお、待たせたな」
「とっととケリ付けようぜ、ぶっ殺してやんよ!」
セレスディナが、手を振りかざした瞬間。
「待て、お前に見せたいもんがあんだよ」
「あぁん!?なんだよ!?」
血走った目をしたセレスディナが俺に聞いてくると、俺はポケットから小型水晶玉を取り出した。
「セレスディナ、俺と取り引きしねぇーか?」
「取り引きだと?」
「ああ、コレはお前の裸体を録画した本体の水晶玉さ、お前が壊したのはあくまでも複製品。いくら破壊したとしてもコレさえあればいくらでも複製出来るって訳さ」
俺の言葉を聞いたセレスディナは顔を青ざめながらプルプルと震え出す。
「じゃ、じゃあ……あの時の女は……やっぱり!!」
「そう、俺だよ……」
俺は変身スキルを発動させて、あの時のスタッフに変身した。
「いやぁ、あんたの体は中々だったぜ?危うく童貞あんたにくれてやる所だったよ。まさか復讐の力はあんな場合でも返ってくんだな?」
ニヤニヤと説明すると、顔を真っ赤にしながらセレスディナは。
「てってめぇ!こう見えてもあたしだって純潔を守り通して来たんだ!お前みたいなヤツに……あたしは、あたしはぁぁぁ!!」
「で、どーすんの?取り引きすんのか?しないのか?しないと言うなら更に他の街に流すし?」
悪魔の顔をしながらセレスディナに提案すると、セレスディナは睨みつけながら俺に掴みかかる。
「何が、何が望みだ!?ええっ!?応えろ!?」
「おいおい、俺にそんな態度取るのか?おい、ハーレイ」
《ぽーん!オーエド、紅魔の里、アルカンレティアに流出する複製品が完成しました。いつでも再生可能です》
「やめろ!頼むっ!やめてくれ!これ以上流すなっ!?お前それでも人間……ああ、お前元々魔王だもんなぁ……」
「じゃあ態度を改めるんだな。どーする?取り引きすんのか?」
「するっ!するから!するからもうやめて!望みはなんだよ!」
両膝を付きながらえぐえぐと泣くセレスディナを見ながら俺はヘラヘラと笑い、取り引き内容を答えた。
「1つ、この学院にかけた呪いを解くこと。2つ、もう二度と王都や聖テレサ女学院、俺達Adventuresに近付くな」
「わ、分かった。やるから、なっ、それを先に渡してくれっ!」
「ダメだ、先にこの学院にかけた呪いを解け。脅しじゃねぇぞ?」
「ひいっ……待っ待て、早まるな!」
「今すぐやれ」
「分かった!分かったから!」
そう言うと、セレスディナは巨大な魔法陣を描くと、解呪魔法を唱えて聖テレサ女学院にかけた呪いを解呪した。
ホントに呪いを掛けてたんだな、危なかった……。
「ほ、ほらな?解呪したろ?な、もういいだろ?ソレを渡してくれっ!」
「良だろう、これ持ってさっさと出てけ」
本体の水晶玉を渡す瞬間、セレスディナが言い放って来た。
「それじゃあ和解って事でいいよな?」
「おう、俺はここさえ守れればそれで良いからな。あと、魔王にも伝えとけ、断るってな?」
「分かった。魔王にも報告するし、今すぐここから出てく。これでいいな?」
「うん、それよりお前の本当の狙いはなんだったんだ?なんでこんな回りくどい事をする?」
セレスディナは観念したのか、座り込んでキセルを取り出して吸い始め、愚痴を零し始めた。
「回りくどい事をしたのは色々事情があるんだよ。それもどうでもよくなっちまったけどな。あーあ、気が重いねぇ……。ウイックとダニエルに啖呵切って来たんだけどよぉ……。あんたはこれでいいかもしれないが、魔王軍の長だったあんたなら、あたしの気持ちも分かるだろ?」
コイツの立場は参謀、寝る間も惜しんで考えた策略が潰されたんだ、しんどいに決まってる。
「まぁな、俺の時は大半俺が考えた策略に指示を出してたからな。気持ちは分かる」
「これであんたはもう、魔王軍に狙われる事もないだろ。どーする?ついでにここの教師達の傀儡化も解除しておくか?」
「ああ、頼む」
セレスディナは面倒くさそうに煙を吐き、そして再びキセルを咥え。
「はぁ……少しは感謝しなよ?さっきの取り引きに入ってねぇんだからな?」
「はいはい、ありがとさんね…………あっ!!」
しまった!!
「……言ったな?」
セレスディナが、俺の方をには目も向けずふうっと煙を吐き出しながら呟いた。
「いやいや、流石は魔王まで上り詰めた男だよ。ここまであたしを追い込んだヤツは、お前が初めてだ」
コイツ、さっきのは嘘泣きだったのか!?このクソアマ!!
「本当の狙いを知りたかったんだろ?よしよし、いくらでも教えてやるから感謝しなよ?聞かれたら答えないとな。お前が聞いたんだから、これも貸しだからな?」
声が、体が、言う事を効かねぇ。なんというか、意思に反して鈍いと言うか……。
セレスディナは俺の方を向いて、口元に勝ち誇ったような笑みを浮かべて。
「実はな?あんたを引き込むか、もしくは殺す。それが1つの目的。そしてもう一つは、この聖テレサ女学院は貴族のお嬢様が多いだろ?そこから徐々に広めて行き、王都の貴族を支配しようとしたのさ。そうすればいずれ”ベルゼルグ城”まで辿り着く事を計算してな?ここまで言えば、分かるだろ?そーさ、あたし本当の狙いはアイリス王女だったのさ」
コイツ……本来の目的は、アイリス王女だったのか!?
「アイリス王女を知ってるんだろ?いくらガキでもこの王都では最高権力者だ。ソイツさえあたしの支配下におけばどんな勇者候補だって一網打尽さ。そして、乗っ取った城は魔王の娘が入るという事になってたのさ」
ヤバい、コイツ、アイリスを使ってチート使いを抹殺するつもりだったのか!?ダメだ……意識が……。
「そろそろ限界かな?ちなみにこの力は呪いじゃないのは理解してるだろ?どんなヤツでも抗う事など出来はしない。あんた程の男でも絶対にね。でも安心するといい、本当に嫌な命令には激しい苦痛を伴うが抗う事も出来る。どうせあんたの事だ、大人しくしてるはずもないだろうからな。さぁ、あんたがらあたしの命令にどこまで抵抗出来るか見せてもらうよ……」
楽しそうに言うセレスディナの声。それを聞きながら俺は遂に抵抗出来なくなった。そして最後に、セレスディナの囁くような声を聞いた。
「さぁ、正義を司る魔王よ、あたしの為に働いてもらうよ?お前が受けてきた屈辱、理不尽、不当、嘲り……思い出せ。お前は魔王だと言うことを……。さぁ、もう我慢する事はない、復讐しよう!!」
…………。
────────────────────────
傀儡化を解除したクロエが俺の方に向かって走って来た。クロエはセレスディナ様に少し警戒しつつも近付いてくると、俺を連れて行こうと手を出してきた。だが、俺は……クロエに手をかざした。
「俺に気安く触んじゃねぇよ、ぶち殺すぞ」
「えっ……」
クロエはとてつもない殺気を感じ取り、咄嗟にバックステップをして距離を取った。そんなクロエを、セレスディナ様は実に楽しげに。
「この男はね、もうこの学校に帰りたくないんどとさ。あたしの仲間になったんだよ。そうだろうリュウジ?さぁ、そいつに言ってやんな!」
その”セレスディナ様”の言葉に、俺は。
「俺、こんな学校辞めて今日からレジーナ教に入るわ。これからはセレスディナ様と共に行動する。だからほかのみんなに伝えとけ」
そう言い放ち、俺はセレスディナ様と共に学校から出て行った。