※この作品はR-18です。

この元魔王に素晴らしい祝福を!改訂版   作:ボトルキャプテン

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ミツルギ&ゆんゆんと戦います!ネタのストックに余裕が出来たので奮発更新します!


15 結成!Adventures!!

カツラギと名乗った男にカズマは事情を説明すると急にカズマの胸ぐらを掴んで激昴しだした。

 

とこぞのアクシズ教徒か?随分アクアにお熱じゃないか、可愛い女の子連れてる癖に……こんな駄女神のどこがいいんだか……物好きがいたもんだな

 

「ありえないそんな事!キミは一体何考えているんだ!?えぇ!?女神様をこの世界に引き込んで?しかも、今回のクエストでは檻に閉じ込めて湖に浸けただと!?バカなのか!?バカなのか!?」

 

アクアは慌ててムツルギを宥めようとした。

 

「まぁまぁ落ち着いて!、私も何気にこの世界楽しんでるし?今回のクエストの報酬全部くれるって言うし?100万エリスよ!100万!!」

「アクア様!?たった100万の報酬で丸め込むなんて……きっさまぁぁ!!許さん!!」

「うわぁめっちゃ怒ってんじゃん、ってかアイツちゃっかりブルータルアリゲーターの討伐報酬の分も含めてねぇか?」

 

《リュウジ様?とりあえず止めた方が宜しいかと、この男と紅魔族の子はなかなかの手練の様ですよ?幸いにあの男はアクア様を溺愛しているようですし、上手く和解すれば戦力になりそうですよ?》

 

(まぁ同じ転生者なら話せば分かると思うけどよ、この状況で話し聞いてくれるとは思えないなぁ、とりあえず落ち着かせるか)

 

「おい、マツラギくんよ、俺達は無理矢理やらせた訳じゃないんだぞ?ひょっこり現れたモブキャラがししゃり出てくんじゃねぇよ!」

「ミツルギだ!! もっモブだと!?キミ達!アクア様は女神なんだぞ!?こんな不当が許される訳がないだろ!!それとアクア様、ちなみに今はどこに寝泊まりしてるのですか!?」

 

アクアはあっけらかんとトツルギに答えた。

 

「え?何処って大きな屋敷だけど?」

「あっ……そう……ですか」

 

カズマの胸ぐらを掴んで持ち上げて振り回すモツルギ、かなりご立腹のご様子、するとダクネスがポツルギの腕を掴み、めぐみんは杖を地面に置いて変なポーズを構えた。

 

「貴様、いい加減にしないか!失礼にも程があるだろ!」

「そうです、そろそろいい加減にしないと爆裂魔法をぶち込みますよ?ゆんゆんも勝負は目に見えてるのでその男を連れてさっさと帰って下さい」

「クルセイダーにアークウィザードだと?随分上級職が多いじゃないか、そっちの鎧のキミはルーンナイトか?」

「ひどいめぐみん!今日は勝負するまで帰らないんだから!」

 

荒ぶるゆんゆんと名乗る子、そしてピュツルギは今度は俺に喰ってかかる。

 

うわぁ……飛び火したぁ

 

「俺?俺は冒険者だけど?」

「ぼっ冒険者だと!?冒険者なのにそんな重装備なのか!?」

「おい、俺のクラスに文句があるなら聞こうじゃあないか」

 

俺がピキっとイラつくとクリスが宥める

 

「リュウジ?めぐみん見たいに言わないで」

「ケンカはダメですよ?えーっとカツラギさん」

「盗賊に、マジックショップの店主さんまで、随分キミは綺麗で可愛い子達を連れてるじゃないか?、なのにサトウカズマはアクア様をこんな扱いするなんて恥ずかしくないのか!?」

 

あーもうめんどくせぇ!!ぶっ飛ばしたくなる!!

 

「お前に関係ないだろ、忙しいんだから今度にしてくれ」

「ならキミ達、こうしよう!ボクのチームに入って共に魔王軍と戦おうじゃないか!なんならカズマと鎧男以外の装備も新調しよう!」

「おいコイツ話聞かねぇぞ!?」

「カズマさーん!この人ガチで引くんですけど!私が転生させといて言うのもなんですけど生理的に気持ち悪いんですけど!?」

「リュウジ〜どうするの?このままだとケンカになっちゃうよ?」

「めんどくせぇ……」

 

おいおい、タッグマッチになっちゃうじゃねぇか

 

「なぁカズマ、めんどくさいから俺がやっていいか?」

「まぁまぁリュウジ、ここは 俺に任せとけ」

「カズマがやるなら仕方ありませんね、ゆんゆん、相手をしてあげますよ、けど魔法は使いません、体術で勝負しましょう」

「いいわよ!、今日そこ負けないんだから!」

 

おっ?2人共随分自信たっぷりじゃないか、やる気満々だし、何か策でもあるのかな?

 

「よし、ならサトウカズマ、アクア様を物で連れて来たんだろ?ならボクが勝負に勝ったらアクアはもら──」

「よし乗った!行くぞぉぉ!」

「ゆんゆん覚悟!」

「ちょっめぐみん!?不意打ちなんて卑怯よ!?」

「うわっちょ待って!」

 

コイツら……!!話してる途中で仕掛けやがった!!

 

「あはは、なんか始まっちゃったね」

「もう、好きにさせとけよ」

「あっあの!カズマさん、ケンカはダメですよ!」

「ウィズ?好きにさせてやりな?やらせとけば気が済むだろうし」

 

 

カズマはショートソードで牽制しながら得意技をミツルギに披露した。

 

 

『スティール!!』

 

「あっ勝負あったな」

「リュウジどういう事?」

「クリス、カズマの手を見てみな?」

「あっ!なるほどね」

 

俺はクリスにカズマの手を指を指した。その手には魔剣グラムが手にされていた。

 

「ちょ、重い!!」

 

ガン!

 

カズマはグラムの重さに耐えきれずそのままミュツルギの頭にぶつけた

 

「あだ!!」

「ミツルギくん!?」

「余所見とは随分余裕ですね?スキあり!!」

「ずるい!めぐみんはいつもずるい!」

 

ミツルギが負けたのに気を取られたゆんゆんをすかさず押さえ込んで胸を引っぱたき始めた。

 

「なんですかこの胸は!?また育ったのですか!?どれだけ育つんですか!?」

「いたいっ!いたいから!自分が育たないからって当たらないでよ!」

 

「………………」

「鼻の下伸ばしてんじゃねぇよカズマ」

「しっしてねぇし!」

 

顔を真っ赤にしながら否定するカズマを無視して俺はミツルギに言い放つ

 

「まぁ、とりあえず……勝負ありだな、魔剣なしのメツルギ!」

「魔剣のミツルギだ!」

「武器がなければ勝負にならんなトツルギ!」

「ミツルギだぁぁ!」

「どっちでもいいよ、この魔剣は貰ってくからな?」

 

ズルズルと魔剣を引きずるカズマを半べそで引き止めるミツルギ。

 

とてつもなくみっともない

 

「魔剣を…魔剣を返してくれ!魔剣がないとボクは何も出来ない!」

 

コイツなんて言った?

 

「おい、お前、魔剣がないとダメなら魔剣を持つ資格はないぞ?」

「なっ、資格がない……だと?」

「お前ソードマスターなんだろ?なら魔剣じゃなくても強いだろ、顔洗って出直してこい!!」

「リュウジの言う通りだぞ!」

「そーだそーだ!なんかよくわかんないけど帰れ帰れ!」

「ミツルギくん……」

「ゆんゆん、今日も私の勝ちですね、おとといきやがれです」

 

ダクネス、クリス、めぐみんはミツルギとゆんゆんに追い討ちを与えた。

 

「カズマー、とりあえずギルドに報告しに行こうぜー」

「おーう、これ重い……」

「ごめんなさい!ミツルギくんの魔剣だけは返して下さい!」

「はい?ゆんゆんは何を言ってるんですか?これはもうカズマの物ですよ?、カズマ?この子にもお仕置が必要な様ですよ?」

「よし!めぐみんの許可が降りた!俺は男女平等主義だ、公衆の面前で俺の『スティール』をお見舞いしてやろうか?ぐふふふふふふ……ほほほーれほほほほーれ」

 

カズマはいやらしい手つきでゆんゆんに威嚇し始めた。

 

その手の動きヤバいんだけど……。

 

「いやぁぁぁぁ!今日の所は私の負けでいいからぁぁぁうわぁぁぁぁん!!」

「あのさ〜こんな事言いたくないけど、カズマくんって変態だよね」

「カズマさん……」

 

 

ゆんゆんはハッツルギを置いてに逃げていった。

クリスとウィズは呆れたようにカズマを見つめる。

 

「カズマ、お前いずれ婦女暴行で捕まるぞ?」

「ふんっ!俺は女にだってドロップキックをかませる男だぞ?」

「俺もジャーマンスープレックス出来るわ」

「カズマとリュウジは女の子をなんだと思ってるんですか!?」

「ねぇリュウジ、それ本気で言ってるの?」

 

「「ヒロインでなければだだの人」」

「この男共は!」

 

めぐみんに呆れられるカズマは魔剣グラムをズルズル引きずって持ち帰ろうとしているとプルコギはしつこく言ってくる。

 

「待っ待ってくれぇ!」

 

「まだいるよこの人、流石に女々しいなぁ、リュウジ、ちょっと懲らしめてやってよ」

「はぁ……やれやれ……ふん!」

 

リュウジはミツルギの顔面に寸止めパンチを繰り出した。俺の拳圧はミツルギを突き抜けて後ろには爆風が立ち込め、ミツルギは唖然としていた。

 

「言っとくが、俺は”ワザ”と冒険者になったんだからな?本気になりゃどんなクラスにだってなれんだよ」

「あっ……あっ……」

「もう勝負は着いた、武器取られた時点でお前の負けなんだよ!いーか?この異世界の勝負に卑怯もへったくれもねぇんだよ!綺麗事並べてんじゃねぇ!この負け犬が!」

 

ミツルギはその場で項垂れ始めた。

 

チートに頼りすぎるとろくな事がないって事を教えとかないとな、ベテラン転生者からのアドバイスだ。

 

混沌(こんとん)の魔剣ストームブリンガーが懐かしいなぁ

 

「あースッキリした!みんなでギルド行ったらご飯たべないか?」

「うん!お腹すいたわね!」

「………………」

 

(チャンスはここしかねぇか……)

 

盛り上がっているカズマ達と歩く俺はチラッと振り返り、項垂れてるミツルギを見つめ直した。それを見ていたクリスとウィズが俺に尋ねる。

 

「リュウジさん?どうしました?」

「いや、あの男を仲間にしようかなと思って」

「リュウジのパーティーに入れるって事?」

「いや、それは……、カズマ?先にギルドへ行っててくれ」

「おん?リュウジどうした?」

「さっきの2人を呼んでくる」

 

聞こえてのかめぐみんは俺に異議を申し立てる

 

「リュウジあの男とボッチを仲間にする気なのですか!?」

「いや、後で説明するから、先に行っててくれ」

「んー分かりました」

 

────────────────────────

 

俺はカズマ達をギルドに先に行かせて、ミツルギの前に立った。

 

「おい、ミツルギ」

「キッキミは……」

「さっきは悪かったな、俺の名前は福山龍二、リュウジと呼んでくれ、お前はゆんゆんとコンビなのか?」

「あっああ、ボクにまだ何か用かい?」

「ああ、2人に話しがあるからゆんゆんを連れてギルドに来てくれ、今金はあるか?」

「ある事にはあるがそれが何か?」

「今すぐ武器屋に行って代わりの剣を買ってこい、魔剣グラムは俺が取り返しといてやるから」

「ホントかい!?」

「おそらくカズマは魔剣を売り払うだろうからその前に買い戻せばいい、ほら早くゆんゆんを連れ戻して来い」

「わかった!ギルドで待っててくれ!」

 

ミツルギは立ち直り、ゆんゆんを探しに向かって行った。

 

「よし、これでいいな、俺もギルドに行くか」

 

俺はギルドに行くとカズマ一行、クリスとウィズが席に着いて待っていた。

 

「あっ!戻って来た」

「おー、リュウジ!待ってたぜ!」

「なぁカズマ、悪いんだけどさっきの魔剣を俺に売ってくれないか?」

「え?この魔剣か?」

「ああ、その魔剣はあいつ専用のチートアイテム、カズマには使えないんだろ?」

「アクア、そうなのか?」

「ええ、魔剣グラムはその人専用のチート武器だからカズマが持って使ってもちょっと斬れるくらいの力しか出ないわよ?」

「ふーん、そうなのかぁなら持ってても意味ないな」

「魔剣グラムを1000万エリスで売ってくれないか?」

 

その話を聞きながらシュワシュワを飲んでいるクリスは急に吹き出した。

 

「ブッーーー!リュウジ何言ってるの!?無駄遣いしちゃダメって言ったでしょ!?」

「ちげーよ、魔剣をミツルギに返すんだよ、けどアイツは今のままじゃダメだから俺が頃合を見て返す」

「そうなの?まぁ理由があるなら止めないけど?」

「んー、わかった、リュウジに売る!」

「あんがとよ、今日は俺がブルータルアリゲーターの報酬で奢るからよ」

「ホントか!?ゴチでーす!」

「リュウジは太っ腹ね!有難く頂くわ!」

「リュウジが奢るなんて訳ありですか?」

「まぁ、めぐみん今に分かるよ」

 

「リュウジ!待たせて済まない!」

 

俺がカズマから魔剣を受け取ると同時にミツルギとゆんゆんがギルドに入って来た。

 

「来たか、こっちこっち」

「リュウジ、話ってなんだい?」

「こっこんばんわ……えっと…リュウジさん、カズマさん」

「あ?ゆんゆん戻って来たのですか?」

 

ゆんゆんは気まずそうに挨拶をして来た。

 

「ミツルギとゆんゆんも座ってくれ、話ってのは今から話すよ、カズマ達も全員いるから聞いて欲しい、突然なんだけど俺から提案あるんだ」

「ん?なんだ改まって」

「リュウジ、提案とはなんだ?」

 

ダクネスとカズマが俺に尋ねると、俺は兜を脱いで真剣な眼差しで答えた。

 

「俺達でチームを作らないか?」

 

「「「「「「チーム!?」」」」」」

 

その場にいたメンバーが口を揃えて答えた。

 

「リュウジどう言う意味だ!?」

「そうですよ!いきなりチームを作るだなんて」

「ちょっとリュウジ?こんな大世帯になったら私の報酬が減るじゃないの!毎晩お酒が飲めなくなるじゃないのよ!」

「まてまて、ちゃんと説明するから、チームを作ってまとまると言ってもあくまでも緊急事態の時だけ、そうだな、例えば……魔王軍が攻め込んで来たりの時とか、大型のモンスターが出た場合だな。それ以外は普段通り自由にしてても構わない、そして高難度のクエストの時は互いに話し合って協力する、どうだ?悪くない話だろ?」

 

ざわめくメンバー、するとウィズが手を挙げた。

 

「あの、リュウジさん良いですか?」

「ん?ウィズ?どーしたの?」

「私はお店もありますし、1日中はちょっと」

 

ですよねぇ〜、お店がありますよねぇ……予想通りだ。

 

「そこは大丈夫だよ、いざという時にウィズにも声をかけるから普段通り普通にお店やってて構わないよ?それとこれからも魔法のアドバイスも聞きたいしね?」

「そういう事でしたらお易い御用ですよ!」

「俺は良いぞ?その方が効率良いしな?」

「ボクも構わないよ?ゆんゆんも良いかい?」

「私も構わないよ?めぐみんもいるし……ゴニョニョ……」

「私がいるとなんだと言うのですか?そこんとこの話を向こうでちゃんとしようじゃないか」

「なんでそうなるのよ!」

「私も構わないぞ?アクアも同意見だろ?」

「良いわよ?その方が魔王倒せる確率上がるし、この先カズマさんだけじゃ不安ですもの」

「ぐっ……」

 

各チームの代表であるカズマ、ミツルギも納得してくれた。

 

「話は決まったな、チーム名は……Adventures(アドベンチャーズ)ってしようと思う」

「なんかアベンジャーズ見たいでカッコイイな!」

「えぇ?アクア様と愉快な従者達の方が良くない?」

 

「「は?」」

 

カズマと俺はギロリと睨みつけた

 

「お前、空気読めよ」

「アクア、お前……センス無さ過ぎ」

「なぁんでよぉぉぉぉ!」

「まぁとにかく、Adventures結成を祝おうぜ!」

「そうだな!皆ジョッキとれー!」

 

メンバーはシュワシュワの入ったジョッキを持ち、俺の号令を待った。

 

「それじゃ!Adventures結成を祝ってカンパーイ!」

 

「「「「「「カンパーイ!!」」」」」」

 

「そう言えばカズマ……サキュバスのアレどうだった?」

「聞くな……聞かないでくれ……うっ……うっ……」

 

カズマは酔っ払って説明してくれたが、屋敷でスタンバイしてはいたがアクアの結界で捕まりサキュバスを追い払われた挙げ句に3人にボコボコにされたらしい。




Adventuresアッセンブル!!

リュウジの立ち位置はMARVELのアベンジャーズのトニー・スタークやDCコミックのジャスティスリーグのブルース・ウェインの様なポジションをイメージさせました。
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