時系列的にはエルロードに向かう前になります。
その後。カズマと別れた俺は家に帰る途中に街を歩いていると、逃亡していたキャルの姿を見付けた。キャルは何か考え事をしている様に難しい顔をしながらブツブツと何かを呟いていた。
なーにブツブツ呟いてるんだろう。
気になった俺は思い切ってキャルに声を掛けて見た。
「おいっす〜」
「ひぇっ!?リ、リュウジ!?」
キャルは俺の顔を見た途端、上擦った声を出した。
「ほんと、やめてよね!びっくりするじゃないのよ!」
「ごめんごめん、何か考え事でもしてたのか?」
俺が首を傾げると、キャルが不機嫌そうに言い放つ。
「そうよ!考え事してたの!邪魔しないでよ!」
「そ、そんなに怒らなくても…………分かったよ、もう行くよ」
ちょっと傷付いた俺はキャルに申し訳ないと頭を下げてその場を後にしようとしたその時。
「ん?ねぇ?リュウジ、背中に何かくっ付いてるわよ?」
「えっ?どこどこ?」
俺は蒼い稲妻のコートの背中に手を回そうとグルグル回ると、キャルが近付いて来た。
「どこに手ぇ伸ばしてんのよ。ここよ?紙切れかしら?風に煽られて貼り付いたのね」
キャルが背中に貼り付いているものを取ろうとした瞬間、突然突風が吹き荒れた。
「ひゃっ!?あっ、けど紙が取れたみたいね あーもうベンチの下に入っちゃったじゃない」
キャルは風で飛ばされた紙切れを拾おうと四つん這いになってベンチの下に手を伸ばした。
「えっ、ゴミなら別にとらなく…………ても…………」
俺の目にはキャルのおしりがぷりぷりと動いていた。そこへ、悪戯な風がフワッと吹いてキャルのスカートを捲った。
あっ、黒
キャルも視線を感じたのか、ベンチの下から俺を覗き込んでいた。
「あんた!なに人のパンツ見てんのよぉっ!?」
「み、見てねぇよっ!」
俺は咄嗟に視線を外すが、
「嘘つくなぁっ!その顔はバッチリ見たって顔でしょうが!」
「見てねぇってば!お前の黒いパンツなんか…………あっ」
俺が思わず口を抑えると…………。
「や、や、や、やっぱり見てんじゃないのよおっ!」
キャルは慌てて立ち上がり、杖を俺に向けて来た。
「『ライトニング』!!『ファイヤボール』!!」
「ちょ、ちょっま!うおおおおおっ!?」
キャルは怒り任せに中級魔法を乱射して来た。俺は慌ててその場を逃げ出してキャルの魔法から逃れた。外壁を上り、キャルを撒いた俺は息を切らしながら身を隠した。
「はぁっ、はぁっ、ったくバカスカ魔法撃ちやがって」
うずくまりながら息を整えていると、先程の風景が頭から離れなかった。
暫く抜く暇も無かったからなぁ、めちゃくちゃモンモンする。今夜辺りからあの店に行くかぁ…………。
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数時間後、夜になるのを待った俺は久しぶりに例の店にやって来た。俺は鼻息をフガフガとさせながら店長に声を掛けた。
「ムフ〜。店長っ!お疲れ様です!」
「お久しぶりです。フクヤマ様、今夜からですか?」
店長も俺の要領が分かって来たのか、直ぐに多めにアンケート用紙を用意してくれた。
1週間は続けたいけど、エルロードにも行かなきゃないし2日分でいいか。
そう考えた俺はアンケート用紙2枚にスラスラと書いて行く。
「これで良しと…………んじゃ、2日分お願いします」
「かしこまりました」
アンケート用紙を店長に渡し、そのまま家に帰って夜を待った。クリス達をやり過ごして自分の部屋でベッドに横になり、目を瞑ると昼間に変わっており、どこかの森に立っていた。
ここは…………。
辺りを見渡していると、
「『グリムバースト』!!」
どこからともなく耳を塞ぎたくなる程の轟音が聞こえて来た。空を見上げてみると、うっすらと紫色の魔法陣が見えた。
「あれは……グリムバースト」
俺は煙が上がっている所に向かうとそこには、キノコのモンスターを倒したモンスターを足蹴にしているキャルがいた。
「あーはっはっは!さっさと逃げてればよかったのよ!ばーか!」
キャルは勝ち誇った顔をしながらキノコのモンスターをゲシゲシと蹴っていた。
「お、おい、キャル?」
「あ!リュウジじゃないの!見なさい?あたしが倒したのよ?」
と、その時。
「キノ〜!!」
死んだと思われたキノコのモンスターが目を開き、突然胞子を放出させた。胞子を放出した途端、息を引き取った。
「だ、大丈夫か!?キャル!?どこだ!?」
胞子が舞う中を探していると、横たわっているキャルを発見した。
「キャル!?大丈夫か!?」
キャルを抱き抱えると、
「にゃ、にゃにこれ…………力が入らにゃい…………」
「はぁ!?さっきの胞子が原因か!?」
鎧にこびりついている胞子を指で擦って見た。
「毒なのか?これ?ダメだ、分かんねぇ。バニルに聞いてみよう」
俺はそのままキャルをおぶってウィズの店に向かった。店に着いみると、ウィズの姿は無く、バニル1人が残っていた。バニルは俺を見るやいなや、
「へいらっしゃい!ヘボ魔王とツンギレ猫よ!」
「ちょっとキャルを見てくれ」
バニルは弱ったキャルをまじまじと見つめて、
「フハハハハハ!これは『マタタビキノコモドキ』というモンスターの胞子を浴びた様だな!」
「マタタビキノコモドキ!?」
「左様。普通の人間には効果はないが、こやつは猫の獣人、媚薬効果が強すぎて毒になるかもしれん」
「毒!?どうにかしてくれ!!」
「なぁに、簡単だ。このツンギレ猫にこびりついている胞子を落としてやればいい事だ」
「なるほどな。だそうだ、キャル?どうする?カズマ達の所に行くか?」
「ちなみに小僧達は王都に買い物に行って出かけて今は居らんぞ?観念してその辺の安宿に行ってくるがよい♪」
バニルはくねくね踊りながら俺に言い放つ。
夢の中でもコイツは腹が立つな。
「だそうだ、我慢してくれよ?」
「し、仕方にゃいわね…………」
俺は再びキャルをおぶって宿に駆け込んだ。キャルをベッドに寝かせて宿の店主にブラシを借りてきた。キャルは媚薬が強くなってるのか、息遣いが荒くなっていた。
「んじゃ、キャル。脱がせるからな?このままじゃ危険だ」
「さ、触るにゃ〜!自分で脱げりゅから〜!」
「呂律が回ってないじゃん!あーもう焦れったい!!」
埒が明かないため、俺は一気にキャルを下着姿に変えた。
「あっ、俺も胞子を浴びたんだったな、俺も脱がなきゃ」
レッドウォーリアの鎧を外して下着姿になった。そして、キャルの体を起こして体にブラシをかけて胞子を落として始めた。キャルは声を漏らさないように手で抑えながら耐えていた。
とはいえ、これはキツイ。
「これで良しと、頑張ったな。あとは尻尾だけだ」
「し、しっぽ…………?」
「しっぽの胞子を落とせば、帰れるぞ」
撫でた猫の様な声を出すキャルに勃起していた俺はなんとか耐えていたが、
「あんたも辛いんでしょ?」
「おっ、おいキャル!?」
キャルは手を伸ばして俺のチン○を掴んでゆっくりとしごき始めた。
「お、おい、や、やめろよ…………」
あと少しで尻尾の胞子を落とせる所まで来たのだが、突然キャルが俺を押し倒して、
「は、初めては上げられないけど…………」
そう言うとキャルは腰を動かし始めた。くちゃくちゃといやらしい音を立てる。
「き、キャルさん!アカン、アカン出ちゃうって」
「あんたは黙ってしっぽの胞子を落としなさいよ」
しっぽをブラシで撫でると、キャルはビクビクと動き始める。それと同時に腰を激しく動かす。
「だ、ダメっ!」
「にやぁっ!!」
俺の精子はキャルの下着にべっとりと着いた。キャルも果ててしまったのか、ぐったりと横たわった。
「ひ、久しぶり過ぎたのか?出るの早いだろ…………」
俺の上でスッキリしたのか、ぐっすりと寝ているキャルの頭を撫でると眠気が襲って来た。
え、もう!?延長、延長をお願いし……します。
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目を開けると、自分の部屋に戻っていた。窓を見ると朝になっていた。
「あー持ったいねぇ…………!!」
俺は頭をぐしゃぐしゃに掻きむしった。