シリアス展開が多くてすいませぇぇぇん!
俺は直ぐに置き手紙を手に取って手紙を読み始めた。ネフェリアが置いて行った手紙にはこう記されていた。
【リュウジくんへ、この手紙を読んでいる頃にはわたし達はもうエルフの森に向かってる途中だと思います。昨日焼肉の準備をしている時にはもう既に今日の事を決めていたのです。黙っていてごめんなさい、怒ってますよね?けど、本当はリュウジくんにも力を貸して欲しいと思ったのですけれど体を治したばかりのあなたを連れて行く勇気がありませんでした。エルフの森はわたし達でなんとか取り返して見せるのでリュウジくんは晩御飯の準備をしていて待っていて下さい!必ず戻ります! ネフェリアより……】
俺は無言で手紙をクシャッと握り潰した。
「あのバカペコリーヌ……素直に助けてって言えば良いだろ……。なんで勝手な事を決めて行ったんだよ……水くせぇじゃん。飯の準備は、後でキッチリ皆でやるんだよ!」
俺はワイルドソルジャーを装備して、倉庫に向かい、おもむろにハンマーを必死に叩いて鋼鉄製の『盾』を制作した。
盾とか使わねぇと今回は確実に危ねぇ、キャプテン・アメリカの様にして戦えば、活路を見い出せる筈だ!
盾を背負い、持てる分のおにぎりをリュックに詰めて、外に出るとそこには大勢のゴブリン達が秘密基地を包囲していた。どうやらゴブリンは偵察していて様子を伺って居たようだ。だが狙いのネフェリア達はもうここには居ない。
流石はゴブリン、数の暴力を熟知しているな。
俺はリュックを下ろし、盾を左手に装備し、ゴブリン達に吠えた。
「俺の仲間を返せぇぇぇぇ!」
「「「「ウギャギャー!」」」」
多く見積って200匹以上いるゴブリンの大軍にリュウジは突っ込んで行き、盾と拳、蹴り等でゴブリン達を蹴散らして行く。
「死にてぇ奴だけ、かかって来い!」
殴っても殴ってもゴブリン達は俺に襲いかかって来る。魔王の時俺はとんでもない兵力を持っていたと自覚した。投獄される頃は悔いは無いと思っていたが……魔王になった事を更に後悔し始めた。
「うぉりやぁぁぁ!」
盾をブーメランの様に投げてゴブリンの頭を狙い、倒し、反動で戻って来た盾でゴブリン達の武器を防ぎ、回し蹴りで薙ぎ払った。埒があかないので俺は両手を左右に広げてバチバチと光らせながら魔法を唱えた。
「『カースド・ライトニング』!!『カースド・ライトニング』!!」
「ウギャギャー!チャーリーさまぁぁぁぁ!」
迸る稲妻は断末魔をあげるゴブリン達を消し飛ばし、塵にする。俺はそのまま突き進み、200匹以上の大軍を壊滅に追い込んだ。呼吸法を覚えてからか、激しいスタミナの消耗も軽減されており、以前の様に息が上がりにくくなっていた。
「すげぇ、呼吸法1つでここまで変わるのか……ん?」
「ひぃ!?たっ、たすけて……」
殴り倒されたゴブリンの山から1匹のゴブリンが腰を抜かしていた。俺はゴブリンの胸ぐらを掴んで脅し始める。
「おい、ネフェリア達はどこだ!言え!」
「言います!言いますから!命だけはお助けを!!エルフ達はここから北に10キロほど歩いた場所のエルフの森に向かった!だがもう、遅い!!エルフの森はもう我らゴブリンの王、チャーリー様の手に落ちている!行くだけムダだ!」
まだそんなには遠くない、今から全速力で追いかければ追い付く筈だ!
「それと、テメェらの親玉はどんな能力を使うんだ?」
「能力?チャーリー様に能力はないが、へんな魔道具は持ってるぜ?」
「変な魔道具だと?」
ゴブリンはニヤニヤしながら答える。
「冥土の土産に教えてやる、チャーリー様の魔道具は相手の”恐れてるもの”を呼び出す箱を持っている、どんな強い冒険者だろうが貴様ら人間は1つは恐れてるものはあるからな!」
恐れてるもの……、もし、俺に使ったら”アレ”が出てくるんだろうな。厄介な魔道具を持ってる奴が居たもんだ……。
俺はそのままゴブリンの顔をに右手を開いて手を向け、バチバチと魔法を唱え始めた。ゴブリンはそれを見て怯え始める。
「上等だよバカヤロウ」
「よっよせ───」
「『カースド・ライトニング』!」
ズドーン!
俺は生き残ったゴブリンをカースド・ライトニングで木っ端微塵に吹き飛ばし、ネフェリア達を追いかけて行った。
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同時刻
その頃、アルダープは再び地下室に降りて行き、マクスに向かって怒鳴り散らしていた。
「マクス!どうなっているのだ!?ブギーマンが戻って来ないでは無いか!この約立たず共めっ!」
「ヒューヒュー……あのブギーマンがやられるとは思えないよアルダープ、彼は必ず仕事をこなす悪魔、信じて待つしかないよヒューヒュー」
アルダープはテーブルに置かれていたウィスキーを手に取ってコップにつぎ、一気に飲み込んでガン!とコップを叩き付けた。
「まぁいい、マクス、ララティーナの件はどうなった?」
「ヒューヒュー…大丈夫だよ、アルダープ!順調に進んでるよ、もうすぐその子はやって来るよアルダープ、ヒュー……ヒュー代償は払ってくれるのかい?」
アルダープはウィスキーを片手に不気味な笑みを浮かべながらマクスに言い放つ。
「ああ、ララティーナを手に入れたら払ってやるとも」
「分かったよヒューヒュー、アルダープヒューヒュー」
「グフフフフ……これで遂にララティーナはワシのモノに!!」
薄暗い地下室でアルダープは高笑いを上げていた。
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そして、場所は戻りリュウジは向かっ来るゴブリン達を近接格闘と盾で薙ぎ払いながらエルフの森に向かってる途中だった。
「うぉぉぉぉ!どけぇぇぇ!」
殴る蹴る、盾をぶん投げるを繰り返し、ゴブリン達を圧倒していると、ゴブリン達は武器を構え、投石や弓矢、魔法で防衛ラインを死守しようと必死になっていた。
「止めろぉぉぉ!鋼のリュウジをこれ以上行かせるなぁ!」
「隊長!鋼のリュウジが鬼の様に強くて止まりません!」
「バカモン!魔法で動きを封じれば良いだろ!ホブゴブリンやゴブリンチャンピオンをこっちに回せ!チャーリー様の所には行かせずここで仕留めろ!」
「はい!」
リュウジの前には体格のいいゴブリンであるホブゴブリン、ホブゴブリンを束ねるゴブリンであるゴブリンチャンピオンが立ちはだかった。ゴブリンチャンピオンは巨大な金棒でゴブリンに気を取られている隙にリュウジを狙い、フルスイングを繰り出した。
「グォォォォォォ!」
「しまっ──」
ガーン!と兜と鎧に直撃して吹き飛ばされ大木に激突し、口からは血を吐き出した。
「ぐっは……ゲホゲホ!!クソっ、鎧にヒビ入れやがった」
「グヘヘヘヘ、死ね鋼のリュウジ!」
「グッ……ゴホッゴホッ」
ゴブリンチャンピオンはそのまま俺の頭を掴み持ち上げ、握り潰そうと力を込め始めた。クソっなんて馬鹿力だ……。
「ぐぁぁぁぁ!」
「これで、終わりだ!」
「誰が終わるかよ……『スパーク』!!」
バチィ!と体に静電気魔法を唱え、ゴブリンチャンピオンの手から難を逃れた。離れた瞬間リュウジは手を向け、カースド・ライトニングを唱え、ゴブリンチャンピオンを吹き飛ばした。
「クソっ兜が割れちまった」
俺はワイルドソルジャーの兜を脱ぎ捨て、そのままエルフの森に向かって行った。
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その頃、ネフェリア達は小太りで貴族のような出で立ちの男と対峙しており、ボロボロになりながらゴブリン達に囲まてれいた。ネフェリアは弓を折られ、リュウジから貰った剣を杖代わりにして立っているのがやっとだった。小太りの貴族の隣には黒い箱の様な物が置かれていた。
「この魔道具は素晴らしい、エルフの第一王女を圧倒出来るとは」
「うう……やばいですね……」
「ネフェリアさま……」
「こんな魔道具を持ってたなんて」
「どうしよう、エルフの森が……国王様が!」
コッコロ達は傷だらけで横たわっており、遠くにはネフェリアの両親と思われる老夫婦がロープで縛られていた。老夫婦は泣きながら小太りの貴族のような男に祈願していた。
「頼む!娘達を助けてくれ!」
ネフェリアの父親はゴブリン達に刃を向けられ、取り抑え込まれながらもネフェリア達の命を助けようとしていた。だが、そこにゴブリンが小太りの貴族のような男に声をかけた。
「チャーリー様!宝物庫に”例のモノ”がありました!」
「ふむ、やっと見付けましたよ?コロナタイトに匹敵する力を発揮する魔石【クリプトナイト】、アレさえあれば私は”ダニエルさん”や”ウイックさん”に劣らない力を手に入れる事が出来る!」
エルフの国王は見つかってしまったと言わんばかりの顔を歪める。国王はそのままチャーリーと呼ばれる男に警告を促す。
「アレは使い道を謝ると大変な事になるのだぞ!?」
「ええ、承知してますよ?」
「だが、あれは『清き心』を持った者にしか力を発揮しない魔石、貴様の様な魔物に使える訳があるまい!」
「フン、小癪な!見つかったならコイツらにはもう用はない!地下牢にでもぶち込んでおけ!」
「はい!チャーリー様!」
痛手を追ったネフェリア達や、エルフの森の国王達は手下のゴブリン達に地下牢に連れて行かれてしまった。
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その頃リュウジはホブゴブリンやゴブリンチャンピオンと激しい攻防戦をしており、盾や鎧はボコボコにゆがんでいた。リュウジはローリングソバットを繰り出し、ゴブリンチャンピオンを蹴り飛ばした。
「しゃおらぁぁぁ!」
「グォォォォォォ!?」
「数だ!兵力で押し返せ!鋼のリュウジを討ち取れ!」
「くそっ、即席ではあるが折角の盾が台無しだ、聖盾イージスを勿体ぶらずに装備しとけば良かったな」
俺はバチバチとそのまま手を向け、魔法をゴブリンの群れに放った。
「『カースド・ライトニング』!!」
「「「ギャァァァァァァァ!」」」
ゴブリン達は木っ端微塵になり、俺は木に座り息を整え始め、おもむろに冒険者カードを覗いてみると、『ゴブリン』『ホブゴブリン』『ゴブリンチャンピオン』それぞれの討伐数が300を超え、レベルは80にまで上がっていた。スキルポイントも300ポイントも貯まっており、ステータスも上昇していた。
「こんだけ戦ってれば上がるよな、アクセルの街に戻ったら中級雷魔法でも教わるか」
俺は空を見上げると夕方になっており、辺りが暗くなり始めた。
「これ以上進むとキツイな、暗視スキル、敵感知スキルを使えば進めるけど、魔力も少ない……ここらで隠れるか」
俺は道路から少し離れた所で焚き火を起こし野営を始め、リュックからネフェリア用に作って置いたおにぎりを少し貰い食べ始めた。
「ふぅ、後は鎧と盾を修理してと」
カンカン、カンカン
ゴブリンチャンピオンやホブゴブリンに痛め付けられたワイルドソルジャーのゆがみや傷は修復されて行き、1時間後には元通りになった。兜は途中で脱ぎ捨ててしまったので兜は諦める事にした。
「しかし、すげぇ数だな、いくらレベルが高くても数の暴力で来られると厳しい、魔力の消耗を考えると無駄撃ちも出来ないし───」
ガサガサ!!
後ろの草むらから草木が揺れる音がし、俺は振り向き咄嗟に構える。
「しまった!気付かれたか!?」
ガサガサ揺れる草木を見つめると、声が聞こえて来て姿が現れた。
「ペッペッ!この辺に灯りが見えたんだけど──」
「え!?」
「あっ!!いたぁぁぁぁぁ!」
草から現れたのはモフモフの尻尾を生やし、長い髪をポニーテールに結び、緑色のマントを羽織っていた。それは、中級魔法の使い手でもある、リーンが目の前に現れた。リュウジは大声を出してしまった。
「えぇ!?リーンちゃん!?なんでここに居るの!?」
「やっと会えたー!リュウジ!助けに来たよ!」
リーンちゃん、どうやってここまで来たんだ!?
俺はすぐさま構えを解いてリーンに近付き、尋ねた。
「えっなんで!?なんで!?どうやって来たの!?」
「まぁまぁ、落ち着いて!順番に話すから!」
リーンはここにやって来た経緯を順を追って説明してくれた。聞く話によると話しは遡る事半日前になる。
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ーリーン回想視点ー
カズマやミツルギ、マリュー達がクーロンズヒュドラと戦い始め、カズマがクーロンズヒュドラに食われ、一時撤退したと聞かされたリーンはギルドにて緊急作戦会議が開かれていた。カズマはアクアの蘇生のお掛けで戦線離脱をしていたが、復帰して指揮を取っていた。
「めぐみんが爆裂魔法で攻撃してくれていたおかげでヒュドラは弱まっている、この期を逃さず数十人でクーロンズヒュドラを討伐しちまおう!」
「カズマの言う通りだ、このままだとヒュドラはまた再生してしまいアクセルの街にやって来るだろう……」
Adventuresを筆頭に志願する冒険者達を集め始め、ダストやキース達も参戦すると聞かない為、リーンは不安そうに見つめていた。
(うわ〜、あの大きなクーロンズヒュドラを倒そうだなんて皆考える事が違うなぁ、あたしは足でまといになりそうだから邪魔しないようにしとこっと……それにしてもリュウジや金獅子様はどこ行っちゃったんだろう……ウィズさんや仮面の占い師さんに聞けば分かるかな?)
リーンはそのままギルドを後にして、ウィズの店に向かった。
「ウィズさんこんにちわー!」
「あらリーンさん、いらっしゃいませ!聞きましたよ?カズマさんがヒュドラに食べられたちゃったとお聞きしましたが?大丈夫でしたか?」
「うん、今はアクアさんに治してもらって作戦をミツルギさん達と立ててますよ?あたしは邪魔なので参加しませんが……ウィズさん、リュウジの事何か聞いてないですか?」
あたしがウィズさんと話していると、仮面を付けている店員さんが出て来た。
「へいらっしゃい!巷で噂のヒーロー気取りの男にゾッコンの娘よ!」
出てきて早々核心ついてるくるわねこの人
「あなた占い出来るのよね?リュウジか金獅子さんがどこにいるか調べて欲しいんだけど?」
「ふむ、このポンコツ店主も毎日尋ねられている、何度も言うが鎧の男になにやら不可解な光が邪魔してよく見えんのだ」
「えぇー!ちょっとなんとかしなさいよ!リュウジが見えなくても”リュウジの周りで”何か起きてるか分かるんじゃないの!?」
「あっ!その手がありましたね!バニルさん、何か見えませんか?」
ウィズは手をパンと叩いてバニルに言い放つ。
「ふむ、出来ない事はない、だが、手数料がかかるが宜しいか?」
「え!?お金取るの!?ダストから聞いてるけどあんたもなかなかえげつないわね」
「これも商売なのでな、払えないのなら諦めるのだな!」
コイツ!!……けど、ダストにお金貸したと思えば安い物よね?、仕方ない払うか。
「良いわよ、払うから!それで?いくらなの?」
「100万エリ──」
「たっっっかいわよ!どんだけぼったくるのよあんた!」
「バニルさん!いくらなんでも高いですよ!」
「フハハハハ!これも商売なのでな!それに貴様らの悪感情大変美味である!どうする?払うのか?払わんのか?」
ホントにイラつくわね、こうなったら
リーンは閃いたのか、ニヤリと笑いバニルに言い放った。
「良いわよ!払うわよ!」
「リーンさん!?本気ですか!?」
「ほう?よからぬ事を企んでおるな?だがその判断は悪くないぞ?」
「流石ね、そうよ?リュウジに立て替えて貰うから!それでいい!?リュウジはカズマの次にお金持ちだから100万エリスなんて余裕よ!」
「フハハハハ!かしこまりましたお客様!料金はあの鎧の男に払って貰うとしよう!」
バニルは高笑いをしながら水晶玉を取り出し、見通し始めた。
「どれどれ……」
ゴクリ……。
リーンはドキドキしながら水晶玉を見つめると、バニルが答え出した。
「ふむ、何やら悪徳貴族と悪魔の殺し屋が関与していると出ているな……」
「バニルさん、その悪魔ってウィックさんじゃ!?」
「悪魔?ウィック?」
リーンは首を傾げる。
ウィック?誰だろう……ってか殺し屋!?
バニルは淡々と説明を続ける。
「そこはお客様が気にする事ではない、何やら……エルロードとベルゼルグ王国を繋ぐマグニフィセント・ビッグブリッジで一悶着あったようだ」
「ウィズさん!地図地図!」
「あっはい!コレです!」
ウィズさんとあたしは慌てて地図を広げる。
「ここがビッグブリッジ……もし最悪の場合、リュウジか金獅子さんがその殺し屋って悪魔にやられて橋から落ちたと考えると──」
「この川に流されたと考えるべきですね」
「となると……ここよ!エルフの森!!」
リーンはビシッとエルフの森に指を指した。
「運が良ければエルフの方々に助けて貰ってるかもしれませんね!エルフの森の近くの村になら私の『テレポート』で行けますよ!」
「ホント!?助かるわ!」
「はい!今から行きましょう!」
リーンとウィズはバタバタと店から出ようとした瞬間バニルに呼び止められた。
「コラ!ポンコツ店主!勝手に仕入れたガラクタを倉庫に片付けずに出かけるとはいい度胸しておるな!」
「あっ!すみません!それと、アレはガラクタじゃありません!」
「ええぃ!やかましい!片付けるまで外出禁止である!」
「ほええええ……」
リーンは呆れながら泣かされているウィズを見つめる
はぁ、どっちが店主で店員なのか分からなくなるわね……仕方ない、あたし1人で行こうかしら。
「ウィズさん、とりあえずあたし1人で行ってみるわ」
「ほう、何やらエルフの森はゴブリンでごった返しておるが1人で大丈夫なのか?」
「ゴッゴブリン!?」
「バニルさん…もしかして、チャーリーさんまでいるんですか?」
「フハハハハ!!ボスラッシュである!」
ゴブリンか〜、初心者殺しよりはマシね
「大丈夫よ、運良くリュウジか金獅子さんを見つけてなんとか逃げるから、ウィズさん!あたしをテレポートで送って!」
「あっはい!分かりました!リーンさんもお気を付けて!」
あたしはそのままウィズさんと店から出た。
「では、エルフの森の近くの街に送りますね『テレポート』!」
「ウィズさん、ありがとう!必ずリュウジを見つけて来るね!」
「はい!リーンさんも気をつけて下さいね!」
こうしてあたしはエルフの森に近くの街に転送されて行った。
────────────────────────
「って事があったのよ、感謝してよね?」
「そうだったんだ、100万エリスは無駄にはならなかったね正直助かったよ、ありがとう、リーンちゃん」
俺はリーンちゃんに深々と頭を下げた。
今回ばかりはバニルが役に立ったな……。
「リーンちゃんには借りが出来ちゃったね、今度埋め合わせするよ」
「ホント!?んじゃ〜お願い聞いてくれる?」
「お願い?何?何でも聞くよ?」
「うーんと……金獅子さんを探すのを手伝って欲しい!」
「えぇ!?」
リーンちゃんは俺ではなく、金獅子に会いたいそうです…泣いていいですか?
クリプトナイトとは、バットマンvsスーパーマンに登場した鉱石です。本来はスーパーマンの弱点とも呼ばれている緑色に輝く鉱石で、他にも赤や金色様々なクリプトナイトがDCコミックで登場しています。それらを参考にして登場させて見ました。