ぶっちゃけ原作のミツルギとカズマはもっと仲良くなるべきだと純粋に思う…
説教された後、俺達は部屋の中に備えられていた酒に手を出し、テーブルを囲んで酒盛りを始めた。俺とカズマは瓶ごとラッパ飲み、ミツルギはジョッキについで飲み始めた。
「ぶっはぁ……体見たぐれぇで騒ぎやがって……ヒック」
「お前んな事言ってると、お頭に殺されるぞ?ヒック」
「ふぇ〜……ゆんゆんやアオイに嫌われる……ちくしょう!」
「ミツルギ、なんか俺らとつるみ始めて何か変わったよな」
「俺らのように目が濁り始めたんだよ……ぶふっ」
酒瓶をトンと置いて俺とカズマはミツルギに話を振った。すると、ミツルギは盛大に酒を吹き出した。
「ブーッ!ゲホッ……失敬な!ぼかぁ、まだダメじゃない!」
「覗きした時点で俺らと同類なんだよ」
「優等生ほど闇に堕ちやすいからな」
「言えてる、それはそうとさぁ〜、お前本命誰なの?」
「本命?なんの事だい?」
すっとぼけやがってこの野郎……。
俺はミツルギのジョッキに酒をつぎながら答えた。
「メリッサ、アオイ、ゆんゆん、セシリー……こん中で誰が本命なんだよ?まさか、ガチでアクアじゃねぇよな?」
「ゆんゆんまでは理解出来るけど……セシリーはどうなの?」
「いやぁ……その……アクア様はあくまでも女神さまだからね、恋愛対象ではないかな……」
「え?」
その言葉を聞いた瞬間俺はピタッと止まった。バニルから聞いていた話と違うと気付いたからだ。
バニルの話だと、オカズにしたって聞いたような…この際聞いてやろう。
「噂で聞いたんだけど、お前アクアで抜いてるんでしょ?」
「はぁ!?……お前っ…頭おかしいだろ」
「!?」
ミツルギは「何故それを!?」と言わんばかりに驚いた様な顔をしていた。どうやらホントらしい。
「え?マジなの!?」
「いよいよお前もクズルギだな」
「だっ、だってアクア様、あんないやらしい服を着ているから……」
「それは言えてる、カズマは良く目が行かないよな?」
「逆に聞くがアイツの、どこが、いやらしいんだ!?」
カズマはバンバンとテーブルを叩いて俺とミツルギに抗議する。
え?ケツとか…胸とか?胸は大きさからにすると、Gはありそうだぞ?
「カズマはどうなんだ!めぐみんちゃんや、ダクネスさんやマヒルさんだっているだろう?いやらしい目で見ないのか!?」
「見てるよアクア以外全員」
「流石はクズマさん!よっ!この腐れ外道!伊達にダクネスと一緒に風呂入っただけあるよなぁ……あー羨ましい……」
言われて少し思い出したのか、カズマは鼻穴2つを大きくしてフガフガし始める。調子に乗ったのか、カズマは再びラッパ飲みをする。
「んぐっんぐっ……ぷはぁ……ララティーナは……おっぱいだ」
「何そのパワーワード」
「それならゆんゆんやメリッサだっておっぱいだ!」
「おめーまで何ぶっちゃけてんの?ならペコリーヌだっておっぱいだわ」
「リュウジはどうなんだよ!誰が本命なんだ?えぇ?」
カズマは俺に話を振って自分を逃れた。カズマの言葉により俺の頭はフラッシュバックしてクリスの顔が頭を過ぎった。
「おっ俺?俺にそんなのいねぇよ……」
「おいおい、自分だけぶっちゃけねぇのはズルくねぇか?」
「だって、ねぇ?ペコリーヌ、クリス、リーン、ウィズ、クロエだよ?ある意味アベンジャーズじゃん?これ以上増えたら……ねぇ?」
「ハーレムフラグじゃねぇかよ、死ねっ!リア充」
「俺のどこがリア充じゃ、言ってみろオラ。あくせく働いて、孤児院立てて、子ども食堂作って、農場作って、仲間増やして、恋愛する暇なんかあるかぁ!ボケェ!俺だって恋してぇよ!バカ!くそっ!俺からすればおめーらがリア充じゃい……死ねっ!溶かされて死ね!」
悪態をつきながらガシャンとテーブルを叩いて俺は項垂れる。同情されるかのように他の2人から肩をポンッとされた。
余計悔しい…なんか盛り上がりに欠けるな、なんかゲームでもするか
「なんかダラダラ駄弁るのも飽きたし、なんかゲームしね?」
「ゲームたって、ゲーム機なんてないだろ!?」
「しかも男3人だけって……」
俺はガタッと立ち上がり、同じ日本生まれのカズマとミツルギに言い放った。
「お泊まりイベントのド定番、『色とり忍者』だよ!」
「色とり忍者!?」
「これまた懐かしい」
【色とり忍者とは…… 某バラエティ番組の企画の1つ。 正式名称は「只今参上!色とり忍者」 ルールは、まず最初に「シュッ!シュッ!シュシュシュ!」という掛け声を全員で唱和し、ゲームスタート。(あらかじめ「野菜」のように解答例を限定する事も出来る。) 最初の人が「赤い果物」などのお題を言い、もう一度「シュッ!シュッ!」と全員で行った後、後ろに控えている人がお題にあった色の答えを言う(この場合「りんご」などが正しい。また、オレンジのジュースのようにお題の時点で答えを言ってしまうミスもあるので注意が必要。) 色は一色であれば基本的に何を言っても問題ではない。今回は男子のみなので異世界ネタ、下ネタも可能】
カズマとミツルギは思い出したのか、手をポンと叩いて声を出す。
「懐かしいなぁ、暇だからやってみるか!」
「3人だから忙しくなりそうだな、けどやって見よう!」
「なら、テーブルをどかそう」
俺達は本気で色とり忍者をする為に、テーブルを退かし、しゃがみ込んだ。それと同時に、俺は2人に尋ねる。
へへへ……キラーパスだして潰してやる……。
「2人とも、準備は良いでござるか?」
「「ダイジョーブ!」」
「異世界ネタも、大丈夫でごさるか?」
「「ダイジョーブ!!」」
「順番は、俺、カズマ、ミツルギの順番で大丈夫でごさるか?」
「「ダイジョーブ!!!」」
ゲームの順番も決まり、俺→カズマ→ミツルギの順番で周る事になり、誰かがミスをするまで続ける事にした。そして、俺は号令を出した。
「せーのっ!」
「「「シュッシュッシュシュッ!」」」
「「緑のモンスター」!シュッシュッ」
「「ジャイアントトード」!シュッシュッ、「赤い魔法使い」!」
「「紅魔族」」!シュッシュッ、「黄色い騎士」!」
「「ララティーナ」!シュッシュッ、「黄色い騎士」!」
「「ララティーナ」!シュッシュッ、「黄色い騎士」!」
「「ララティーナ」!シュッシュッ、「青いプリースト」!」
「「アクア」」!シュッシュッ、「紫の魔法使い」!」
「「キャル」!シュッシュッ、「銀の盗賊」!」
「「クリス」!シュッシュッ、「紫の女神」!」
「「エリス様」!シュッシュッ「ブルーな気持ち」!」
「「…え?……ブルーな気持ち!?」」
ミツルギー!アウトー!
唐突のカズマが繰り出したキラーパスにより、ミツルギがリズムを止めてしまった。よって、一回目の勝負はミツルギが負けが決定した。納得が行かないのか、ミツルギは俺達に講義をしてくる。
「ちょっと待て!「ブルーな気持ち」ってなんだ!?」
「何って、「落ち込んだ時の内容」だろ、お前知らねぇの!?」
「ダッセ!ミツルギダッセ!」
「もう1回!もう1回だ!。もう学習した、次は負けないからな!」
───第2回戦───
次からの順番は、ミツルギがアウトになったので、ミツルギ→俺→カズマの順番となる。カズマにしてやられたのが余程悔しかったのか、ブツブツ何か企んでいた。
「よし、次は負けないが大丈夫でごさるか?」
「「ダイジョーブ!!」」
「せーのっ!」
「「「シュッシュッ、シュシュシュッ!」」」
「「紫のモンスター」!シュッシュッ!」
「「ウィズ」!シュッシュッ、「オレンジの騎士」!」
「「ペコリーヌ」!シュッシュッ、「白いランサー」!」
「「マヒル」!シュッシュッ、「白いプリースト」!」
「「コッコロ」!シュッシュッ、「緑の魔法使い」!」
「「リーン」!シュッシュッ!、「ブルーな気持ち」!」
「「メリッサに舌打ちされた時」シュッシュッ「ブルーな気持ち」!」
「「ペコリーヌの食費」シュッシュッ「ブルーな気持ち」!」
「「借金まみれになった時」シュッシュッ「ブルーな気持ち」!」
「「アオイがたまにボクを無視する時」シュッシュッ「ブルーな気持ち」!」
「「眠れない時」シュッシュッ「ブルーな気持ち」」
「「アクアが巻き起こすトラブル」シュッシュッ「ピンクな気持ち」!」
「待て待て!「ピンクな気持ち」ってなんだよ!」
はいアウトー!
ミツルギが2度目のアウトになると、「ピンクな気持ち」の事を尋ねてくる。
どうやらストレートに教えてやらないと学級委員気質のミツルギには難しい様だ。なら率直に教えてやるか
俺はミツルギにそっと耳打ちをする。
「ピンクな気持ちってのは…ムラッとする時だよ」
「ムラッとする時……?あー…そういう事か」
ミツルギは手をポンとして「ふひっ」っと笑う。カズマは飽き始めたのか、ふわぁ〜と大きくあくびをする。
「次でラストにしよーぜ?酔いも冷めたし、一風呂浴びてぇ」
「そうだな、俺もそろそろお開きにしたかったからな、ミツルギも風呂入りに行くだろ?」
「そうだね、寝る前にまた露天風呂に入りたかったからね」
「そうと決まれば…決着を付けようか?」
──第3回戦──
カズマとミツルギは小さく頷き、再び構え、ミツルギは俺とカズマに尋ねる。順番は先程と同じ、ミツルギ→俺→カズマとなる。
「そろそろ疲れて来たので、決着をつけたいのでござるが、大丈夫でごさるか?」
「「ダイジョーブ!!」」
「せーのっ!」
「「「シュッシュッシュシュシュッ!!!」」」
「「赤い冒険者」シュッシュッ!」
「「鋼のリュウジ」!シュッシュッ!「青いソードマスター」!」
「「魔剣のミツルギ」!シュッシュッ!「緑の冒険者」!」
「「サトウカズマ」!!シュッシュッ!「「ピンクな気持ち」!」
「「ペコリーヌが階段でスカートを押さえる時」シュッシュッ!「「ピンクな気持ち」!」
「「めぐみんのスカートがめくれる時」!シュッシュッ!「ピンクな気持ち」!!」
「「ゆんゆんやメリッサの揺れるおっぱい」!!シュッシュッ!「ピンクな気持ち」!!」
「「ペコリーヌのパンチラ」!!シュッシュッ!「ブルーな気持ち」!」
「……っああっ!ダメだ!ネタ切れた!」
はいカズマアウトー!
最後の最後でカズマが負けて、色とり忍者は終了した。ミツルギは勝ったと言わんばかりのドヤ顔をしながら風呂に行く準備を始めた。
「やった!ボクはカズマに勝ったぞ!」
「たかがゲームで何喜んでんだよ、子供かっ!カズマは気にしてな─」
「ちっくしょうぉぉぉぉぉぉ!」
余程悔しかったのか、カズマは床をドンドン叩いて騒ぎ出す。
そんなに怒ることか!?
俺はカズマをなだめ、こっそり作って置いたジャージに着替えて3人で夕方に入った露天風呂に向かって行った。その光景はまさに修学旅行そのものだった。ちなみにミツルギは青いジャージ、俺は白のジャージ、カズマはいつもの緑のジャージである。そして温泉に浸かり、星空を見上げた。
「はぁ…こんなに星空が綺麗なのに、なんでこうカオスな世界なのかね」
「言えてる…大豆は走るわ、キャベツは飛ぶわ、サンマは畑に生えるわ」
「文句を言うなよ、2人とも、ここに来たからには使命を全うしなければならないだろ?」
湯けむり漂う中、男達は裸を際どく晒しながら語り始める。
「そういや、この世界にはどのくらい勇者候補っているんだ?」
「そうだなぁ…王都で何度かクエストに行ったりしてるが、皆それぞれ固まってるな」
「ふーん、チート使いで、女にモテて、強いんだろ?」
ふてくされながらカズマはミツルギにふっかけると、ミツルギは困った様な顔をしていた。
「いや…中には確かに、魔剣グラムの様なチートを使ってる人もいるけど、なんと言うか…今思えばリュウジが言ったように、チートに甘えるとだらしなくなってしまうんだ」
「はぁ!?チート持って怠けるってなんだよ!クソがっ!」
それを聞いたカズマは温泉をバシャッと叩き、悔しがる。温泉を掛けられたミツルギはびしょびしょになりながら話し続けた。
「うーん、強いて言えば…強くてニューゲーム感覚なんだろうな。だから鍛錬を怠り、舐めてかかって魔王軍のベルディアに殺られた人もいる。勇者殺しのベルディアと呼ばれる由来はそこにあるとボクは思うようになったんだ」
えー、ベルディアに負けるって…けど、奴は勇者殺しのベルディアと呼ばれた魔王軍幹部。奴の『魔眼』を使われてしまえば、大抵の攻撃は見切られるし、殺されるのも頷ける。俺もカースド・ダークネスを覚えてなかったら俺は確実に負けていた。
「ベルディアねぇ、確かに強かったわ」
「あの時お前もよく勝てたよな、アンデットにも効く呪い魔法を覚えといて良かったな」
「幸運値が低いし、チート武器もねぇしな。これでも悩んだ方なんだぞ?」
ぶくぶくと顔を沈ませながら俺は顔を顰める。ミツルギはタオルを頭に乗せながら俺に尋ねてくる。
「そう言えば、リュウジはこのまま雷魔法だけで良いのかい?他の魔法は覚えるつもりは無いのか?」
「うーん、まぁ…かな?。色々悩んで相談した結果、ウィズのアドバイスを受け入れて雷魔法一本に絞ったんだよ。なんかビームっぽいから俺は満足してるぞ?」
俺の言葉に反応したカズマはプププと笑い出す。
「え?なに、もしかしてアベンジャーズのアイアンマン見たいなビーム出せると思ったの?えっ何お前、そんなイケメン顔して実はヒーローオタクなの?仮面ライダーとか大好きっ子なの?」
なんだよ!悪ぃかよ!
「そーですけど何か!?」
「いたいたい!この人痛い人だよ!いてててて!お前アクアに頭ヒールかけてもらえよ。いい歳して何夢見がちな妄想はやめなさい」
「うるせぇよ!この無限コンテニュー野郎が!、ある意味不死身ならそのまま魔王に単機で突っ込め!自爆して死ね!」
「卑怯な手ばかり使わず、少しは正々堂々と勝負するということは無いのか!」
「ないですぅー!生き残った奴、逃げるが勝ちなんですぅ!」
腹立つわぁ〜、なんでこんなやつのサポートしなきゃないんだ……。
「はぁ……さて、そろそろ出て寝ようぜ?明日から謹慎だし」
「そうだな、明日何する?部屋から出たら覗きがバレるし…」
「誰かにお願いして、トランプでも買ってきてもらうかい?」
「そうだなぁ…ダクネスに魔術の本でも頼もうかな」
ガサガサ!
なんだ?
上がろうとして瞬間、物音に気付いた俺達3人は辺りを確認する。再び湯船に浸かり、身を潜めて俺とカズマは敵感知スキルを発動させた。発動させると、屋根、茂み、物陰に反応が確認された。
「カズマ」
「やばい!こんな無防備の時に!!」
「どうしたんだい?何かいるのかい?」
「ミツルギ、お前ティルフィング持って来てないよな?」
「あっああ…部屋に置いて来たんだが?」
「敵がいる…それもかなりの数だ」
「どうすんだよ!こんな暗がりでしかもこっちはフリチンだぞ!?」
「いい加減出て来い!」
俺が暗闇に叫ぶと、声が聞こえて来た。
「流石は鋼のリュウジだな、我々の気配に気付くとは…」
謎の声を合図に、様々な場所から黒ずくめの忍者が現れた。顔を隠していて相手が人間なのか、魔物なのかは判断出来なかった。俺は立ち上がり、戦闘態勢を取り、相手に言い放つ。
「お前ら…何者だっ!?」
───そして、女風呂には…キャルが温泉に浸かっており、洗面器に通信魔石をしまい、風呂から上がって行った。
ブルーな気持ちは暗い気持ちをYouTubeを見て参考に作ってみました。
ピンクな気持ちはエロい気持ちは完全オリジナルでエロい色がピンクなのでピンクな気持ちを作成して見ました!。暇な時近くのお友達とみんなでやって見てください!
男のセクシーシーンなんて誰得だよって話ですよねw