目が覚めると私は団の宿舎にいて、ベッドの上で薄気味の悪い淫夢にモヤモヤとした気持ちを抱く…………
そんなことはありませんでした。私の目を覚まさせたのは、男達がバケツでぶっかけた冷たい水の刺激でした。状況は何も変わっていません。
冷酷な男達は凄惨な調教に疲れ果てた私とスノードロップさんを労わることもなく、古木から曳き縄を外すと、なおも散歩を続けます。今度はどこへ行き、どのような調教を私たちに加えようというのでしょうか……
私の前をよくスノードロップさんも疲れ切っているらしく、時折よろめき躓きます、その度に縄こぶの刺激でアクメを極めるのか、背中を小刻みに震わせ太ももに本気汁のべっとりとした白い筋を垂れ流しています。もちろん私もそうです。私もよろめいたり躓いたりする度に、股間の縄こぶでクリトリスやおまんこに予期せぬ動きで刺激を与えられアクメを極めています。そのたびに足を止めるのですが、男たちは休むことを許してくれず、私やスノードロップさんが足を止める度に容赦のないスパンキングや抓りが乳房やお尻に与えられ、歩くことを強要されるのです。
男たちが足を止めたのは村落も外れの近く、レンガ塀が角になっている所でした。そして塀の脇には数人がゆったりと寝ることができるぐらいのサイズのテントほどの大きさもある犬小屋と思しきものがあります。
「ここが目的地だ。ところで……どうしてお前たちに尻尾を生やしたと思う?」
私たちの乳房を揉みしだき縄をグイグイと引っ張ってアソコに食い込ませながら男達がニヤニヤと問いかけてきます。そして犬小屋の扉を開き、一頭の大きな黒犬を中から引き出してきます。犬は短く荒い息を吐きながら、私達の目の前に引き出されました。毛の短い種類の犬らしくガッチリとした肉体をあらわにし、そして……そう、そして股間から醜悪な赤黒い巨大なペニスを覗かせています。そのペニスはまるで獲物を狙う蛇の様に鋭く私達を見据えて脈打っていました。
「ま、まさか……」
「嘘……ですよね……」
私とスノードロップさんの顔から血の気が引きます。どうして男達が私達のお尻に尻尾の生えたようなディルドを咥えこませたのか解ってしまったからです。
「なかなか察しが良いじゃないか。そういうことだ」
男は冷たく言います。
「本当は二人とも犬の嫁さんにしてやりたかったんだが、生憎と一頭しかいなくてな……まずはどちらかが花嫁を決めなきゃいけねぇ」
さすがに私もスノードロップさんも、自分がなります。とは言い出せませんでした。私達は黙ったまま黒犬のペニスに目を奪われたままです。犬と番うなど、想像もした事がないからです。
「まあ、どちらかが私がなりますとは言い出すはずはないと思っていたがな!」
私たちの気持ちを見透かしたかのように男が言います。
「ま、要は公平に決めようってことだ。負ければ犬の花嫁になりめでたく初夜を迎える。シンプルでいいだろ?」
予想はついていましたが、また淫らなゲームです。ゲームで辱められ、負ければ今度は犬の花嫁として尊厳を貶められるのです。いったいこの淫獄はどこまで行けば底があるのでしょうか……
男達がゲームの準備を始めます。レンガ塀の角を挟むようにして私達の腰ほどの高さに上下2本計4本のディルドーが取り付けられました。もちろんそれが何を意味しているのかは私とスノードロップさんにはすぐ分かりました。
「まあいつものゲームだ。と言えばわかるな?」
私とスノードロップさんは鷹揚に頷きます。私達を戒めていた縄が解かれます。お尻の穴のディルド-も抜かれました。
「さあスタートだ!」
男達は私達を囃し立て、背中をポンと押してディルドーの方へと促しました。
私たちは夢遊病患者の様にディルド-へと近づきその前に跪きます。そして四つん這いになり、くるりと男達の方に向き直っておまんことお尻の穴にディルドーをあてがい、そしてゆっくりと二本のディルド-を自分の胎内へと咥え込んで行きました。
勿論それだけではゲームに勝つことは出来ません。何時ものゲームという事は早くアクメを極めた方の負けです。という事は今私たちが胎内に咥え込んでいるディルドーには朝と同じような仕掛けがしてあるに違いありません。自分が激しく腰を振り、ディルドーを食い締めれば食い締めるほど、反対側のスノードロップさんが咥え込んでいるディルドーが激しく動くのでしょう。もちろん彼女の方にも同じ仕掛けがあるに違いありません。つまり私達は浅ましく腰を振り咥え込んだディルド-を締め上げなければいけないのです。
「負けたくない……犬のお嫁さんなんて嫌……」
そんな呟きがスノードロップさんの口からわずかに漏れ聞こえました。もちろん私も同じ気持ちです。お互いを思いやる余裕など今はありませんでした。
「はっ……はっは……ふぅんっ!」
「うん……うん……うん……うん!」
私たちはお互いの方など見もせず、一心不乱に胸を揺らして腰を振りディルドーを締め上げます。まるでゴムのような柔らかい素材のディルドーは腰を動かせば動かすほど大きく胎内で暴れまわります。やがてディルドーそのものが動き始めます。
「いやぁ! 激しく動く~! だめー! こんなのダメ!」
おまんことお尻の中で激しくディルドーが蠢き、私は声を大きくあげてしまいます。余程スノードロップさんがディルドーを激しく締め上げているに違いありません。このままだと負けてしまいそうです。でも私も負けたくはありません。私は歯を食いしばり激しく動き回るディルドをしっかりと胎内で食い締め、腰を激しく前後に降りたくります。
「だめ! 凄く激しい~~! あっ! あッ! ああーっ!」
今度はスノードロップさんが激しい喘ぎ声をあげました。ちらりと傍目で見た彼女の表情は快楽に蕩けています。一瞬彼女の動きが止まりました。と次の瞬間、彼女は自らの手で尻肉を押し開き、猛烈なグラインドを始めたのです。当然私の方に強烈な刺激が襲ってきます。しかしそうであっても私は腰を動かしディルドーを締め上げ続けます。私もおずおずと自分の手で尻肉を押し広げました。そして深く根元までディルドを咥えこみ、より一層激しく腰を前後に動かしたのでした。
「余程二人とも犬のお嫁さんになるのは嫌なんだな! 見ろよ! 二人ともひでぇアヘ顔晒して激しく腰振ってやがるぜ !」
私達の浅ましい痴態に男たちの嘲りが浴びせかけられます。
「なぁ爺様、どちらが勝つと思う? 俺はスノドロだな! 見ろよ。セルリアのアへ顔をよ! 今にもイキそうだぜ!」
「そうか? ワシはセルリアだの。スノドロは気丈に見えても淫売じゃぞ。じきにおっぱいをブルブル震わせてイキよるわ」
「じゃあ、賭けようぜ! ビール一杯でいいか?」
「おう。そうじゃのう!」
「おらぁ! スノドロ! もっと気合を入れて腰を振らねぇか! 腰を振っておまんことケツの穴でディルドーを締め上げるんだよ!」
「セルリアも頑張るんじゃ! ほれ! スノドロはもう顔中が蕩けて来とるぞ!」
男たちは勝手気ままに私たちの痴態を賭けにして煽り立てるのです。
「ダメダメダメ! もう我慢できない!」
スノードロップさん口から音を上げたような言葉が漏れてきました。ですが彼女の動きは止まっていません。顔中を朱に染めて腰を降り続けています。
「私もだめ! やだ! いきそう……でもいきたくない……!」
私の口からも半分弱音のような言葉が漏れ始めます。けれども私も腰の動きを止めません。悪夢のように淫らなゲーム負けたくはないのです……でももう我慢の限界です……
「ああっ! イクイッちゃう! だめ~~~!」
遂に私の口から敗北を示すアクメの言葉が漏れました。背中が仰け反り、体中がビクビクと震えます。力尽きた私は目からは涙、口の端からは涎を垂らしながら、力尽き崩れ落ちました。チラリとスノードロップさんの方を見やると、彼女の表情には憐憫にも似たものが浮かんでいたのでした。
「ようしそこまで。この勝負スノードロップの負けだ」
力尽き崩れ落ちた私の耳に信じられない言葉が入ります。スノードロップさんの方を見やるとどうして? といった怪訝な表情を浮かべています。
「誰も早くイカせた方が勝ちとは言ってないからな! それにスノドロには先ほどの罰がある!」
意外な結末と言えば良いのでしょうか? でも私は素直に喜ぶことはできません。これまで私とスノードロップさんが繰り広げた痴態は、男たちを楽しませるためだけの出来レースだったのです。男たちは最初からスノードロップさんを犬のお嫁さんにするつもりだったのです。ただ……内心で思わず安堵のため息を吐いてしまったことは事実です。
男達は両脇からスノードロップさんを抱えるようにして放心した様子の彼女をディルドーから引き剥がし犬の前へと連れて行きました。