命の恩人のエルフのお姫様がクソ野郎に✖️✖️される話【胸糞注意】 作:黒糖バス
☆
「やめっ、グギャァァアアア!!!!!」
俺が振り下ろした大剣が敵だった男を真っ二つに両断した。
期待のルーキーとかで最近持て囃されていた奴だ。
俺を相手に5秒くらい耐えたのだから、一般的にはかなりの強者なのかも知れない。
だが、俺からすればその他大勢と大差が無い様に感じられた。
『またしても瞬殺ぅぅうう!!!!期待の新星《鉄壁》のガーラントさえも赤子──いや、虫けら同然に殺して見せたぁあああ!!やはりこの男に敵う者はいないのか!!!闘技場の絶対王者!!!《裏切りの大将軍》ユウトにぃぃいいい!!!!!!』
実況の男が会場を盛り上げる。
彼の言葉で、観客席にいる数千の人間達が歓声を上げた。
人を殺す見世物も、それを楽しむ感性も俺には理解出来ない。
それにしても《裏切りの大将軍》ね。
どうやら人間を裏切ってエルフの側に立ち、数千の兵士を殺したからそう呼ばれているらしい。
俺からすれば他種族を裏切ったのは人間の方だと思うのだが。
それをコイツらは忘れてしまったらしい。
────もうアレから3年が経つのか。
あの戦争、人間が《聖戦》などと呼ぶあの虐殺によって、この世から人間以外の国家は消滅し、大陸全土を人間が支配する様になった。
生き残った他種族は徹底的に殺され、その姿を見る事はできなくなった。
最後まで人間に抵抗したエルフ達も国は解体され、国民は虐殺。
貴族達は捕らえられ、人間の国で公開処刑されたらしい。
しかし、その一員として人間を殺しまくった俺は、戦場で捕らえられ、隷属の首輪という魔法兵器で自由を奪われた上で、こうして生きている。
彼らからすれば人間を何千と殺した同胞よりも、何の罪もないエルフの子供の方が死に値する存在である様だ。
俺は首輪の能力で、飼い主──今は闘技場の主──の命令に絶対服従の為、死ぬ事も逃げる事も出来ずにいる。
可能であれば直ぐにでも姫様達を探しに行き、助けになるつもりだ。
「おい、ユウト。お前に客人だ」
「誰だ?」
「皇帝陛下からの使いだ。失礼のない様にな」
闘技場を後にした俺は、控え室の前で闘技場の主に呼び止められた。
客人。
それなりに名が売れている俺の元にはこうして貴族やら王族が尋ねに来ることがある。大罪人でも闘技場のファンからすれば英雄なのだとか。
今回もその類いだろう。
しかし皇帝、か。
皇帝陛下と言うと、人神教を国教にしてエルフの国を滅ぼした張本人だ。
抑えようとするが、殺意が芽生えてしまう。
俺は来客用の部屋に案内された。
中にいたのは1人の平凡な男だった。
どうやら役人の1人らしい。
「で、皇帝が俺に何の用だ」
憎い相手に敬意を払うつもりなんてなかった俺は、恐らく闘技場の主より立場の上であろう、その役人を睨みつけながら訊ねた。
それを受け、男は「ひぃっ」と悲鳴をあげる。
「へ、陛下が、貴方に見せたいもの、がある、と。それに、会わせたい人、もっ」
俺がよっぽど怖かったのか吃りながら話す役人が滑稽で、俺の余韻が少しだけ下がった。
──しかし、見せたい物に、会わせたい人だと…?
脳裏に姫様達の姿が過よぎる。
魔法使いは幻覚の魔法も使えた為、人間のフリをすれば人の街で暮らしていてもバレる心配はない。
だが、万が一という事もある。
何か、途轍もなく嫌な予感がした。
☆
それから一週間後、俺は皇帝の元に会いに来ていた。
リーフガーデンの城の数倍の規模を誇る巨城を見上げる。
今や大陸を統べる存在の住処なだけあって何もかもが規格外だ。
俺はその城の奥へと案内された。
「来たね。君がユウトくんだね」
皇帝は俺と同じくらいの若者だった。
下手をすれば20歳にもなっていないかもしれない。
覇気もなければ武人としての立ち振る舞いも見られない。
見た目こそ王子様じみた美貌ではあるが、それだけだ。
──こんな若僧の一声で他種族は根絶やしにされたのか。
「お前が皇帝かよ。3年前の戦争を起こしたのもお前か?父親ではなく」
「ああ、そうだよ。ああ、そんなに怒らないでくれ。コッチにも色々とあるんだ。ほら、政治的な駆け引きとかね」
「そんな物の為に、あんな事を……っ!」
抑えていた殺気を解き放ち、皇帝に向ける。
あの役人の様に悲鳴でも上げるだろうとの予想に反し、彼は何てことのない様に俺の殺気を受け流した。
「おお、怖い。まあ、亜人達が死ぬ前に放つ殺気で慣れてるけどね。あ、でも今後俺に殺気とか向けるの禁止な。これ命令」
「グッ……!」
皇帝の言葉に反応し、俺の首輪が光を放ち、俺の精神に干渉を始める。
いつの間にか俺の飼い主が闘技場の主から、目の前の皇帝に変更されていたらしい。
程なくして、俺の中から皇帝を害そうと言う感情が失われる。
憎い筈の彼に対して、何も感じない。
自分の心が自分ではないみたいだ。気持ちが悪い。
「落ち着いたね。今日は君に見せたい物があるのさ」
「……何だ」
「俺のコレクションだよ。苦労して集めたんだけど、皆良い顔しなくてね。趣味が悪いとか言う人もいるんだよ。──だから、最高に楽しんでくれそうな君を招待したのさ。きっと気にいるよ。エルフの為に戦った君ならね」
そうして彼は、俺を奥の部屋へと招き入れた。
☆
扉が開き、目に入って来たのは肌色の人形達だった。
長い廊下の左右にそれぞれポーズを取って置かれているソレらは、どうやら人間以外の種族の女性の人形の様だ。
その多くが、衣服を着用しておらず、裸体を晒している。それが廊下の先までズラッと並んでいた。
「どうだい。凄いだろ」
皇帝は、子供がおもちゃを自慢する様にニコニコと笑いながら、手前の人形に近付いた。
それはエルフの少女の人形だ。
16歳程度の可愛いらしいそのエルフは、俺の方へと笑顔を向け、手を上げていた。
知り合いでも見つけたのだろうか。嬉しそうに笑っている。
──しかし、その身体は裸であり、小さな乳房や、薄い陰毛の下にある割れ目が丸見えになっていた。
皇帝はそんな少女の乳房に手を伸ばすと、乱暴に揉みしだいた。
すると、手の動きに合わせてフニュフニュと形を変える。
「……悪趣味だが、よく出来ているな」
「ユウトくんも揉んで見ないかい。柔らかいよ」
「遠慮しておく。それで、これが見せたかった物か?」
「そうだけど、1番見せたいものは奥にあるんだ」
「そうかよ…」
エルフを滅ぼした張本人が、エルフの人形を作らせてるなんて、理解に苦しむ。
確かにこんな物を見せられたら、人神教が広まったこの国の奴らは良い顔をしないだろうな。
この皇帝は俺をエルフ好きの同志だとでも考えたのかも知れないが。
「反応薄いなぁ。エルフは飽きたのかな?なら、あそこの獣人はどうだい?」
皇帝は次に、猫の耳を生やした女性の人形を指差す。
先程と同じく裸のその人形は、四つん這いになって臀部を掲げており、そして恍惚の表情を浮かべていた。
まるで、背後から誰かに犯され、絶頂を迎えた様な姿だ。
「これ作るの苦労したんだよ。この表情がね、何回言っても出来なくてさ」
「そうかよ」
まるで本物みたいな表情だ。今にも喘ぎ声が聞こえてきそうな気がする。
これを作った奴は何度作り直させられたのだろうか。
その後も皇帝は人形達の説明をしながら、奥へと進んでいた。
何度か断れずに人形の肌に触れてみたのだが、まるで本物の様に弾力があり、驚かされた。
皇帝の趣味とは言えどれだけ金をかけているのだろうか。
そんな事を。
俺は愚かにも。
思っていた。
☆
「あ、アレは俺のお気に入りなんだよ」
そう言って皇帝が指差した先にある人形を見て、俺は──
「え?」
──と間抜けな声を漏らした。
そのエルフの人形の顔を、俺は見た事があった。
「メイド……さん…?」
そう、リーフガーデンの城に勤めていた、フロア長のメイドさん。
俺がナンパをした時に「鏡を見た事がないのですか?」と冷たく言い放って来た、あの人だ。
そんな彼女の人形が、何故か、そこにあった。
「ん?知り合いかい?」
「ど………し…て」
「へ?」
「……あの人形は、どうしてあの人の見た目をしているんだ?………メイドさんを捕らえて、職人に見せながら作った、のか…?」
メイドさんは最後まで城に残って、戦っていた筈だ。
まさか、彼女は俺と同じ様にどこかに捕まっているのか?
「何処だ!!彼女は何処にいる!!?」
「なんだい?いきなり」
「言え!このモデルになった女性は何処だ!この人形と同じ顔のエルフは何処にいるんだ!!!!」
俺は皇帝に掴みかかる勢いで、詰め寄った。
首輪が光り、俺の中から怒りを消していくが、その度に新たな怒りが溢れ出て来る。
そんな俺を迷惑そうに見ながら、皇帝は告げる。
「彼女が何処にいるかって意味が分からないよ。
「あ、え………?」
「てか今までマジの人形だと思ってたの?あんな本物そっくりに作れるわけないだろ?」
「な、え、どういう…?」
「だからさ、アレ、全部本物だよ?本物の死体の傷を治して、腐らない様に魔法を掛けて、ポーズを取らせてるのさ」
「ほん、もの………?」
「表情は死んだ後はどうしようもないからさ、死ぬ直前に命令して表情を作らせるんだよ。ほら、絶頂する獣人の雌いたでしょ?あの顔作らせるのに薬打ちまくって何人にも犯させて、大変だったなぁ」
────コイツハ、ナニヲ、言ッテイルンダ?
「……今まで見て来た全部、本物の死体…?」
「そうだよ」
あの笑顔のエルフの少女を含めて、これまで見て来た何十人が全部死体?
それじゃあ、彼女達はこの男に殺されて、そして死後も尊厳を踏みにじられ続けていると言うのか……!
「貴様……っ!!!!!」
「あ、怒りは禁止。落ち着こう。これも命令ね」
「クソォ!!!……くそっ……くそ………はぁ…」
怒りが強制的に冷めさせられる。
残ったのは、剥製にされた女性たちへの憐れみの気持ちだけだった。
目の前のメイドさんにもう一度視線を向ける。
いつもメイド服に包まれていた肢体を晒して立つ彼女は、ピンと背筋を伸ばし、両手を身体の前で重ねていた。
いつも、彼女がしていた様に。
決して隙を見せなかったメイドさんは、大きな乳房も、股の間の一本線のスジも無防備に晒している。
「このエルフ、知り合いだったんだね」
「ああ、クールな人だったよ。殺されたのか?」
「俺が殺したよ。ペットとして飼ってたんだけど、マンコの締まりが悪くなったからね」
「……そうか」
「確かに最初はクールだったかも。なんか毒舌でね、「死ね」とか「屑」とか言ってたんだけどさ、爪を一枚ずつ剥がしてやったら57枚目で泣き出してさ、アレは興奮したね」
「57枚?」
「全部剥がしたら再生して、また初めからってね。マンコもそれで新品にしても良かったんだけど、それはなんか違うかなって思ったから思い切って殺しちゃった」
「そう、か…」
「あ、そう言えば録画魔法で撮ってたや。見てみて」
皇帝は、板状の魔法具を取り出すと、そこに映像を再生させた。
皇帝の言う通り、最初は犯されながらも罵倒を繰り返していたメイドさん。
だが、度重なる拷問の末に皇帝に従順になっていき、後半では泣きながら、彼の命令するままに腰を振っていた。
そして、最後には彼によって首を絞められ、声にならない悲鳴を上げながら息を引き取った。
「オエッ、オエエエエエエッッッ!!!!!!!!!!!!!」
…………込み上げる物を俺は我慢出来なかった。
これが人神教。
エルフを、他種族を本当に虫けらか何かの様に考えている。
こんな事を、人間が行えると言う事実が恐ろしかった。
闘技場で敵を殺して来た俺でさえ、敬意や敵意を向け、人として扱って殺して来た。
だが、こいつは本当に違う。
エルフを虫同然に認識しながら、それでも性の対象としても見て………何だこれは…。
頭がおかしいだろう。
「汚いなぁ。ほら次行くよ。命令。ほら立ってついて来て」
「ぐっ、ああ」
次に案内されたのは妖精族の人形──いや、死体の前だった。
30センチ程度のその妖精は、他の死体と異なり、綺麗なドレスを身に纏っている。
「これ、妖精の女王だよ。他の人形と違って小さいから、服の着せ替えをして楽しんでるんだ」
そう言うと、皇帝は女王のドレスを脱がせ、裸にする。
「あ、妖精のマンコ見た事ある?これ、凄い小さいでしょ」
「ああ」
皇帝が女王の脚を広げ、その真ん中の秘部を俺に見せる。
毛の生えていない彼女のソコは、指一本さえ入らない程小さかった。
皇帝は「見てなよ」と俺に言うと、ズボンから自分の一物を取り出す。
そして、その上に裸の女王を跨がせると、女王を前後に動かし始めた。
素股、が近いのかもしれないが、サイズが違いすぎる。
意外に膨らみのある女王の胸が上下に揺れ、ムッチリとした太ももが皇帝の一物を擦り上げている。
その異常な光景を、皇帝が飽きるまでの数分間見せ付けられ続けた。
「イマイチだったね。生きてる時は、股を濡らしてたから気持ち良かったんだけどさ」
皇帝は使い終わった女王を適当に台に置き、「次に行こう」と俺を促した。
妖精女王は一部では神として崇められている程の神聖な存在だと聞いた。
それが、死後、男の自慰の道具の様に扱われている。
魔法使いが見れば発狂するに違いない。
「こっちが獣王の娘で、あっちが龍姫。みんなプライドは高いんだけど、躾をしたら泣き叫ぶのワンパターンでさ、食傷気味かな」
皇帝は股を広げた憐れな姿で晒された獅子の獣人と、逆に微笑みを浮かべて凛々しく立つ龍人の少女を眺めながら話をする。その2人の少女は、割れ目にバイブを挿入されており、「ブンブン」と音を発していた。
「あれは吸血姫。箱入りでね、オナニーを一から教えて上げたりしたんだよ。泣きながらマンコを擦る姿なんか最高だったよ」
自分の秘部に指を入れ、切なそうな表情を浮かべる吸血鬼の少女。愛らしい見た目とその表情のギャップに心が痛くなる。
彼女は自慰の最中に殺されたのだろうか。
何人の憐れな死体を見ただろうか。
少しずつこの光景にも慣れて来た。
こんな異常な状況に慣れてしまっては、後戻りが出来なくなりそうだ。
しかし、この時はまだ、俺は理解出来ていなかった。
本当の地獄はこれからなのだと。
☆
「────────」
「凄く可愛いだろ?これも俺のお気に入りなのさ」
「────────」
「2年前に見つけた時は驚いたよ。エルフはもう全滅したと思ってたからね」
「────────」
「ははっ。その反応はまた知り合いだね。存分に鑑賞したまえ」
彼女は、床にお尻を着けて座っていた。
その脚は大きく開かれ、自分の手で抱える様にして支えている。
M字開脚というポーズを取らされた彼女は、無毛の秘部を俺の方に見せつけ、悪戯っぽく笑っていた。いつも俺に勝ち誇る時の顔だ。
俺の代わりに姫様を守ると誓ってくれたライバルは、その亡骸を辱められていた。
「魔法、使い……」
姫様と一緒に、今も何処かで暮らしていると思っていた彼女が、そこにいた。
「彼女、可愛いよね。顔も最高だけど、俺のお気に入りはツンと勃った乳首かな」
となりで皇帝が説明を始めた。
「胸は小さいけどさ、乳輪はピンクで小さいし、その上で生意気に勃つ乳首とか、そりゃもうエロくてね。毎晩の様に吸わせて貰ったよ」
やめろ。聞きたくない。ああ、でも彼女の最期は聞かなければ。姫様は。姫様はどうした?
「クリトリスも小さいんだ。皮をクリクリってやって出してやると顔を覗かせてね、摘んで擦ってやったら目を瞑って身体を強張らせるんだ。可愛かったなぁ」
皇帝が実演する様に、魔法使いの割れ目の上部に触れる。やめろ。
小指の更に半分のサイズしかない彼女の
「プライドは高いんだけど、色々あって逆らえなくてさ、首輪なしでも従順だったよ。散歩の時は、クリトリスに紐を付けて城の中を歩いたっけな。強く引っ張ったら何度かお漏らししてたっけ」
逆らえない理由?もしかして、いや、ダメだ考えるな。
「身体も小さいから、抱き抱えるのにも良くてね。処女を奪う時は膝の上に乗せて抱きしめながら犯したんだ。セックスの時は舌ったらずになるんだ。「へーか、へーか」って」
いつの間にか皇帝は、魔法使いを抱き上げ、正面から犯していた。悪戯っぽく笑った顔のまま、彼女は尊厳を汚されている。
それを、俺はただ眺めていることしかできない。
「残念なのが、俺がいない間に他の貴族に使われたってことかな。見せびらかし過ぎたね。そうなると、なんか汚く見えてさ、騙してこの表情を作らせたところでグサってね」
皇帝は、あっけらかんと、魔法使いの最期を語る。
魔法使いのあの表情は、信頼している人間にしか見せなかった筈だ。
俺が姫様か、師匠の3人にだけ。
それを、目の前の男は騙してとはいえ作らせる事が出来たのか。
薬を使ってか、魔法具を使ってかは分からないが、魔法使いをそれ程までに躾けたのだろう。
この男は、魔法使いの身体だけでなく、心までも犯したのだ。
「次はコレだね。彼女は有名人だから知ってるかな」
「────────」
「魔王を倒した人だよ。世界最強の人。まあ、魔法兵器の前じゃ何にもできなかったらしいけど」
「────────」
「無表情って唆るよね。その表情を歪めてやりたい!って」
「────────」
「その結果、この表情にしてみましたー」
俺の憧れた人は、いつもクールで表情を変えない人だった。
だけど、嬉しい事があると少しだけ口角を上げて、その顔がとても魅力的だと思っていた。
模擬戦で俺が勝ってからも、俺の中で最強の戦士と言えば彼女だった。
そんな彼女が、見たことのない顔でそこに立っていた。
目は白目を剥き、頬はだらしなく緩んでいる。
小さな口は目一杯開かれ、その中から舌を覗かせていた。
イキ顔。
アヘ顔。
何と言えばいいのだろうか。
彼女の顔は快楽に溺れた人間のソレだ。
普通の人でもこんな顔をしないだろう。
こんな、無様で、間抜けで、そして憐れな顔を。それなのに、そんな表情とは最も無縁な筈の貴女が、どうして、そんな姿を晒しているんですか。
「師匠!!!!」
貴女のこんな姿は見たくなかった。
顔だけではない。
全裸になった身体は、脚を大きく開き、ガニ股の姿勢で立っている。
そして、その中心にある女性器と、反対側の排泄の穴にバイブを挿入されているのだ。
世界を救った勇者の最後がこれでは、あんまりだろう。
「勇者さんはマン毛がアピールポイントなんだ。ほら、ちょっと濃いめだろ?これがサラサラしてて触り心地最高なんだ」
そう言って皇帝は、師匠の銀色の陰毛を弄ぶ。
バイブが振動する度に揺れる陰毛は、本来、師匠の大切な場所を守る盾だった筈だ。
それを好きに触られ、見世物にされている。
「マンコの方も気持ちいいよ。濡れやすい人でさ、愛撫してやったら直ぐにマンコをトロトロにしてたよ。それで乱暴に犯してやるとピューピュー潮を吹いてたね」
皇帝が師匠を犯しているバイブを引き抜いた。
そして、そこに指を入れ、前後に動かし始める。
ガニ股とアヘ顔が合わさり、まるで彼女が、皇帝の指でイキ狂っているような図になった。
「勇者なんて言われて慕われてるの見るとさ、徹底的に汚したくなるじゃん?だから、ケツの穴にバイブ突っ込んだり、他のエルフの前でオナニーさせたり、あーあと、腰振りダンスとかもさせたっけ。ああ言うのは興奮しないけど笑えたからいいかな」
皇帝は、師匠の割れ目から指を引き抜き、後ろを向かせる。
そして、上体を倒させると、バイブが入ったままの師匠の臀部が俺の方に向けられた。
皇帝がそこを強く叩くと、バシンという音が響き渡る。
あの師匠が、こんな男にお尻を叩かれている。
「これやると喜んだっけね。きっと負けて犯されたいって願望があったんだよ、こいつ。顔見たでしょ?別に何にも道具を使ってないからね。何日も何日も犯して叩いて罵倒したんだ。そしたらあの顔になって「イクーイクー!」って大喜び。つい殺して永久保存しちゃった」
嘘だと思った。
だが、皇帝は先程の板状の魔法具を取り出し、映像を見せてくる。
その中で師匠は、俺が聞いたことのない声で喘ぎ、何度も絶頂していた。
師匠はこの男に屈服させられたのだ。
俺が尊敬する女性は、尻を叩かれ、物のように犯されて喜ぶ人だった。
「さて、次が最後だ。行こうか」
「ああ……」
☆
俺は皇帝に着いて、廊下の突き当たりに立つ、その人物の前まで移動した。
柔らかな微笑みを俺に向ける彼女。
俺が知る最も美しい女性。
その美貌は死後も健在で、衣服を身に付けていないその姿は、まるで女神の様だった。
胸の膨らみは師匠と魔法使いの中間くらいだろうか。
慎ましくありながらも、確かな膨らみがある。
その頂きでツンと上を向く乳首は、どうやら勃っている様だった。
魔法使いの様に脚を開いて秘部を晒したり、師匠の様にガニ股でアヘ顔を晒していない。
生前同様に清楚で美しい佇まいの彼女だが、一点だけ、異なる点がある。
それは、下半身に添えられた右手の先だ。
彼女はその手を自らの秘所に触れさせ、そして人差し指と中指で左右に開いていた。
クパァと音がしそうな程開かれた彼女の割れ目。
その中にある小さな穴や、皮を被ったクリトリスが良く見えた。
白い彼女の身体の中で、一箇所だけピンク色をしたその場所は、途轍もなくイヤラシかった。
「綺麗だろ。俺の1番のお気に入りさ。彼女は感じにくい体質でね、あの乳首を勃たせるのも大変だったよ。何時間も舐めたり吸ったり、時に擦ったり。でも、そうやって頑張って勃たせたら、めっちゃ可愛い顔するんだよ。「エッチな気分になったんだね」って言ってやると「いやっ、違いますっ」ってさ」
彼女もこの男の餌食になったのか。
俺は彼女が犯されている間も、何も知らず、きっと平和に生きているだろう、と馬鹿みたいに考えていたのか。
愛する女性がクズ野郎に汚されているとも知らずに。
「マンコも濡れないから初めては大変でね。仕方なく薬使って塗ってやったら効き過ぎたみたいで、ヘコヘコ腰振って、アレは萌えたね。後から分かったんだけどクリトリスが大好きなんだ。自分で、剥かせて俺に差し出す様に命令してたんだけど、何日か目からは命令する前から「どうぞ弄って下さい」ってさ!」
話しながら、皇帝は彼女のクリトリスを剥きあげる。
そして、中から顔を出したソレを指で撫で回し始めた。
まるで自分の物であるかの様に。
「クリイキを覚えさせてね、イク時に「イキます」って言うように命令したら、健気に守ってさ。「クリトリスでイキます。クリトリスでイキます」って恥ずかしそうに言ってたよ。何度かお漏らしするまで弄ってやったけど、アレも好きだったなぁ」
皇帝がまた魔法具を取り出し、再生させた。
『あ、あん、ああんっ、イキますっ、クリトリスでイキます!』
『陛下、やめて下さいっ、んあっ、ダメ、クリトリスでイキます!』
『んいやっ、いやぁっ、助けて、ユウト、あ、ああっ、イクっ……!クリトリスでイキます…っ!』
それは聞き覚えのある彼女の声だった。
間違えるはずがない。最愛の人の声。
俺以外の男に抱かれ、何度も果てる彼女の姿がそこに写っていた。
「あとは、キスも気に入ってくれてさ。したこと無いって言うから教え込んじゃった。毎朝おはようのキスをせがむ様になったのはいつだったかな。何回やっても顔赤くして、恥ずかしそうにしてるのはポイント高いよね」
………………。
「君のこと言ってたよ。好きだったんだってさ。その様子だと両想いって奴?まあ、過去形だけどさ。恐怖と快楽の前じゃ愛とか無力なんだよ。最後には俺の事を愛してるって言ってたしね」
「……………」
「会わせたい子いるんだけど、会ってくかい?」
「……………」
「君の大好きなお姫様の子供だよ。気が向いて孕ませてやったんだよね。でも、なんか経産婦だと思ったら冷めてしまってさ。殺しちゃった。そもそも人間もどきのエルフなんかを俺が本気で好きになるわけないのに馬鹿だよな。お気に入りのオナホみたいな物なのに勘違いしちゃってさ、聞いてるかい?」
「……………」
「ああ、こりゃダメだ。心折れちゃったか。残念」
誰が魅力的だった?
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姫様
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師匠
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魔法使い
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メイドさん
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妖精女王