※この作品はR-18です。

鋼の錬金術師 ここはどこ     作:木桜 春雨

1 / 27
まさか、こんなに続くと自分でも思いませんでした。

誤字脱字、変換間違いなど気がついたら手直ししていきます。


1 ここは、どこ(ハガレンの世界と知らないです。ヒロインは) 改

 確か、昨日は久しぶりに飲んで電車に乗ったところまでは覚えている。

 それなのに目をが覚めたら見覚えのない景色が目の前に広がってる、しかも、広い草原が一面だ、いや、周りには山も見える、自分の家、近所ではない。

 寝ぼけている、それとも頭がおかしくなったのだろうか。

 ここは死後の世界、あの世に行く途中ではないかと思ってしまった。

 しばらく呆然としていたが、だが、ここで、いつまで突っ立っていても仕方がない。

 歩き始めて気づいたのは足の裏の感触だ、夢にしてはリアル過ぎる、感覚もある。

 怖くなってきた、それに随分と歩いたが、周りは山と草原が続いている、時計がないので正確な時間は分からないが、段々と足が疲れてきた。

 どれくらい歩いていたのか、あれは街だろうか、建物を見つけてほっとした。

 人がいる、あそこまて行ければと思って歩き出したが、雨が降ってきた。

 ゆるい雨が、少しずつ激しくなってくる。

 

 こんな時に雨なんて、シャツもジーパンもユニ○ロ、スニーカーなのが幸いだ。

 (あれ、家かな)

 家というよりは物置のようにも見える、せめて軒下で雨宿りができれば少しはましだろうと歩き続けた。

 着ている服も靴の中もびしょ濡れで気分がだんだんと滅入ってしまう、立っているのも疲れて壁にもたれて雨がやんでくれと思いながら、ただぼんやりと見泣けない景色を見ていた。

 そのとき、すぐそばの窓が開いて、女は慌てたように振り返った。

 窓から自噴を見ているのは中年の男性だ。

 「あ、あの、雨が降ってきて、雨宿りというか、怪しい者じゃありません」

 男は少し驚いた顔をして見ていたが、静かな声で言った、入りなさいと。

 

 子供のころに知らない人についていってはいけませんとか言われたけど、自分は大人だ、それに、ずっと外に立っているのは辛い、勇気を出して女は小屋の中へ入って行った。

 

 出されたお茶を前にして恐縮しながらも口にすると、ほっとした気分になった。

 白髪の混じった中年の男性は顔つきも優しそうな人だ、よし聞いてみようと思って女は疑問を口にした、ここは、どこですかと。

 「・・・の北部だが」

 女はがっくりとした、それはどこ、知らない国の名前だ、もしかして時間とか空間のひずみ、いや、神隠しとかにあって、知らない土地に来てしまったのだろうかと思ってしまった。

 「この土地の者ではないようだが」

 不審者というよりも不思議なものでも見る様な目で男が自分を見ている事に気づいた。

 「異国、外国の人かな」

 「日本人です」

 この言葉に男は一瞬、おやという顔をした、会話は、それ以上、続かなかった。

 「お代わりは、どうかね」

 女は俯きながら、はいと小さく頷いた。 

 

 

 「先生、怪我人を見てくれ」

 「うちの子供が」

 夕方になって雨が緩くなってきた頃、お客さんかと思ったら怪我をした病気の人がやってきた、この男の人は医者なんだと女は驚いた。

 きっと、いい人なんだろうと思うのは治療代は金があるときでいいからと言うのを聞いたからだ。

 患者は踏み倒しとかしないのだろうか、患者の服装は作業着というか、かなり汚れている、日雇い労働者みたいだと女は思った。

 会話の中にスラムという言葉が出てきたので、ここは日本ではない、不安な気持ちになったのはいうまでもない。

 

 お茶と食事、その日は泊めてもらうことになった、見ず知らずの人にいいのかと思ったけど甘えることにした。

 その夜、患者用のベッドを借りることになったのだが、女はなかなか眠ることができなかった。

 

 何か訳があるのだろうと医者は思った。

 病人の為のベッドは寝心地がよくないだろうが、我慢して貰うことにしたのだが、寝る前に水差しを持って行こうとしてドアの向こうから聞こえてくる声に思わず手が止まった。

 ドアの向こうから聞こえてくる声は啜り泣くような声だったからだ。

 

 

 




お気に入りはティムマルコーさん、お医者さんという設定が好きだ、エロ有りの予定です、あとスカーとか、グリードもいいんだよなあ。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。