オリジナル要素蟻なので、ホムンクルスの設定とか勝手に色々とやってます。
性格は何蟻とか抱けど、白スーツ、格好いい。
スカーより先に、キンブリー出してしまいました。
「おはようございます」
二度寝してしまい、朝はとっくに過ぎていた。
「ああ、起きたのかい、気分はどうだい」
「は、はい、元気です、あの今、何時ですか」
元気ですってなんか間抜けな言い方だが、昼を少し過ぎたばかりと言われて、そうですかと頷くと昼食を食べようと声をかけられた。
「あ、あの、迷惑では」
いいからと手招きされて、女は呆れる程に素直に席に着いてしまった。
オートミールと思ったら今度はサンドイッチとお茶だ、内心、ほっとしながら食べる。
「口に合うかね」
「は、はい、美味しいです、凄く」
「私は少し往診に出かけてくる、留守を頼んでもいいかな、まあ、こんな古い家、取られる様なものは何もないがね」
男が笑いながら言う、その様子に女はほっとした、居てもいい、留守を頼むと言われているようで、ほっとしたのだ、
往診の準備をしながら、だが、医者もほっとしていた。
「おや、こんなところで会うとは、お元気ですか」
先生と声をかけられた瞬間、どうして、この男がここにいるのか、呆気に取られたのは無理もないだろう、すぐには言葉が出てこないない、そんな自分に仕事で来たんですよとキンブリーは笑った。
親しいとはいいがたい、だが、そんな自分の複雑な胸中などお構いなく相手は話しかけてくる。
「もう、軍人ではないんですよ、そうだ、ちょっとお話しませんか」
「話、だと」
「ええ、是非、貴方のご意見を聞きたいのです」
賢者の石がなくともホムンルクスを作る事が可能でしょうか、その質問はあまりにも突然、すぎた、何を言い出すんだ、自分の隣を歩く男は言葉を続けた、では、こう言いましょうと。
錬金術師ではない人間がホムンルクスを作ることは可能だと思われるでしょうか。
「馬鹿な、簡単なことではないんだぞ」
「私も思っていたんですよ、先生、軍は貴方のところに来ましたか」
何故、そんな事を聞くのか。
「先生は医者です、だが、錬金術師の知識もある、それが可能なのか、いえ、あり得るのか、知りたいくらいです、私も」
「どういうことだ」
「ホムンルクスが、子供を作る事ができると思いますか」
予想もしなかった言葉に、何を言い出すのかと驚いた、もしかして投獄されて、いや、軍を辞めて頭がおかしくなったのか、この男は。
(子供と言ったのか)
「お伽噺だとしてもたちが悪い、いや、ジョークにしてもあんまりだと思いませんか」
あり得ん、そんなことはと言いかけたマルコに、そう思ったんですよ、私もねと男は神妙な顔つきになった。
ノックの音、気のせいだろうかと思ったけど、もしかして患者さんかもしれない。
先生はいないので診察はできないと説明したほうがいいだろうか、それとも居留守を使った方が、迷いながらも玄関に向かおうとしたが、音がした。
ドアが開いたみたいだ、もしかして帰ってきたのだろうかと思い、ドアに向かった。
だが、開いたドアの向こう、そこには知らない男の人が立っていた。
先生の知り合いだろうか、だけど、助手もいなくて診察も何もかも自分一人で、やっていると言ってなかった。
男は両手を広げ、笑顔で言った。
「迎えに来たんだ、ようやく見つけた」
両手を伸ばしてきた男は女の体を抱き上げた、いきなり何をするんだと驚いた女だったが、男は外に出ると走り出した。