※この作品はR-18です。

ロドス劇場〜R-18版〜   作:ゆっくり妹紅

3 / 12
という訳で第3話はリクエスト順でチェン隊長の話です。

・この話は『ロドス劇場』の近衛局ルートの世界軸です。
・チェンとヤマトは1年前から付き合っており、既に何度かにゃんにゃんを経験済み
・意外と乙女な隊長

この3つでも構わん!って方のみお読み下さい。
それではどうぞ!


私だって甘やかしたい!(ヤマト×チェン)

「ホシグマ、相談がある」

 

チェンはいつもお世話になっている居酒屋にて、ホシグマに真剣な顔で話を切り出した。

ホシグマは何となくどういう話を切り出されるのか、何となく察しながらも一応上司である彼女の話を聞く態勢をとる。

 

「…どうぞ」

 

「…ヤマトを甘やかしたいんだが…どうすればいいだろうか」

 

ああ、やっぱりかとホシグマは思うと同時に、こういう話はこれで何度目だったかと考えながら、何度も相談をもちかけられる羽目になった経緯を思い出す。

発端は1年前にチェンとヤマトが所謂恋仲になったと本人たちの口から聞かされたことだった。元々2人は結婚するまでは周りに内密にするつもりだったらしいが、ヤマトが「ホシグマさんだけには報告しておきたい」とチェンを説得し、結果としてホシグマはそのことを知らされた。

勿論、上司であるチェンと弟みたいに見ているヤマトが恋仲になったことは心の底から祝福した。

 

しかし、そこからだった。チェンはことある度にホシグマに相談をもちかけてきて、その度にホシグマは頭を抱え込みながらもしっかりとチェンの相談内容に答えていた…因みに最初の相談は「ヤマトが全然手を出してくれないんだが、これって私から寝込みを襲うべきなのか?」というあんまりな内容だった。

 

──余談だが、今回の飲み会は元々3人で飲む予定だったので相談されることはなかったはずなのだが、ヤマトは帰る直前にたくさんの書類によってゾンビと化したスワイヤーに捕まったため、チェンとホシグマだけになったという経緯がある。

 

「ホシグマ?聞いているのか?」

 

「…ああ、聞いている。それで甘やかしたいとは…?」

 

「…その、ヤマトは休日で二人だけの時だと、私が眠そうにしてたら頭を撫でながら膝枕をしてくれたり、耳かきをしてくれたり…それに、その夜はいつも主導権を握られて…」

 

「どういう感じかわかったのでもういいです」

 

────あんたは奥手な女子高生かなんかか!

恥ずかしそうに顔を赤らめながら惚気けるチェンに、ホシグマはそうツッコミを入れかけたがそれを酒と一緒に飲み込んで頭を働かせる。

正直、ヤマトがチェンにベタ惚れで彼女をめちゃくちゃ甘やかしているだろうというのは想定内だった。というのも1回だけ、チェンとヤマトが2人でデートしてるのをたまたま目撃したことがあるのだがその時のヤマトの尻尾が残像が出るほど…というのは大袈裟だがめちゃくちゃ速いスピードでブンブンと振られていたのを見たことがあるからだ。

 

閑話休題

 

さて、チェンはヤマトを甘やかしたいと言っていたが…正直な話難しいものだ。まず前提としてホシグマは確かに博識ではあるものの、男女関連のものは流石にそこまで詳しくはない。その上、ヤマトはチェンが何かアクションを起こすよりも早く彼女を甘やかしてくるというのが容易に想像できるのが問題点でもあった

さて、どうしようか?とホシグマは考えながらグラスに入っている酒を飲んで──閃いた。

少しリスキーではあるし、そもそもこの方法は根本的な解決にはなってないが、このまま考え続けるよりはマシかもしれない。

ホシグマはそう考えると、チェンにその方法を伝えた。

 

 

****

 

「それじゃあ、ヤマト。隊長のことは頼んだぞ」

 

「はい、ホシグマさん。それではまた今度」

 

それから、書類仕事を終えスワイヤーからの勧誘から無事に逃げ出せたヤマトは、ホシグマからの連絡を受けて寝息を立てるチェンを背中に背負い、ホシグマと別れるとなるべく人目がつかないルートで帰りながらも内心明日を楽しみにしていた。

理由は明日は3ヶ月ぶりにヤマトとチェンは非番であり、久しぶりに水入らずで2人っきりで過ごせるからというもので、チェンを沢山甘やかして上げようと前々から考えていたからだ。

 

(明日の夕食はチーちゃんが好きな物にしてあげよっと♪あ、でも冷蔵庫に材料残ってたかな?)

 

チェンにぞっこんなヤマトはそんなことを考えながら背中の温もりを味わいながら、チェンを起こさないようにゆったりとした歩調で夜の龍門の街を歩いた。

****

 

「よいっ…しょ…と」

 

数分後無事に自分が借りている部屋に着いたヤマトはスヤスヤと寝息を立てるチェンを自分の部屋のベッドに静かに寝かしつけると、彼女の上着がシワがつかないように取ってそれをハンガーにかけ、制服のシャツのボタンの上の二つだけを外す。

そして風邪をひかないようにと布団を彼女にかけて、明日の朝食の仕込みをしようと台所へ行こうとした瞬間──

 

「どこへいく…」

 

「うわあっ!?た、隊長?」

 

ヤマトはチェンに思いっきり腕を引っ張られ、ベッドに横たわっているチェンの傍に倒れ込んだ。

顔を火照らせ目が少し潤んでいるチェンを見て、ヤマトは「あっ…」と何となく察した。

 

「…明日は3ヶ月ぶりに非番が重なった日だから、今日はシテくれるかと期待してたんだぞ…」

 

いつものチェンらしくない言葉にヤマトは酔いが冷めきっていないのだと判断すると、朝食の仕込みの前に彼女を寝かしつけることにした。

 

「…酔ってる人の寝込みを襲うなんて出来るわけないでしょ?水とってくるから、それ飲んだら──っんむ!?」

 

チェンは小言をいうヤマトにムッとした顔を浮かべると、聞きたくない、と言うように彼の口を自分の口で塞ぎ彼をその気にさせるために舌を絡ませる。

恋人となってからそれなりに時が経っているのに加え、恋人の夜の情事というものを何度もすればスイッチの入れ方ぐらい作るのは他愛のないこと。

──最も、今回みたいにかなり情熱的にすることは中々ないのだが。

 

「──プハっ、はぁ…はぁ……」

 

ある程度してから口を離せば、息を荒くしつつもスイッチが入りかけているヤマトの顔がそこにあった。

それにチェンは内心ほくそ笑む。「ヤマトをこっちの部署に寄越せ」などとのたまうスワイヤーや、ヤマトとよく組むことが多いホシグマでさえ、ヤマトをこんな状態にさせることは出来ない。それが、チェンを更に興奮させ彼女の理性を削る。

 

「せ、んぱい…」

 

しかし、まだヤマトが自分の名前を呼んでいないことから完全には堕ちていないと察したチェンはならばとヤマトのズボンのベルトをカチャカチャと外して、それを適当に放り捨てると彼のズボンとその下着を下ろし、そそり立っているブツを出した。

 

「あ、ま、待って…」

 

「何を待つんだ?お前のコレは待ちきれないと感じだぞ?最も、私が待ちきれんがな…」

 

チェンはヤマトのブツを自分の下を使って舐め始める。敢えて弱いところは責めずに焦らすように舐める。

普段であればここまですれば、ヤマトは完全に乗り気になるのだが当の彼はまだ乗り気ではなさげで快楽に抗おうと歯を食いしばっていた。

チェンは思ったよりも強情なヤマトに少しいい気はしなかったが、逆にどこまで耐えられるのか知りたくなり、最近読んだある書物に載っていた方法をとるべく、シャツを脱ぎブラを取るとその豊満な胸の間にヤマトのそれを挟んで刺激する行為──パイズリを実行した。

 

「ん、意外と難しい…な、これは…っと」

 

「えっ!?せ、せんぱ…っ!」

 

「私だって、お前のために色々やってるんだぞ?…いつも、お前に…やられてばかりは…んっ、と…癪だからな…」

 

チェンは自身の胸でヤマトのそれを扱きながらも、舌を伸ばして彼の敏感な先っぽを舐めながら、いつもいいようにやられているのをやり返すかのように責める。

ヤマトは必死に流されないように堪えるが、初めて味わうチェンの胸に包まれて更に敏感な亀頭の部分を執拗に責められて耐えられるはずもなく──

 

「っうあ、で、出る!」

 

「っん!……んんっ……」

 

勢いよく出された白いそれは、チェンの顔や胸にかかり彼女は顔にかかったものを指で掬って口の中に入れて飲み込み、あまりの濃さに少し驚き表情を浮かべた。

 

「…結構濃いな、いつから溜め込んでいたんだ?」

 

「…最後にしてからは、自慰もしてないです……」

 

「…理由は?」

 

「………チーちゃんと、沢山できるようにするため……」

 

本当は隠しておきたかったことをばらす羽目になったヤマトはそれだけ言うと、プイッとそっぽを向いた。

しかし、チェンとしては目の前の恋人が自分とヤレることを密かに楽しみにしていたことが嬉しいことであった。

 

──もう我慢できない。

 

チェンは残ってる衣服を全て脱ぎながら、ヤマトをトンッと押してベッドに倒して彼の腰に跨る。

ヤマトはすぐに彼女が何をしようとしているのか察し止めるために声を上げた。

 

「待って!まだ──」

 

「心配するな、私は見た通り準備万端だ…」

 

「っ、本当、だ…っぐ…」

 

しかし、それもチェンが濡れている割れ目でヤマトの分身を擦るように動き──俗に言うマンズリというもの──を行い、濡れていることをヤマトに示す。

ヤマトは自身のモノを刺激されて声を漏らし、顔もその快楽に耐えるような表情となり、それが余計にチェンの性的興奮を加速させた。

 

「……我慢出来ん、いれるぞ」

 

チェンはヤマトの返事を聞く前に自分の中へとヤマトの肉棒を入れた。

 

「うっ…チーちゃん、きつく締めすぎ……」

 

「ん、あっ…お前こそ、1回出したくせに凄い硬いじゃないか…んんっ」

 

チェンはそれに満足しながらも、ヤマトをもっと感じるためにも腰を上下だけではなく横にも激しく動かしていく。

そして、ヤマトも負けじと揺れるチェンの胸に手を伸ばしてすっかり硬くなった乳首を指で転がして刺激していく。

 

「ふぁっ…!お前、本当に胸が、っん、好きなんだな…」

 

「チーちゃんは触られるの嫌?」

 

「…誰も嫌いだとは、っあ、言ってない、んあっ…」

 

胸を触られることで伝わる快楽によって、段々と漏れでる声が大きくなっていくにつれ、チェンはヤマトに意識を割く余裕が無くなっていった。

そして、何とかして形成を逆転したいヤマトがそれを見逃すはずがなく、その一瞬の隙に上体を起こし、チェンの頭の後ろに手を回して押し倒して、騎乗位という体制から正常位という体制に変えた。

 

「あっ…」

 

「形勢逆転、だね…全く、人が気を使って明日誘おうかなって思ってたのに…もう、加減はしないからね?」

 

「え…うあっ!?い、いきなりうごくっにゃあぁぉぁっ!?」

 

ヤマトが小声で愚痴るように言った内容に、チェンは思わず声を漏らすがすぐにそれもヤマトがピストンを激しく行い始めたことで、口からは蕩けた声が漏れでる、

 

「龍なのに猫みたいに鳴くよね…チーちゃんって」

 

「〜〜〜っ!」

 

「締め付け、強くなったね…感じちゃった?」

 

チェンの体は耳元でどこか小馬鹿にするようで、愉しんでいるような声で囁かれるだけで反応してしまう。最初はこんなことを囁かれても全く反応はなかったのだから、先程の反応はヤマトの開発の成果とも言えるだろう。

 

「こ、の…!サディストめ…ふあっ」

 

「好きな人の前じゃ誰だってそうなると思う、よ?…それと我慢しなくていいからね?」

 

「あ、待て!今、んっ、そこ触られたら、ああああっ!?」」

 

ヤマトによって開発されて性行為の時のみ敏感になってしまった尻尾を触られたチェンは、大きな声を上げながら絶頂を迎えた。

…なお、近衛局の局員寮は全室防音のため、どれだけ大声で騒いでも隣には聞こえない仕様となっている。

 

「はあ…はあ……」

 

「…チーちゃん、ちょっと体制変えるよ」

 

「はあ…はあ…?……っ!こ、この体制は、あああああっ!」

 

ヤマトに四つん這いになった状態にさせられたチェンは待ったをかけようとするも、その前にヤマトが腰の動きを再開させたがために口からは嬌声が上がった。

 

「んあ″っ!お、奥に当たって…んああっ!」

 

「チーちゃん、後ろからこうやって突かれるの好きだもんね…さっきから締め付けが凄いよ?」

 

「わ、態々言う、っなああああぁ!?」

 

「ごめんね、尻尾がすごい揺れてたからつい触っちゃった」

 

ヤマトの気持ちの籠っていない謝罪にチェンは少しムッとしたが、それもすぐにもたらされる快感によって流される。

ヤマトはすべすべしていて触り心地がいいチェンの尻尾を扱くように手を動かしつつも、ピストンの動きをさらに激しくしていく。

 

「ああっ!ふあ、はっ、んああっ!」

 

「ぐっ…チーちゃん、そろそろ俺…」

 

「私、もイきそうだから、激しくしていいからっ!一緒に…っ!」

 

チェン同意を得たヤマトは、ラストスパートと言わんばかりに腰の動きを音が鳴るほど激しくさせる。

 

「あ、ああっ!い、イクうぅぅぅっ!」

 

 

「ぐっ、チーちゃん!」

 

2人に絶頂による刺激が脳を満たす中、ヤマトは避妊のため自身の肉棒を抜いて子種をチェンの臀部に出した。

 

「中に…出して欲しかった…な……」

 

チェンは纏まらない思考の中、お尻に感じる熱さから避妊の為とはいえ、中に出して貰えなかったことに少しだけ不満を感じていると、腰を掴まれる感覚がし何事かとヤマトに聞こうとして──

 

「ふああああっ!?ま、なんで…!?」

 

膣の中に、ヤマトの肉棒を感じ挿れられたと把握する一方でまた脳内を快楽が走り始める。何故、また挿れられたのか、声を出す代わりにヤマトに視線を向けて聞く。

 

「何でって…加減しないって言ったでしょ?悪いけど…先に誘ったのはそっちなんだからね?それに中に出して欲しかったなんて言われたら…」

 

「は、ははっ…」

 

最後は何を言っていたのか聞き取れなかったものの、イイ笑顔で告げたヤマトにチェンは乾いた笑みを浮かべながらも、どこか悦んでいる自分がいるのを自覚すると、ホシグマに相談して「こう言ったらどうでしょう?」と言われたことを思い出し、それを声に出した。

 

「そ、その…好きにしていい…ぞ」

 

「…チーちゃん、それ反則」

 

「え?あ、まっ、まだイって──」

 

 

 

******

 

 

「……それで、今回はなんですか?」

 

数日後、いつもの飲み屋のある個室にてホシグマはチェンに呼び出され、少し呆れながらも目の前の上官に話を振る。

 

「その…お酒の勢いでやる、というのは上手くいったんだが…」

 

(上手くいったんだ…)

 

「…その……お前にも言われた言葉を言ったら……凄い激しくされて……それ以来、ヤマトと顔を合わせるのが恥ずかしい…どうすればいいんだ!?」

 

 

────勝手にやっててください。

 

ホシグマは先日ヤマトにも「チーちゃんが俺と顔を合わしてくれないよぉぉぉぉ!」と泣きつかれたことを思い出しつつも、このバカップルのことを思い、ため息を吐きつつもその顔はどこか嬉しそうでもあった。

 

 

 

 

 




キャラ紹介

ヤマト:チェン隊長が大好き過ぎて、仕事以外で2人だけになると尻尾のスピードがやばくなる狼。なお、恋仲になった原因は2つで、1つはラッキースケベ。ヤマト曰く「あの時は死ぬかと思った」とのこと。基本的に激務で疲れがやばい&甘え下手なチェンのために、積極的に甘やかしてくる。なお、夜の営みでは結構サディスト。あの後3ラウンドやったとか。チーちゃんに嫌われたら自害するしか…と酔った勢いでホシグマに弱みを吐き出した時はめちゃくちゃ励まされた。

チェン:実は、ヤマトにベタ惚れな隊長。恋仲になった原因の2つのうち1つは、ある任務でヤマトが自分を庇ったせいで生死をさまようほどの大怪我を負ったことで、ヤマトが死んでしまったら?と考えただけで胸が張り裂けそうな痛みに襲われたことで恋心を自覚。目を覚ましたヤマトに自分の体を大事にしろと説教した後、「私の着替えを見た責任は取れよ?」という分かりづらい告白をし、?マークを浮かべるヤマトの唇を強引に奪って分からせたという行動派。ベタ惚れなのは他時空のテキサスやラッピーとは変わらないが、キスマークを付けるほどの独占欲はない。最も、他の女性(特にスーお嬢様)と話している時はジェラシー。酒の勢いでヤマトを甘やかそうとして、途中までは良かったが失敗した。ヤマトに開発されたせいでちょっとのマゾ気味に。因みに顔を合わせてないことでヤマトが落ち込んでいたことを聞かされた翌日、職権乱用でヤマトと2人きりになってしっかり話し合いをして無事解決した模様。それでいいのか、隊長。(二次創作だから細かいことは気にしなくてヨシ!)

ホシグマ:苦労人の姉御。毎回惚気話を聞かされてもキレたり放り出したりしないほどの強靭な精神を持つ。

スーお嬢様:書類仕事が終わらないぃぃ…
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