ファミレスでの楽しい食事の後、彼らは醜悪な女はぐれ悪魔に襲われるが、果たして彼女は……
カテレアさんに会いに冥界の監獄を訪れた翌週の土曜日、僕たち【ミューステリオン研究部】のメンバー及びマリアさんは、ディオドラ及び【禍の団】との戦い、そしてその後の体育祭の慰労会も兼ねて駒王町内のファミレスで慰労会を行い、明日は日曜日という事で夜遅くまで歓談した。
深夜、ファミレスを出て帰途につく僕たち。空には星が輝いている。
「ファ――――ッ! 食った! 食ったっす!」
「ミッテルト、お前、行儀悪すぎるぞ。一緒にいる私たちが恥ずかしかったぞ。少しはマナーというものを考えろ」
「フフフッ、すごくおいしそうに食べておられましたけど、確かにカラワーナ様の仰る通りですね。ミッテルト様、今度、私がマナーを教えて差し上げます」
「えーーーーーっ、面倒くさいっすよぉ~~」
僕とレイナーレが手を繋いで歩いている後ろで、ミッテルトちゃんとカラワーナさん、マリアさんがそんなやり取りをしている。流音くんはその3人の後ろを歩いている。本当ならカラワーナさんと手を繋いで歩きたいはずだが、誰かにそれを見られたら大変なのでそうせざるを得ないのだ。
僕たちはほとんど人気のない、真っ暗な道に差し掛かる。その道路の外側に何もない広い空き地が広がっている。
「ミコト、何だか嫌な気配がするわ……」
「うん……」
僕と手を繋いで歩いていたレイナーレが僕の腕にすり寄って声を潜めて言った。僕も、そして他の皆も皆、一様に人ならざる者の気配を感じて身を構える。すると……
「ウフフフフフフッ……」
女性の笑う声が聞こえ、5m以上はありそうな巨大な怪物……はぐれ悪魔が姿を現した。
その上半身は張り詰めた大きな乳房をした裸の女性なのだが、その顔は猿のような顔の大きな口に鋭い大きな牙が並び、耳が左右に張り出している!まるでホラー映画の「グレムリン」を思わせるような醜悪な顔……!
その下半身は四本足で、全ての足が太く、爪も巨大な鋭いカギ爪だ。尾は蛇の形をして蠢いている。そして上半身の手にも長い爪を生やしていて、それで何故か大きな乳房を揉みしだいている。
そのあまりの醜悪な姿に思わず息を呑む僕。だが、そこでレイナーレがささやく。
「彼女、最初からあんな姿をしていた訳じゃないわ。元々は私たちとほとんど変わらない姿をしていたはずよ」
「えっ!? そうなの?」
「ええ、悪魔が主のもとを離れて、むやみに力を使い続けるとあんな姿になってしまうの……」
レイナーレの言葉に僕は思う。彼女も主のもとを離れるのに、そしてあんな姿に変わり果てるまでに何か事情があったのだろうと……
「あらあら、人間や悪魔じゃなくて堕天使の獲物とは珍しいわね……あなたたちの血は甘いのかしら? 苦いのかしら? 試してみたいわぁ~~うふーーーーん~~」
胸を揉みしだきながら、その醜悪な姿に似合わない色っぽい口調で語るはぐれ悪魔。だが、その恐ろしい外見と、余裕そうな態度とは裏腹に彼女から感じる魔力は低く、その実力は大したものではない事が感じられる。そう、ここにいる全員が一人で余裕で勝つ事が出来る相手だと分かる。とはいえ、僕たちは瞬時にそれぞれの戦闘服姿になる。
まず、カラワーナさんが前に進み出る。
「このような雑魚、ミコト殿やレイナーレ様の手を煩わせるまでもありません。私が相手を致します」
「ちょっとカラワーナ! ウチがコイツの相手をしてやるっす! たまにはウチも姉さまやミコトくんに良い所見せたいっすから!」
「私に任せて頂いても良いのですが、ミッテルト様がそのように思っていらっしゃるなら……カラワーナ様、ここはミッテルト様に譲って差し上げて頂けないでしょうか?」
「そうか……まあ、マリアがそう言うなら……じゃあ、ミッテルト、お前に任せる」
「ほいっす! サッサッと片付けてやるっす! 姉さま、結界をお願いするっす!」
「分かったわ」
レイナーレが近所の人たちに気付かれないよう周囲に結界を張り巡らせ、ミッテルトちゃんがはぐれ悪魔の相手と決まった。一方、その様子を見ていたはぐれ悪魔は激怒する。
「貴様らっ!! 一人で私を倒せるとでも思っているのかっ!!」
「あたり前っす。アンタなんかウチらの誰でも余裕で瞬殺っす」
「ふざけるな!! 堕天使のガキめが!! 私を愚弄した事を後悔させてやる!! バラバラに引きちぎってくれるわぁっ!!」
ミッテルトちゃんの挑発に激高するはぐれ悪魔。それにミッテルトちゃんは恐れるどころか不敵な笑みを浮かべてさらに挑発する。
「ヘイ! カモン!」
「おのれええええええええっ!!! ガキがあああああっ!!!」
中指を立ててかかってこいと手招きするミッテルトちゃんにはぐれ悪魔は巨大な下半身の前足をゴオッ! と振り下ろして踏み潰そうとするも、ミッテルトちゃんはその攻撃をひらりとかわす。
次の瞬間、ミッテルトちゃんはあの黒のゴスロリ服姿となり、背中に黒の翼が生える。彼女はそのまま宙に舞い上がると右手に光槍を出現させる。
「ミッテルトちゃんっ!! 待ってっ!! 彼女を殺さないでっ!!」
僕は思わず叫んだ。さっきのレイナーレの話では彼女も元々は僕たちと変わらない姿をしていたはずだとの事、彼女が悪魔の主人のもとから逃れてこのような姿に変わり果てたのも何らかの事情があってのはず。それも確かめずに死なせてしまうのはあまりにもむごい……そう考えたから……
するとミッテルトちゃんはやれやれという表情で僕を見つめる。
「は~~っ……ミコトくんたらホントにお人好しっすねぇ~~」
ビュンッ!! シュバッ!!
「ぎゃあああああーーーっ!!!」
ミッテルトちゃんは素早く降下して、はぐれ悪魔の脇腹のあたりをすり抜ける。すると次の瞬間、はぐれ悪魔の脇腹は切り裂かれてそこから鮮血が噴き出し、彼女は絶叫して、その場にズドーン! と地響きを立てて倒れる。
「手加減はしたっすよ。これだと少なくともすぐには死なないっす。その気があるなら助ける事も可能っす」
「ありがとう!」
ミッテルトちゃんに礼を言いつつ、僕は激痛で苦悶にあえいでいるはぐれ悪魔に近寄る。いざという場合のために懐から【ニプルスピア】を出して手に持ちつつ。
「こ、殺せっ……」
苦痛に体をふるわせつつ、はぐれ悪魔は僕を上目遣いに見上げつつ言った。その顔は醜悪。だが、僕はその目に涙が溜まっているのを確認する。
「ねえ、君は元は僕たちと同じ姿をしていたんでしょう? なのに、なぜ、こんな事になったのか、その訳を教えて欲しいんだ。大丈夫。もう僕たちに敵対しないと約束してくれるなら、君を助けてあげる。その傷も治療してあげるよ。だから、それを僕に話して」
「な、何……?」
はぐれ悪魔が信じられないという目で僕を見上げる。そんな僕をレイナーレが、カラワーナさんが、マリアさんが見つめる。
「ミコト……」
「ミコト殿……」
「ミコト様……本当にあなた様はお優しいのですね……」
「……………っ! ダ、ダメ……こんな醜い私に情けをかけられても……こんな姿でもう生きていたくないっ……だから一思いに……殺して……」
はぐれ悪魔は苦痛と出血で意識が朦朧としているようで、必死にかすれた声で言葉をつむぐ。
「ミコト……彼女の気持ち、私は分かるわ……だから……」
「……………」
レイナーレの言葉は分かる。女性がこんな姿に変わり果てたら絶望し、自暴自棄になるのは当然だ。でも……何とか彼女を元に戻してあげる事は出来ないのか……! そうだ……!
「レイナーレ、君はさっき、【悪魔が主のもとを離れて、むやみに力を使い続けるとあんな姿になってしまう】って言ったよね?」
「えっ?、ええ……」
「それなら、君の【堕天の乳汁】を彼女に振りかければ、飲ませれば、彼女は元に戻れるんじゃないかな?」
「えっ? で、でも本当にそれで元に戻るのかしら……?」
「それは分からない。でも、やってみる価値はあると思うんだ」
「分かったわ。ミコト、あなたはそういう人だもの。そしてそんなあなたが私は大好きだから……」
レイナーレは美貌を赤らめながらもそう言ってうなずいてくれる。僕はそんな彼女を愛おしく思いつつ、黒のボンデージ姿の、黒の胸当てがくい込んでいる張り詰めた大きな胸の頂の、黒布にくっきりと浮き出している彼女の大きく卑猥な勃起乳首をぐりいっ! と強くひねる。
「あっ!! あひゃあああっ!!」
性感帯の乳首に加えられた、強烈な刺激にレイナーレが絶叫してビクンッ! と体を大きくのけぞらす。僕はさらにつまんだ彼女の乳首をぎゅりぎゅりっ! ぎゅりいいいっ! と激しくひねり回し、引っ張る。
「あひっ!! あひゃっ!! ああああああああーーーーーーっ!!! ミ、ミコトおおおっ!!! あひゃああああああんっ!!!」
絶叫と共にレイナーレの体から黒のボンデージが散り散りとなって弾け飛び、彼女は張り詰めた大きな乳房をぶるんっ! と弾ませつつ、例の黒の首輪と黒のリストバンド、黒のブーツだけを身に付けたほぼ全裸の禁手時の姿となる。
僕はむき出しになったレイナーレのビン! と突き出している、硬く勃起した大きく卑猥な両乳首を今度は直にぐりりいっ!! ぎぃりりいいいっ!! とまた強くひねる。
「ふっ!! ふぎいいいいいいっ!!! ふひゃあああああんっ!!! ミ、ミコトおおおっ!! あっ!! あああああーーーーーーーっ!!」
絶叫と共にレイナーレは裸体を大きくのけぞらせ、彼女の大きく卑猥な勃起乳首から光り輝く【堕天の乳汁】がビュビュビュビュ―――ッ!! と噴き出す。
僕はレイナーレの後ろに回ると、彼女の張り詰めた大きな乳房をぎゅむっ! ぎゅむぎゅむっ! と力いっぱい揉みしだく。
「あっ!! あはああっ!! ミ、ミコトおっ!! ああああーーーーーんっ!!!」
レイナーレの絶叫と共に、彼女の大きな乳首からさらに大量の【堕天の乳汁】が勢いよく噴出する。僕はその乳汁を手にすくってはぐれ悪魔の口に注ぎ込む。
「あむっ……ごくごくっ……」
レイナーレの乳汁を飲み込むはぐれ悪魔。
「あっ……」
僕は思わず声を上げる。はぐれ悪魔の大きく横に飛び出していた耳が小さくなって普通の人間の耳へと変わり、彼女の口中の鋭く長い牙状の歯が小さくなっていき、口も小さくなり、人間的な整った顔立ちへと変化していく。
そして……
彼女の上半身は先ほどまでの醜悪な姿とは似ても似つかない、人間でいえば二十代半ばくらいに見える長い艶やかな黒髪に整った顔立ちの美しい顔と張り詰めた大きな乳房の妖艶な美女の姿に変わった。だが、下半身はまだ異形のままだ。そこで僕は再びレイナーレの張り詰めた両乳房を激しく揉みしだく。
「あはあんっ!! ミコトおっ!! あはあああーーーんっ!!!」
更に大量の乳汁がレイナーレの両乳首から噴き出し、そのしぶきがはぐれ悪魔の全身に降りかかる。
すると巨大なはぐれ悪魔の体があっという間に縮小していき、彼女の下半身の剛毛で覆われた獣のような下半身が消失し、すらりとした人間の女性の足へと変わった。
「さあ、もう大丈夫だよ。君は元の姿に戻ったんだ」
「…………!!!」
僕の言葉に彼女はその美貌に驚きの表情を浮かべる。そこにマリアさんがやって来て、化粧用の小さな手鏡を取り出して彼女に見せる。
「これが今のあなたの姿です。とても綺麗ですよ」
「…………!!!」
彼女は目を見張って鏡に映っている自分の姿を見つめる。次の瞬間、彼女の目から感激の涙があふれ落ちる。その気持ちは僕にも痛いほど分かる。
「じゃあ、君の事を僕たちに話してくれないかな?」
「…………わ、私…………んっ…………」
彼女は何かを話そうとするが、言葉にならず、そのままその場にくずおれてしまう。先ほど、ミッテルトちゃんの攻撃で負った傷はレイナーレの【堕天の乳汁】の効果によってすっかり治っているが、長期に渡って怪物化していた事もあり、体に変調をきたしているようだ。
「うっ……ううっ……」
彼女は必死で体を起こしてふるえる腕をあげて、張り詰めた大きな乳房に両手を当てるも、すぐに倒れ込んで突っ伏してしまう。でも、彼女はその行為を何度も必死に繰り返す。
「その女、おっぱい揉もうとしてるみたいっすよ」
「えっ?」
「さっき、バケモノの姿だった時も、戦う前、おっぱいモミモミしてたじゃないっすか。理由は分からないっすけど、その女にとって自分のおっぱい揉むのが何か意味あるんじゃないかと思うんすよ」
ミッテルトちゃんの言葉に僕は思い起こす。そういえば彼女、あの姿で僕たちの前に現れた時にずっと胸を揉んでいた……
「取りあえず、ウチが胸を揉んでやるっす」
ミッテルトちゃんがはぐれ悪魔のもとに寄って彼女の胸に触れる。
「うおーーーっ! でっかくてムチムチっすねぇ~~ウチもこんな胸になりたいっすよ。さあ、揉んでやるっすよ」
ミッテルトちゃんは意気込んではぐれ悪魔の胸を揉みだすも、はぐれ悪魔は……
「ち……違……もっと……強……」
「こう! こうっすか!?」
「い……痛……」
「うーーーん……これでもダメっすか……」
どうやらミッテルトちゃんの揉み方が弱すぎたり、強過ぎたりしてはぐれ悪魔の求めるのに合わないらしい。するとしばらく様子を見ていたマリアさんが言った。
「ミッテルト様、私がやってみます。アスタロト邸でもずいぶんとマッサージの仕事はしていた身なので、参考にはなるかと」
マリアさんは白い頬を少し赤らめつつ言った。
「そ、そうっすか。マリア、よろしく頼むっす」
「はい、お任せを」
マリアさんはミッテルトちゃんに向かって微笑むと、あえいでいる全裸のはぐれ悪魔の後ろにピタッと寄り添って、彼女の背中越しにその張り詰めた大きな両乳房に触れる。
「あっ……」
はぐれ悪魔の彼女が小さな声をあげる。
「フフッ……こんなに大きくて張りがあって……レイナーレ様やカラワーナ様にも劣らない胸……うらやましいですね」
マリアさんは微笑みつつ、はぐれ悪魔の張り詰めた大きな乳房を手慣れた手つきでマッサージする。
「あっ……ああっ……」
はぐれ悪魔は恍惚とした表情をその美貌に浮かべる。それと同時に青白くて貧血気味な感じだった彼女の肌に血色が戻っていく。
「な、何か見てたら変な気分になってきたっす……マリア、ウチにもまた揉ませて欲しいっす。マリアのを見てたら、さっきよりは上手く出来る気がするっす」
「ええ、ミッテルト様、どうぞ」
マリアさんの許可を得て、ミッテルトちゃんもはぐれ悪魔に近付いて、マリアさんの手つきを見つつ真似て、彼女の張り詰めた大きな乳房を再び揉み出す。
「あっ! あはあっ!」
はぐれ悪魔が裸体をよじってあえぐ。どうやら彼女の体の機能はほぼ回復したようだ。マリアさんとミッテルトちゃんは息を合わせて彼女の乳房をさらに揉み続ける。
「うわぁ♪ 今度は気持ち良くなってくれたみたいで良かったっす♪ それにしても良い感触っす♪」
「この乳首も大きくて硬く勃起して、とてもエッチですよね。感度、試してみましょう」
マリアさんの指がはぐれ悪魔の乳房の頂の、カチカチに硬く勃起してビン! と突き出している大きな乳首をきゅりっ! とひねる。
「あっ! あはあんっ!」
はぐれ悪魔がビクッ! と裸体をふるわせる。続いてミッテルトちゃんももう片方の乳首をひねる。
「はあっ!! あああんっ!!」
「フフッ……ずいぶん感度良いですね♪ すっかり元気になったようですね♪」
マリアさんの指がはぐれ悪魔の乳首をギュリリイッ! と今度は思い切り力を入れてひねった。
「ふっ!! ふぎいいいいいいいいっ!!! ふひゃあああああああんっ!!!」
乳首を襲った強烈な刺激に、はぐれ悪魔は裸体を跳ねあがらせるようにして起き上がらせ、艶やかな長い黒髪を振り乱す。続いてミッテルトちゃんも彼女のもう片方の乳首を強くひねり上げる。
「ふひゃああああああああんっ!!! ち、乳首そんなにされてえっ!!! わ、私いいいっ!!! ああああああーーーーーーーっ!!!」
はぐれ悪魔の絶叫が響き渡り、彼女は目から涙を、口元からは涎を流す。
「フフッ……どうやら、もう大丈夫なようですわね。では、ミコト様、後はお任せします」
「う、うん……」
微笑むマリアさんにうなずきつつも、僕は目前で繰り広げられた光景に思わず興奮してしまっていた。恐る恐る隣のレイナーレを見ると、彼女は目を怒らせている。
「私以外の女に興奮するなんて……ミコト、後でしっかりと償ってもらうわよ」
「ご、ごめんね……」
ふと見回すと流音くんも同様であったようでカラワーナさんに怒られている。
「ルオン、お前……私以外の女に興奮するなど……後で覚えておけ」
「す、すみません……先生……」
それはともかく、これではぐれ悪魔から話を聞ける状態になったわけで、僕は彼女を改めて見つめる。彼女はマリアさんに乳首を攻められた刺激に激しくあえいでいる。
「ああっ……はあはあ……ああんっ……」
はぐれ悪魔の呼吸が落ち着いてきたところで、マリアさんは再び彼女の目の前に手鏡を差し出して今の自分の姿を確認させる。すると、それをそれを見つめる彼女の顔に再び感激の表情が浮かび、嬉し涙があふれ出す。自分があの醜い怪物の姿から元の美しい姿に戻れた事を再確認したのだ。
「ああっ……! 夢じゃないのね……! 私、元の姿に戻れたのね!」
「そうですよ。おめでとうございます。それはそうと、あなた、爪を伸ばし過ぎですよ。危ないから切りますね」
マリアさんが感激に身をふるわせているはぐれ悪魔を祝福しつつ、爪切りを取り出してはぐれ悪魔に見せる。それにしてもマリアさん、手鏡はともかく爪切りまで持ち歩いているなんて……まさにメイドの鏡!
「マリア、アンタ、ドラえもんっすか……?」
ミッテルトちゃんもさすがに驚いている。一方、爪切りを差し出されたはぐれ悪魔は驚きつつも素直に応じる。
「あっ……そ、そうね……た、頼むわ」
手を差し出すはぐれ悪魔。確かに彼女の爪は非常に長く、鋭く伸びていてこのままでは周囲にとっても、彼女自身にとってもケガの元になる。
「さあ、ミコト様とレイナーレ様にお礼を申し上げなさい。お二人は襲い掛かって来た敵であったあなたの命を助けてくださったばかりか、あなたを元の姿に戻してくださったのですよ」
はぐれ悪魔の爪を切り終わったマリアさんは彼女にそう促した。すると彼女は僕とレイナーレの方を向いて頭を下げる。
「あ、あの、ありがとう……あなたたちを襲った私を許して命を助けてくれたばかりか、あの醜い姿から元に戻してくれて……本当にありがとう。私、【バイサー】というの。これからよろしく」
「僕は國原尊。バイサーさん、よろしくね。それでバイサーさん、君はどうしてこんな事になっていたの?」
僕の問いにバイサーさんはうつむく。彼女がとても辛い過去を抱えている事はその様子を見ていても感じられる。彼女はしばらくためらうような素振りを見せたが、やがて意を決したようで語りだした。
「私……元は人間だったの。実家は元々は裕福だったんだけれど、父が事業に失敗して破産してそれを苦に自殺して……私は生きるために売春宿に入ったの。でも、そこで私は給料をピンハネされるわ、しょっちゅう暴力を振るわれるわでひどい目に遭わされて、そこから何とか逃げ出したんだけれど、行く当てもなくて……絶望してうろついていたところをある悪魔の男に拾われて、転生悪魔とされてその男に仕える事になったの……その男の性奴隷として、彼のお客を喜ばす、それが私の役目だった……」
「転生悪魔になった時、私の体に変化が起こったの。この胸をしょっちゅう揉んでいないと体に力が入らなくなってしまうのよ。だから私は常にこの胸を揉むようになり、主への【ご奉仕】も主に命じられての【客へのご奉仕】もこの胸でするようになったの。でも、その主がとんでもない男で変態凌辱プレイが好きで、それを私に無理矢理やらせようとして、それに抵抗する私を【つまらない胸ばかりを使ったもてなししか出来ないクズ女が!】と罵って暴力をいつもふるったの……それで私はその男の下からも逃げ出してはぐれ悪魔になったの」
「ひどい……」
「…………」
流音くんがバイサーさんに同情して可愛らしい顔を歪ませる。マリアさんもディオドラに犯され、彼に奉仕させられていた過去を思い起こしたのだろう。厳しい表情を浮かべている。
「その後の私は心がすさんで、生きるために他者を襲って罪を重ね、悪魔たちからは犯罪者として指名手配される身となって遂にはあのような醜いバケモノになり果てたのよ……」
バイサーさんの余りにもむごいこれまでのいきさつを聞いて僕は思った。確かに彼女は罪を犯した。でも、その経緯を考えれば彼女に同情の余地は十分にある。そこで僕は彼女に問う。
「バイサーさん、君は今、【悪魔たちに指名手配されている】って言ったよね。では、もし、悪魔たちに見つかって捕えられたらどうなるの?」
僕の問いにバイサーさんは自分が現在置かれている立場を改めて認識したのだろう。明らかに動揺した様子で裸体をふるわせ、目を潤ませて僕を見つめる。
「【犯罪者とされたはぐれ悪魔は見つけ次第、問答無用で殺していい】って悪魔たちの間では掟があるの。だから見つかったら、100パーセント消されるわ! でも、私はまだ死にたくない! せっかく元の姿に戻ったんだもの! だからお願いっ! 私を助けてっ! 私を匿ってっ!」
涙を流して哀願するバイサーさん。そんな彼女をもちろん見捨てるわけにはいかない。
「うん、分かったよ。何とかするよ」
「あ、ありがとう……! それなら、せめてものお礼に……私のこの体であなたに奉仕するわね……可愛い坊や。フフッ♪」
バイサーさんは妖艶に微笑むと張り詰めた大きな両乳房を持ち上げて、それを揉んで僕を誘惑する。そんな彼女の行為に僕は興奮するより慌てる。こんな事をレイナーレが黙って見ているはずがない!
「バ、バイサーさんっ!! ちょ、ちょっと!!」
「大丈夫よ♪ 坊や、あなたは私の命の恩人だもの。私の体を好きにして良いのよ♪」
「い、いや、そうじゃなくてっ!!」
「フフッ……そうじゃなくて何? ……えっ……!?」
妖艶な表情で僕を誘惑していたバイサーさんの顔が一瞬で凍り付く。レイナーレが彼女に光槍を突き付けたのだ。
「それ以上、私のミコトに言い寄ったら、その首を跳ね飛ばすわよ」
低いがドスのきいた声で光槍を突きつけ、バイサーさんを鋭い目で睨み付けるレイナーレ。
「ちょ、ちょっと何よ……!? 冗談はやめてっ……」
「冗談じゃないわ。今すぐこの場で誓いなさい。二度とミコトに手を出さないって。そうしなければ、あなたはこの場で死ぬ事になるわよ」
レイナーレの表情、彼女から発する殺気は決してその言葉が冗談などではない事を示している。
「アンタ、悪い事言わないから早く謝って姉さまの言う通りにするっす。姉さま、ミコトくんの事になると一切、歯止めが効かなくなるから、アンタ、間違いなく死ぬっすよ」
「ああ、ミッテルトの言う通りだ。ミコト殿に手を出したりしたら、レイナーレ様は間違いなくお前を殺す。私たちでもそれは止められん」
「ミッテルト様とカラワーナ様の仰る通りです。レイナーレ様はミコト様の奥様でお二人はお互いを心から愛し合っておられるの。そのお二人の間に入ろうなど、万死に値するわ」
気が動転して震えあがっているバイサーさんに、ミッテルトちゃんにカラワーナさん、マリアさんが次々と警告する。僕もここは言っておかないとと思い、彼女に告げる。
「そう。僕とレイナーレはお互いに永遠の愛を誓い合った間柄なの。だから、僕は彼女以外の女性に手を出す事は絶対にしない事に決めているの。だから、こういう事はしないで。お願い」
「わ、分かったわ……ごめんなさい。今後、絶対に彼に手は出さないと誓うわ」
バイサーさんはレイナーレに頭を下げて謝罪する。
「レイナーレ、バイサーさんも僕と君の関係をよく知らなかったからなんだ。そしてこうやって彼女は謝ってくれている。だから許してあげて」
「分かったわ。今回は許してあげるわ。でも、今後、もし、ミコトに手を出したら即座に殺すわ。それは覚えておいて」
レイナーレは僕の言葉にうなずきつつ、バイサーさんに光槍を突き付ける。その彼女にバイサーさんは怯えつつうなずく。
「は、はい……」
取りあえず状況が一段落したのを確認した僕は、改めてバイサーさんに語りかける。
「それはそうとバイサーさん、幸い僕たちはこの町にいる悪魔の人たちとは知り合いだし、我らが総督アザゼル様を通じて悪魔界のサーゼクス・ルシファー様を始めとする魔王様方ともつながりがある。君を許して頂けるよう話をするよ」
「アザゼル総督……サーゼクス・ルシファー……あなたたちって……」
僕の口から出た冥界のトップの方々の名前にバイサーさんは驚きの目を見張る。
「いや、そんなに気にしなくて良いよ。冥界のトップの方々と繋がりがあるとはいっても、僕たち自身はまだ下級堕天使だしね」
「ミコト様、とはいえ、ここで序列をはっきりさせておく事は大切ですよ。私と彼女は対等で構いませんが、ミコト様やレイナーレ様は私にとってそうであるように彼女にとってもご主人様になるお方、ミッテルト様やカラワーナ様も上司となります。それをはっきりさせないと、さっきのような事がまた起こりかねません」
確かにマリアさんの言う通りだ。レイナーレの為にも、バイサーさんの為にも、さっきのような事が二度と起こらないようにここでケジメを付けておくことは必要だ。
「そうだね。ではバイサーさん、君にはマリアさんと共にミッテルトちゃんを支えて欲しい。マリアさん、バイサーさんに色々と教えてあげてね」
「かしこまりました。では、バイサーさん、私はマリア。共にミコト様とレイナーレ様にお仕えし、ミッテルト様を支えていきましょう」
「えっ、ええ……よろしく。それであなたの事は何と呼べば?」
戸惑った様子のバイサーさんにマリアさんは微笑む。
「あなたの好きに呼んで良いですよ」
「じゃ、じゃあ……マリアちゃんで良いかしら?」
「フフッ♪ 良いですよ♪ よろしくお願いしますね、バイサーさん」
ちゃん付けで呼ばれて、マリアさんも満更ではなさそうだ。ここでは彼女の方が先輩なものの、実年齢では明らかにバイサーさんの方が年上に見えるし、お互い、それが良いと僕も思う。
「では、ミッテルト様の事は……」
「その……【お姫様】で良いかしら?」
「お姫様……」
「その……私をさっき一撃で倒したし、私の直属の上司だけど年下で可愛らしいし、だからそう呼びたいの」
「なるほど。ミッテルト様、いかがですか?」
「いや~~ウチが【お姫様】っすか……何か照れるっすね……」
ミッテルトちゃんは気恥ずかしそうだが、満更でもなさそうだ。
続けてバイサーさんは他の皆の呼び方も決めていった。カラワーナさんの事は、おそらくバイサーさんと彼女は同年齢くらいだと思われるが敬意を表して【お姉様】、流音くんの事は【ルオンくん】、僕の事は【旦那様】、レイナーレの事は【奥様】だ。まあ、僕とレイナーレは今はまだ婚約者の段階ではあるが、先ほどのような事が起こらないようにケジメを付ける為という事でそれで良いという事になった。
ちなみにバイサーさんは年下の可愛らしい少年が好みのようで、僕の次に流音くんを誘惑しようとして、先ほどのレイナーレと同様、激怒したカラワーナさんに光槍を突き付けられた。
「今度、私のルオンに手を出したら、これでお前の体を刺し貫くぞ……!」
「もう……可愛い子がそろって奥様とお姉様のモノにされているなんてっ……誰に胸を揉んでもらえば良いのよっ……」
バイサーさんはしょげかえっている。彼女曰く、自分で揉むよりも誰かに揉んでもらった方が、ずっと体に力がみなぎるのだという事。
「まあまあ、バイサーさん、あなたに彼氏が出来るまでは私が揉んであげますよ」
「出来れば男の人に揉んでもらいたいのだけど……でも、贅沢は言えないわね。マリアちゃん、すごく上手だし! ありがとう♪ 彼氏が出来るまで頼むわね」
「ウチも揉んであげるっすよ♪ 可愛い下僕の為に一肌脱ぐっす♪」
「お姫様もありがとう」
うーーーん、百合っぽいけど僕が揉むわけには絶対にいかないから、マリアさんが言う通り、バイサーさんに彼氏ができるまではこれでしょうがないよね……
「ではバイサーさん、今後の事を伝えておくけど、君は考慮すべき事情があるとはいえ、これまで人を襲って罪を犯してきた事も事実。だから無罪放免という事にはならないと思う。僕たちと共にアザゼル様にお仕えして、その奉仕を通じてこれまでの罪を償っていくという事になる。それは承知しておいてね」
「ではバイサーさん、ミコト様とレイナーレ様、そしてミッテルト様とカラワーナ様、ルオン様に改めて御挨拶しなさい」
「え、ええ……旦那様、奥様、そしてお姫様とお姉様、ルオンくん、これからどうぞよろしく」
こうして僕たちにまた新たな仲間が加わった。
その後、途中で流音くんと別れて家へと戻った僕たち。
「じゃあ、バイサーさん、裸のままでという訳にはいかないから服を」
「あっ、そうね……それじゃ……」
バイサーさんはレイナーレがそうするように一瞬の内に服を創り出して身に付ける。考えてみれば僕も含めて堕天使も悪魔もいきなり服を創り出して身に付ける事が出来るんだった。
そして僕はアザゼル様に電話をして事の次第を報告した。
「尊、お前もつくづくお人好しだなぁ~~」
アザゼル様はそう言いつつも、バイサーさんを仲間として迎え入れて家に住まわせる事をすぐに承諾してくださった上、
「もし、この件でグレモリー眷属の連中とゴタゴタしたら、俺に言え。サーゼクスに掛け合ってやる」
と仰ってくださった。
「バイサーさん、アザゼル様から許可を頂いたから、君は正式に僕たちの仲間として認められたよ。ではマリアさん、ミッテルトちゃん、後はよろしくね」
「かしこまりました」
「バイサー、行くっすよ」
「は~~い」
バイサーさんはマリアさんとミッテルトちゃんに連れられて居間から出て行った。これから、家の中を案内されて部屋を割り当てられ、日常のすべき仕事についての手ほどきを受けるのだ。
「じゃあ、僕たちは取りあえず休もうか」
「ええ」
僕とレイナーレは手を取り合って寝室へと向かい、部屋に入った僕とレイナーレは見つめ合う。今の僕と彼女は共に駒王学園の制服姿だ。
「レイナーレ、あのバイサーさんに光槍を突き付けた時、君は本気だったね」
「そうよ。まぎれもなく本気だったわ。今後も、もし彼女があなたに手を出そうとしたら、私は迷わず殺すわ。ミコト、あなたはそんな私を恐ろしい女だと思う……?」
レイナーレが僕の目を覗き込むように見つめて聞いてくる。その彼女の美貌には不安げな表情が浮かんでいる。僕はその彼女の不安を打ち消そうと伝える。
「そんな事ないよ。何があったって僕は君を嫌いになんかならないよ。だから、君にそんな事を絶対にさせないように、僕はレイナーレ、永遠に君だけを見つめて、君だけを愛するよ」
「ありがとう、ミコト。そうよね……もし、それで私を嫌いになるなら、あなたはとっくの昔に私を見捨てていたわよね……最初にあなたを騙して近付いて殺そうとした時、そしてアーシアにひどい事をしてしまった時に……でも、あなたはそんな私を命を賭けて愛してくれて守ってくれた……そんなあなただからこそ、私は信じられるわ」
僕の迷いのない言葉に、レイナーレは目を潤ませて喜んでくれる。そんな彼女のいじらしさに僕は胸を熱くして、彼女を抱き締め、そっと唇を重ねる。
「あむっ……ううんっ……」
唇を離して再び見つめ合う僕とレイナーレ。恍惚とした表情の彼女の美貌は実に美しくて、何度見ても僕の心を捉えて離さない!
その彼女に僕はあえて聞く。
「でも、レイナーレ。バイサーさんが僕を誘惑した時、君は少しは不安に思ったりした?」
「ええ、ほんの少しだけれど……だって元の姿になったバイサーはなかなかの美人だし、胸も大きいし……ミコト、あなたって年上の胸が大きな女が好きなイメージあるのよね。私もそうだけど……あっ! あむっ……ふうううんっ……はふっ……はああんっ……ふあああっ」
僕は話しているレイナーレの唇を再び自分の唇でふさぎ、今度は舌が絡みつく濃厚なキスをしかける。レイナーレは再び恍惚とした表情でもだえる。唇を離すと、今度は僕と彼女の唇の間に唾液の糸が一瞬繋がり、そして消える。
僕は目の前に張っているレイナーレの張り詰めた大きな乳房を制服のブラウスの上からぎゅむうっ! と思い切り掴む。
「あっ!! あはあっ!!」
レイナーレが身をふるわせてもだえる。僕は彼女のその胸の頂の、制服のブラウスの上にくっきりと浮き出している、大きく卑猥な乳首をぎゅりいっ! と思い切りひねる。
「ふっ!! ふひいいいいいいんっ!!!」
激しい刺激にレイナーレが絶叫して身を大きくのけぞらす。
「そう……なら、レイナーレ、僕が君のその不安を消し去ってあげる! 僕が君しか見ていない事を、君に夢中だという事を、君のそのエッチで素敵な体に分からせてあげる!」
「あっ、ミコトっ、あっ! ああああんっ!!」
僕はあえて乱暴にレイナーレの服を剥ぎ取っていく。僕が制服のジッパーを下げる際に、服を剥ぎ取る際に、彼女の張り詰めた大きな胸がぶるるんっ! と大きく弾み、僕が好きでたまらない彼女の美しくいやらしい体が露わになっていく。
そしてレイナーレの体は、彼女の張り詰めた大きく美しい乳房の頂の硬く勃起した大きく卑猥な乳首を申し訳程度に隠しているだけの黒の紐状のブラジャーと、同じく秘部を申し訳程度に隠しているだけの紐状パンティーだけが残された姿になった。
「ああっ……ミコトっ……」
レイナーレが美貌に悩まし気な表情を浮かべて僕を見つめる。僕はゴクリ……と唾を飲み込むと、僕が大好きな、常に僕を虜にしてやまない彼女のカチカチに硬く勃起してビン! と突き出している大きく卑猥な乳首と、彼女の髪の色と同じ黒い陰毛に覆われた秘部を丸出しにして彼女を全裸にすべく、彼女の胸と腰に手を伸ばし、胸当てとパンティーの紐に指をかける。指に感じる彼女の張り詰めた弾力感あふれる乳房の感触……!
「あっ……! ミコトっ……」
僕は力を込めて紐を引っ張る。ブチッ! と上下の紐が外れる。
「あっ!! ああんっ!!」
レイナーレの甘い叫びと共に、彼女の乳房に食い込んでいた紐状ブラジャーが乳房の弾力で弾き飛ばされ、大きな乳房がぶるるんっ!! と大きく弾み、同時に硬く勃起してビン! とそそり立っている彼女の大きくてあまりにも卑猥な乳首が僕の目にさらされ、同時に下の紐状パンティーもはらりと外れて彼女の陰毛に覆われた秘部がさらされ、彼女は全裸となった。
「ああんっ……ミコトおっ……」
レイナーレは美貌を紅く染めて、恍惚とした表情で僕を見つめ、その美の女神よりもはるかに素晴らしい、あまりにも美しくいやらしい裸体を僕に見せつける。僕はいつもながら彼女の魔性の裸体を隅々まで見つめる。見事に張り詰めた弾力感あふれる球形の大きく美しい乳房……その頂にそそり立つ、あまりにも大きく卑猥な硬い勃起乳首……引き締まったお腹……見事なまでにくびれた腰……丸く引き締まったお尻……すらりとしなやかに伸びた足……彼女の至高の裸体に僕はただただ見惚れる。
そんな僕にレイナーレは美貌に妖艶な笑みを浮かべ、張り詰めた大きな乳房を、勃起して突き出している大きく卑猥な乳首を僕に見せつける。
「ウフッ……♪ そうね。ミコト、あなたに胸を揉まれるのは、乳首を触られて吸われるのは、この世界で私だけの特権なんだもの……私のこの体が好きでたまらない可愛いミコト……♪ さあ、いらっしゃい♪」
「ああっ……! レイナーレっ!」
僕は興奮して愛しい彼女の名を叫ぶと、彼女の裸体に近付き、その張り詰めた両乳房を今度は直にぐにゅっ! と掴む。
「あはあんっ!! ミコトおっ!!」
レイナーレがビクン! と裸体をのけぞらす。僕は掴んだ彼女の大きな乳房を更にぎゅむっ! ぎゅむぎゅむっ! ぐにゅっ! と激しく揉みしだく。張り詰めた彼女の乳房はまるでゴムまりのようにムッチリとした弾力感にあふれて僕の揉む手を押し返してきて、また、すべすべな肌触りでその素晴らしい感触に僕はいつもながら夢中になる。
「ああっ!! レイナーレっ!! 君の胸っ!! 本当にすごいよっ!! こんなにムチムチで弾力あってっ!! お願いっ!! もっともっと揉ませてっ!!」
「あはあんっ!! そ、そうよおっ!! わ、私の胸は最高なんだからっ!! 大きいだけじゃなくて張り詰めていてっ! ああんっ!! 揉み心地最高なんだからっ!! そ、そしてっ! こ、この胸を揉んで良いのは、あはっ!! ミ、ミコトっ!! あ、あなただけなんだからっ!! ああんっ!! お願いっ!! もっともっと揉んでえっ!!」
僕は何よりも大好きな、ビンビンに勃起してビン! と突き出しているレイナーレの卑猥極まる乳首をすりっ! と強くさする。
「あっ!! あああんっ!!」
乳首が性感帯で極度に敏感なレイナーレは、それだけで裸体を激しくふるわせる。さらに僕は彼女のその大きく卑猥な乳首を人差し指と親指でギュッ! と強くつまむ。
「あひっ!! ああああんっ!!」
レイナーレが裸体を大きくのけぞらせる。僕はつまんだレイナーレの乳首をぎゅりぎゅりッ! と激しくひねり回し、引き延ばしてその硬くてムッチリとした弾力感と卑猥な形を存分に指と目で楽しむ。
「ああっ!! レイナーレっ!! 僕は嬉しいっ!! 嬉しいよっ!! 君の乳首がどんどん大きくなってっ!! いやらしくなってっ!! 硬くてムチムチした指ざわりもっ!! このいやらしい形もっ!! こんないやらしくて素晴らしい乳首を持っているのは君だけだよっ!! お願いっ!! もっともっと君の乳首をいっぱい味あわせてっ!!」
「ふっ!! ふぎゃああああんっ!!! う、嬉しいわあっ!! そ、そうよおっ!! は、はひいいいっ!!! こ、この乳首はっ!! わ、私のあなたへのっ!! ひぎっ!! あ、愛とおおっ!! ふ、ふひっ!! あ、あなたの私への愛がああっ!! ふひいいんっ!! つ、詰まっているんだものおおっ!!! お、お願いっ!! あひっ!! も、もっともっと私のこのいやらしい乳首いじめてえっ!!! あっ!! あひゃあああああああんっ!!!」
夢中で大好きなレイナーレの乳首を激しく攻めまくる僕。僕の攻めに絶叫して裸体をのけぞらせ、艶やかな長い黒髪を振り乱してもだえまくるレイナーレ。
「レイナーレ、腕を上げて」
「えっ? こ、こう……?」
僕の求めに応じてその美しくいやらしい裸体を汗まみれにしたレイナーレが腕を大きく上げる。露になる彼女の脇の下。そこから甘酸っぱい臭いが僕の鼻をくすぐる。
「そう。そのままじっとしていてね……」
僕はレイナーレの脇下に顔を寄せると、甘酸っぱい臭いが立ち込める彼女のその脇下をるろっ……と舐め上げる。
「あっ!! あああんっ!!」
レイナーレがまた裸体をふるわせて大きくあえぐ。僕は更に彼女の脇下を舐め回して、その甘酸っぱい臭いと味わいを存分に楽しむ。
「あっ!! あっ!! あはあんっ!! ミ、ミコトおっ!! そ、そんなトコ、き、汚いのにいっ!! ああんっ!!」
「汚くなんかないよ! 君の体はどこだって最高だものっ! ああっ……フフッ……おいしい……おいしいよっ……君の脇の下っ……るろっ……れろれろっ……」
「ああんっ!! 嬉しいっ!! 嬉しいわっ!! ミコトっ!! もっともっと私の脇下を……体中を舐め回してえっ!! 私のミコトおっ!! あああんっ!!」
僕とレイナーレの激しい交わりは延々と続いた。そして……
ふと、僕は気配を感じて目覚めた。
いつの間にか眠っていたのか……あっ!!
僕の前に全裸でレイナーレが突っ立っていた。彼女の右手には何故か赤く光る光槍が握られていて、それから血が滴っている。
「えっ……!?」
驚く僕をレイナーレは見つめ、笑みを浮かべる。だが、その両目から涙が溢れ落ちる。
「レイナーレ……」
「ミコト、大丈夫よ。愛しいあなたを殺したりなんかしないわ。大事なあなたを私から奪おうとした薄汚い泥棒猫を殺してやったのよ……だって、あなたは私だけのものなんだもの……ねっ、そうでしょ? いつも約束してくれているものね……」
殺したの!? バイサーさんを!? で、でも……
僕は驚愕したものの、目の前のレイナーレへの怒りや嫌悪などは全く感じない。たとえ手が血塗られても彼女は美しい……! 罪を犯してもそれは僕を愛するが故……!
そして僕は自分でも意識しないまま、目の前に張っているレイナーレの大きな両乳房を思い切り形が大きく変形するほどに強く握り締めていた。
「えっ!? ミ、ミコトおっ!! あっ!! あああんっ!!!」
乳房を思い切り握り締められたレイナーレは裸体を大きくのけぞらせる。右手に持っていた光槍はいつの間にか消えていた。僕の心に彼女に光槍で刺されるなどの恐怖など全くなく、ただただ彼女がいじらしく、愛おしかった。
「ごめんねっ!! ごめんねっ!! レイナーレっ!! 僕のためにこんな事を君にさせてしまってっ!! 本当にごめんねっ!!」
僕は泣いて謝りつつ、レイナーレの硬く勃起して突き出している大きく卑猥極まる乳首をぎゅりりいっ! と思い切りひねる。
「あひっ!! あひいいいいいいいいいいいんっ!!! ミ、ミコトおおおおおおおおっ!!!」
レイナーレがすさまじい絶叫をあげて裸体をのけぞらせる。そして僕はひねり上げた彼女の大きな乳首にむちゅうっ! と思い切り吸い付く。
「あっ!! あはああああああっ!!!」
レイナーレがまた絶叫して裸体をふるわせる。僕は彼女の乳首を何度も激しく吸い上げ、舐め回し、しゃぶりまくる。涙を流しながら……
「はむっ! ちゅうううっ! じゅるるるっ……ぷはあっ! ああっ!! レイナーレっ!! 愛してるっ!! 誰よりも君をっ!! るろっ……れろれろっ……ぺちゃあっ……じゅるるっ!」
「あはあああんっ!! ミ、ミコトおっ!! わ、私も愛してるわあっ!! 私がどんな罪を犯しても変わらずにこうやって私を愛してくれるあなたがあっ!! はああんっ!! だ、大好きいいいいっ!! 私のミコトおおおっ!!! あはああああっ!!!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
「ミコトっ!! ミコトっ!! どうしたのっ!?」
僕は自分の名を呼ぶ愛しい声に我に返る。
「あっ……レイナーレっ……」
「驚いたわ……急に私に思い切り抱き付いて涙を流すから……大丈夫?」
レイナーレが心配そうに僕を見つめる。どうやら夢であったようだ。ならばバイサーさんも無事だ。僕は思わずホッとする。
「いや……怖い夢を見たんだ……」
「そうだったのね……それは私の……?」
「うん……」
僕がその夢の内容をレイナーレに話すと彼女は笑う。
「もうミコトったら……今の私がそんな事する訳ないじゃない。でも、あなたが私を無視して他の女になびいちゃったらその時は分からないかも……」
「そ、そんな事を僕がする訳ないじゃない! 僕はいつだって永遠に君だけが好きなんだから!」
「ウフフッ♪ 分かっているわ♪ あなたはいつまでも、永遠に私に夢中なんだもの♪ そして私も永遠にあなたに夢中……」
「うん、そうだよね。レイナーレ、君を愛してる。誰よりも」
「ええ、私もミコト、あなたを誰よりも愛してるわ」
僕と彼女は再び唇を重ねる。
(次回に続く)
このところ、リアルで色々とありまして、前回の投稿からずいぶん日が経ってしまいましたが、ようやく第45話を投稿できました!^^
今回のお話、ここでのはぐれ悪魔バイサーの登場、皆様、驚かれたと思います。
アニメ及び原作では物語のごく初期に登場した彼女ですが、彼女については特にその時期に登場しなければストーリーに支障をきたすという事はなくて、どこで登場させても特に問題はないと思いまして、この物語ではグレモリー眷属に討伐されずにこの段階まで生き残っていたという事にしました。
アニメでは登場当初は上半身は美女の姿で、その後、その上半身も醜く変わり果ててしまった彼女でしたが、このお話では登場の際に既に全身が醜く変わり果てていて、ミッテルトにたやすく倒された後、レイナーレの【堕天の乳汁】の効力で元の美女の姿に戻るという形にしました。
バイサーを倒すのをミッテルトにしたのは、彼女には「打倒小猫」という大きな目標があり、その実現はバイサー程度の相手なら余裕で倒せるようでないと到底不可能であるという事、後はバイサーをマリアと共にミッテルトの補佐役的立場にしたい、という考えからです。
アニメではグレモリー眷属に敗れたバイサーはリアスに「殺せ」と潔く伝え、リアスも彼女を容赦なく消滅させましたが、人一倍優しい尊なら絶対に彼女に事情を聞こうとするし、出来るなら彼女を救おうとするはずだという事で、彼女の命を救った上に元の姿に戻してやり、自分たちの新たな仲間に加えるという事になりました。
しかし、レイナーレとカラワーナ、ミッテルトに始まり、カテレア、そしてマリア(ディオドラ女王)、バイサーと原作・アニメでは容赦なく主人公たちに倒されてしまった【敵女】たちを尊は次々と救って、レイナーレを最愛の恋人に、そして他の女性たちは仲間にしてきました(尊はやはり当初は敵として戦ったケルベロスのレックスも仲間にしている)。尊の敵を滅ぼすのではなく、相手の立場を理解してその思いを受け止めて、受け入れていくという優しさがそういう結果に結実しています^^
尊を誘惑しようとしたバイサーに光槍を突き付けるレイナーレ。彼女としては【ミコトに女として愛されるのは自分だけ】これは絶対に譲れない訳で、ここが多情な一誠とリアスを始めとするグレモリー眷属その他の女性たちとの関係とは大きく違います。
リアスにしろアーシアにしろ、一誠が他の女性に次々に手を出すのに嫉妬するような素振りを見せる事は度々ありますが、結局は「兵藤一誠を好きになるという事は、彼のそうした多情さを受け入れる事」と割り切っています。しかし、尊はあくまでもレイナーレに一途で他の女性たちにも優しくはありますが、レイナーレと他の女性との間には明確に一線を引いて区別しています。一誠の【ドレスブレイク】や【乳語翻訳】といった技が全ての女性に有効であるのに対して、尊の【ニプルブラスト】や【ニプルソード】はレイナーレのみから力を引き出しているという所にもそれが表れています。
今回のお話の最後の夢の場面も、そうした尊とレイナーレの関係を示しています。もし、一誠が、彼を好きな女性の誰かが彼の愛を独占しようとして、他の女性を排除しようなどとしたら、一誠はその相手に強烈な嫌悪感を抱いて、彼女を拒絶するのは間違いないでしょう。しかし尊はレイナーレにどこまでも一途であって、彼女がどんな過ちをしようが彼女を嫌いにはなれない。もし、そんな事があったなら、それは自分のせいだと考えます。どちらが良い悪いではなく、そうした所に尊と一誠の決定的な違いがある訳です。
バイサーという新たな仲間を加え、これから物語はどんな展開を見せるのか……
それでは、次回をお楽しみに!^^