一方、レイナーレと尊への復讐に燃える一誠たちグレモリー眷属の元には……
あれから数日後の朝、寝室のベッドで寝ていた僕はカーテンの隙間から差し込んできた日の光に目覚める。僕の隣にはレイナーレがスヤスヤと寝息を立てて寝ている。もちろん、昨夜も夜通しお互いを求め合った彼女と僕は共に全裸だ。
僕の目に僕がいつも求めてやまないレイナーレの素晴らしい裸体が映る。仰向けに寝転んでもその形を全く崩さない彼女の張り詰めた美しい大きな乳房。その頂にビン!とそそり立っている硬く勃起した卑猥な大きな乳首。引き締まったへそにくびれた腰。黒い陰毛の茂みに覆われた秘部……目を閉じてまどろんでいる彼女の美貌はとても綺麗だ。
それを見つめる僕の心に絶対に彼女を兵藤たち、グレモリー眷属の悪魔から守り抜きたいという思いがこみ上げる。
僕はそっと手を伸ばして、レイナーレのカチカチに勃起した乳首に指でツン! と触れる。
「あっ!! あはんっ!!」
とても過敏な乳首に触れられたレイナーレはたちどころに目覚めて甘い声であえぐ。
「も、もうっ!! ミコトったら朝からエッチっ!! あっ、あむっ……」
いつも通り言葉だけの抵抗をするレイナーレの唇を僕はキスで塞ぐ。
その時、コンコン!とドアをノックする音が聞こえた。僕は思わずビクッ! としつつ聞く。
「な、何っ!?」
「お休みのところ、申し訳ありません。でも、もう朝食の時間ですし……それにどうしてもお知らせしたい事がございまして……」
カラワーナさんの声だ。
「あっ! そ、そう! ごめんね! 少し待って!」
僕とレイナーレは急いで服を着て、ドアを開ける。僕たちの目に映ったカラワーナさんの顔は赤く染まっている。
これは……絶対に僕たちの声、聞かれてたよね……
僕は恥ずかしさで思わずカーーーッと体が熱くなるのを感じる。レイナーレも美貌を赤く染めて恥ずかしそうにしている。
「カラワーナさん、ごめんね。待たせてしまって。それで僕たちに知らせたい事って何?」
「カラワーナ、何かしら? 私たちに知らせたい事って……」
気を取り直して尋ねる僕たちにカラワーナさんは一通の封筒を差し出した。
「実は、つい先ほど情報屋から連絡が入りまして。レイナーレ様はまだお休み中だと伝えたところ、近くまで来ていた彼に呼び出されて、こちらを渡されました」
「えっ!!? そ、それは!!」
レイナーレの顔色が変わり、彼女はカラワーナさんから封筒を受け取り、それを開ける。
「ま、間違いないわ! 総督閣下の……アザゼル様の署名だわ!!」
「ほ、本当!!?」
レイナーレの言葉に僕も思わず声を上げる。待ちに待っていたアザゼル総督からの返事、それがまさかこんなに早く来るとは予想していなかった。
「ふわぁ~~何すかぁ~~? 朝っぱらから~~」
騒ぎを聞きつけたミッテルトちゃんがやって来て、寝ぼけ眼で眠そうな声で聞く。
「ミッテルト! お前、またこんな時間まで寝ていてっ! ちゃんと仕事しろっ! まあ、それはともかく、アザゼル様からお手紙が届いたんだ」
「マ、マジっすか!!?」
カラワーナさんは叱りつけつつもそう伝え、ミッテルトちゃんも大いに驚く。
「それでレイナーレ、何て書いてあるの?」
「姉さま、何て書いてあるっすか?」
手紙をじっと見つめているレイナーレに僕とミッテルトちゃんが尋ねる。僕にもレイナーレが見つめている手紙の字はチラチラと見えるが、僕には全く見慣れない文字……おそらく堕天使界の文字?で書かれていて、何と書かれているかは全く分からない。
「私たちに会いたいから、迎えをよこすから情報屋経由でどこにいるかを伝えるようにとの仰せよ」
「そうか! なら、すぐに連絡しないと!」
レイナーレの答えを聞いて僕は叫ぶ。
だが、ミッテルトちゃんは不安そうな表情を浮かべる。
「で、でも、大丈夫っすか? 行ったらその途端、逮捕されて処刑とかになったら……」
「ミッテルトちゃん、不安なのはよく分かるよ。僕だって不安が全くないわけじゃないよ。でも、僕たちは今はアザゼル様を信じるしかないんだ!」
「ミコトくん……」
「それにね。僕はきっとアザゼル様は僕たちを受け入れてくれる……そんな気がするの。だから今は僕を信じて付いてきて欲しいんだ!」
僕はミッテルトちゃんを安心させようと強い口調で言い切った。
「うふっ♪ ミコトがそう言うなら大丈夫ね♪」
「そうですね! ミコト殿の判断力の確かさはこれまでの事で十分照明されていますから。だからミッテルト、安心しろ!」
レイナーレとカラワーナさんが笑顔でそう言ってくれる。
「そう、そうっすよね!! ミコトくんが言うのなら安心っすね!!」
ミッテルトちゃんも笑顔になって、うなずいてくれた。
そう、さっきミッテルトちゃんに伝えた通り、僕も、そしてレイナーレも内心不安はある。だが、僕たちはアザゼル総督に賭けると決めたのだ。だから信じて進むしかないのだ!
そこで僕たちはすぐにカラワーナさんを通じて情報屋の人に連絡を取り、アザゼル総督に僕たちが今住んでいる町の位置を伝えてもらった。
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その翌日、明後日の朝にそちらへ迎えに行くとの連絡が来て、その具体的な時間や待ち合わせ場所も伝えられた。さらに手紙では緊急の場合に連絡が取れないからと、堕天使本部と直通で連絡を取ることができるという通信機も送り届けられた。
そして僕とレイナーレは寝室にて語り合う。
「通信機まで送ってくださるという事は、アザゼル総督にはいざという場合に僕たちを悪魔たちから守ろうというご意思があるという事、そして少なくとも僕たちを自分のもとに召し出して、僕たちの話を聞いてくださる、という事だよね?」
「ええ、そういう事ね!」
僕の言葉にレイナーレは笑顔でうなずく。これでアザゼル総督のもとへ行って、その心を動かす事ができれば僕たちはその庇護を受けて、グレモリー眷属の憎悪から身を守る事が出来るようになるのだ!
これまでずっと極度の緊張を強いられてきた中で見えた希望の光。その安心感からだろうか、レイナーレが提案してきた。
「ねえ、ミコト、この街を去る前に、明日はゆっくりと二人で街中をデートしましょう♪」
僕に寄り添い、潤んだ目で見つめるレイナーレ。僕はそんな彼女に思わずドキッ! としつつも言う。
「えっ? で、でも、悪魔たちに見つかったら大変だし……」
そんな僕にレイナーレは微笑む。
「うふふ、大丈夫よ♪ もうこの町に来てだいぶ経って、二人やみんなで何度も外にも出たけれど何もなかったじゃない。この町は駒王町からはずいぶん離れているもの。よほどの偶然ででもない限りグレモリーの悪魔どもがやって来たりなんてしないわ」
「そ、そうかな?」
僕は内心不安を覚える。
本当に大丈夫だろうか……? これまでは確かに何もなかったけれど、近くのお店やコンビニとかにちょっと出ただけだった訳だし……長時間のデートというのは……
しかしレイナーレの潤んだ目の美貌と、僕とデートを二人水入らずで楽しみたいという彼女の思いにほだされた僕は思わずうなずいてしまう。
「うん、そうだね……きっと大丈夫だよね!」
「うふっ♪ ありがとう♪ ミコト、大好きっ!」
レイナーレは満面の笑みを浮かべて僕を抱き締める。
そして彼女は妖艶な目で僕を見つめて言う。
「ウフッ♪ そんな優しいあなたを今日はまた新しい趣向で喜ばせてあげるわ♪」
そう彼女は微笑み
「ちょっと待っていて。覗いちゃダメよ♪」
と寝室の外の衣装部屋へと入っていった。
一体、今日はどんなシチュエーションで……?
僕の期待は高まり、胸はドキドキと高鳴る。そして……
「お待たせ♪」
レイナーレの声が聞こえて僕は彼女の方を見つめる。
「!!!」
レイナーレは体にぴったりと貼り付いた、テカテカと黒光りする黒のキャットスーツを着ていた。彼女の張り詰めた形の良い美しい大きな乳房も、頂のビン!と勃起した乳首も、引き締まったへそも、形の良い丸いお尻も、しなやかな手足も全てその形がくっきりと浮かび上がっている。つまり、全裸でいるのとほとんど変わらない…!!
それを見つめる僕の股間は激しくうずき、膨れ上がる。そんな僕をレイナーレは妖艶な笑みを浮かべて見つめる。
「ああんっ……ミコトったらもうそんなにオチンチン大きくしてっ♪ ウフッ♪ ダメよもっとガマンしないとっ♪ まだまだこれからなんだからっ♪」
「ウフッ……ウフフッ……」
レイナーレは微笑みつつ…次々と卑猥なポーズを取って僕に見せつける。その張り詰めた大きな乳房を、ビンビンに勃起した大きな乳首を突き出し、見せつけるポーズ。お尻を突き出してそれを振って見せつけるポーズ。大きく足を開いてくっきりと浮かんだ秘部を見せつけるポーズ……
そしてレイナーレは乳房を自分で揉み上げつつ僕にすり寄る。彼女の黒のキャットスーツの薄い布地で覆われた張り詰めた大きな乳房が卑猥に変形し、彼女は僕を誘うように妖艶な表情で甘い声でささやく。
「あんっ! あふうんっ! あはあっ! ウフッ……ミコト、どう? 私のこの姿は? 感じちゃう?」
「レ、レイナーレ、す、すごく感じちゃうよっ! 君のその姿っ! す、すごく素敵でっ、い、いやらしくてっ!」
「ああっ! ミコトっ! 嬉しいわっ! ウフッ♪ もっともっと見せてあげるわ♪ あっ! あはんっ!」
レイナーレはさらに僕にすり寄り、僕の体に触れるギリギリまで乳房を近付け、それを揉んで美貌に恍惚とした表情を浮かべてあえぐ。その彼女のあまりの美しさといやらしさに僕の股間のうずきはもう限界に達しようとしている。
すりっ! と僕はレイナーレの黒のキャットスーツの上にくっきりと浮き出している、というより、もはやキャットスーツの薄い布地を今にも突き破ってしまいそうな彼女の大きく卑猥な勃起乳首をさする。
「あっ!! あはあっ!!」
レイナーレがビクンッ! と大きく体をふるわせる。僕はさらに彼女の乳首を、張り詰めた大きな乳房を、おへそを、お尻を、秘部を、黒のキャットスーツで覆われた彼女の全身を余すところなくさすり回す。
「あっ!! あっ!! あっ!! ミ、ミコトおっ!! ああんっ!!」
レイナーレは美貌に悩ましげな表情を浮かべて甘い声であえぎまくる。
僕はレイナーレのキャットスーツの首下に手を伸ばして、そこにあるチャックのファスナーをすっと引き下げる。レイナーレの張り詰めた乳房がぶるっ! と揺れて僕の目に彼女の深い胸の谷間の入口がさらされる。
「あっ……! ああんっ……!」
僕はそのまま彼女のファスナーを下まで引き下げようとするが、その手をレイナーレが押さえる。
「ダメよ、ミコト、あせらないで。せっかくこの衣装を着てるんですもの。もう少しゆっくりと楽しんで♪ 全裸になるのはもう少し後よ♪」
そう言ってレイナーレはキャットスーツを着たままで、その張り詰めた大きな胸を、その頂きにくっきりと浮き出した大きな乳首を擦り付ける。肌にぴったりと貼り付いた、薄いすべすべのエナメルスールに包まれた彼女の体は、全裸とはまた違った感触で、肌をこするその感触に僕は興奮する。
「あっ! あはっ! ああっ!」
黒いすべすべの薄い布地で包まれたレイナーレの張り詰めた大きな乳房が、勃起してその布地を突き破りそうな彼女の硬い大きな乳首が僕の肌の上をすり回し、僕はその快感に思わずあえぐ。
さらに彼女はキャットスーツの上からその形がやはりくっきりと浮き出している秘部を僕の猛り立った股間にすりすりと擦り付けてくる。
「あっ!! あはああっ!! ふあああっ!!!」
その快感に僕は絶叫する。
「ウフッ♪ ミコト、この服を着たままのセックスというのも結構気持ち良いでしょ?」
「あはっ! う、うん、確かに気持ち良いね……はあっ! こ、こういう趣向も素敵だねっ! あっ! ああっ!」
キャットスーツを着たレイナーレとのセックス、これもなかなか素晴らしい。でも、僕はやっぱり……
「レイナーレ、また胸を擦り付けて……」
「ええ、分かったわ♪」
僕のお願いにレイナーレは再び両手で乳房を揉み上げ、それを擦り付けようとする。僕はその瞬間、彼女のファスナーをすっと下に引き下ろす。
「あっ! ああんっ!」
レイナーレが甘い叫びを上げ、また彼女の張り詰めた乳房がユサリと揺れて、その深い胸の谷間がさらに下までさらされる。
「やっぱり僕は君の裸を見たい。というか、こうやって君の素敵ないやらしい体が段々とさらされていく、それを見つめるのが最高だよ♪」
僕はレイナーレのさらに露わとなった胸の谷間に見とれつつ、まだキャットスーツの黒布に覆われている彼女の乳首をすりすりとさすり、胸の谷間に手を差し込む。
「あっ! あんっ! あはあっ!」
またビクッ! と体をふるわせるレイナーレ。僕はその彼女のファスナーをジーーーーッと一番下まで引き下げた。
「あっ!! ミコトっ!! あはああっ!!」
レイナーレの甘い叫びと共に、彼女の胸の谷間が完全に、さらにその下の引き締まったおへそが、そしてその下の彼女の陰毛の一部までが僕の目にさらされる。
「ああんっ……もうっ、ミコトったらっ……悪い子っ……」
レイナーレが美貌を赤く染めて僕を見つめる。僕はそんな彼女の前が大きく開いた黒のキャットスーツの下へ両手を潜り込ませる。
「あっ!! あんっ!!あはああんっ!!ミ、ミコトおおっ!! ふああんっ!!」
僕は差し入れた両手を動かし、レイナーレの引き締まったおへそを、彼女の秘部をさすり、彼女は甘い声を上げてあえぐ。そして僕は彼女のへそを指でグリグリとこすり、彼女の陰毛で覆われた秘部をジョリジョリと揉みあげる。
「あっ!! あはあああっ!! はああああんっ!!」
レイナーレが大きく体をのけぞらせる。そして僕は潜り込ませた手を彼女の張り詰めた大きな両乳房に伸ばして彼女のその乳房を、勃起した大きな乳首を今度は直にすりすりとさすり回す。
「あっ!! あはあああああんっ!! ふああああんっ!!」
「ああっ!! レイナーレっ!! 凄いよっ!! 何度触っても最高だよっ!! 君の胸っ!! 君の乳首っ!!」
僕はレイナーレの張り詰めた乳房のムッチリとした弾力感と、汗で濡れたすべすべな感触、石のようにカチカチに硬く勃起した彼女の乳首の感触を存分に楽しむ。それは何度触っても最高だが、今回、キャットスーツの胸元から手を差し込んでそれを愛撫するというのもまた格別だ!
「あんっ……! あはあんっ……! ふああっ……! ミ、ミコトおおっ……気持ち良いわあっ……もっと胸を……乳首触ってえっ! あっ!! あはあああっ!!」
レイナーレは美貌に陶酔したような表情を浮かべてあえぐ。僕が彼女の乳房を、乳首を愛撫するのと同時に、黒のキャットスーツがだんだんとはだけていき、彼女の両乳房の乳輪がさらされ、さらにカチカチに硬く勃起した彼女のいやらしい大きな乳首がぶるっ!とうごめきつつさらされる。そしてそれを見た僕は激しく興奮し、僕の股間は猛り立つ。
「あっ……! はああああっ……! ミコトおっ……!」
キャットスーツはどんどんはだけていき、彼女の両肩から抜け落ちて彼女の白い肩が露わとなる。
そしてキャットスーツはレイナーレの白く滑らかな肌をゆっくりとすべり落ちていく……彼女の張り詰めた大きな乳房が完全にさらされ、さらに彼女のくびれた腰も、丸く形の良い彼女の美しいお尻もさらされていく。そしてついにキャットスーツは完全に彼女の滑らかな白い肌をすべり落ち、足元へと落ちる。
「ああっ……ミコトおっ……」
全裸となったレイナーレはその僕が好きで好きでたまらない魅惑の裸体をさらしつつ、僕を上目遣いで見つめる。
そのレイナーレの赤い瞳の妖艶な美貌、なめらかな白い肌、張り詰めたとても形の良い球形の美しい大きな乳房、その頂の石のように硬く勃起してビン!と突き出しているあまりにも卑猥な大きな乳首、引き締まったへそ、くびれた腰、黒の陰毛の茂った秘部、しなやかな足、あまりにも美しくていやらしい彼女の裸体……!
「ああっ……! レイナーレっ! やっぱり君の裸は最高っ! さあ、さっきのように胸を揉んでもだえて見せてっ!」
「ウフッ……ミコトっ……嬉しいわ……それほどまでに私の虜でいてくれてっ……いいわ……私、あなたのためならどんないやらしい事だって出来るもの……いつも私だけを愛して、私だけを見てくれて、私をあの悪魔たちから守ってくれる愛しいあなたのためなら、私はどんな事でもしてあげるわ……私のミコト」
そうレイナーレは卑猥な、そして熱い愛の言葉で僕の求めに応えてくれて、今度は全裸で自分の張り詰めた弾力感にあふれる大きな乳房を揉みしだく。
「あっ! あはんっ! ああんっ! ああっ……! ミコトっ……! 愛してるっ……! 愛してるわっ! 誰よりもっ! あっ! あはあっ!」
レイナーレは美しい顔に恍惚とした表情を浮かべて僕を見つめながら、自分の乳房を揉み続ける。
彼女の甘い愛の言葉と共に、彼女の張り詰めた大きな乳房に指が食い込んで卑猥な形に変形し、僕に向かってビン! と突き出している彼女のカチカチに硬く勃起した大きくいやらしい乳首が僕の心を掻き乱し、僕の股間は激しくうずく。
そしてレイナーレはまた僕にすり寄ると、今度はそのビンビンに勃起した硬い大きないやらしい乳首を、張り詰めた弾力感あふれる大きな乳房を直に僕の体にすりすりと擦り付ける。
「ウフッ……♪ ウフフッ……♪ どう? ミコト、さっきのスーツを着ていた時と、今の裸のと、どっちが気持ち良いかしら?」
「あああっ……! レ、レイナーレっ! さ、さっきのスーツのも良かったけれど……やっぱり君の素肌のが最高だよっ! 君の張り詰めたすべすべの胸……! 君の硬く勃起したいやらしい乳首っ! この感触に勝るものなんてないよっ!」
「ああっ……! ミコトっ……! 嬉しいわっ……! ウフッ……! そうよね! 私はあなたにとって最高の女で【至高の堕天使】……この私の胸……この私の乳首以上のものなんて存在しないわよね♪ あなたは永遠に私のこの乳房に、乳首に夢中なのよね♪ ねっ、そうでしょ?」
そう潤んだ目で僕を見つめて聞くレイナーレ。
その彼女のあまりのいやらしさに僕は射精寸前なのを必死でこらえつつ答える。
「ああっ!! も、もちろんだよっ!! 君のその胸以上の胸なんてっ!! 君のそのいやらしい乳首以上の乳首なんて存在しないよっ!! お、お願いっ!! これからも毎日、永遠に君のその胸を、乳首を見せてっ!! 触らせてっ!! 吸わせてっ!! 僕のレイナーレっ!!」
「ああっ!! ミコトっ!! 嬉しいっ!! もちろんよっ!! これからも毎日、あなたが望むだけ私のこの胸を、乳首を見せてあげるわ!! 触らせてあげるわ!! 吸わせてあげるわ!!」
「ああっ!! レイナーレっ!! 好きっ!! 大好きっ!!」
僕は興奮のあまり、そう叫びながら彼女のいやらし過ぎる裸体にむしゃぶりつき、彼女の張り詰めた大きな乳房をぐにゅっ! と掴む。
「あはあああんっ!! ミ、ミコトおおっ!!」
レイナーレはビクウッ! と裸体を大きくのけぞらせる。僕は彼女のその乳房をむにゅっ! ぐにゅっ! ぐにいっ! と力を込めて揉みしだく。張り詰めた彼女の乳房は素晴らしい弾力にあふれ、僕の手を押し返してくる。
そして僕はカチカチに硬く勃起してビン! と突き出して僕を誘っているレイナーレの大きくいやらしい両乳首を指できゅりっ! とひねる。
「あっ!! あはあああっ!!!」
乳首が性感帯で極度に敏感なレイナーレはそれだけでビクウウウッ! と裸体を大きくのけぞらせて絶叫する。僕はその彼女のいやらしい乳首をさらにきゅりっ! きゅりきゅりっ! きゅりりっ! と激しく、執拗にひねり回す。
「ふあっ!! あひゃああんっ!!! ふああああっ!!! ミ、ミコトおおおっ!! ち、乳首ものすごく感じちゃうっ!! お、お願いっ!! もっともっとひねってえっ!! あひっ!! ひゃああああんっ!!」
性感帯の乳首への激しい攻めにレイナーレは長い黒髪を振り乱して、裸体をふるわせてもだえ叫ぶ。そして僕は彼女のあまりにもいやらしい乳首にさらに興奮し、それにはむっ! と吸い付く。
「あっ!! あはあああああんっ!!」
レイナーレがまた裸体をのけぞらす。僕は彼女の乳首に夢中で吸い付き、舌でなめ回し、しゃぶりまくる。
「あむっ……るろっ……れろれろっ……ああっ……レイナーレっ……! おいしいっ……おいしいよっ……! 君の乳首っ……! はむっ! じゅるるるるーーーーっ!」
「あはああっ!! はあああんっ!! ミ、ミコトおっ!! わ、私もあなたに乳首なめ回されてっ! す、吸われてとても気持ち良いのっ!! お、お願いっ!! もっともっと吸ってえっ!! あっ!! あはああああんっ!!」
ひたすらに愛しいレイナーレを求め、彼女の素晴らしい裸体を存分に味わう僕。それに甘い声で応えてくれて、淫らにもだえまくるレイナーレ。その愛の連鎖はいつ果てるともなく続いた……
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その翌日、僕とレイナーレは隠れ家から街中へと出た。カラワーナさんとミッテルトちゃんは心配そうな表情を浮かべる。
「お二人でデートに? 大丈夫でしょうか?」
「デート!? 大丈夫っすか?」
「大丈夫だから心配しないで」
とレイナーレが言い、僕と彼女は手を取り合って隠れ家から出た。それを見送るカラワーナさんとミッテルトちゃんはいまだ心配そうな表情で、それを見て僕も不安が心によぎるもレイナーレのとても楽しそうな表情を見て、それは言い出せなかった。
レイナーレはもちろん例のボンデージ姿ではなく、白いブラウスに黒のミニスカーとという出で立ちだ。そして僕たちは色々なお店を回って、そこで服を見たり、食事をしたりと楽しい時間を過ごす。
例えば服屋では
「うふっ♪ ミコト、どう?この服とあのドレス、どっちが似合う?」
「うーーーん……その服も似合うけれど、やっぱり君にはあのドレスの方が……」
「もう! ミコトったら! あのドレスの方が露出度が高いからでしょ! エッチっ!」
「うふふっ♪ 彼女さんは凄く美人な上にスタイル抜群ですからね! 女の私でも見惚れてしまうくらい……彼氏さん、幸せですね! こんな素敵な彼女さんがいて!」
「えっ、は、はい……凄く幸せです!」
「ほらっ! ミコト、この服を着て見て! きっとすごく可愛いわよ♪」
「レ、レイナーレ、これ、どう見ても女物なんだけれど……」
「でも、彼氏さん、とても可愛らしい顔立ちですし、私もきっと似合うと思いますよ」
「うふっ♪ そうでしょ! ミコトったらとっても可愛いんだもの♪」
「………………」
こんな具合に女性店員も交えて楽しい(?)やり取りをした。
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少々(?)恥ずかしい思いはしつつも楽しい時を過ごしたレイナーレと僕、しかし、やはり僕たちは迂闊だった。グレモリー眷族を……彼らの力を甘く見ていた。
店を出て、手を取り合って町を歩く僕たち。大通りから人通りのない寂しい狭い通りに入ってしばらくした所でレイナーレが眉をひそめる。
「ミコト、何だか嫌な雰囲気を感じるわ……」
「えっ?」
彼女の言葉に僕は辺りを見回す。確かに何だか不穏な空気が感じられる気がする。僕は急いで神器を発動させ、それを両手に装着する。
「ミコト、これ、悪魔の臭いだわ」
レイナーレがさらに険しい表情で言った。そしてその瞬間、僕たちの前方の曲がり角からぞろぞろと人相の悪い男たちが出てきた。その数は10人ほどもいる。彼らから感じる魔力はグレモリー眷属の面々と比べれば大きく劣る。おそらく最下級の悪魔たちだろう。
「な、何ですか!? あなたたちは!?」
僕が問うも、その男たちはそれには答えず囁き合う。
「おい、間違いねえ。こいつらだ」
そして男たちはうなずき合うや、いきなりその中の一人が僕たちに向かって何かを投げつける。そしてその瞬間、ボワッ! と噴煙が上がる。
「わっ!!」
「きゃっ!!」
僕とレイナーレは思わず叫ぶ。噴煙で視界を遮られる僕たち。そして次の瞬間、僕は男たちの一人にプロレスでいうところのスリーパーホールド、すなわち腕で首を挟みつけられて締め上げられていた。万力のような力に僕は身動きどころか、首を締め上げられて声も満足に出せない。
「うっ……ぐがっ……」
「ミ、ミコトっ!!」
レイナーレが叫ぶ。僕が窒息しそうなのをこらえて声のした方を見ると、彼女はあのボンデージ姿になって黒の翼を出して空に飛び上がっていた。どうやら瞬時に難を逃れたらしい。
「あ、あなたたち、な、なぜこんな事を……!!」
レイナーレが驚愕と怒りにふるえる声で男たちに聞く。すると男たちがせせら笑いつつ彼女に答える。
「お前、堕天使のレイナーレだろ? お前らにゃ、あのグレモリー家から莫大な賞金が賭けられてるぜ。捕らえて引き立てるか、あるいは情報をくれるだけでもたんまりと金をくれるってよ!」
「なっ!!?」
男たちの言葉に絶句するレイナーレ。そんな彼女を男たちは嘲笑いつつ、さらに野卑な口調で語る。
「そうそう。抵抗したら殺しても構わねえとも言ってるぜ。とはいえ、殺した場合も、お前についちゃ死体ででも持ってくるようにとは言われてるがよ」
僕は首を締め上げられて窒息しそうなのを必死でこらえつつ、思う。
レイナーレの場合は死体になっても持ってくる事……そうか! グレモリー眷属はアーシアさんを生き返らせるために、レイナーレが彼女から奪った神器を取り戻す必要があるから……でもどのみち、生きて捕らえられても彼らのもとに連れて行かれれば、間違いなくレイナーレは殺される!! そ、そんな事させるものかっ!!
僕は必死で神器の技を繰り出す為に叫ぼうとするが、首を締め上げられて声が出せない。
「おっと、このガキ、おとなしくしねえとマジで絞め殺しちまうぜ。お前が神器の持ち主でそれを発動させりゃ厄介だって事、そしてその神器の技は声を出して技の名を言わなけりゃ発動できねえって俺たちゃ、グレモリーから聞いて知ってんだよ!」
そう僕を締め上げている男は嘲笑しつつ、僕を締め上げている腕にさらに力を込める。
「ぐっ……! ぐえええっ……!」
僕は凄い力で首を締め上げられる苦痛に思わずうめき声を上げる。そしてそんな僕を見つめるレイナーレの目から涙があふれ、彼女は悲痛な声で叫ぶ。
「や、やめてえっ!!! そ、その子に、私のミコトに手を出さないでえっ!!!」
「へえ~~そんなにこのガキの事が好きなのかよ? じゃあ、おとなしく俺らに投降しな。だが、グレモリーに引き渡す前に楽しませてもらおうじゃねえか」
「そうそう、服を脱いで素っ裸になってもらおうかい。どうせそんなエロい格好してんだ。見せびらかしたくってしょうがねえんだろ~~?」
「おおっ! そうだよなぁ! さあ、素っ裸になれよ! 恥女の堕天使の姉ちゃんよおっ!」
「さっさと脱がねえと、このガキの首をへし折っちまうぜぇ~~」
そうレイナーレに下卑た嘲笑を浴びせ、裸になれと迫る悪魔ども。僕は激しい怒りに身を焦がしつつも、強い力で締め上げられて身動きが取れない。だが、その時、ディヴェリクスの言葉が胸に響く。
「相棒! これはチャンスだぜ! レイナーレが裸になりゃ、奴らの視線は彼女に集中してお前への注意はおろそかになる。そこでお前は……」
ディヴェリクスは僕にその【作戦】を伝える……
「さあ、さっさと脱げよぉ~~」
「わ、分かったわ……」
レイナーレは悲痛な表情を浮かべつつ、ボンデージを散らして、手と足だけに黒布を残して全裸となる。むき出しとなった彼女の魅惑の裸体……その瞬間、男たちの視線は完全に彼女に集中し、僕を締め上げている男も僕に対する注意が薄れたのを僕は感じ取る。
「おおお~~っ!!! す、すげえええっ!! なんてデカくてエロいオッパイしてやがるっ!!」
「乳首もデカくてめちゃくちゃエロいじゃねえか!! さすがに恥女堕天使だぜっ!!」
「さあ引き渡す前に、たっぷり楽しませてもらおうぜえっ!! まずは下に降りな。そして俺たちのチンポを咥えてもらおうかいっ! ゲへへへッ!!」
下劣な声が悪魔どもから上がる。その瞬間僕はそっと右手を上げて、僕を締め上げている男の首の気管部をドガッ!!と指で思い切り突き上げ、指をめり込ませるようにした。
「ぐっ!! ぐえええええええっ!!!」
男の絶叫が上がり、その腕の力が抜けて僕はその拘束から解放される。そう、そこはいわば急所、たとえ非力な僕の力でも、ここを無防備な状態で攻撃されればたまらないはず。
「!!!?」
男たちが驚くが、僕は間髪いれずに
「フラッシュ!!」
と光の力を発動し、目を閉じる。
「ぐえええええっ!!!」
「ぎゃああっ!!! 目がっ!! 目があああっ!!!」
至近距離から凄まじい閃光を浴びて、悪魔たちは苦痛に目を覆う。そう、僕の神器の光の力は悪魔たちにとっては大いに力を発揮する。あのグレモリー眷属の木場や塔城すら、僕のフラッシュを浴びて大いに苦しんでいた。ましてやこの程度の相手なら。
「ライト・バレットっ!!」
僕は目を抑えてもだえている男たちの足を先日覚えたばかりの神器の技……光の弾丸で次々と撃ち抜く。
「ぎゃああああああっ!!!」
男たちは足を撃ち抜かれて、次々と地べたに倒れて苦痛にもだえ苦しむ。
「僕のレイナーレにひどい事をする者は許さないっ!!」
僕は怒りを込めてそう叫んだ。とはいえ、悪魔たちを死なせないよう、技の威力は意識的に抑えてはいる。
「ミコトっ!!」
レイナーレが全裸のまま、むき出しの張り詰めた大きな乳房を揺らせながら、赤い光槍を手に僕の元へと駆け付けて来る。
「レイナーレっ!!」
僕とレイナーレはお互いの体を強く、強く抱き締め合う。全裸のレイナーレの大きな乳房が僕の顔に押しつけられ、彼女の硬い大きな乳首が僕の頰をくすぐる。
「ミコトっ!! ミコトっ!! 良かったっ!! あなたが無事でっ!!」
「レイナーレっ!! 良かったっ!! 君が無事でっ!!」
レイナーレと僕は共に涙を流しながら無事を喜び合う。
「ごめんね。レイナーレ、僕が油断してしまったからあんな事に……」
「そんな、謝るのは私の方よ。私があなたを不用意にデートに誘ったりしなければこんな事には……」
そしてレイナーレは地べたに倒れて苦痛にあえいでいる悪魔たちをにらみつける。
「よくも私のミコトを!! 許さないわっ!!」
そう叫んでレイナーレは悪魔たちに光槍を向ける。その彼女を僕は止める。
「レイナーレ、待って!」
「ミコト! どうして止めるの!? この連中はあなたにひどい事をしたのに……」
「うん、僕も彼らは憎いよ。君にあんなひどい事をして、さらに君をグレモリー眷属に引き渡そうとしたんだもの……でも、彼らを殺せば悪魔たちの僕たちへの憎悪はますます強まる。ここは彼らを生かしておいた方が悪魔たちに貸しを作れる可能性があると思うの」
そう、ここで彼らを殺せば、ただでさえ僕たちを憎んでいる悪魔たちはますます僕たちを憎む。だが、彼らを生かしておけば、頑ななグレモリー眷属の面々はともかく、魔王たちをはじめとする他の悪魔たちの僕たちに対する印象は多少変えられるかもしれないのだ。
「で、でも、この連中は生かしておけば、絶対に私たちの事をリアス・グレモリーたちに通報するに違いないわ!」
懸念するレイナーレ。その彼女に僕は伝える。
「うん、そうだね。だから僕は彼らの事は堕天使本部……アザゼル様に一任すべきだと思うの」
「アザゼル様に!?」
「そう。そうすればアザゼル様はきっと一番悪魔たちと波風立たない形で処置してくれると思うの。それにそうすれば、アザゼル様の僕たちへの心証もさらに良くなるんじゃないかと思う」
そう僕は持論を述べた。レイナーレは少しの間考える様子を見せたが、その後、僕をじっと見つめてうなずく。
「確かに、あなたの言う通りかもしれないわね……分かったわ。私は貴方の考えを信じて、それについていくわ」
そしてレイナーレは周囲に結界を張って一般の人間たちに見られないようにした上で、急いでボンデージを身にまとうと、アザゼル総督から送られた通信機で堕天使本部に連絡を取った。
それからしばらくして、僕たちの周囲の地面に一斉に光り輝くものが出現した。
これは!! 魔方陣!!
そう、それは映画などで目にする魔方陣そのもの。そしてそこから次々と黒い翼を生やした人々が姿を現した。堕天使本部から遣わされてきた人々なのだろう。
そしてその中のリーダー格と思われる人物が進み出る。人間でいえば40代くらいの落ち着いた紳士といった雰囲気の男性だ。レイナーレはその場にひざまずいて敬意を示し、僕も彼女にならってその場にひざまずき、頭を下げる。
「レイナーレ、および國原尊、顔を上げたまえ」
「はっ」
リーダー格と思われるその人物が僕たちにそう命じ、僕たちはそれに従って顔を上げる。
「レイナーレ、君たちが先日、グレモリー家の悪魔たちとの間に起こした事件について、総督閣下は君たちを本部に出頭させ、直接話を聞いた上でどうするかを判断するとの事だ。分かったね?」
「はっ、総督閣下のお裁きに全てを委ねる覚悟でございます」
レイナーレは神妙に返事をする。その彼女にリーダーの人はうなずくと、今度は僕の方に目を向ける。
「そして、君がレイナーレの恋人の國原尊だね?」
「はっ、そうです」
するとリーダーの人は僕に微笑みかけて言った。
「総督閣下は君の話を聞いて君にとても興味を持っておいでだ。会うのを楽しみにしているとのお言葉だよ」
「そ、それは……! そのように仰っていただけて大変光栄に思います」
僕は緊張しつつ頭を下げつつも、アザゼル総督の庇護を受ける可能性が大きく広がったように思い、僕の胸は希望で高鳴る。
「では、ここにいる悪魔たちについてはこちらで引き取って治療した上で、悪魔側と連絡を取った上で帰そうと思う。では、明日、改めて君たちを別の者が迎えに来るから今日はこれで失礼するよ」
そうリーダーの人は言い、その後、足を貫かれて苦痛にのたうちまわっている悪魔たちを運ぶように部下たちに命じた。
そして本部から派遣された人々はケガを負った悪魔たちを連れて魔方陣の中に消えて行った。それを見送った上で僕はレイナーレの肩を抱いて彼女にささやく。
「さあ、帰ろう。カラワーナさんやミッテルトちゃんが待っているよ」
「ミコト……ええ、そうね」
僕たちはそっと顔を寄せてキスをし、手を取り合って家へと戻った。
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俺は兵藤一誠。あの堕天使のクソ女、レイナーレに殺されちまったが、リアス部長の手で悪魔に転生して、その眷属として新しい人生を歩み始めたばかりだ。
新しい生活は俺にとって悪くない。いや、すごく刺激的だ。部長と朱乃さんのお姉様2人は実に綺麗だし、小猫ちゃんも可愛い。
そう、俺の属するオカルト研究部すなわちグレモリー眷属には学園内でもとびきりの美女、可愛い子3名が揃ってる。【ハーレム王】を目指す俺にはまたとない環境だ。【いけ好かないイケメン】と思っていた木場も、実際関わってみると中々良い奴だと分かった。
だが、そんな俺の心をさいなんでいる忌々しい存在がある。
そう、あのレイナーレの奴と、その彼氏の國原のクソ野郎だ。
レイナーレは、俺の彼女になったフリをして、俺の心を弄んだ上で殺した。その上、あいつは、誰よりも優しくて良い娘のアーシアを、あの娘の持つ神器を奪って、それをネタに堕天使総督のアザゼルに取り入って出世したいという身勝手な目的のために殺しやがった。絶対に許せねえ!
それに加えて俺を苛立たせるのがあの國原の野郎だ。俺がレイナーレに騙されて殺された時の事を話して、あんな奴を信じるなとリアス部長も、朱乃さんも木場も心からの忠告をしてやったのに、あの野郎は……!
【僕は彼女を愛している。この気持ちは何があろうと決して変わらない。あなたたちにとって彼女がどんなに憎むべき存在でも、僕は彼女を愛し続ける!】
なんてほざきやがった!
そう。俺があの野郎が気に入らねえのはあいつの
【手前の好きな女だけ無事ならそれだけで良い】
って考え方だ
あいつはレイナーレがどんな悪事を働いても【好きな女だから】とどこまでも庇い立てしやがった。俺がレイナーレを追い詰めて、奴がアーシアにした仕打ちを思い知らせてやろうとした時、あいつは突然乱入して俺の邪魔をした。
あの野郎はレイナーレがアーシアを殺した事実を知っても
【彼女は僕が絶対に失いたくない最愛の女性だから見逃してあげて!】
なんてムシの良過ぎる事をほざきやがった。
ふざけんな!
手前の目的の為に、手前の幸せのために他人を犠牲にする女なんざ愛される資格はねえし、幸せになる資格もねえんだ。そしてそんな罪を犯したあいつにはそれ相応の報いを受けさせなきゃならねえんだ。
それを國原、てめえはそんな女を【愛してるから】とほざいてかばい立てして、俺たちが当然の報いを受けさせようとするのを邪魔しやがる。
てめえはそれを【一途な愛】とか自己陶酔してやがるが、そんなのは気違いじみた【盲愛】に過ぎねえんだ。
だが、それを思うと俺の胸には怒りと共に情けなさが湧き上がる。何故なら俺はあの野郎に勝てなかったから……
俺のアーシアの仇を討ちたいという思いは、あの野郎のレイナーレへの【盲愛】に阻まれ、俺は奴の攻撃をこらえきれずに無様にも気を失って、レイナーレの奴を、あの憎むべきクソ女をみすみす取り逃がしちまった。
アーシア、すまない。俺がこんな情けない奴だからアーシアを守ってやれなかった。でも、俺は絶対にあきらめねえ。
絶対にレイナーレと國原の野郎を捜し出して奴らに報いを受けさせ、神器を取り戻してアーシアを蘇らせてやる。
待っていてくれ! アーシア!
俺の心の中でレイナーレと國原に対する怒りとアーシアへの思いが渦巻く。そしてそんな俺の肩にそっと手が置かれる。
「部長……」
俺は部長を見上げる。部長は俺を済まなそうな目で見つめている。俺があれからずっとこんな様子だから、部長や朱乃さんには余計な心配をかけて気を使わせてしまってる。本当に申し訳ない……
「イッセー、ごめんなさい。あれは私の判断ミスだったわ」
「部長……」
「ミコトをこの部室に呼び出した時に、私がちゃんと彼の神器の能力を確かめていればこんな事にはならなかったわ。いえ、そうでなくても私たちがあの夜、すぐにあの礼拝堂に駆け付けていれば問題なかった。私、あなたなら、絶対にあんな女には負けない、必ず勝つと思っていたの。そしてあなたはその私の期待通り、見事にあの女を打ち負かしたわ」
「…………」
「でも、ミコトの神器の力……彼のあの女への盲愛が生み出す力を私は過小評価していた。彼は見た目に反してとても狡猾な策略家……今にして思えば彼は自分の能力を小出しにして私たちを油断させていたのね。そしてあのサイレンのトリックに私たちは見事に引っかかった……」
「本当に汚ねえ野郎だ!!」
俺の胸にまた國原の野郎への怒りがこみ上げる。
「ええ、そしてそれが全てあの堕天使への盲愛の為だから始末が悪いわ」
「全くです。でも、部長は何も悪くないです。部長は俺の気持ちを汲んであの堕天使どもの討伐、アーシアの救出に乗り出してくれました。そして俺の事を認めてくれて、あのクソ女との戦いを任せてくれた。部長は何も悪くない。全ては俺の情けなさが招いた事です」
「イッセー……」
「もう、過ぎた事をあれこれと言っても仕方ありません。イッセーくんの為にも、そして我がグレモリー眷属の名誉の為にも、一日も早くあの堕天使たちを捜し出して報いを受けさせる事、そしてアーシアさんを部長の眷属として蘇らせる事、それを果たしましょう!」
いつの間にか俺たちの傍に来ていた木場が言った。さらに朱乃さんも小猫ちゃんも来ている。
「そうですわ! 何としてもあの堕天使たちを捜し出す事、それに全力を注ぎましょう!」
「その通りです。先輩」
「木場……朱乃さん……小猫ちゃん……」
あの夜も、そして今も、俺の為に全力を尽くしてくれる素晴らしい仲間たち。俺は思わず胸が熱くなる。
「朱乃さん、ありがとうございます! 木場、小猫ちゃん、ありがとう! それで部長、奴らの情報は何か掴めましたか?」
俺は仲間たちに礼を述べた上で部長に尋ねる。
「今のところ、新しい情報は何も……ただ、あの連中が頼りにしているのは堕天使総督のアザゼル、それは間違いないわ。あの女は【アーシアの神器をアザゼルに献上して寵愛を得るのが目的】とイッセー、あなたにそう言っていたのよね?」
「ええ、間違いありません」
俺はレイナーレの奴がアーシアから奪った神器を自分のものにして狂喜してやがった姿を思い起こして、また怒りをたぎらせる。
「実際、あの連中が頼る先があるとすれば、アザゼルしかないはずよ。アザゼルも言葉では【俺の部下が俺の命令も聞かずに迷惑をかけた】とか言っているようだけれど、腹の中では何を考えているか知れたものじゃないわ。私たちのあの女の一味の捜索と引き渡し要求にも【捜索には協力するが、引き渡しについては身柄を確保して事情を確認した上で判断する】なんて言っているし……向こうで身柄を確保したら、あれこれと理由をつけて、結局、引き渡さない可能性はきわめて大きいわ」
「そうですわね。堕天使なんてみんなそんなもの。誠実さなんてかけらもない人たちですわ」
部長の言葉に朱乃さんが同意する。
「そうですね。あの堕天使たちがアザゼルの保護下に入るまでに何としてでも捕捉して、僕たちで裁きを与えねばなりませんね」
そう言った木場の表情は真剣そのものだ。こいつはあの教会に突入する直前にも【堕天使は憎い!】とはっきり言っていたが、今回の奴らの振る舞いに怒り心頭のようだ。俺の為にも、アーシアの為にもこいつは本気で怒ってくれている。その気持ちが俺は嬉しい!
「そうね。連中がアザゼルに直接会う前に討ち果たしてしまえば、所詮は命令違反を犯した、不心得者の下級堕天使ども。アザゼルとて、その程度の連中の為に我々悪魔と事を構えようなんて愚は犯さないはずよ。だから絶対にすみやかにあの連中を捕えなくてはいけないわ!」
「はいっ!」
部長の檄に皆が一斉に力強く返事をする。
「とはいえ、あの連中、一体どこに隠れているのかしら? まだアザゼルの元にはたどりついてはいないはずだと思うけれど……」
そうだ。今、リアス部長は四方八方に手を回して奴らの行方を追っている。奴らを捕えたり、情報を寄せたりした者には莫大な賞金を約束して。だが、奴らの行方は未だに分からず、俺の、そして皆の心は激しく苛立つ。するとその時……!
「こんにちは。グレモリー眷属の皆さん」
俺たちの背後から聞こえた、聞き慣れない声。それに皆が振り向く。するとそこには……
俺と同じくボタンを外した黒の学ランを羽織っている、白髪の長髪に深紅の目で、左目が前髪で隠れている、俺と同じ位の年の男が立っていた。整った顔立ちでなかなかのイケメンだが、なかなか油断がならねえって感じの雰囲気を持った男だ。
「誰? あなた?」
「誰だ? お前は?」
部長と俺は警戒して身構えつつ、そいつに問う。
俺たちの素性を知っているからには、きっと何らかの目的があってやって来た事は間違いないし、それ以前に俺たちが悪魔の一族のグレモリー眷属だと知っているからには少なくとも普通の人間ではない。木場も小猫ちゃんもそいつに対して身構える。だが、そいつは俺たちが身構えるのを見てもいささかも動じた風もない。
「これは失礼。僕は鬼崎陽太郎(きざき ようたろう)。よろしく。グレモリーの姫君、そして【赤龍帝】兵藤一誠くん」
とそいつは自己紹介した。
「鬼崎陽太郎……何で私たちの事を知っているの? そして何の用なの?」
部長が険しい表情を浮かべつつ聞く。
警戒している俺たちにその男……鬼崎は言った。
「君たちは堕天使レイナーレとその恋人の國原尊に復讐をしたいんだろう? 僕が手伝ってあげても良いんだけどな」
「!!!?」
その言葉に俺たちは思わず絶句する。
俺は思わず鬼崎に向かって叫ぶ。
「お前、何者だ!! なぜそれを知ってるっ!!」
だが鬼崎は俺の剣幕にも全く平然とした態度を崩さない。
「その辺りはこれからゆっくりと話したいんだが……君たちが僕の話に付き合ってくれる気がないとね。嫌なら僕は消えるけど、どうする?」
「…………」
鬼崎の提案に俺たちは顔を見合わせる。
(次回に続く)
今回の第7話は以前のお話と大きく変わりました。
アザゼルの登場が今後に持ち越され、尊とレイナーレの愛し合う場面も大きく変わりました。今回のレイナーレはキャットスーツを着て尊にご奉仕! このキャットスーツもレイナーレのようなスタイル抜群の美女が着るとまさにセクシーさ爆発ですね!^^
トッポギさんの素敵な挿絵でその魅力が存分に発揮されています。
アザゼルからの返事で大いに希望を膨らませるレイナーレと尊、二人はその解放感から来た油断により大きなピンチに遭う訳ですが、賞金目当ての下級のチンピラ悪魔たちとの戦い、この場面も大きく変更しました。
以前のお話では尊とレイナーレが悪魔たちを圧倒し、そこで悪魔たちが命乞いをして、尊がそれに同情した優しさを突かれて危機に陥るという展開でしたが、今回では尊たちはいきなり不意を突かれて大ピンチという展開になっています。
これは賞金目当ての悪魔たちも、その賞金をかけたグレモリー眷属たちから尊たちの情報をある程度得ているはずという設定に立って、尊が神器の技を繰り出す時には必ず技の名を叫ぶという事を聞いていて、その弱点を不意打ちで突くという展開です。前回の尊の訓練中における彼とレイナーレ、およびディヴェりクスの間で交わされた会話が伏線になっています。
また、以前のお話では尊たちは結局、自分たちの優しさを逆手に取った悪魔たちの卑劣さへの怒りと、彼らを生かしておけばグレモリー眷属に通報されるという恐れから、悪魔たちを全員殺してしまいましたが、これは争いを嫌う優しい尊の性格からして明らかに行き過ぎではという指摘を頂き、足を撃ち抜いて戦闘不能にしたものの、命は助けるという形に変えました。これには尊が言ったように、彼らを生かしておけば、悪魔たちの自分たちへの見方を良い方に変える事ができるのではという計算もあります。
そして前回登場したものの、その名は伏せられていた彼……鬼崎陽太郎がレイナーレと尊への憎悪・復讐に燃える一誠たちグレモリー眷属の前に姿を現しました。以前のお話でも読者の方々の人気が高かった彼ですが、以前のお話よりもずいぶんと早い登場になりました。
次回、鬼崎と一誠たちの接触がどんな事態をもたらすのか!? 尊とレイナーレ、カラワーナとミッテルトは!?
それでは、次回をお楽しみに!^^