ソードアート・オンライン 背徳な攻略者 作:ボルメテウスさん
「それにしても、先輩。
別に一緒に帰らなくても良いんじゃないですか?」
「まぁ、どうせ帰り道は一緒だし、荷物を持つのは大変だろ」
そう言いながら、その日、俺は後輩である詩乃と一緒に帰っていた。
キリト達とは別の学校を通っている事もあって、普段日常会話を行うのは、恋人である直葉やゲーム仲間であるキリト達ではなく、後輩である詩乃の方である。
家の事情もあり、一時期とある場所に引っ越した際の中学の後輩であった朝田詩乃。
狭い街中という事で、彼女が昔人を殺したという噂を聞いた事はあった。
それでも実際に会った彼女の印象や、話してみて分かった事もあり、俺は彼女と一緒に過ごすようになった。
田舎という狭い街という事もあって、俺を快く思っていない連中も多かった事もあり、その街では主に彼女と一緒に過ごすようになっていた。
そして、俺がこっちの街へと帰る事が決まった時だった。
見送りに来ていた詩乃は
「先輩、私、絶対にそっちに行きます。
だから、その時は」
その言葉を聞き、俺も約束をした。
だが、俺が帰った後、デスゲームであるSAOに巻き込まれる事になった。
様々な出来事が起こり、本来ならば詩乃の先輩であったはずの俺は、今では同級生。
しかも、同じアパートでお隣同士という事で、頻繁に会う事が多い。
「そういえば、先輩」
「んっ、どうしたんだ?」
「先輩って、彼女さんに隠れて、浮気していますよね」
「えっ?」
突然告げられた一言。
俺は思わず固まってしまった。
「アスナさんでしたよね。
腰まで伸びていた綺麗な人」
すぐに違うと否定しようとしたが、詩乃はどこまで知っているのか、それを告げた。
「それは、その」
「あぁ、別にこの事を彼女さんに言う訳ではありません。
まぁ、実際にはこれから先輩にして欲しい事ができなければ、言いますが」
そう言った詩乃は笑みを浮かべていた。
「先輩、今日、Hをしませんか」
「Hって」
それがどういう意味なのか、理解できたが、俺は呆然としたまま、部屋へと戻ってきた。
部屋へと戻ると共に持っていた荷物を置き、詩乃が初めに行ったのはそっと、優しく触れるだけのキス。
強く押し当てることもなく、けれど離れることもなく長く長く続く施される接吻。突然のことに俺は目を白黒させ、動けなくなる。
「んれるっちゅうっっ♡」
そんな初々しいキスがしばらく続いていたが、我慢が効いてない詩乃は、舌を入れて絡み合わせる。
恋人同士が行うようなキス。
それを続けるように行い、じっとりとした瞳に、俺は全て見透かされていることに気づく。
「先輩が恋人がいるのは知っているけど、まさか愛人がいるとは思わなかった」
そう言いながら、詩乃はそのまま真白の細指が俺の口の中に無理矢理突っ込まれる。
歯茎を優しく撫でながら、歯を食いしばるなんてさせない。顔を綺麗なままにするなんて許さない。そんな、思いで。
「だから、私も我慢する事を諦めました。
あの人が我慢しないように、私もまた、我慢するのを止めたから」
股間に当てがわれたさらさらしたストッキングの生地越しの柔らかな太ももが擦り付けられる。
ずりずりと、ぐりぐりと。肉が確かについた部分で押し込むように刺激されると、否応なしに反応してしまう。
湧き上がる劣情を御するように、食いしばろうにも我慢しようにも、力が入らない。
「うわぁ……脚なんかでそんな興奮できちゃうんだ……」
膨らみ始め、硬くなった肉棒に詩乃はくすりと笑ってなお脚での刺激はやめない。
快楽で歪む顔をじっと見つめて、そのまま。
身に纏っていた制服を脱ぐ事によって、露わになった胸。小ぶりながらも上向いた、確かな成長を感じさせる少女の小丘。
「先輩って、こんな胸でも興奮するんだぁ」
より一層大きくなり、衣服越し明確な膨らみを流し見、少しばかり侮蔑が混じった。
けれど喜びの隠せてない声色で詩乃はなじる。
「いやっいきなり見せられたら、それはっ」」
また。唇が押し当てられ言葉が封殺される。今度はさっきよりも積極的に舌が絡め取りに来て、制圧し蹂躙するようなディープキス。
「んちゅ……♡ ちゅううっ♡ ちゅぱ……♡
ふふ。キ……キスってこんなに気持ちいいものなんですね」
酸素が欠けて頭が一瞬白くなるほどの長い間、詩乃の唇は離れることなく夢中になって彼を貪っていた。
少しイキイキしだした詩乃と対照的に、俺は少し崩れる。
そんな様子を見ながら、まるで慣れたように、ズボンを脱がす。
「ううわでかっこれが男の人の♡」
それを見ての感想なのか、詩乃の想像よりもずっと大きい俺の肉棒に想像は掻き立てられ興奮は煽られる。
「んっ汗くさいですね♡ 臭い濃くて、少しクセになりそう」
すんすんと嗅ぎ始め、興味津々と言った様子の発情顔を隠そうともせず肉棒に顔を近づける。
あと少しで鼻とぶつかってしまうような至近距離。
荒い吐息が小刻みに吹き当てられ、冷たい外気の中生温かさが纏わり付いてくる。
だが、そんな冷たさはすぐに目に入るのは膝をついて股間に顔を埋めた詩乃によって、一気にぬめぬめして生暖かい口内へと入っていく。
これまで何度も行為を行ったが、現実で肉棒が口の中に入った事は俺は未体験の心地よさで軽く腰が跳ねてしまう。
「んんむぐっでっかっ」
全部は入りきらないけれど、小さな口で必死に頬張りながら詩乃は流れる様にフェラを始める。
「ちゅるる……♡ くちゅ♡ じゅううっっ♡」
「詩乃っそれはっ本当にっやばいからっ」
ぐちゅぐちゅと水音をわざとらしく鳴らしながら、口内粘膜を押し付けながらの深い口淫は抵抗を徐々に止めさせていく。
しかしそれ以上に、詩乃が顔を歪ませながら嬉々として自分のものをしゃぶっていると言うこと。現実感のないソレに、一層の情欲が煮立てられていく。
彼女は上目遣いで感じ切った俺の顔を見て、にやにやと笑いながら。
「先輩、もう出そうなんですね」
「あ、ああ」
「じゃあ……、今日は私が動きますから、先輩はそのままでいいですよ」
そう言って、四つん這いになる。
スカートをたくし上げ、下着をずらしただけで秘所が露わになった。
「ほら、先輩も脱いでください」
言われるがまま、俺もまた服を脱ぎ捨て全裸となる。
そして、詩乃の体に触れる。
「あんっ♡ 触り方、えっちです」
「ごめん」
謝りつつも手を止めない俺を、詩乃は受け入れてくれる。
「いいんですよ。私、先輩になら何されてもいいと思っていますから」
その言葉に甘えて、俺は詩乃に覆いかぶさるように抱き着き、そのまま挿入する。
「あっ♡ 先輩のおちんちん入ってきたぁ♡」
熱く蕩けた膣内は、肉棒を包み込み離さない。
まるで生き物のように絡みつき、締め付けてくる。
彼女の細い指先が触れる度に体が反応してしまう。
そんな彼女に溺れていった。
―――
詩乃の体はどこも柔らかくて気持ちよかった。
肌も白くて綺麗で、いつまでも触れていたくなるような魅力があった。
だからつい、調子に乗ってしまったのだ。
詩乃の体を抱きしめ、深くまで肉棒を突き刺す。
奥に突き当たると、詩乃は甘い声を上げる。
けれど、それだけでは満足できずに、更に強く押し込む。
すると、詩乃は一際大きな声で喘いだ。
「詩乃……っ」
「先輩……♡ もっと……♡」
普段からは想像できないほど甘く媚びた声を出しながら、こちらへ手を伸ばされる。
それに応えるように、さらに激しく腰を打ち付ける。
詩乃の表情が快楽で歪み始めると、こちらも興奮が高まっていく。そんな時、詩乃が俺の背中に腕を回してきた。
突然の事に驚き、詩乃の方を見る。
詩乃は少し恥ずかしそうにしながらも、俺の目を見つめてきた。
そして、耳元で囁かれる。
「先輩って、やっぱりこういうのには無抵抗なんですね」
「うっ」
そう、心地良い熱に浮かれる中で、詩乃の一言が現実へと引き戻される。
だが、そんな俺の思いとは裏腹に、詩乃の行為との行為は続いていく。
「先輩、私と付き合ってください」
「………………」
そうして、行為を行う中で、冷静になった俺に向けて告げた告白。
「先輩?」
「いや、ちょっと待ってくれ」
「嫌ですか?」
「嫌とかではなくっ、その俺には」
「恋人がいるですよね、けど、既に浮気しているじゃないですか」
そう笑みを浮かべながら、詩乃の抱き締める力はさらに強くなる。
「既に浮気をしていて、私ともこんな関係になっている。
そんな先輩が今頃、何を言っているんですか」
「けど」
「大丈夫です。
私は先輩がどんなに最低でも構わない。それ以上にあなたが好きですから。
あの時、私を助けてくれたあなたとならば、どんな事があっても良いから」
詩乃は俺の首筋に舌を這わせながら、甘えるような声を出す。
その言葉に、俺は思わず唾を飲み込んだ。
――
それから、俺達は何度も体を重ねた。
お互いの気持ちが通じ合った事で、今まで以上に深い繋がりを感じる。
詩乃が俺を求めるように、俺もまた彼女を求めていく。
それと共に何度目となるだろう射精を身体に感じた。
「詩乃っ俺はっもぅ」
「良いですよっ何度でもっ私の中にっ」
詩乃の言葉に促されるがまま、彼女の膣内に精液を流し込む。
その瞬間、彼女は俺を強く抱きしめてくる。
まるで離れたくないと言うかのように。
そして、そのまま意識を失った。
――目が覚めると、詩乃が隣にいた。
既に行為を何度も行っている事もあって、ベットの上には精液で濡れており、二人共裸の状態で見つめ合った。
「おはようございます、先輩」
「あぁ、おはよ」
「昨日は凄かったです」
「そ、そうだな」
「先輩はどうでした? 気持ち良かったですか?」
「…………うん」
詩乃の問い掛けに、小さく返事をする。
すると、彼女は嬉しそうな顔で微笑んだ。