ソードアート・オンライン 背徳な攻略者 作:ボルメテウスさん
ガトン、ゴトンッ。
揺れる電車の吊り輪につかまりながら、俺はため息をついた。
窓側に立つのは、今回の買い物を誘ってきた相手である朝田である。
周りには満員電車という事もあってか、ぎゅうぎゅうと人が集まっている。
「本当に凄い人の数だな」
今でも背中に押しつけてくる人がいる中で、窓側にいる朝田に思わず身体を寄せてしまう。
「悪い、朝田、苦しくないか」
「別に問題ないわ。
それにこの満員なら、仕方ないわよ、先輩」
そう言って朝田は俺の方を向いてくる。
その顔が真っ赤になっているのは、きっと満員電車のせいではないはずだ。
「それにしても、こうやって見ると、満員電車だけど、あんまり他の人は見ないわね」
朝田はそう言いながら、満員電車にいる乗客に目を向ける。
満員電車で互いに押しつけ合っている状態であるが、互いに気をつけながらも、ほとんどはスマホに目を向けている。
その事もあってか、俺達に目を向ける人はいない。
「ふふっ、だからかな。
こういう状況になっても、あまり人は気づかないわね」
その言葉と共に朝田は俺の手を自身の服の隙間から胸を揉ませるように触らせる。
未だに寒い事もあって、彼女は厚いコートを着ている。
そして、俺の手が朝田の服の中に入っているのを見られないようにしている。
厚いコートの中にある彼女の胸は、手の平に丁度収まる程度の大きさだった。
そして、俺達の行為を見ていないとはいえ、こんな場所でそんな事をするなんて思わなかった。
だが、朝田の顔は少し嬉しそうな顔をしていた。
それは彼女もこの状況を利用して楽しんでいる様子だった。
「ちょっと待てって……朝田」
「何よ? これくらい大丈夫だってば」
「そういう意味じゃなくて」
そう困惑する俺を余所に朝田との痴漢プレイが続く。
今の状況だと、周囲の人にバレないようにするにはこれが一番いい方法だった。
例え、周りの人がこっちを見てなくても、いつ誰が気づくのかわからないからだ。
朝田自身もそれがわかっているせいか、いつもより大胆になっていた。
それに釣られる形で俺も手を動かすと、朝田の口から声が出る。
「んっ……あっ……」
それを我慢するように口を手で押さえているが、それでも漏れていた。
(ヤバいな)
俺は内心焦っていた。
まさか、ここまで彼女が大胆な行動に出るとは思っていなかった。
そんな困惑を余所に、朝田の表情は次第に蕩けていくようであった。
このままではマズイと思いつつも、ここで止める事も出来なかった。
だからといって、この状態で止めれば怪しまれて、かえって面倒になると思ったからだ。
そのまましばらく続けていた時だった。
「んぁ!」
朝田の声と同時に、手に違和感があった。
焦りのせいか、胸を握っていた手は何時の間にか彼女のスカート近くにまで移動していた。
手の先には、彼女の秘部に当たる部分に指先が触れていたのだ。
慌てて周りを見るが、電車の中の騒音で、朝田の声は誤魔化す事ができた。
「朝田、そろそろ」
「駄目、まだ、到着していないから」
すぐにでも行為を止めたかった俺だったが、朝田は興奮したような声でそれを拒否した。
確かにもうすぐ目的の駅に着く頃ではあったが、この状態のまま降りるわけにもいかないだろう。
それに電車の中にはまだまだ乗客が残っている。
そんな中で行為を終わらせたらどうなるかわかったもんじゃない。
ただでさえ、車内アナウンスによると次の駅で大きな乗り換えがあるようだ。今の内に終わらしておかないと大変な事になるかもしれない。
そうしている間にも、電車は目的へと近づいていく。
「ほら、先輩、早く」
「……わかった」
そう返事をするしかなかった。
これ以上は時間の問題だ。
仕方ないので、覚悟を決める事にした。
「朝田、行くぞ」
「えぇ」
俺は電車が開くと共に、すぐに朝田の手を引く。
そのまま俺達が向かったのは、ここからそれ程、遠くない公園。
人があまりいない事で有名な場所でもあった。
そこでなら誰にも見られずに済むと考えたからだ。
幸いというべきか、平日な事もあってか人気は少なかった。
しかし、さすがにそこまで近場であると誰かに見られる危険性もあった。
その事もあり、俺たちは急いで公園内に入る事にした。
その中でも、あまり人が寄りつかないトイレに俺と朝田が入り込む。
中に入ると、鍵をかけてようやく一息つけた。
やはり、これだけ人が多い所だと緊張してしまうものだ。
それにしても、まさか朝田の方から誘ってくるとは思わなかった。
しかも、こんな場所であんな事をしてくるなんて思いもしなかった。
それと共に、先程までの痴漢プレイで高まった性欲を解放するように、朝田は俺に抱きついてきた。
「先輩」
「朝田?」
「今日は私の為にありがとうございます」
「いや、別に礼を言う必要は無いんだが」
「だって、先輩と一緒に買い物に行きたいって言った時は断られるかと思ってましたから」
「それは、まぁ大切な後輩だからな」
俺の言葉を聞いた朝田は顔を赤くしながら俯く。
そして、チラリとこちらを見てくる。
その瞳にはどこか熱を帯びているように見えた。
俺はすぐに視線を逸らすと彼女はそのまま俺を抱き締めてくる。
狭いトイレの中で密着する形になるが、今はそんな事を気にしている場合ではなかった。
彼女の柔らかい身体に俺もドキドキしてしまっていた。
普段から距離感が近い人ではあるが、こうやって抱きつかれる事も最近は多い。
そんな事を考えている間に朝田は顔を上げると、ゆっくりと顔を近づける。
「朝田……待っ……」
「嫌です」
そう言って朝田は俺の唇を奪う。
突然の出来事で頭が混乱するが、それでも必死に抵抗する。
「朝田! 流石にこんな場所でするのはマズイって!」
「大丈夫ですよ。
だって、こんな場所に誰も来ませんから」
「そういう問題じゃなくて!」
「ふふっ、相変わらず先輩は真面目ですね。
こういう時にはもっと欲望に身を任せるべきだと思いますよ」
朝田はそう言いながら、再び俺の口の中に舌を入れてくる。それと同時に俺の股間を優しく撫でるように触ってきた。
俺の口から思わず声が出てしまう。
そんな俺の反応を楽しむかのように彼女は微笑む。
そのままキスを続けたまま、朝田の手は俺のズボンを脱がしていく。
抵抗しようとしたが、それよりも先にベルトを外されていた。
「おい、朝田、本当にマズイって」
「ここまできて止められないでしょう? それに……」
朝田はそのまま俺のモノを握る。
既に大きくなりかけていたソレは朝田の手で簡単に包み込まれてしまった。
「先輩も興奮してますよね。それにここはもう硬くなっています」
「それは……お前が変なところばかり弄っているからだろ!」
「あら、そうなんですか。
てっきり私のせいだと思っていたのですが……違いましたか。
でも、ここが大きくなっている理由はそれだけではないみたいですね」
朝田は楽しげに笑いながらも、俺の耳元で囁き続ける。
その言葉は俺の理性を壊していく。
ゆっくりと俺を抱き締めている朝田は、その衣服を緩めていく。
お互い着ているのはワイシャツだけなので、脱ぐのは簡単だった。
朝田が俺の首筋に吸い付く。
軽い痛みが走るが、それもすぐに快感へと変わっていく。
首筋に何度かキスされた後、今度は胸へと移動した。
朝田は俺の胸板に手を這わせると、そのまま指先で突起部分に触れる。
最初は軽く触れる程度だったが、次第に摘んだり引っ張ったりと刺激を与えてきた。
「んぁ」
「先輩、可愛い」
朝田の声を聞きつつも、俺は彼女の行為を止めようとしない。
むしろ、無意識のうちに彼女の腰に手を伸ばしていた。
朝田は嬉しそうに笑うと、さらに強く俺の胸にしゃぶりつく。
その姿が可愛らしく見えてしまい、俺は彼女の頭を撫でた。まるで子供のように無邪気な笑みを浮かべる朝田を見て、俺の方もだんだんと我慢が出来なくなっていく。
「朝田……」
「どうしました?」
「そろそろ……」
「はい、わかりました。それでは……」
朝田は俺から離れると、スカートのパンツをゆっくりと脱ぎ捨てると、そのまま便座の上に座り込む。
そして、俺の方を見つめる。
いつの間にか朝田の方も準備万端といった感じで濡れていた。しかし、いきなり突っ込むわけにもいかない。
俺も同じようにズボンを脱いで、朝田の前に立つ。
朝田はその様子を確認すると、自ら股を開いて俺を受け入れる体勢になる。
「いいですよ。先輩」
「わかった」
俺は朝田の両足を掴み、亀頭は膣口に密着させる。後は力を入れるだけで入っていく。
亀頭の先から徐々に飲み込まれるようにして朝田の中に入って行く。
何度味わっても慣れない感覚だった。
中は狭く、それでいて温かい。
少し動かすだけでも中はうねって絡みついてくる。
奥まで入れたい気持ちを抑えつつ、浅い所にゆっくりと腰を動かす。朝田は両手で自分の口を塞いでいるが、時折漏れ出る吐息が艶っぽい。
「あっ、あぅ……ひゃっ」
「朝田、大丈夫か?」
「大丈夫、です。気にしなくて、良いですから」朝田は顔を赤くしながらも、笑顔を見せる。
そんな彼女を見ると、俺も動きが激しくなる。
朝田の細い腕を掴むと、そのままピストン運動を繰り返す。
狭いトイレの中で響く水音と肌と肌がぶつかり合う音が響き渡る。
肉棒が抜き差しされる度に朝田は喘ぎ声が響き渡る。
「せんぱっ、激、しいぃ」
「すまん。でも、もう限界なんだ」
「私、も、です。一緒に、イキましょ、先輩」
「ああ」
俺はラストスパートをかけるように更に激しく動く。朝田は俺の背中に手を回して抱きついてくる。
俺達はお互いに唇を重ねながら絶頂を迎えた。
朝田は身体をビクビクと震わせながら果てて、そのまま俺に抱きついたまま動こうとはしなかった。
しばらくして、ゆっくりと朝田の中から引き抜く。
愛液が入り交じった液体が朝田の秘部から垂れ流れている。「
ふふっ、いっぱい出ましたね」
「仕方ないだろ」
「別に責めているわけではないんですよ。ただ、先輩も溜まっていたんだなぁと思っただけで」
「そりゃそうだろ」
「ふふっ、こんなに出て」
朝田はそう言いながら、俺の肉棒を指でなぞる。
その瞬間、ゾワリとした快感が全身を駆け巡る。
俺の反応を楽しむかのように朝田は笑っていた。