と、言う訳でTACちゃんに撃って貰って前回あんな遅れた罰を受けます。では(バァン
「という訳で始まります。メープルシロップ片手に楽しんでください」
「さて…次こそは俺たちのターンだな」
「『俺たち』と言うのは少しおかしいが、まぁ…」
「とにかく、少し日が傾いてきた。さっさと始めようぜ」
「分かった。コース等はどうする?」
「勿論、あんたらに全て主導権を渡すよ。…と言うかコースはそっちじゃないとセット出来ないだろ?」
「そうだな。それじゃ直ぐに準備しよう」
そうマックスは言うと仲間達の所に行き、様々な指示や作戦を立てていた。
「…ねぇ。指揮官」
UMP45が話しかける。
「ん?なんだ?」
「ほんとにランボルギーニのしかもアヴェンタドールで挑戦するの?幾らカスタムしてるからと言って…」
「いや、大丈夫だ」
「…分かった、頑張ってね。一応、マシンに異常はないわよ」
「なんで分かんの」
「点検したし、なんの為に最新鋭のパーツを取り付けたの?」
「お前らに分かるようにはしてないぞ…」
「私達にはお見通しよ」
「はいはい…」
指揮官は手を上げ『お手上げ』のジェスチャーをした。
◇
そんなこんなで準備が完了した。
「それじゃあ、クルマを並べろ!」
ブォン…ブォン!
ブァン!プシュンブァン!プシュン
「GO!」
ズッシャァァァァァァァ!!
BGM STOP YOUR SELF CONTROL
「45姉?」
「何?9」
「あの人達が設定したコースってさ…あんまり
「ええそうね。ここのスタート地点とゴール前、そしてちょっとした短いの…」
「もしかしてさ」
「うん」
「ここで前取れば勝てるのでは?」
UMP9は少し嬉しそうに言った。
「そうかもね…」
(そんな訳がない。例えそうだとしてもそんな事で勝負が決まるならまずやる意味がない)
と、UMP45はそう思いながら言った。
◇
ブォォォォォオオオ!
(並んだまま!次の右コーナーで前に出て、そのまま逃げ切り勝ちしてやる!)
ズシャ!
アヴェンタドールが左のアウトからR32を抜いてそのまま先頭に。
(そしてぇ…)
ブォンブォン
クイッ
ズザザザザザ!
(ほお…あのスピードと角度からグリップで次の左コーナーも曲がるとは…だが)
ブォン!!
ズッシャァァァァ!
「この俺の32から逃れられると思うなよ!?」
ブォォォン!ブォンブォン!
ズッシャァァァァァァァァ!
◇
「す…すっげぇ…あのランボもそうだけどあのマックスさんの本気モードの走りなんてどっちもやべぇ…」
「一気にレベルが上がってらぁ…4WD+ターボだからあんなギリギリの走りが出来るんだろうな…」
ギャラリーが騒ぐ。
指揮官が乗るアヴェンタドールが鋭いツッコミ、ギリギリの走りを魅せつけ、マックスが乗るR32はそれを猛追する。
どちらもマージンはない。少しでも乱れれば二台とも散る。
~レース後半~
(…結構迫られてるが抜いてこない。そりゃそうだ。このマシンの車幅だとか派手なドリフトのせいで無理に前に出れない。このまま行ければそのまま勝利!)
「この勝負貰ったぁ!」
ブォォォオオオオオ!
(更に速度を上げるか、ここで離して勝利するつもりだろうが…そうはさせない!)
「起きろ!もう一基のターボ!」カチッ
キュイー…
勝利を確信していた指揮官に電撃が走ったのは左のコの字型複合コーナーだった。
ズッシャァァァァ!
ズショォォォォォォオ!
ふと振り向くとー
「なん…だと…」
さっき少しの直線で離したはずのR32がD1よろしく、ほぼ車体が接触しそうな程近ずいていたのだ。
◇
「なんで急に…」
UMP45はスタート地点からドローンでLIVE映像を観ていた。
「ようお嬢ちゃん」
話しかけてくる男が一人。それは、さっき勝負したメンバーの一人だった。
「何かしら。負けたズル人間とは話したくないんだけど」
「まぁそう言うなって。リーダーのマシンが急に速くなったのを教えるから」
「…分かったわ」
「聞く耳持ってくれてありがとな。嬢ちゃん名前は?」
「…教える訳ないじゃない。あなたは民間人なんだから、知る必要はないわ。それに…」
「それに?」
「あなたみたいなのには余計に教えたくないもの」
「ひでぇな」
「そんな事より、なんで速くなったのかを教えて貰うのが目的なんだけど?」
「ハイハイ分かったよ…」
諦めたように言い、改める。
「で、なんで急に速くなったかと言うと…」
「…と?」
………
「そんな溜めなくていいわよ。レース終わっちゃうし」
「とことん酷いな。いい男来ねぇぞ」
「はいはい。で、結局何?」
「まぁ簡単に言うともう一基のターボをONにしたんだ」
「…あれってもしかしてツインターボだったの?」
「いや厳密には違う。直列ターボみたいな感じだ」
「それならなんで元から起動しないの?」
当然の疑問を投げるUMP45。
「その理由は知らない」
「ええ…」
「でも大体分かる。多分パワーが強すぎてスリップだとか途中でエンジンにダメージが出るだとかそんな感じじゃないのか?」
「なんで疑問形なのかしら。…ま、でも大体そうじゃない」
「45姉ー!」
UMP9が呼びに来る。
「あ、9!」
「45姉ここに居たんだ!…その人は誰?」
「さっきの対戦相手。あの32が速くなる秘密を教えてくれた人よ」
「へぇ…じゃ45姉教えてよ!」
「分かったわ」
UMP9がUMP45の手を引く。
「…姉妹同士でも番号呼びとは…徹底してるなぁ…」
それを見た男は何も知らずに勝手に関心していた。
◇
BGM ONE NIGHT IN ARABIA
キュイイィィ…プショロロ!
(凄い…さっきより鋭さが増している何故だ?…考えてる暇はない…このままじゃ抜かれる…!)
ブォォォォォォ…!
(明らかにターボの音でプレッシャーを感じているな…この感じだと…次の逆S字コーナーの右で抜けるな)
(ここで…インにつく!)
アヴェンタドールが右コーナーのインに張り付く。
(そこでのインコースは確実に次コーナーでアウトに行く!そこをつく!)
右コーナーが終わり、そして…
急に左コーナーが現れる。
(!?駄目だ!インにつけない!)
指揮官は即逆にハンドルを切ったが、アンダーに流れて行く。
「そこだ!」
そこにR32がハイパワーでインを刺す。
「なっ…」
ズシャァァァァァァ!
その後、アヴェンタドールがR32を追い続けけるも、チャンスは訪れなかった。そしてゴール1km圏内へ…
(チャンスは…チャンスは無いのか…)
(このまま行けば…)
ピーッ!ピーッ!
突如、R32に警告音が鳴る。
「なんだ…ッ!?」
その警告音の正体はー
◇
(ん?R32のスピードが下がった…?)
それをチャンスと見た指揮官はー
ブォォォォォォ!!
「アクセル全開!この直線で抜く!!」
「なっ…!そこでの加速は…やめろ!」
咄嗟にハンドルを切りガードしようとするが…
「そんな子供騙しが通じるか!」
難なく避けていく。
ブォォォォォ…
(この先は道が無いんだ!行かないでくれ!)
◇
<なっ…やべぇぞ!
<アイツ馬鹿か!?
<でも誰かこの事言ってたっけ…
<あ
「…不穏な会話が流れているわね…」
「一応、直ぐに休出出来るように準備しましょう」
UMP45が言う。
「でもあの先には浮いてる土がありますよ?」
G41が指を指して言う。
「ボスならあの場所に着地出来るかもな」
「とにかくともかく今すぐ準備しましょう!あの島みたいな所に着地しても救出しなきゃいけないんですから!」
◇
ブォォォォォォ!
「いけぇぇぇぇぇ!」
ブォンシュッ
「は?」
(えっマジで?こんなの聞いてないんだけど。でもこの速さなら…)
「ぬぉぉぉぉぉ!届けぇぇぇぇ!」
ズシャ!
着地した瞬間アヴェンタドールがふらつく。
ズシャァァァァァ!
指揮官はハンドルとアクセルを駆使して安定させると同時に減速する。そして…
ズシャァァァァァ!ザッ!
ギリギリで止まった。
「あっぶな」
今回遅れた理由?
直ぐ分かる。(と言うかもう分かってると思う)
あとリアルがね…
お気に入り20件まで行きました!
ありがとうございます!
p.s.
今年最後の小説がこんなんってマジ?
しかも大晦日に投稿出来なかったってマジ?