私は『感情』を持っていた。
だけどずっと虐待されて何時しかなくなった。
昔はこれを地獄と考えてたのに今は何とも思わない。
それこそが『地獄』だった。
でも、ある日そこから救われた。
グリフィンと言う民間軍事会社が前々からここの襲撃を計画して、見事成功したらしい。
やっと、救われた。やっと抜け出せる―
私は新しい名前を貰った。
と言うのも昔の名前は忘れてしまったし、私が居た場所も忘れていた。
そして私は『THUNDER』と言う男の子っぽい名前になった。
そんな事どうだってよかった。だってこれからちゃんとした生活が送れると思うと―感情が戻って来そうな感じがした。
同じ小隊の人形は優しくしてくれたりするけど、あんまり会話しない。
同じ基地内の人形も話しかけてこない。
私の過去を知ってるから避けられてた。それだけ。
でも、別に大丈夫だった。
K2さんがよく話しかけてくれて嬉しかった。
だけど、感情は戻らなかった。
そして、孤立してる私をみた指揮官はレイプし始めた。
また『地獄』の再来だ。
逃げようにも逃げれなかった。
反抗すれば何されるかイヤと言う程知ってるから反抗も出来なかった。
何時しか小隊の人形達にも知られていた。
「協力して解決しよう」と言われたけど彼女達までに手が及ぶのは嫌だった。
だからその手を振り払った。
払った理由も察してくれてそれ以上の事は無かったけど、気まずくなった。
それが本当に嫌だった。
どんどん私は感情が
でもある日、新しい人形が来た。
M950A。私の嫌いなタイプの人形でよく話しかけてきた。
私の事情も知らないのか色々言って来る。
だけどそれは小隊の皆を笑わせてくれた。
彼女の前なら…笑える気がした。
でも、そんな幸せな時間は過ぎて。
ある時、見られた。行為を。
『絶望』と言う感情が戻って来た。
そんな感情、感じたくなかった。
でも次の日、いつも通り接してくれた。
ドラマを観て、いつも通り笑って、寄り添ってくれた。
でも『アイツ』が呼びつけてくる。
無視は出来なかった。
皆を…彼女もこんな『感情』感じさせたくなかった。
その日は最悪だった。
携帯にメールを打ってあえて呼び寄せて、
『地獄』なんて生温いものじゃない。
そうとしか言えなかった。
でも次の日、本当の光が差した。
H指揮官とその人形達のおかげで。
その助けのあった日の翌日は、H指揮官が『アイツ』を拷問していた。
一応、「気分が悪くなったら見なくてもいいよ」と言われたけど大丈夫だった。
血が飛び、肉が飛び、狂っていた。
でも正気を保っていた。それどころか、それ以上の
『アイツ』の脚は
その際の銃声は「THUNDERの代弁」と指揮官は言ったが、多分言いたい事は同じだ。
指揮官が
その感情は何なのか分からない。
でも、M950Aの事を
私にとって指揮官は―
…いや、まだその答えを出すのはまだ早いかもしれない。
ちなみにだが、アレの最期はM950Aだった。
その時に聞こえた
『このクソ野郎が』
シリアスぶち壊して悪いけど今回特別なやつやり過ぎた。