※この作品はR-18です。

戦術人形とオリ主と車と   作:ZERO1u

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日常回を書くと言ったな…あれは嘘だ
\ウワァァァァァァ/

次こそ書く


第20話 404小隊VS指揮官

~UMP45小隊改め…404小隊寮~

 

あの処刑の後、指揮官は404小隊しか知らない暗号を使い様々な情報の『削除』の依頼をしてきた。

 

UMP45はそれを受けると同時に、一部のメンバーを除いた基地丸ごとの記憶処理をしようとしていた。

 

「準備出来た?」

 

「出来たわ。あとは朝叩きつけられたM16の挑戦を受けるだけよ」

大きなバックパックを背負いながら殺意を出している416。

 

「止めなさい416。このタイミングで挑戦状を出してくるのはおかしいわ。9や11がどっか行ってるのに、罠の可能性もあるわよ」

 

「あの呑んだくれに罠掛ける程のメモリーは無いわよ」

 

(あんたも言えないでしょうに…)

 

45は何か嫌な予感がした。

 

9は「みんなに最後の挨拶行ってくるー!」って朝行ったきり正午まで帰ってこないし、11に関しては荷物はまとめてあるけどいつの間にかどっか行ってるしでめちゃくちゃである。

 

(正午には指揮官の所に行かないと…その後9と11連れて行けばいいか)

 

「4時まで待ってるから早く行きなさい。それ以上は待たないから」

 

「ふん、言われなくても分かってるわよ。それより早く仕留めるし」

 

と言い、416は出ていく。

 

「…さて、私も出ますか」

 

ポッケに『薬』を入れた注射器をしまい、45も部屋を出た。

 


 

~執務室~

 

コンコン

 

「ああ。いるぞ」

 

ガチャ「失礼するわ指揮官」

UMP45が部屋に入る。

 

そこにはソファに座っている指揮官がいた。

 

「まずはありがとう。アイツに関しての情報が綺麗さっぱり消えてる。ニュースももうやってないし…流石は404(存在しない)小隊だな」

 

「お褒めにお預かり光栄よ指揮官。それで報酬なんだけど…」

スッと手をポッケに忍ばせ、薬の準備をする。

 

「…報酬か。その前に」

 

「…何?まだ用があるの?」

 

「まぁちょっとした事だよ…朝からなにか嫌(・)な(・)予(・)感(・)がしてね」

 

「へぇ、気が合うわね。私も嫌な予感がするのよ」

 

「そうか、404内の事か?」

 

「さぁなんでしょう♪」

 

「首は突っ込まないが、あまり変なことするなよ?」

 

「ハイハイ…」(アンタのせいよ)

 

なんて45は思いながら会話し、隙を見ている。

 

「で、本題だが」

 

「直ぐに終わらせられる事にしてね。こっちの厄介事も早く終わらせる事が出来るのだけれど」

 

「分かった分かった…じゃあ言うが―」

 

とここで言葉が詰まる指揮官。だがすぐに、決意を決めて、

 

「お前と抱擁していいか?」

 

「…は?」

変な依頼に思わず変な声が出てしまった。そしてすぐに謎が出でくる。

 

「なんで?私より416や9の方がいいと思うのだけれど」

 

「45がいいんだよ。45が」

 

「…この前言ってたあれ冗談じゃないのね。キモ」

 

「そんな直球言わなくても…」

 

実は45は内心少しだけ嬉しかった。この貧相な身体がコンプレックスだったのだが、指揮官はこの身体が好きなようだ。

 

(まぁ、普段観察してるからソウユウの好きなのは知ってるし、勿論416みたいな身体も好きなんだろうけど。…いやだったらなんで私を指定したのかしら…)

 

そう45が思っていると、指揮官が抱擁を求め腕を広げる。

 

(…まぁ隙あるし、抱きしめられてる間に打てばいいか)

 

そうして、指揮官が座っているソファに膝で立ち目の前に迫る。

 

そして、ぎこちなく抱きしめる指揮官。

 

(…凄く温かい、まるで昨日の姿とは大違い。なんか…クセになる…)

 

だがここでハッとする。

 

(いけない…私は指揮官に記憶処理薬を打つ。その為にここに来たのよ。抱きしめられる為に来たんじゃない)

 

そして口を開く。

 

「ねぇ指揮官。報酬なんだけど…」

 

ポッケから注射器を取り出し、狙いを定める。

そして、「貴方の記憶を貰うわね」と言おうとした瞬間。

 

「404小隊長ってこんなに警戒心がないのな。ガッカリだな」

 

「!!」カチャ

 

音のした上を少し見ると、そこには銃口が。

構えているのは行方不明だった9だった。

 

「ごめん…45姉」

顔は青ざめ、震えながら言う9。

 

「…どういう事」

 

「いやー、嫌(・)な(・)予(・)感(・)がしたから先手を打たせてもらっただけだよ」

 

「…9はなんでこんな事をしてるの」

 

「このリモコンのお陰だよ」

 

指揮官が言うには朝、9に会いそのまま執務室へ。

 

そして隙を狙い、この改造リモコンを作動。

 

正気を保ちながらも操っているという状態である。

 

「あの基地の清掃員がもっててね。TMP辺りを狙ってたらしいよ。勿論、タマごとチェーンソーで体半分に切ったけどね」

 

「なかなかえげつない事してるじゃない。道理で昨日の夜もいなかった訳ね」

 

「知ってるんだ。45のえっち」

 

「…って事は416が決闘行ってるのも、11がどっか行ってるのも」

 

「いやG11は昨日ベットに入ってきて頼んだら協力してくれたぞ。報酬はM16が払ってくれてるが」

 

「…は?どう言う事?」

 


 

~少し前の春田カフェ~

 

「おいしい~」

G11がラムレーズンアイスを食べる。

 

「…なぁ、本当にこれで良かったのか?」

隣に座っているM16が聞く。

 

「だって指揮官にバレた程度で移動なんて面倒臭いからね~。あ、おかわり」

 

「お腹壊すぞ」

 

「ここのは美味しいから今の内に食べておかないとね~」

 

「そうか…」

M16は瓶を傾け酒を呑む。

 

「…なんで協力してくれたんだ?416に偽の情報提供して。殺されないか?」

 

「大丈夫。ただ404のビーコンをちょこっと弄っただけだし、バレないよ」

 

「だといいけどなぁ…」グビッ

 

「…にしてもなんでこの基地に固執するんだ?」

 

「…それは…よく分かんないけど…」

少しG11が考えると、

 

「…なんか安心するんだ」

 

「へー」

 

淡々と話し始めるG11。

 

「私達は任務で色んな所に行った。紛争地に、敵組織のど真ん中、ホコリだらけの部屋、その度に快眠枕とか快眠寝袋を持ってって寝てたんだ」

 

「…」

 

「でも、安心して眠れなかった。いつ寝てる間に襲撃が来るか分からなかったから。そのせいで任務に支障がでたら元も子も無いんだけどね」

 

「…まぁ、そうだな」

 

「でも、ここに来た時、凄い安心して眠れた。枕も寝袋も要らなかった。『ここ』は世界一酷いベットでも眠れる程、凄い眠れるんだ。ずぅぅぅっと眠れる気がして…敵が基地を爆破する寸前まで安心して眠れそうで…」

 

「…なぁ、もしかして死のうとしてないか?」

 

「いやまさか、こんないい所手放したくないよ…」

G11が続ける。

 

「でも一番安心したのは、指揮官のベットだったかな~」

 

「…それ大丈夫か?」

 

「大丈夫。しかも指揮官と一緒に寝ると安心さ倍増。…いやそれ以上かな」

 

「…謎だな」

 

「M16も今度潜り込んでみなよ。安心するから」

 

「私は…まだいいかな」

 

「ふーん…おかわり」

 

「そろそろ飽きないか?」

 

「全然」

 

「はぁー…」と言い頭に手を当てるM16。

 

(後で指揮官に請求するか…)

 

と思うM16であった。

 


 

「…」

 

「…」

 

「ずっと硬直状態ね」

 

「その刺そうとしてる物をしまってくれたらいいんだがな」

 

ほぼ抱き締めてる状態のまま、数時間経った。

 

お互い顔は近い距離にあるものの、見合わせてはない。

 

9も震えが止まってきた。

 

「…私は引かないわよ」

 

「やめとけ、妹に大きな傷が付くぞ」

 

「別にそれくらい記憶処理すればいいのよ。妹に姉を撃たせようとする貴方の方を忘れさせてあげたいわね」

「…」(冷静になるとなんか少しだけ軽い気がするなぁ)

 

9は指揮官から渡された銃『UMP9』がこころなしかいつもより軽い気がした。

 

(材質とかは…変わってないけど…なんだろう?)

 

別にゼロ距離で撃つなら拳銃でもいいのにわざわざSMG…しかもUMP9(自分)を渡したのか。

 

(多分…何かあった時の保険とかなのかなぁ…)

 

バァン!

 

急にドアが開く。そこには…

 

「ハァハァ…」

 

「やっと来たわね…」

 

「416!」

 

「ありゃ、もう戻ってきたのか」

 

「この野郎…ふざけやがって…」

 

「「言葉使い悪いよー」わよ」

 

「二人揃って言うな!」

 

(敵同士とは思えない一致)

 

416は改めて構え、聞く。

 

「で、指揮官。降伏する気は?」

 

「無いねぇ」

 

「だったら撃つのみ」

 

と言い狙いを定める。

 

「おいおいいいのか?グリフィンに居られなくなるかもよ?」

 

「別に、存(・)在(・)し(・)な(・)い(・)んだから居れても居られなくても変わらない」

 

「まぁそっか」

 

「私だって撃ちたくは無いの。面倒臭いから」

 

「完璧なのに俺にここまでコケにされて悔しくないのか?今ならどっか撃てるんじゃねぇの?」

 

「…完璧だからこそ完璧に任務を終える。それだけよ」

 

「そうか…」

 

そう言うと指揮官はリモコンを操作し、

 

「9、45を殺せ」

 

「なっ…!」

 

9が銃のハンマーを引く。

 

カチッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…出ない?」

 

「は…?」

 

「そうゆう事!」(理解)

 

確実にハンマーを引いてるのに9mm弾が出ない。

 

「…やっぱり嫌(・)な(・)予(・)感(・)は当たったな」

 

「もしかして最初から殺す気は無かった…」

 

「…さあな45、そこはご想像に」

 

「ここまでされちゃ殺意も何も起きないわね…」

416は完璧すぎる作戦にさっきまでの殺意は無くなり、

 

「凄いね指揮官!45姉と416を出し抜く人間なんて初めてだよ!」

9はさっきのことなんて忘れて興奮する。

 

「指揮官ー。終わったー?」

G11が来て、指揮官に聞く。

 

「…あんた後で殺す」

 

「416怖い…」

 

「で、指揮官。この後皆にどう説明するつもり?」

 

「…勿論、納得するように説明するだけだ」

 

「ふーん…あっそうだ」

と言うと45は注射器を投げ捨て、\パリン/

腕を広げる。

 

「…指揮官、抱きしめて」

 

「…へ?」

 

「なんか温かいからクセになっちゃった♪」

 

「ええ…」

 

「私もー!」

 

「あんたらねぇ…」

 

「私m」

 

「あんたは殺す」

 

『あははははは!』45と9と指揮官が笑う。

 

(やっぱり…指揮官は優しいわね。その優しさの中にある闇は…そこがただの優しさだけじゃないって事が分かるわね。…敵に回さなくて良かったかも)

と45は思うのだった。

 


 

その後の説明で、基地全体が404小隊を受け入れた。

そして404小隊のような任務が増えていくこととなった。




※実際の404小隊はこんな雑魚じゃないです
リモコンの元ネタはTMP催眠本のやつ
あと今回変な風になってしまった
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