※この作品はR-18です。

男女比壊れてる多重クロス世界で『絶倫』持ちの高校性活 ~トラブルの原因は大体俺~   作:レルクス

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憑依転生・安藤和春!(ほぼ世界観の設定です)

 超豪華なベッドで目覚めて二秒後。

 俺は自分の体の動きがすべて止まるほど驚愕したが、その数秒後には、状況を理解した。

 

 どうやら俺は『憑依転生』をしたようである。

 二つの記憶が意外ときっちり整頓された状態で頭の中に存在するのだが、憑依前の情報を整理したところ、『憑依転生』という言葉が最も正しいと判断した。

 

 この世界は数多くのフィクションの世界がごちゃ混ぜになって存在している『多重クロス』の世界である。

 

 だがそれに加えて、あまりにも男女比が壊れている世界でもある。

 特殊なウイルスによって染色体に異変が起きて、その男女比は男性が1につき、女性が30000というものだ。

 男女比がぶっ壊れている作品は数多く存在し、それによって貞操逆転が発生しているフィクションは多くあるが、ここまで攻め込んだ設定は勇気を感じる。まあもっとすごい作品もあると思うけどね。

 憑依前と比べると、世界の人口が三億人程度まで減少している。要するに男性はその三万分の一、要するに大体一万人程度ということらしい。少ないですね……。

 

 ごちゃごちゃした部分を除けば一応『現代地球』っぽいのだが、明らかに『現代地球』がベースではない世界から混ざっているものもいる。

 作品名で言えば、設定上は二十一世紀後半の人間である『魔法科高校の劣等生』、異世界の人間であるはずの『ONE PIECE』など。

 

 ありとあらゆる技術が存在しており、当然それらの技術を解析しているのも女性である。

 ただし男女比がぶっ壊れているので、『いかに男性から質のいい精液を獲得するか』ということが重要視されており、その研究に最もリソースが使われているので、搾精技術と人工授精技術の研究が進んでいるそうだ。

 

 なお、一万人いる男性は総じて精力が憑依前の世界と比べると低いのだが、精液を作れるというだけで獲得できる特権……主に資金面で発生するそれを享受しているだけのものが多い。

 精液は国家戦略に匹敵するレベルで重要なものなので、精液を提供すれば、それだけで莫大な補助金が発生するのだ。

 極論、この世界は男性に対して死刑が存在しないほどである。

 

 

 

 

 中には『特殊能力』といえるものを持っているキャラクターも存在するため、当然俺自身が『特殊能力』を持っていたとしても不思議なことは何もない。

 そして俺が持っている力は、『絶倫』だそうだ。

 

 ただ、これだけならがんじがらめにされて搾精されるだけの人生が待っているだろう。

 しかし、それまで行われた数多くの実験の結果、男性側が望んだプレイで直接膣に出されるともっとも質の高い精液になることが『実証されている』のだ。

 

 元々精液がそういうもの。というわけではないのだろう。明らかにウイルスの影響でそうなっている。

 

 この世界の男性は、一か月に一度のペースでしか精液が出ない。

 そしてその精液の質も決して高いとは言えず、人工授精でも体外受精でも確率は高くないのだ。というか女性の卵子が強すぎる。

 

 

 そんな中で、『実験』として取り入れられたのが『特殊学園都市エリア』だ。

 

 人工島が建設され、学校をはじめとして、ありとあらゆる施設がこの島には揃っている。

 この島に、俺という『圧倒的な精力を持つ男』をはじめとして、同年代の少年(二十人にいくかどうか)を投入し、容姿、思想、能力が問題ないとされた女性と一緒に授業を受けさせることで、『夢のような学園生活』を送らせる。ということになったらしい。

 

 

 

 ……ところどころ論理の飛躍があるような気がしなくもないが。実際、一度『夢のような学園生活』の提供を行うことで、その当時の『選ばれた精剛男性』の趣向にベストマッチしてちょっとだけ男性の出生率が上がった事実があるらしい。まあこの世界で半世紀以上前の話だが。

 

 

 

 この世界の男性は基本的に圧倒的な補助金を得ている上に、大けがをして精力に影響が出ると、その原因になった者は多大な罰則が発生するほど保護されている。しかも、学生として在籍しているが、基本的に授業を受ける必要すらないのだ。

 大体のものは屋敷にいるメイドに言えば用意される。

 要するに、『夢のような学園生活を男性に提供する』という趣旨で作られたこの人工島であっても、女性が男性を見る機会は圧倒的に少ないのだ。学校生活を通して男性を一度も見ない女子生徒だっているくらいである。

 

 

 この学園に送られた美少女たちは、自分から誘うことを許されていない。

 俺の『絶倫』スキルは、まあその通りであれば一日中セックスしていても出せるだろうが、この世界の人間は『三日に一度、性欲が高まる』という程度のペースだと思われているらしい。まあそれでも一般男性の十倍の精力を持っていることと同じなので、確かに高いと思っても仕方がない。

 女性が誘う。もっと言えば女性が襲った結果、『男性が望まないプレイ』ということで精液の質が落ちたら目も当てられない。ということなのだろう。自分から誘うだけで重い罰則があるようだ。

 

 三日に一度の搾精係は難易度ルナティックな試験をいくつもクリアして、運にすら左右されるほどの選別を潜り抜けて選ばれているが、その座を争って血が流れることもざらである。

 

 

 

 

 説明がダルくなってきた。

 

 まあ要するに、この学校で『自分から外に出るような生徒は俺以外に存在しない』上に、『女子は校則で、自分から精液を求めることは禁じられている』という状況で、『俺は手籠めを推奨されている』ということだ。

 導入としては雑すぎると思います!

 

 ★

 

 さて、とりあえず現状の把握は終わらせるとして、これから何をするのかが重要だ。

 

 現状、俺自身も『多大な補助金を受け取って豪遊しているだけの男』である。

 三日に一度の搾精であっても、一般人と比べれば十倍の精力だ。

 その分援助金は多くなり、俺一人でそんな金を回せるわけがないので使用人やメイドも多数雇われている。

 当然のことだ。

 

 なお、この世界は手籠め万歳なのだ。やらなきゃ損!

 ちなみに『手籠め』というと『強姦』的な意味が強いのだが、この世界の女性の中には明らかに『人間やめてるでしょその能力』と言いたくなるような要素を持つものがたっくさんいる。

 男性が力比べをして勝てるような相手ではないのだ。

 

 まあそれはともかく、誰かとセックスしてみるのがいい。

 

 だって……この学園都市。美女、美少女しかいないんだぞ!

 この手の小説だと、『男性に選ばれやすくなるために、美少女の遺伝子以外が淘汰された』みたいな設定があったりするが、きちんとそのテンプレに乗っているのだ!

 しかも人気フィクションでメインヒロインだったキャラすらいるのだ!

 

 そして俺の『絶倫』スキルにより、そんな少女たちのブラウスを押し上げる巨乳と、膝上二十センチのミニスカートによって股間がギンギンになってしまう!

 

 正直金玉がちょっとヤバいことになってきたのだ。

 男性諸君の朝というものは大きくなっているものだが、それでは済まないくらいヤバいことになっているのである。

 

「……」

 

 とりあえずベッドの傍のサイドボードに置かれているスマホを手に取る。

 俺専用ということで、ロックを解除すると『安藤和春(あんどうかずはる)』という名前が表示される。

 この学園都市は真の意味で『男性のために作られた物』であり、特に『絶倫』スキルを持つ俺は救世主として期待されているのだ。

 俺に配布されたスマホには、最高権限と言っていいほどの機能が複数備わっている。

 

 128GBの内蔵メモリとマイクロSDが合わさった膨大な容量と、最高レベルの計算速度が備わった特注品であり、『男性用アプリ』というものが備わっている。

 その中には

 

 『学校内のすべての女性の場所を把握し、そしてプライベートな空間にいる場合でも勝手にカギを開けられる』

 

 というものも入っているのだ。

 このスマホを作って俺に渡したやつの頭は湧いていると思うが、都合が良いので問題はない。

 

「……別に推しキャラいるわけじゃないが……学校、行ってみるか」

 

 入学してから一か月半。

 五月半ばなのだが、一回も学校に行っていない。

 

 まずはそこからだ。

 

 ★

 

 とりあえず俺は学生服に着替えた。

 紺色のブレザー型であり、この世界の俺は爽やか系イケメンの細マッチョ(鍛えているわけではないはずだが……)なのでかなり似合っている。

 

 スマホを見て授業の科目を確認。

 それに該当する教科書を鞄に突っ込んで、準備した。

 

 すると、コンコンとノックが聞こえてきた。

 

「……開いてますよ」

 

 俺は答えた。

 すると、一人の女性が入ってくる。

 単純な言葉にしてしまえば『銀髪美人のメイド』なのだが、ここはフィクションが交わる多重クロス世界。作品名やキャラ名を出すべきだろう。

 

 ……落第騎士の英雄譚のキャラである『比翼』のエーデルワイスだ。

 

 作品内では世界最強の剣士にして、世界最強の犯罪者とまで呼ばれており、初速の概念がなく、最初から最高速度で動けるという独自の剣術によって圧倒的な戦闘力を持つ。

 加えて、『魔力量が運命に比例している』という設定がある世界の中で、その限界を突破した『魔人』と呼ばれるカテゴリにまで進化した存在だ。

 ぶっちゃけものすごく強い。

 確かに、この世界で男性が貴重なのは分かる。メイドであっても……いや、メイドこそ、最強クラスの戦闘力が求められるだろう。わかるが……ガチすぎん?

 

「おはようございます。和春様……!」

 

 綺麗な声(アニメ化がまだ進んでないから声優決まってないけど)が口から漏れたが、直ぐに驚愕した表情になる。

 実際、体のサイズの情報から完璧に作られている制服だが、着るのは初めてだ。

 確かに驚くだろう。

 

「和春様。学校に通われるのですか?」

「ん?ああ……そんな気分になった」

 

 おそらく原作の世界でこんなことをエーデルワイスに言えるようなキャラはいないだろう。

 まずエーデルワイスがメイドをしているという時点でいろいろおかしいが。

 

「畏まりました。朝食と登校の手配をします」

 

 そういって、エーデルワイスはすさまじい初速で部屋から消えて、事情を外にいるメイドや使用人に説明しに行った。

 ざわつく、を超えて『喧噪』が聞こえてくるのだが、俺が気にしても仕方がない。

 ……ちょっと『打撃音』が聞こえてきたが、きっと大丈夫ではないだろう。

 

 十数秒で戻ってきた。

 

「お待たせしました。朝食の準備ができております」

 

 朝食って十数秒で出来るものなのだろうか。

 まあ、おそらくちょっと前から仕込みは済ませておいたのだろう。

 

「ああ、行こうか」

 

 そういって、エーデルワイスに続くように部屋を出た。

 

 住み込みで働くメイドたちの視線がいつもよりすさまじいものになっている。

 精力が男らしさに直結するかどうかともかく、この世界の俺のルックスのレベルはかなり高い。

 その分、メイドたちの倍率はとても高いものだったと思われるが……たんこぶを作ってる人がいるのは先ほどの打撃音が原因だろうか。

 

 ちなみに、朝食の場に並んでいたのはパンを中心に様々なものが置かれている料理たちだ。

 高級ホテルのビュッフェのようだが、表現として間違っていないだろう。

 さすがにテーブルマナーだとかそういったものは高級店にふさわしいレベルで備わっているわけではないのでそこそこ雑だが、とてもおいしいものだ。

 

 というわけで、朝食は済ませたので出発である。

 

 ★

 

 要人警護の装甲車のようなもので、その周りにも多数のパトカーが存在するという圧倒的なVIP感が漂うものになっていたが、どうやら警備会社と学校関係は命令系統が異なるようだ。

 

 エーデルワイスに関しては独自のルールが適用されているレベルだったので学校の中に入ってもついてきたが。さすが、原作で世界最強の犯罪者と呼ばれた女である。

 

「おはよー」

 

 そういって教室のドアを開ける。

 中にいるのは29人の女子生徒。

 まさしく多種多様なフィクションから集まっている。

 

 見るがいい!これが『一年安藤組』の出席簿だ!

 

担任 織斑千冬 『インフィニット・ストラトス』

1  安藤和春

2  藍羽浅葱  『ストライク・ザ・ブラッド』

3  朝田詩乃  『ソードアート・オンライン』

4  浅見リリス 『トリニティセブン』

5  一色いろは 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』

6  一之瀬帆波 『ようこそ実力至上主義の教室へ』

7  ステラ・ヴァーミリオン 『落第騎士の英雄譚』

8  クローディア・エンフィールド 『学戦都市アスタリスク』

9  神埼桂音  『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』

10 櫛田桔梗  『ようこそ実力至上主義の教室へ』

11 朽木ルキア 『BLEACH』

12 紺野木綿季 『ソードアート・オンライン』

13 更識楯無  『インフィニット・ストラトス』

14 猿飛忍   『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』

15 司波深雪  『魔法科高校の劣等生』

16 リーゼロッテ=シャルロック『トリニティセブン』

17 食蜂操祈  『とある科学の超電磁砲T』

18 ダクネス  『この素晴らしい世界に祝福を!』

19 千葉エリカ 『魔法科高校の劣等生』

20 シャルロット・デュノア 『インフィニット・ストラトス』

21 刀藤綺凛  『学戦都市アスタリスク』

22 薙切アリス 『食戟のソーマ』

23 薙切えりな 『食戟のソーマ』

24 ナミ    『ONE PIECE』

25 アルトリア・ペンドラゴン 『Fateシリーズ』

26 堀北鈴音  『ようこそ実力至上主義の教室へ』

27 めぐみん  『この素晴らしい世界に祝福を!』

28 結城明日奈 『ソードアート・オンライン』

29 雪ノ下雪乃 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』

30 ラ・フォリア・リハヴァイン 『ストライク・ザ・ブラッド』

 

 

 ……ところどころ突っ込みどころがあるが、とりあえず以下の重要事項を同時に見ていただきたい。

 

①:このクラスは『特別男性クラス』の『一年安藤組』である。

 

 この学校は男子生徒が圧倒的に少ないのだが、女子生徒の数はかなり多い。

 そのため、『特別男性クラス』というものが存在する。

 基本的にその男子生徒の学年が『年』の部分に入って、男子生徒の名字が『組』の名前となる。

 俺は『安藤和春』という『高校一年生』なので、『一年安藤組』となる。

 

②:特別男性クラスは学年を超えて在籍できる。

 

 年齢に制限を設けた結果、男性の好みにそぐわない学生が混じるというのは本末転倒なため、上の学年、下の学年であっても在籍できる。

 例を挙げれば、『刀藤綺凛』は『一年安藤組』所属の『中等部一年』であり、『雪ノ下雪乃』は『一年安藤組』所属の『高等部二年』である。

 

③:原作で制服という概念がないキャラは学校指定の『ノースリーブ』+『マイクロミニ』の制服を着用する。

 

 世界観の都合上、制服を着ていないキャラ。もしくは原作開始時点では制服を着用することが普通になっていないキャラは学校指定の制服を着ることになっている。

 内容は以上の通りで、肌の露出はかなり多め。

 

④:特殊能力の制限装置を女性は必ずつける。

 

 原作がバトル系だろうとラブコメだろうと、左腕に能力制限リングをつけることになっている。

 多種多様な能力が混じっているが、それらすべてを封じることができるアイテムが存在し、男性の保護のためにそれをつけることが求められるのだ。

 ステラ・ヴァーミリオンは『固有霊装(デバイス)』を使うことができず、食蜂操祈のような『君だけで物語が終わるんじゃない?』みたいな超能力者も同様。

 精神関係における補足だが、仮に俺の精神が他の能力でいじられた状態で性行為を行った場合、通常の搾精と比べて精液の質が圧倒的に劣化するため、禁足事項である。ただし、俺が食蜂操祈に『俺を理性から開放してくれ』という注文を行って、その通りに行われる限りでは精液の劣化は発生しない。都合がよすぎるウイルスである。

 

 

 とまあ、このような感じで同級生が二十九人いる。

 あと担任教師がインフィニット・ストラトスの織斑先生だが、このメンツを制御できるのかというと、判定上の都合で、『能力を封じられている状態における先生属性を持つ強キャラ』という制限上はこの先生がものすごく強いという判定である。

 

 

 カオスのにおいしかしませんね。うん。

 

 まあとりあえず、このメンツと学校生活を送っていいし、手籠めが推奨されるのだ!

 ……戦争が起きそう。

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