元々、自分の判断に全幅の信頼を置けるような要素があった訳ではない。
だって、それはそうだろう。自分が完璧な人間ではないことくらい自分が一番わかっている。でなければ家族が失踪したり魔女に殺されたりはしない。恋人に魔法少女なんて危険なことをさせはしない。
完璧なんてそう為せるものではない。誤りも、失敗も、過失もある。それでも――いやだからこそ自分は、多くの人間は間違いを受け入れ次こそはと前に進んで行くのだ。
……とはいえ。今回ばかりは不味かったかと、緩慢な意識のなかで思う。
思っていたとしても。それを変えられるものなのかと聞かれてしまえば、首を振るしかないのだが──。
「……っ」
ぴたりと、脚に触れる。
ほっそりとした脚、触れる手の感触からは確かな温もりと張りがあるのがわかる。膝上から少しずつ腿に、スカートの奥まで這うように手を滑らせていけば柔らかな肉づきも伺えた。
スカートの内側、そのなかまで手を這わせ夜の営みの手つきを思い起こしながら撫でようとすれば、手をぴしゃりと叩かれた。
「ダメ」
「……」
ちらりと隣に座るいろはの顔を見れば、顔つきにこそ険はないもののその眼は真剣だった。無念そうに息を吐いたシュウは大人しく引き下がるとペンを手に授業に集中する。
『ビ,8-*!?!?』
全身を黒木刀に打ちのめされ、とどめに桃色の矢の掃射を浴びた魔女が倒れ伏す。
割れた外郭から回転させる歯車を露出させた灰色の人形。使い古されたクルミ割り人形を想起させるその魔女は見た目に見合わぬ硬度を誇る手合いであったが歯車まではその防備は及ばなかったらしい。力ずくの一撃で動きを止められたところに浴びた全力の射撃に内部の歯車をばらばらにした魔女がグリーフシードを遺し消え去っていく。
「やった……!」
グリーフシードを回収する。
神浜市での環ういに関する手がかりの捜索、そしてそれに伴った魔女退治。強力な魔女を相手取ることも多い神浜市での活動も、いろはが調整屋で魔力の強化を受けるようになってからは着実に安定したものとなってきていた。
「……お疲れ様、いろは」
「うん。シュウくんもケガはない?」
「大丈夫大丈夫、掠り傷ひとつないよ。いろはこそ消耗もそろそろ馬鹿にできなくなってきただろう、はいこれグリーフシード。帰るまでは油断できないんだし今の内にソウルジェムの浄化済ませておきなよ」
「あ、うん! ありがとう――シュウくん?」
ぴたりと、頬に手で触れる。
グリーフシードを預かり自身のソウルジェムを浄化するいろは。胸元のソウルジェムに魔女の遺した黒い結晶を押し当て濁った桃色の珠玉を浄化する彼女は、グリーフシードを握らせたまま顔を寄せる少年の意図に気付いたのか触れられる頬を熱くして目を泳がせる。
魔女の結界も崩れ落ち2人の現れた場所は路地裏、人気もない。軽いスキンシップ程度なら大丈夫だろうと頬を撫でながら顔を近づけたシュウは、「めっ」の一言で身を押し留められるのに小さく唸る。
「……だめかあ」
「……」
頬を紅く染めたいろはにぷいっと顔を背けられてしまったあたり相当だった。前ならキスくらいは普通にOKだったんだけどなあとぼやきながらスキンシップを頑なに拒否する恋人の心境に思いを馳せる。
嫌われた……、とは思わない。取り繕いこそはするが彼女は苦手なら苦手、嫌なら嫌と相応の態度をとるタイプだ。であれば問題なのは少年の求めるスキンシップの方なのだろうが……ここ毎晩はあんなに熱中してたこともあってやはり拒絶される心当たりはない。
……いや、寧ろ今までこそ許されていたものの、スキンシップの頻度が高いのはやはり問題かもしれない。特に家の外ではいろはの方にも恥じらいというものがある――、一線を踏み越えたことが余計に他者の視線を意識させる要素にもなったのだろうか。
いろはが嫌がることを強制するつもりはない。仕方なく外ではあまりいろはとくっつくのは諦め、一度家に帰ってそれでもダメならちょっと話を聞かせて貰おうとちょっぴりだけ寂しく思いながら心に決める。
身体の繋がりにしか興味がないと思われるのも不本意ではあった。自分の方も調子に乗り過ぎたかもなあと自戒しつつ駅の方へと向かっていくシュウは、そっと手を握って隣を歩くいろはを見て手をつなぐくらいならありなんだなとぼんやり見つめる。
「……その、ね?」
理性というものは思いのほか脆いものなのだと、少年はよく実感している。
恋人と繋がっているときの快楽、興奮は頭の中身を焼かれる感じがする――肉欲をぶつけることしか考えられなくくらいに削ぎ落された自制、知性。それでいろはに嫌われたら溜まらないと、少年は遅まきながらにこれからは気を付けようと反省していて。
けれども、その決意はあっさりと揺らぎかけていた。
「外では、その、ダメだけど――家に帰ったら、いっぱい、シよ?」
耳元を真っ赤にして囁かれた誘惑の言葉。
それを前にほとんどノータイムで頷いて、恋人の顔を見て――彼女はもしかしたらずっと我慢していたのかもしれないと、直感的に思った。
口のなかに残る少女の味は色濃い。扉を開け家のなかに足を踏み入れた直後の口づけは、長く長く続いていた。
自分の理性があと少し脆かったらどうするつもりだったんだろうなとぼやきながら、少年は制服のシャツの上から着込んでいた上着を脱いでいく。
――大の大人でも台車でもなければ持ち運ぶのに苦労しそうな重量の獲物は、家屋に持ち込むのにもそれなりの注意を払う。
床を傷つけることのないようにゆっくりと得物を納めた竹刀袋を置いて。魔女との戦いで薄汚れた上着を洗濯籠に突っ込んで薄着になった少年は、リビングでぴんと背を伸ばしながら座るいろはを見てつい苦笑する。
これからすることの想像でもしたのか、顔を紅く染め緊張したように身を固くする彼女を見ていると少しおかしかった。
「えっと。シュウくん……どうかしたの?」
「……いや? どうしたもんかなって思ってさ。いろはは風呂とベッド、どっちがいい?」
「ぅぁ」
小さく呻いて、耳まで赤くした彼女は恋人の顔も見れぬまま俯く。
僅かな沈黙があった。
「……お風呂、先に入りたいです……」
「家に帰ってきたときあんなキスしてきたのになんで今そんな恥ずかしそうにしてるの」
「だ、だって――ひゃっ」
魔女との交戦は相応に心身を疲弊させるものだが、少なくともシュウにとっては多少疲れたくらいであれば身軽な少女ひとり持ち上げる程度造作もない。ひょいとお姫様だっこで抱き上げられたいろはが目を見開きながらしがみついていると、当然のように脱衣所に向かっていく少年に気付いてびくりと身を揺らした。
「えっと、あの、あぅ――。ふ、服は自分で脱ぐから! シュウくんは先に入ってて……!」
「え。大丈夫大丈夫。魔法少女の恰好のときとは違うんだから破ったりなんかもしな――わかった悪かった危ないから暴れないでくれ」
もう裸も下着姿も今更なのにここまで抵抗を見せるのは乙女なりの恥じらいというものか。激しい抵抗にこれは危ないと宥めながらいろはを脱衣所に下ろし自分はバスルームに引っ込んでさっさと衣服を脱ぎ捨てると脱いだ服を脱衣所に置く。バスルームの扉を開いて衣服を放るついでに制服のブレザーを脱いで白いシャツのボタンを外す途中だったいろはの方を見ると少女は真っ赤になって手を止めた。
開かれたシャツから露わになった白い下着。スカートも下ろして半裸に近い格好になっている彼女の姿を取り繕いきれぬ劣情を滲ませた目で眺める少年にいろはは慌てて背を向けて腰まで伸びた桃色の髪とシャツの背で半身を隠した。
「……シュウくんの、すけべ」
「む。……俺だけそんな風に言われるのはちょっと納得いかないなあ、いろはだって大概だろ? 外じゃ手を繋ぐのがようやくってくらいにくっつくまいとしてたのにいざ家に帰るとなると誘って――」
「そ、それは……! シュウくん、事あるごとにあちこち触ってくるから――。……ね、ねえ。ずっと見てるつもりなの?」
「あまり手間取るようなら脱ぐの手伝うよ」
にっこりと笑いながらの言葉。開かれた扉からじろじろと眺め視姦する彼が一切譲る気を見せないのに気付いたのだろう、小さくうぅ……と観念したように呻いたいろはは脱ぎかけたシャツの上からタオルに包まると飢えた獣のような雄の視線から逃れるように布一枚で身を覆い隠しながら脱いだシャツや下着を洗濯籠にいれていく。
下着を脱ぐタイミングで太腿の根元まで露出しかけた身を包むタオルの様子を気にしながらも、ちらりと浴室の方を見やったいろははおずおずと開かれた扉から足を踏み入れる。目にした彼の怒張が既に猛々しく起き上がっているのにごくりと生唾を飲んだ。
「……お風呂が先、なんだよね?」
「それはもちろん」
流し始めたシャワーに指先を当て温かさを確認しながら少年は微笑む。いろはに投げかけた言葉に嘘偽りはなかった。
……ただし。彼は「お風呂とベッドならどちらがいいか」と聞いただけで、手出しをしないとは一言も言ってないのだが――。
絶え間なく響くシャワーの水音に異なる音が混ざりだすのに、そう時間はなかった。
「んむ、ゥ……。んっ、シュウ、くん――」
「っ……ぷ。はっ……、ぁ、む……」
いろはが少年の身体を洗う間、どちらからともなく始まった唇を重ね合わせるだけのキスは数を重ねるたびに少しずつ粘度を増す。シャワーに濡れた体を細い手で洗われる少年と同じく、彼と触れ合い唇を重ね舌を絡ませ合ういろはも裸体にタオルをまいただけの身ををシャワーの湯に濡らしつつあった。
「――」
「っ、ひゃ」
悪戯っぽく細められる少年の目。腰へと回された手に不意に臀部を撫で上げられたいろはが身を震わせ、ポニーテールを団子の形にまとめた桃色の髪を時折ふりかかる雫に湿らせながらもまだ直接は浴びていなかった頭にまともにシャワーを浴びる。申し訳ていどに身を覆っていたタオルがシャワーにズレ落ちた。
「ぁ……」
白い布地一枚に秘め隠されていた柔肌が露わになる。慌てて細腕で胸元を隠す少女の姿にあらかさまに口元を弛めるのを見て恨みがまし気にしながらも、お返しとばかりにシャワーを顔に浴びせ背の泡も洗い流したいろはの視線は自然と丸椅子に座る少年の股座で存在を主張する逸物へと集中した。
その視線には彼も気付いていたのだろう。いろはを抱き寄せ膝上に乗せた彼は、まとめられた桃色の髪に頬をくすぐられながら華奢な肩に顎を乗せ囁きかける。
「……しようか?」
「ひぁっ。まだ、私が身体、洗ってないから――っ、……んっ」
「じゃあ俺がいろはを洗うよ。背中、流してもらったしね」
前は自分でやるとでも言いたげに身を揺らすいろはだったが、ソープを泡立てた手が胸元を包むようにして柔肌を洗い始めるとぴくりと震え抵抗を止めた。
手のなかでぷにぷにと形を変える乳房。先端の突起を指先で弄ばれるたびに身を震わせる彼女が熱い吐息を漏らすのはシャワーの温水のもたらす熱気のみによるものではないだろう。少年の膝上に乗せた腰を煽情的にくねらせるいろはの刻む心音を胸に触れる手や密着した身体から感じ取りながら、お尻を小突いた剛直に身を跳ねさせた彼女の身体をじっくりと洗っていく。
じっくりと、洗っていく。
指先、指の腹、掌で丁寧に、割れ物を扱うような手つきで肌を撫で、洗う。腕、腹部、肩、腋、背、脚――時折悪戯のように
やがて浴室に響くようになったのは、少女の嬌声。
「ぃ、んっ、シュウくん、そこばっかりもう、だぃじょうぶ、だからぁ……また、イっちゃ……!」
「あぁ、ああ。――そうそう、ここいろは、好きだよな」
「っ、っ――!!」
シャワーの飛沫とは異なる溢れた蜜がいろはの脚を伝い少年の指を、股を濡らす。
身体を洗うという体裁などもはや残ってはいない。泡も洗い流し全身から雫を滴らせるいろはの秘裂から引き抜いた指を愛液で濡らしながら絶頂に打ち震える少女の痴態を熱に浮かされたように見つめる。
「シュウ、くん――」
「……平気なんだな?」
「うん、今日は、大丈夫な日だし、お薬も飲んでるから……だから今日は、我慢も、遠慮もしなくていいよ」
「いっぱい――いっぱい、私を、犯して」
我慢をしていたのは、自制を先に手放したのは一体どちらだったのか。
理性は着実に削ぎ落されつつあったのか、あるいは最初からそんなもの存在しなかったのか。膨れ上がった肉欲は、今にも爆発しようとしていた。
「――」
背に脚に手を回しいろはを持ち上げ、そのまま自分の側へ振り向かせる。
どこまで貫くのか、どこまで犯し抜くのか。わかりやすく覚悟のできるように彼女の下腹部に剛直をあてがわれるのに小さく悲鳴をあげ、けれど目を潤ませながらも少女は頷いた。
ほっそりとした手で逸物に触れたいろはが熱くそそりたつ肉槍の先端を蜜を滴らせる花弁へとあてがい、彼女を己の上に下ろしながら少年も軽く腰を上げる。脚は既に彼を跨ぐようにして開かれている、濡れぼそった蜜壺は抵抗らしい抵抗もなく剛直を呑み込んだ。
一気に爆発しかけた昂ぶりのままに歯を食いしばり、怒張を一突き。少年にしがみつくいろはがぎゅっと彼の首に回した手に力を籠め、顔を押し付ける胸板に涙を滴らせながら衝撃に喘いだ。
「っ、ア。しゅ、くん。これ、ェ。奥にィ……!?」
「あッ、つ。いろは――」
華奢な体躯を欲望の塊じみた雄の滾りに貫かれる姦通は彼女でなくたって臓腑を圧迫されるようなものだ、痛くない筈はない。しかし疼痛に歪んだ顔を早くも快楽に蕩けさせるのは魔法少女の頑強さ故か、あるいはここ数日続けられていた情交のなかで少年のカタチを覚えたのか――。少なくとも彼女を乗せ快楽の炎に脳を炙られる少年には、その是非について考える余裕はなかった。
己を犯す逸物が動く度にびくびくと少女が痙攣すれば、それは剛直を呑み込む膣襞にも反映される。怒張を締め付ける蜜壺の齎す快楽は、少年の維持しようとしていた最低限獣性を取り繕おうという最後の一線を焼き切った。
「ヅぁ……、あーくそ、無理だなこれ……!」
抑えを放棄する。
ちっぽけな丸椅子の上が窮屈だった。これならとっととベッドに連れ込んで押し倒せばよかったとぼやきながら少女を持ち上げ、一歩動くたびに接合に伝わる揺れで喘ぐいろはを浴室の壁に押し付ける。
ぁ――。潤んだ桃色の瞳から覗いたのは期待と不安か。彼にしがみついたまま熱い吐息を漏らしたいろはは、これから来たる衝撃に備えるように唇を引き結んだ。
「いや、口は閉じなくていいよ、喘ぎ声まで我慢するのはしんどいだろうし――。また少し、激しくするからな」
「――、あっ、ッ!? ひっ、アっ、シュ、ぅぁ、くんっ、シュウくん――っ」
力強く、そして深々と突き立てるようにしての抽挿。
来るとわかっていてもなお、その衝撃はいろはにつかの間呼吸を忘れさせるに十分な威力を秘めていた。
「イっ、ッ。あぁあっ、あ……! っ、はっ、あ、あ――」
浴室に響く肉と肉を打ちつけ合う音。喘ぎ声も交え奏でられる粘質な水音は、浴室の熱気も相まっていっそう淫靡なものとなっていった。
力強い抽挿を繰り返すケダモノの顔からは肉体を貪られる少女に対する気遣いが抜け落ちている。相手への配慮も捨て去って行われるのは自身の快楽と最愛を滅茶苦茶になるまで貪る征服感を追及しての凌辱――普段の彼の姿を思えば暴力的に過ぎる淫行は、自分の身体が雄としての欲望をぶつける玩具か何かとして扱われるかのような倒錯感を少女に与える。
「は、ァ。シュウ、く、あっ――、ッ。――!!」
「あぁくそ、こっちも出そうだな……、奥を突いたしたときの締め付けが良すぎる」
言葉は交わせる、想いも交わせる、だがその欲望を抑えはしない。
一度この状態に陥れば少年は決して遠慮をしてくれないことを、いろははよく知っている。泣きながらいやいやと言っても、待ってと乞うても、許してと息も絶え絶えにいっても休みを挟む間もなく延々と辱める――。魔法少女としての肉体の強度を彼が理解し、そして並外れた身体能力を持つ彼がその欲望をぶつけることを少女が肯定した故のものだ。
――痛い。気持ちいい。苦しい。恥ずかしい。怖い。嬉しい。欲しい。もっと、もっと、もっと――。■して。
綯交ぜになった感情はいろはにさえ判断がつかない。痛みが、悦楽が、充足が、畏怖が、ごちゃごちゃになって胸の内であふれる。
もしかしたら自分は、虐められるのがちょっと好きなのかもしれないと。一際強く打ちつけられた抽挿に打ち震えながら、少女は思う。
ぐりぐりと、最奥まで逸物が突き立てられ、膨張するのを感じた。
浴室の壁に抑えつけられるようにして犯されながら。涙を流すいろはは、ぎゅっとシュウにしがみつきながら囁きかける。
「イぃ、よ。いっぱい、いっぱい。わたしの、ナカに、出して――?」
「――」
欲望が爆ぜる。
電流にでも打ち抜かれたように身を震わせたいろはの最奥まで貫き、そして精を吐き出したシュウはほとんど腰砕けになったいろはを抱え直すとシャワーを再度流し始める。
「……っ、あ……?」
ずるりと、愛液と精液に濡れた剛直を引き抜いて一瞬失神しかけた少女の意識を覚醒させて。今更のように絶頂の余韻に身を震わせたいろはの陰唇から溢れた白濁をシャワーで流した少年は、彼女をそっと抱き寄せる。
「ひぁ、――っ、……ぁ。シュウ、くん」
「少し、風呂に入って休んで――それからはベッドで、続けようか」
「ぁ……」
背後から彼女の腰に触れた肉茎の感触は、未だ熱く、そして硬い。
熱く、甘い吐息を漏らした彼女は。明日まで眠れるか少しだけ不安に思いながら、小さく頷いた。