俺は葵の指令通り、用具室へと向かった。
用具室は体育の時間くらいにしか俺は入ったことがなかった。用具室にはマットや跳び箱、バレーボール、バスケットボールなどが置かれている。
俺はゆっくりと扉を開け、用具室の中に入った。中は少しカビ臭く、器械運動で使われる白いマットが二枚狭い用具室の中に敷かれており、マットの上には裸足で葵ともう一人見知った顔の人が葵の手前に立っていた。
「お疲れ! お兄さん!」
葵は俺が用具室に来たのを確認すると挨拶した。
「あ、ああ。試合お疲れ、葵」
葵はまだユニフォーム姿のままだった。それよりも気になったのが、葵の横に立っているとある人物。葵と同様、ユニフォーム姿で、ユニフォームにはローマ字で高校名と「四番」という数字が書かれていた。
葵と一緒に女バスのキャプテンがいる。
「あの、葵。その人は......」
「うん? ああ、うちのキャプテンの椎名麗香(しいなれいか)さんだよ」
「ど、どうも......椎名麗香です。花苗ちゃんのお兄さんですよね? 葵から話は聞いてます」
麗香という女バスのキャプテンはぺこりと深くお辞儀をしてきた。
「ど、どうも。伊藤慎也です。いつも花苗がお世話になってます」
俺も麗香に対して自己紹介をした。しかし、近くでみると一層美人だな。
すると、葵が『パン』と手を叩いた。
「それじゃ、自己紹介も終わったところでお兄さん。早速、やろうか!」
葵はそういうと、ためらいなく、ユニフォームの上を脱ぎ始めた。無印の白いブラジャーが目に入る。
「お、お前......麗香さんがいる前で......」
「うん? 大丈夫、大丈夫。今から麗香さんに私とお兄さんがおっぱじめるところを見せるから。ってか、それが一番の目的」
「はぁ?」
さらりと葵がとんでもないことを言い出した。なんだそれは。全く聞いてないぞ。
「最近、麗香さんスランプみたいでさ。もう少しで大会だし、やっぱりスランプを脱出するのはヤるしかないと思うんだよね。お兄さん、私とヤッた後、麗香さんともしてくれる?」
そう言いながら、葵はユニフォームのズボンも脱いだ。パンティはブラジャーとお揃いの白色であった。
「い、いや......さすがにそれは麗香さんに悪いだろ......」
「麗香さんはお願いしたいって言ってるよ」
「はぁ!?」
葵の言葉に思わず驚いた俺は麗香の方を見た。
「慎也さん......嫌でしょうか?」
麗香は顔を赤くさせ、俯きがちに訊いた。やばい......そんな顔で見られると少しゾクゾクとしてくる。
「あの......嫌っていうかその......」
すると、いつの間にか葵が下着も脱ぎ、全裸姿になっていた。先ほどまで試合していたせいか、葵身の身体には何滴かの汗が流れており、やや幼児体型の身体と相まって非常に妖艶な雰囲気を醸し出していた。
葵は俺の近くに近寄ると、カチャカチャとベルトに手をかけ、ズボンをズリ落としてきた。
「さーてと......試合(セックス)といこうか。お兄さん。えへへへ......」
葵が気色悪い笑いをすると、今度は俺のパンツを下げ、股間を慣れた手つきで触ってきた。
「う......!」
相変わらずこいつは股間を触るのがうまい。気を抜くとあっという間に射精しそうになってしまう。
「お兄さん......今日の試合どうだった? 花苗のことはちゃんと視姦してた?」
「し、視姦ってお前な......」
葵が顔を近づけてきた。やがて葵は俺の唇に自分の唇を重ね合わせた。自分の唇から葵の柔らかい唇お感触が感じられた。
葵は唇を離すと、俺が着ているワイシャツのボタンをはずし始めた。
「上も脱がせてあげるね。お兄さん」
葵にワイシャツを脱がされ、さらに下に来ていた白いインナーも脱がされた。
「は、はわわわわ......」
麗香は顔に手を当て、チラチラと恥ずかしそうに俺と葵の前戯(ウォーミングアップ)を見ていた。
「お兄さん。いっそ全裸になろう。靴と靴下も脱いで」
「あ、ああ......」
葵に言われるがまま、俺は靴と靴下を脱ぎ、完全な全裸になった。
すると、葵はマットの上に寝転んだ。
「さぁ、お兄さん。早速、試合(セックス)といこうか」
葵はここに来いとばかりに隣の空いているマットをパンパンと叩いた。
俺は隣の空いているマットの上に寝転んだ。
「そのためにマットを敷いたのか......」
「まぁね。でも、お兄さんならなんとなく気づいてたでしょ?」
葵は俺の方に身体を近づけると抱きしめてきた。身体全体に葵の身体の柔らかい感触と汗と普段の葵の匂いが混ざった不思議な香りが感じられた。
「早く挿れてよ。お兄さん......」
普段の強気な態度とは打って変わったその女性らしい声に興奮し、思わずドキドキした。
俺の股間はちょうど葵の割れ目の前にある。
「分かった。挿れるぞ......」
ゴクリと麗香が固唾を飲む音が耳に入った。きっと経験のない麗香は興味深々なのだろう。
俺は自分の肉棒を葵の膣の中に挿入した。肉棒全体を絡みつくように膣の肉壁が圧迫し、凄まじい刺激を与えてきた。
「ああん......」
葵がいやらしい声を出した。
「す、すごい......これがセックスなんですね......」
麗香は感動したかのように呟いた。
「れ、麗香さん......これがセックスなんですよ......よく見ていてくださいね! さぁ、お兄さん! 腰を振ってください! さぁ、本能の赴くままに!」
葵が啖呵を切るように俺に言ってきた。俺は葵の言う通り、速く、激しく、本能の赴くままに腰を振り始めた。
「ああ! 気持ちいい! S◯X! S◯X! 説明しますよ! 麗香さん! S◯Xとは......」
「あの、葵。ちょっと、恥ずかしいからやめてくんない?」
行為中に葵に俺は注意した。ちょっと正気に戻り、肉棒が少し縮んだ。
「お兄さん! 私はやっぱり変態みたい! 見られてるのに、超興奮する!」
「うん、変態なのは知ってる」
むしろ今更気づいたのかとすら思う。
腰を突くたびに葵は「あん!」と雌のような声を出してくる。俺と同じく、葵もかなり気持ち良くなっているようで、立派な獣になりかけているようだ。
「そ、そろそろイキそうだ! 葵!」
「いいよ! お兄さん! 今日は中に出してもいいよ!」
「はぁ? それはさすがにまずいだろ!」
いくらなんでも中出しはまずい。妊娠でもしてしまったら大問題である。
「大丈夫! ピルを飲んで来たから! 試合前に飲んだからいけるはず!」
試合ってどっちのだろう。
「それじゃ......だ、出すぞ! 葵!」
「うん! 良いよ。いつでも!」
ドピュっと、葵の膣内に大量の白濁液が注ぎ込まれた。いつも射精するときは、膣から抜き外に出すのだが、今日は中に出した。
いつものよりも比較にならないくらいの気持ち良さだった。中出し......こんなに気持ち良いのか。
ありったけの精液を出し終えた俺は、葵の膣から肉棒を抜いた。
「ハァ......き、気持ち良かった」
「お兄さん。私もだよ......」
不意に葵が俺にキスをしてきた。キスもまたセックス とは違う心地良さがある。十秒ほどディープをキスした後、俺と葵は仰向けに寝転がった。ぼんやりと殺風景な天井が視界に映る。
葵は疲れたのか、「ハァハァ」と息を切らしていた。バスケの方の試合よりも疲れている気がする。
「麗香さん。どう? セックス の段取りは分かった?」
「ありがとう、葵。バッチリよ」
すると驚くことに突然、麗香は俺のお腹にまたがるように上に座ってきた。
「え? あの、麗香さん......」
突然の麗香の行動に何を話したらいいのか分からなくなった。
「慎也さん。失礼しますね」
そう言うと、麗香は目を瞑ると、ぷっくりとした柔らかい唇を使って、キスしてきた。
俺の想像通り、いやそれ以上にとても柔らかい唇の感触だった。