俺はパニックで頭が真っ白になりそうなのを必死に堪えた。
間違いなく俺は人生の大ピンチに直面していた。
「お兄ちゃん......」
花苗は訝しんだ様子で俺のことを見つめている。
どうする? ここは誤魔化すか? いや、無理だ。誤魔化しようがない。
花苗がいつから俺の部屋にいたのかは不明だが、すでにあの映像が見られていることだけは確かである。
「さっきの映像はな......その......」
俺は観念して本当のことを伝えようと思った。
「後で詳しく聞くよ。お母さんがリビングで待ってるし」
そう言い残し、花苗は部屋から出て行った。
ああ、やってしまったなぁ......
俺も重い腰を上げ、リビングへと向かった。
その日の夕食は何とも言えない不気味な雰囲気を感じた。花苗は終始無表情でご飯を食べており、居心地の悪いことこの上なかった。
俺は早めに夕食を平らげ、花苗から逃げるように俺は自分の部屋に戻った。
ああ、自業自得とはいえ、どうしてこうなってしまったのだろうか。
いくらなんでも油断しすぎていた。
ヘッドホンして動画見るだなんて、幾ら何でも無警戒過ぎた。
もう少し我慢して夜中に録画映像を視聴すれば良かった。
性欲に俺は完全に屈してしまった結果がこれである。
間抜けとしか言いようがない。
部屋に戻ると、俺は直ぐさま自分のベッドに寝転がった。心の中に鉛のようなシコリが残っているようだ。
不安で不安で仕方がない。花苗がこのことを親にチクったらどうしよう。
『お兄ちゃんが私の部屋を盗撮していた』
考えただけで恐ろしい。今すぐにでも家を飛び出したい。
割と真面目に家出しようかな。ありったけのお金を集めて、準備を進めて、どこか知らないところにでも旅立とうか。
そんなアホなことを考えた時だった。
ガチャッと部屋の扉が開いた。
「お兄ちゃん」
入って来たのは花苗だった。花苗は無表情で俺を見つめ、ドカドカと俺の方に近づいてきた。
「か、花苗......」
怖くなった俺は思わず身震いしてしまった。
妹に対してこんなに恐怖心を抱くなんて初めてのことである。
「さぁ、お兄ちゃん。説明してもらおうか、さっきの映像のこと」
花苗は腕を組み、ガンを飛ばしてきた。
いつもより花苗の声が低い。おそらく、相当怒っているのだろう。
「さ、さっきの映像は確かに俺が撮ったものだ」
俺は白状した。騙し通せる気がしなかったためである。
「そう。どうやって撮ったの?」
花苗はさらに質問してきた。
俺は机の引き出しから、ペン型のカメラを取り出した。
「これを使って撮った。あそこの穴から」
俺は自分の部屋に空いている穴を指差した。花苗は俺が指差している先を見つめ、穴に近づいた。
「こ、こんな穴があったんだ。全然、気がつかなかった」
花苗は唖然とした様子で覗き穴を見つめた。覗き穴に近づくと、穴の先を覗き込んだ。
「この穴はお兄ちゃんが空けたの?」
花苗が声のトーンを変えずに聞いてきた。怖い。
「いや......葵が空けたって言っていた」
これは本当である。断じて嘘はついていない。
「ふーん......まぁ、葵なら確かにやりそうかも。このカメラはお兄ちゃんが買ったの?」
「いや、葵が貸してくれた」
すると、花苗の眉がピクッと動いた。
「葵が? お兄ちゃん、貸して欲しいって葵に頼んだの?」
「ち、違う。あいつから貸してきたんだ」
「お兄ちゃんは素直に受け取ったと?」
「そ、そうだな......」
性欲に負けてしまい、受け取ったのは事実である。
そう言うと花苗は「はぁ......」とため息を吐いた。
「葵は超絶ド変態だからお兄ちゃんを使ってこんなことしたんだね。何となく事情は分かったよ。けど......」
花苗はギロッと俺のことを見つめた。花苗の目がギラリと光った。
「お兄ちゃんは私に何を求めてるの?」
「お、俺は......」
言葉に詰まった。俺が花苗に求めているもの......あの穴から覗いたことによってして欲しいと思ったもの。
「前にさ、お兄ちゃん。私がうたた寝してた時、胸触って来たり、キスしてきたけどさ。一体、お兄ちゃんは何をしたいのかなって」
ズキズキと、まるで俺の心臓にナイフが突き刺さったかのように痛くなった。花苗、あの時、起きていたのか。
「お兄ちゃんは葵が好きなの? だから、葵に協力したの? 葵が好きなのに興味本位で私の体に触れたって言うならそれはーー」
「違う!」
花苗の言葉を途中で遮った。
「俺が一番好きなのはお前だ」
自分の気持ちを伝えたのだが、花苗は首を傾げ、困惑しているようだった。
「え? 私、妹なんだけど」
キョトンとした様子で正論を言ってくる花苗。
「それでも......花苗、俺はお前が好きだ。恋愛的な意味で。性的な意味で。エロ目的な意味で!」
よりによって大事な告白シーンで、葵の言葉を使うことになるなんてな。
すると、花苗は口角をわずかに上げた。
「本当......お兄ちゃんって気持ち悪いね。まるで葵みたいだよ。もう......」
呆れたように呟く花苗。だが、怒っているようには感じられなかった。
俺は花苗に近づいた。花苗は少しばかり警戒したように俺を見上げる。
そんな花苗に対して俺は抱きついた。
「ひゃ! ちょっと、お兄ちゃん......」
俺の行動に対して、花苗は驚きの声を上げた。花苗の声は高く凛と透き通っていて、とても俺好みの声である。
花苗の体臭が鼻に入る。その匂いはフレグランスのように心地の良い香りだった。
身体全体に花苗の柔らかい感触が伝わってきた。
興奮した俺はそのままベッドまで花苗を押し倒した。
花苗はハァ......ハァ......と荒い息をし、顔を赤くしていた。
これからされることを予想して、緊張しているのか花苗の体がわずかに震えていた。
「怖いか? 花苗......」
「怖くないよ。お兄ちゃん」
いつもと変わらぬ口調で答える花苗だった。
俺はツンと盛り上がっている胸の部分を手で掴んだ。
「ん......!」
花苗は顔をしかめ、気持ち良さそうな吐息を漏らした。
俺は両手で服越しから花苗のおっぱいを揉んだ。揉んでいるうちに徐々に花苗の息が荒くなってきた。
「はぁ......はぁ......お兄ちゃんってこんなにおっぱいが好きだったんだね」
「そう......だな。いや、花苗のおっぱいだから好きなんだ。なぁ、生で揉ませてくれないか?」
「しょ、しょうがないな......」
花苗は黄色いTシャツを捲し上げた。先ほど見ていた映像と同様に、花苗は白いブラジャーをつけていた。
ブラを外すと、ポヨンと桜色の突起物が乗っかっている双丘が目に映る。
映像で見るよりも、やはり実際に見た時の方が遥かに興奮する。
感激のあまり、涙が溢れそうになるほどである。興奮で理性が吹っ飛んだ俺は花苗のそれにしゃぶりついた。
「ひゃ! お兄ちゃん、いきなりしゃぶるなんて......ちょっと.......」
花苗は俺の頭を抑え、俺が舐めるのを必死に食い止めようとした。
俺は『ジュルルル』と激しく音を立てて、おっぱいに顔が埋め、激しく舐めた。
「ひゃあああ! お兄ちゃん、なんだか赤ちゃんみたいだよ!」
花苗は気持ち良さのあまり、身体を痙攣させた。
舐めるのをやめ、花苗の表情を確認すると、感じている大人の女性の表情をしていた。
俺は両手で花苗のおっぱいを鷲掴みした。まるで豆腐のような、いやプリンのような何とも言えない柔らかさであった。
おっぱいから花苗のあたたかい体温が伝わって来た。ムニュムニュと力を込めるたびに変形するその物体は誠に淫靡であった。
俺は花苗のおっぱいを揉んでいて、とある考えを思いついた。
俺はズボンを脱ぎ、トランクスも脱ぎ捨て、興奮のあまり大きくなった肉棒を露出させた。
「うわ......!」
口元を抑え、驚いた様子で俺の愚息を見つめる花苗。
自分で言うのもなんだが俺のペニスはなかなか大きいと思う。
色はやや黒く濁っており、皮はしっかりと剝けている。
「男の人のおちんちんなんて見たの初めてかも......」
花苗は衝撃的なことを口走った。
なんということだ......花苗は処女だったのか。
花苗が処女だと分かり、俺の興奮はさらに昂ぶった。
犯したい――花苗が処女であるうちに俺が初めてを奪ってしまいたい。
俺は自分の肉棒を花苗の胸の谷間に挿入した。
肉棒から花苗のおっぱいの感触が伝わってくる。
「はぅ......気持ち良い......花苗のおっぱい、すごく気持ち良い」
「お、お兄ちゃん......」
「頼む。花苗、俺に股間を花苗のおっぱいで挟んでくれ」
花苗は俺に迫力に圧倒されたのかこくりと頷き、胸の肉を手で横に寄せた。
身体全身が痺れるような快楽の荒波が押し寄せて来た。すぐにでもイってしまいそうだ。
しかし、すんでのところで俺は耐え、腰を上下に動かした。
先走り汁が流れ、肉棒がぬるぬるになってきた。
「き、気持ちイぃ。き、気持ち良さすぎる......!」
どんどん腰を動かす速度が早くなってくる。
花苗は時々、「ん......ん......」と小さな声を出していた。
「花苗、出る! 出るぞ!」
「え......ちょっと待ってお兄ちゃん!」
俺が止める間もなく、肉棒から白い液体が激しく飛び出した。
精液は花苗の顔どころか、髪にまでぶっかかった。
「いきなり出すなんてお兄ちゃん、ひどいよ......」
花苗は非難の目で俺のことを見つめた。花苗の顔には大量の精液がかかっており、犯された後の様子に見えてしまい、ものすごく唆られた。
このまましたい。そのままーー花苗のアソコに挿入したい。
俺は何も言わず、花苗のデニムの短パンを脱がした。
「お、お兄ちゃん......ちょっと!」
花苗は慌てふためいたが、間髪入れず、花苗の履いている白いパンティにも手をかけた。
「だ、ダメだって! お兄ちゃん! これ以上は!」
「無理だ、花苗......ここまで来て我慢できるか!」
俺は半ば強引に花苗のパンティを剥ぎ取った。
ぱっくりと開いた秘所が俺に目の前に現れる。花苗は恥ずかしそうに涙目を浮かべ、慌てた様子で手で秘所を覆い隠した。
俺は上着、シャツ、そして靴下を脱ぎ、全裸になった。
対して花苗は靴下だけ履いている状態である。
「お兄ちゃん......さすがにこれ以上はまずいってば。私たち兄妹なんだよ?」
諭すように俺に言う花苗だった。
だが、ここまで来てやめるなんて選択肢は選ぶことはできなかった。
俺は花苗の両手を自分の手で押さえつけ、身動きが取れないようにした。
「ちょっと! や、やめてお兄ちゃん! それ以上は本当ダメだって!」
花苗はバタバタと足を動かす。
必死の花苗の抵抗も虚しく、俺は挿入すべく、花苗の秘所に目をやった。
アンダーヘアはまだ生え揃っておらず、まだ誰にも挿入されていない花苗の性器。
俺はゆっくりと花苗の秘所の入口へと自分の肉棒を近づけた。
花苗は挿れさせまいと両脚をガチッと閉じた。
それなら......俺は舌で花苗の秘所をペロッと舐めた。
「ひゃあ!」
花苗が情けない声を上げた。花苗の声に興奮した俺は舌を駆使し、花苗の敏感な部分ーー花苗のぷくっと膨らんだクリトリスを徹底的に舐めた。
「あぁぁあ......お兄ちゃん、き、気持ち良い......そんなに舐めないで......」
俺に挿れさせまいと必死に抵抗を続けていた花苗だったが、閉じていた足は徐々に開いていった。
俺は舐めるのをやめ、花苗の秘所を観察した。すでにたくさんの愛液が溢れている。これは挿れて欲しいというサインである。
俺の肉棒をゆっくりと花苗の割れ目の前まで近づけた。花苗は慌てた様子で声を上げた。
「だ、だめぇぇぇ! それだけはダメェ!」
皮肉なことに花苗の必死にやめて欲しいと叫べば叫ぶほど、どんどん挿れたくなってしまうのである。
だからこそ、すぐに挿れるのではなく、俺はゆっくりと花苗の秘所に挿入し、花苗の反応を楽しむのだった。
「あっあっあっ......」
絶望に満ちた表情で挿入される様子を見つめる花苗。
膣の中はキツキツとしており、ヒダのついた肉壁がペニスに纏わりついてくるようだった。
「お前の中......マジで気持ち良いな」
花苗の処女おまんこにそんな感想を漏らし、俺はゆっくりとピストン運動を始めた。
「お、お兄ちゃん......は、早く抜いて......じゃないと、ひゃ!」
抜いて欲しいと頼んだ花苗だったが段々と気持ち良くなって来ているようだった。
ここで少し、ピストン運動の速度を速くした。グチュグチュとした淫乱な水音が聞こえてきた。
「抜かないと、ひゃ! 本当に......あん! 大変なことに.....ああん! なっちゃうから.....ああ!」
どんどん花苗は感じているようだった。体をビクつかせ、口から涎が垂れていた。
そんな花苗の様子に興奮がマックスまで高まった俺は激しくパンパンと腰を振る。
「気持ちいい! 花苗のおまんこ本当に気持ちいい! 出る! 花苗の中に出したい!」
「ダメ! そ、それだけは! それだけはぁぁぁぁぁぁ!」
花苗が懇願した。しかし、
「ああぁ......!」
絶頂に達した瞬間、自分の身体がビクビクと痙攣した。
花苗のことを見つめると口を開け、虚ろげな表情をしていた。
ドクドクと自分の肉棒から子作りするための液体が花苗の膣の中に注ぎ込んでいるのが分かった。
接合部分を見ると、花苗の秘所から白い液体が溢れていた。
「お兄ちゃん......」
花苗がぐったりとした様子で呟く。
これは夢でも幻でもない。
俺は実の妹に
次の話で最終話となります。