「マウリヤ朝は、チャンドラグプタ王がナンダ朝を倒したことにより作られた王朝です」
花苗の下着でオナニーをした後、俺は学校へと向かい、退屈な世界史の授業を受けていた。
どうにも俺は世界史というのが苦手である。
同じような名前が立ち並び、頭の記憶を司る大脳だったか海馬だったかを混乱させてくる。
アジャール人だのマジャール人だの。
ジョン=ケイだのジョン=ヘイだの。
一文字だけ変えてくるのは反則だろう。ややこしてくて覚えらるか。
「マウリヤ朝の全盛期は前三世紀のアショーカ王の時、最盛期を迎えました。ここ、テストに出るから覚えておいてね。テストにでるからね?」
大事なことだからなのか、先生は二回テストに出るといった。まぁ、これは覚えていこう。
つまんねぇ。早く終わって欲しい。
アニメやラノベのキャラクターの名前ならすぐに覚えることができるが、こういう好きじゃないものを覚えようとするのは苦痛以外の何者でもない。
他の人はちゃんと授業を受けているのだろうか。
周りをみると、男子生徒は背筋を高くし、しっかりと授業を受けていた。
しかし、よく観察してみると男子生徒の視線は黒板ではなく、世界史の先生の胸に言っていた。
あーなるほどね。完全に理解した。
世界史の先生である、
サラサラとした長い茶色いがかった髪型と泣きぼくろのある端正な顔立ち、そして何よりも大きいおっぱい。
そのスタイル抜群の身体は男子の視線を欲しいままにしていた。
俺は琴吹先生を一瞥した。
確かに魅力的な女性だと思う。さぞや、日々男子生徒のオカズにされていることだろう。
しかし、俺は他の男子生徒ほどこの先生に興味を持っていなかった。
やがて、授業の終了を告げるチャイムが鳴り響いた。
「それじゃ、今日の授業はここまで。ちゃんと復習しておくようにね」
そういうと、琴吹先生は教室から去っていった。
やれやれ、ようやく終わったか。
昼休みに入ったので、俺は鞄からコンビニで買って来た焼きそばパンと鮭おにぎり、パックの牛乳を取り出し、机の上に置いた。
「よう慎也。一緒に昼飯食おうぜ!」
俺の前の席に同じクラスの
修も俺と同じくアニメやゲームが好きで、よく共通の話題で盛り上がっている。こいつはイケメンであるにも関わらず、重度のオタクで非常に話が合うのである。
「しかし、さっきの授業受けてて思ったけど、琴吹先生まじやべぇよな。まじエッロい身体してるわ」
修は突如、琴吹先生の話をしてきた。
「まぁ、そうかもな」
俺は興味なさげにそう返した。
「なんていうか、あのエロい身体の持ち主が三次元でいることに驚きだわ。お前はあまり興味ないのか?」
「まぁ、そうだな」
「そっかそっか。お前って本当、二次元一筋なんだな。好きな人とかいないのか?」
「好きな人......」
好きな人に聞かれて、考え込んだ。
信じられないことに真っ先に思い浮かんだのは花苗だった。
というか、花苗が裸になっている姿だった。
もはや俺は手遅れかもしれない。
「今はいないな。修こそいないのか? その......よく告白されたりなんかもするんだろ?」
修はオタクにも関わらず、背が高く運動神経も良い。ややハーフっぽい顔立ちであるこのイケメンを女子生徒達が放っておくわけがないと思った。
「いやー、まぁ......あるにはあるけど、いまいち告白されてもピンとこないっていうか」
頬を掻きながら修がそう答えた。
ピンと来ないという理由で断るなんてなんて贅沢なやつなのだろうか。
「それよりも昨日のアニメ見たか? 異世界魔王ってやつ。あれ、すごい面白かった」
修がアニメの話題を降って来た。
「ああ。見たぞ。面白かったな。メインヒロインの豹人族の娘とエルフの娘、超可愛かったな」
「だよなー。主人公の我は異世界から来た魔王! っていうセリフすげぇ痺れたわ!」
俺たちは昼休みの間、ずっと今期のアニメの話で盛り上がった。
昼休みがあっという間に終わり、眠い午後の授業を居眠りすることなくなんとか終えることができた。
「それじゃ、慎也。また明日な」
修がテニスラケットの入ったケースを担ぎ、俺に別れを告げた。
「ああ、また明日」
修は部活へと向かった。あいつはうちの高校の中でも随一の腕前を持つと言われている。
まったくーー同じオタクだってのにこうも違うと劣等感を感じずにはいられない。
俺は鞄を持ち、図書室へと移動した。少しは勉強しないとやばい。来月、定期テストがある。真面目に授業を受けていないし、赤点を取ると親から怒られる。
図書館に着くと、椅子に座り教科書とノートを広げた。
やる気がいまいち起こらなかったが必死に頭に叩き込むように努めた。
時間が進み、時計を確認すると五時五十六分だった。二時間くらい勉強した。
「ふぅ......そろそろ帰るか」
家に帰ったら、少しゲームでもしよう。そんなことを考えながら勉強道具をしまい、図書館を出た。
玄関に向かう途中の曲がり角から何かにぶつかり体勢を崩した。
「うわ!」
声をあげると、バサバサバサという音が聞こえた。
「キャ!」
女性の声だ。確認すると、琴吹先生が尻餅をついて倒れていた。琴吹先生はタイトスカートを履いており、脚を開いた体勢になっていて、もろにピンクのパンティが肌色のストッキング越しから見えた。
俺の視線に気づいたのか気づいたか、すぐさま琴吹先生は恥ずかしそうに艶かしい脚を閉じた。
「す、すみません。先生......」
俺は立ち上がり、床に散らかった大量の本を拾った。
「ううん。別にいいんけど......良かったら、ちょっと運ぶの手伝ってくれない?」
琴吹先生は俺に運ぶのを手伝うように依頼してきた。
「分かりました」
少々、めんどくさいと感じたが、ぶつかったことに対し、少し責任を感じたため、了解した。
俺は半分ほどの量の本を持ち、琴吹先生と一緒に並んで歩いた。
「それにしても随分と量多いですね。これ、どこに持ってくんですか?」
「資料室よ。もう少しで着くわ」
資料室は俺のクラスの手前のところにある。普段、使用しないため、俺は入ったことがなかった。
「着いたわ。今開けるからちょっと私の分、持ってもらっていい?」
「分かりました」
そういうと、琴吹先生は俺が持っていた本の上から本を重ねた。
一気に重みを感じ、本を落とさないようになんとか踏ん張った。
先生はポケットから銀色の鍵を取り出すと、鍵口に差し込み解錠し、ドアを開けた。
「それじゃ、入ってくれる」
「はい」
部屋に入ると、中は暗く、少し埃っぽかった。
先生が電気をつけてくれたようで中の様子が明らかになった。
左右に棚が並んでおり、思ったよりも狭い。
俺は先に進み、奥にあるテーブルに本を置いた。
「さてと先生、それじゃ......!!!」
本を片付けましょうーーそう言おうとした時、何を思ったか、琴吹先生が突然、俺に抱きついて来た。
大きなたわわな胸が俺の顔にもろに当たった。
とても甘ったるく女性らしい香りが鼻孔をくすぐった。
「先生......一体、何を」
「慎也くん。さっき私の『あれ』見てたわよね。どうだった?」
琴吹先生は顔に息がかかるくらいの距離まで顔を近づけ尋ねて来た。
「い、いや......何のことだが。あははは......」
すると、スボン越しから俺の股間を優しく触って来た。
突然、訪れた快楽に股間へ一気に血液が流れてくるかのようだった。むくむくと股間が大きく膨らんだ。
「せ、先生......何を.......」
「誤魔化しても無駄よ。私の下着、見てたでしょ? 熱い視線を感じたから、先生、つい興奮しちゃって......」
琴吹先生は、白いワイシャツのボタンを外すととても大きな胸が露わになった。
ブラジャーは白色で、植物のような刺繍が施されていた。
とてつもない大きさである。当然のことながら花苗のよりもはるかに大きい。
「大きいでしょう? いつも男子生徒から視線を感じるけど、慎也くんはあまり興味なさそうよね。どうかしら? 今、先生のおっぱい見て、興奮するかしら?」
「せ、先生。こんなことして、誰かに見られたらバレたらマズイですよ」
俺は必死に理性を抑え、先生にそう言った。
「大丈夫。カーテンは閉まってるし、中の様子は見えないわ。それにさっき鍵かけたし誰も入って来ないから」
なんという手際の良さだろうか。
すると、今度はブラジャーを外し、大きなおっぱいを惜しげも無く俺の視界にさらけ出した。
「おお......!」
思わず感嘆の声を出してしまった。
おっぱいは全く持って垂れてることなくハリのある弾力を保っていた。
乳首は花苗のとは違い、少し茶色いがそれもまたエロかった。
「慎也くん。触ってもいいのよ?」
「い、いいんですか?」
こんなことはしてはいけない。そう思いつつも欲望に負けて俺は尋ねた。俺だって年頃の男である。女性の身体に興味が無いはずがない。
「ええ」
琴吹先生にそう言われ、恐る恐る手を伸ばし、おっぱいに触れた。
ムニュッというマシュマロのような柔らかい感触が右手から感じられた。
これがーー女性のおっぱいの感触か。
女性のおっぱいを触ったのは生まれて初めてである。
「もっと、強く触ってもいいのよ?」
俺は左手も使い、両手で欲望の赴くままに先生のおっぱいを揉んだ。
「いいわ......もっと強く揉んで! もっと!」
琴吹先生の息遣いが荒くなっている。俺は人差し指で乳首を弄った。
「ち、乳首はダメ......!」
琴吹先生の顔が赤くなっていた。どうやら感じているようである。
琴吹先生のエロい表情を見たせいで、俺の興奮はドンドン高まっていくのだった。