異世界帰りのハイスペック勇者様は、一緒に連れ帰ってきた最愛の狐耳少女(パートナー)と平凡で穏やかなイチャコライフを送りたい! ~微コミュ障でオタクな最強タッグのあまあMAXな共依存物語~ 作:室谷 竜司
さっきから予想外のことが起こりすぎていて、俺の思考速度が追いつかない。ま、まずは一から整理しよう。
これは明らかに水とは異なる粘液だ。しかも、ユリシアの割れ目の先から溢れてきている。つまり、この粘液はユリシアの膣分泌液……即ち愛液で間違いない。
そして、この愛液なるものを溢れさせているということは、ユリシアは何らかの刺激によって興奮状態になっていることを意味する。
さて、ここで一つ目の疑問だ。何故、ユリシアは興奮状態に陥っているのだろう? いやまぁ、先ほどから嬌声じみた吐息を漏らしていたので、何となくは察しているのだけど……。
ユリシアは、洗体のために俺に全身を弄られて快感を覚えている。えっ、どうして? ただ単に身体を洗っていただけなのに……。それ以上のことは一切していないはずなのに……。たったそれだけで、ユリシアは感じていたとでもいうのか!? まさか……、ユリシアは思っていたよりも敏感なのか……!?
そして、今俺の右手にはそんなユリシアの大量の愛液が降りかけられた状態だ。こんなに大量噴出したということは……、ユリシアは今この瞬間俺に身体を触られて絶頂に達したのか!? これはいわゆる、潮を吹いたってやつなのか!?
ユリシアが俺の手でイッた……、そんなことが有り得るとでもいうのか!? もしや、これがユリシアの初めての絶頂……。お、俺はなんてことを……!?
「ユ、ユリシア……!?」
「ふえ……? ふわああっ、わあああっ!? や、やっちゃった!? もしかしてわたし、やっちゃった!?」
「まさか……、絶頂……したのか……!?」
「うううっ……、はい……、しました……。うわぁん、やっちゃったよぉ……、リョウの前でやっちゃったよぉ……!! ただ身体洗ってもらってるだけだったのにわたし……、よりにもよって感じちゃって……、イッちゃったよぉ……!!」
ユリシアが頭を抱えて叫ぶ。狐耳はへにゃりと力なく垂れ、尻尾も元気を失くして下に下がってしまっている。いやうん、相当恥ずかしいだろうな、これは……。俺だって、ユリシアに身体を洗われているだけで快感を覚え、挙句射精まで至ってしまったらと考えると、恥ずかしさで悶え死にそうだ。
「ご、ごめんっ!! 俺、そんなつもりなかったんだ……。けど、やっぱり洗い方悪かったか?」
「ち、違うの……。リョウは悪くないの。むしろ、すごく気持ち良かった……♡そのね……、気持ち良すぎて……感じちゃったの……。こんなに気持ち良い感覚、今までにはなかったの……。うぅ、こんなすぐイッちゃうなんて……、初めてだよぉ……」
「お、おう……、って、んんっ!?」
そういえば、どうしてユリシアが"イッちゃう"なんて言葉を知っているんだ!? い、いや、多分さっき俺が共有した知識の中に入っていたんだろう。って、それヤバくないっすか!? つまり、俺がそういう知識にもそれなりに詳しいということがユリシアに露見してしまっている、ということじゃないか!?
いや待て落ち着くんだ、俺。俺はちゃんと共有する知識を選択したはずだ。なるべくユリシアに害を及ぼさないよう、細心の注意を払って選んだはずだ。
となると、ユリシアは何処でそんな知識を……!? まさか、流れ込んできた情報の中にでも入っていたのか!? あの神様、余計なことを……。
それと、ユリシアの発言が気になる。"こんなすぐイッちゃうなんて初めて"ってどういうことですか!? この言い方だと、以前にもそういう経験がある、みたいな感じのニュアンスに聞こえてしまう。はは、気のせいだよな?
くそっ、気になって仕方がない。ここはもう、思い切って聞いてしまおう。俺の思考はパニック状態でいろいろ抑えが効かなかった。
「ユリシア……、"イッちゃう"なんて言葉、何処で覚えたんだ……?」
「ひゃっ、そ、それは……」
気まずそうにユリシアが目を逸らす。だが、ここはちゃんと問い詰めねばならない。その時の俺は、それしか考えられなかった。
「隠さないで。別に怒るわけじゃないから」
「うぅ……。実はね……、向こうの世界にいた時からね、わたし……その……してたの……、オナニー……」
「はっ!? えっ、嘘……だろ……!?」
「ホ、ホントです……。毎日じゃないけど……、夜にリョウの夢を見た時とか……、リョウにたくさん撫でてもらった時とか……、それを思い出しながら一人で……」
「……」
絶句。もはや言葉が見つからない。
ずっと純粋無垢だと思っていた最愛の女の子は、俺の思っていた以上に乱れていらっしゃったようです……。衝撃の新事実に声が出ません。
つまり、ユリシアの身体は、既に快感を覚えてしまっていたということのようである。ひ、人は見かけによらないって本当だなぁ……。
そして、驚きの中に喜びの感情が混じっていた。ユリシアは、俺のことを考えながら行為に勤しんでいたのか……。そんなに俺のことを好きでいてくれていた、ということなんだよな?
「……こんなえっちな子……、嫌だよね……」
「そ、そんなわけないだろっ!! むしろ、そんなに俺のことを思ってくれていたんだって知れて嬉しいよ。エッチでも悪いことなんて一つもないんだ。それは人間としての本能なんだ。だからユリシア、自分を卑下しないでくれ」
「リョウ……、うん♡ねぇ、リョウはどうなの?」
「えっ、お、俺か……? そ、そうだな、俺もユリシアのこと考えながら、してた。それに、今もユリシアの裸見て触って、すげぇ興奮してる。俺、ユリシアが思っている以上にエロい奴だと思う」
「うん、良かった。リョウもちゃんとえっちで。わたし、魅力ないのかなって思ってたから。けど、ちゃんとわたしのことえっちな目で見てくれてたんだね、嬉しい♡」
「そりゃそうです。さっき見ただろ、俺の股間」
「うん、そういえばそうだったね。すごく大きくなってた、リョウのおちんちん。でもやっぱり、ちょっとだけ不安になっちゃってた」
くおっ、ユリシアの口から"おちんちん"なんて言葉が飛び出すとは……。なんだろう、ものすごい背徳感なんだが……。
「ふ、不安? どうして?」
「だってリョウ、わたしの身体触っても、それ以上のことしてこなかった」
「い、いやそれは……、こんなところで襲いかかったらユリシアに嫌われると思ったから……だから、必死に抑えてたんだ……」
「嫌わないよ。だって、リョウだもん。まぁでもそっか、そうだったんだね。良かった、安心したよ。ね、ねぇ、リョウ……。そのね……、また一つお願いしても……良いかな……? ワ、ワガママ……かな……?」
「な、何だ? 何でも言ってくれ。」
するとユリシアは、一つ二つと深呼吸をしてから、再び口を開いた。
「わ、わたしと……、エッチしてくださいっ……!!」
「っ……!?」
ユリシアの口から飛び出たのは、衝撃的なお願いだった。俺の思考は本日何度目かの急ブレーキによって停止する。
今、ユリシアは"わたしとエッチしてください"と言ったのか? さっきから驚かされてばかりなんだが、どうすれば良いだろうか?
いやまぁ、ユリシアのお願いは俺としても普通に嬉しいのだがな。こう……、告白から何から、ユリシアに先手を取られてばかりなんだよなぁ……。男としてはちょっと情けなさ過ぎる気がする。こうして相手から求められることは滅茶苦茶嬉しいんだぞ? それは間違いないんだ。
そして、告白から行為に及ぶまでの時間があまりに短すぎて目を回しそうです。言ってしまえば、これまでの二人きりの冒険も一種の恋人生活(仮)……ってことになるのか? それなら、妥当なタイミングと言えなくもない……のか? あれを恋人期間に含めて良いものかは知らないです。
まぁ、とにかく返事は決まっている。
「もちろん、断るわけないだろ?俺たち、恋人なんだから」
「わぁ、うんっ! リョウ、大好きだよっ♡」
「おっと、俺も大好きだよ、ユリシア。でもその前に、早く泡を流そうぜ。それに、まだ尻尾も洗えていないんだしさ」
「あっ、うん。そうだね。にしても……、これすごく硬いんだね……♡それに、すごく熱い……♡はぁ……♡はぁ……♡はぁ……♡」
「ぬおっ!? ユ、ユリシアっ!? お、おい、待てって……、んぐっ……!?」
感極まった様子で俺に抱きついてきたユリシアを抱き留めた俺は、ひとまず一度身体を洗い流そうと宥めてやる。しかしながら、既に発情してしまったエッチな狐少女を止めることはできなかったようである。
ユリシアは抱きついてきた勢いそのままに、あろうことか俺のいきり立った肉棒をその小さな両掌で包み込むように優しく掴んできた。
掴んだモノを見つめるユリシアの瞳は艶めかしく潤んでおり、頬も先ほど以上に上気し息も荒くなってしまっている。その熱い吐息が俺のモノにかかって何とも言えないゾクゾクとした快感が背筋を駆け抜ける。
しかも、俺のモノを掴むユリシアの両掌の柔らかな感触が、俺の射精感をさらに高めてくる。自分で触れるのとは全然異なる感覚に思わず意識がぶっ飛びそうになるが、何とか堪えて俺はユリシアへと視線を戻す。
「い、一旦放してくれるとありがたいんだが……」
「嫌……♡ わたしだけイッた姿を見られた……。それは不公平だから、リョウのも見せて♡ えいっ♪ えいっ♪」
「ちょっ、マジでヤバいって……、うぐっ……!?」
「リョウの顔、気持ち良さそう……♡ はぁ……♡ はぁ……♡ んはぁ……♡ リョウの射精、早くわたしに見せて……♡」
そう言いながら俺の肉棒に添えた手を上下に動かしてくる目の前のエッチな狐少女。こ、こんな知識まで持っていたのか……、一体何処で覚えたのやら……。
いや、そんなことよりも、これはかなりヤバい……。他人の、それも好きな女の子の柔らかな手によって擦られる快感は、これまで自分一人で行ってきた自慰行為の比じゃないほどだった。
即座に近づく射精の気配に、俺は抗うこともできずにただ情けなく快感に顔を歪ませながらその時を待ち望んでしまっていた。
目の前のエッチな狐少女は、それはもう嬉しそうに俺の表情を上目遣いで眺めていた。その表情は興奮一色で、眼はとろんとしており口は半開きになっていた。そこから漏れ出る熱い吐息は、未だに俺の肉棒の先端へと微弱な刺激を与えてきている。もはや俺は、ユリシアにされるがままになってしまっていた。
そして、ものの数分でその時は訪れた。
「んぐあっ……んぐぅぅッ……!!」
「わあっ、んひゅあぅぅっ……♡♡」
精液が尿道の奥から競り上がってくる感覚にただ身を委ね、俺はあっけなくユリシアの手の中で果ててしまった。
性器の先から勢いよく放たれた白濁の精液は尋常じゃないほどの量であった。こんなの、今までと比べると倍以上はあるんじゃないかというレベルだぞ……。それほどまでに最愛の女の子による手での奉仕は、俺に未知の快感を教えてきたのだった。
そして、放たれた精液は、俺の肉棒を掴んでいたユリシアの手をはじめ、顔や胸部をも白濁に染め上げてしまっていた。元々泡まみれだったユリシアの身体は、俺の精液によって本当の意味で汚されてしまっていたのだ。
その光景に、俺の視覚的情欲が煽られ、一瞬鳴りを潜めかけた俺の肉棒は再びその硬さを取り戻そうとしていた。
けど、そんな本能的反応とは裏腹に、俺は冷静さも取り戻しつつあった。もちろん、射精後の脱力感もともに抱えながら。