異世界帰りのハイスペック勇者様は、一緒に連れ帰ってきた最愛の狐耳少女(パートナー)と平凡で穏やかなイチャコライフを送りたい! ~微コミュ障でオタクな最強タッグのあまあMAXな共依存物語~ 作:室谷 竜司
「すげぇ……、意識跳びかけた……」
乱れた息を整えながら、俺はそう声を漏らす。そんな俺の身体は未だに軽く震えており、先ほどの狐尾による愛撫がどれだけ凄まじい快感を俺に与えてきていたのかを如実に表していた。
魔力がある分通常よりも快感が増幅されるのは理解できるが、それにしても頂点まで登りつめるのが早すぎたように思う。いつもはもう少し長い時間耐えていられるのに。
一応言っておくが、ユリシアの手や口、胸、それから膣といった他のところを気持ち良くないと言っているわけではない。というか、俺はユリシアの全てに満足している。好きな相手と身体を重ねられるというだけで、俺にとっては最高に幸せなことなのだ。
ただ、何というか……狐尾には何か不思議な力があるような気がするのだ……。実際に愛撫されている時は余裕がなくて考えられなかったが、今になって振り返ってみると、俺が射精まで至る時、何となく引っ張られるような感覚が一物……さらに正確に言うとその奥に伝わってきていた……感じがした。気のせい……といってしまえばそれまでかもしれないが。
けど、少し気になる。まるで射精欲を無理矢理呼び起こされるような感覚は、安易に"気のせい"の一言じゃ治まらないと思うんだよなぁ……。それも、相手はユリシア、この世ならざる存在なわけだし。
「リョウ……、とっても気持ち良さそうな顔してたもんね……。いつもはあんな切羽詰まったような表情にはならないのに」
そんな風に俺が一人で先ほどの奇妙な感覚について考察していると、呼吸を落ち着かせたユリシアからそんな言葉がかけられた。
「余裕がなくなっちゃうくらい気持ち良かったの? ……もしかして、わたしの身体……気持ち良くなかったりする……?」
そして、変な勘違いをし始め、勝手に落ち込むユリシア。俺はそんなユリシアの両頬を両手でぐにぐにと弄繰り回し、ネガティブ発言を途中で止めさせた。
「誰もそんなこと言ってないだろ? 被害妄想は止めてくれよ」
「んうぅ……んにゅぅ……、ひ、痛ひぃ……。ほっへ……うにゅうにゅひにゃいでぇ……!! ご、ごめんにゃひゃいぃ……、ごめんにゃひゃいぃ……」
涙目になりながらユリシアが謝罪の言葉を紡ぐ。頬を引っ張られている所為で上手く発音できていないのが可愛い。もう少しやっていたいが……、まぁ止めてあげるか
「ったく、相変わらずネガティブユリシアは健在なのな……」
「うぅ……、ごめん……、取り乱しちゃって……。頑張ってネガティブなことは考えないようにしてるんだけど……、まだたまに出ちゃうね……」
そう言ったユリシアはがっくりと肩を落としてしまっていた。本人なりに努力はしているからこそ、まだ以前までの癖を直し切れていないことがショックなのだろう。
まぁでも、以前から比べればネガティブ発言の回数も格段に減ってきている。努力の成果はちゃんと表れている。
だから、俺は労いの意味を込めてユリシアの頭を撫でた。
「そんな落ち込まなくても大丈夫だって。ユリシアが頑張ってるのは知ってるから」
「……ありがとう」
「良いよ。それから……」
俺は先ほどまで弄繰り回していたユリシアの頬をそっへと手を滑らせ、労わるようにそっと撫でてやる。
「痛い思いさせてごめんな」
「う、ううん、平気だよ。痛かったけど、ちょっと……気持ち良かったから……、え、えへへ……♡」
「……真面目に気遣った俺の気持ちを返せ」
「ひにゃあっ!! しゅ、しゅみましぇんでしたぁっ!!」
結局、ユリシアは相変わらずだった。ユリシアのこめかみを指でぐりぐりしながら俺は溜息を溢すことしかできなかった。
そうしてしばらくわちゃわちゃと騒いでいたが、肝心なことを思い出した俺は一旦手を止め、改めてユリシアに向き直った。
「や、止めちゃうんだ……」
などと言うユリシアさんのことは気にしないようにした。
「んで、ちょっと気になったことがあったんだよ」
「ス、スルーされた!? ま、まぁ良いや……。それで、気になったことって? リョウがいつも以上に気持ち良さそうにしてたのと関係あったりするのかな?」
ユリシアはまだ若干名残惜しそうにはしていたが、それでも俺の話に耳を傾けてくれていた。
「まぁ、そうかな。いやな、さっきユリシアに尻尾で愛撫されてる時、俺の快感が無理矢理引っ張られるような感覚があったんだよ。だから、ユリシアの尻尾に何か不思議な力が宿ってるのかなぁって思って」
ユリシアなら自分の狐尾のことについて何か知っているかもと思い、俺は先ほど感じた奇妙な感覚についてユリシアに説明を加え、その上で自分なりの考えを述べる。
「ふえ? わたしの尻尾に不思議な力……? うーん、どうなんだろうね?」
けど、ユリシア自身よく分からないらしく、俺の考えを聞いて首をひねっていた。うむ……、ユリシアにも心当たりはないのか……。
「でも、そんなに気になるほどだったの?」
「まぁな。いつもならもっとじわじわと気持ち良くなっていく感じなんだけど、今日のは違ったから。時間も……うん、まだ10分くらいしか経ってないし」
俺は時間停止能力発動時に表示される経過時間をチラリと確認しながらユリシアに言葉を返す。
「えっ、まだ10分しか経ってないの!? は、早かったね……。そう聞くと、確かにいつものリョウらしくないね」
「だろ? ちなみにさ、魔力はいつも通り纏わせて他の?」
「うん、もちろん。……あー、もしかしたら……」
俺の質問にこくりと頷いたユリシアだったが、今の会話の中で何か思い当たることがあったのか、頬に手を当てて何事か考える仕草を見せた。
「えっと、心当たりが……?」
「いや、そういうわけじゃないんだけどね、わたし……に限らず、獣人族の尻尾みたいな特徴部位が霊力でできているって話はしたことあるよね?」
「あー、うん。してたね」
「これはあくまでわたしの推測だけど、その霊力と自身の魔力を混ぜ合わせた時にもしかしたら不思議な力が発生するんじゃないかなぁ……って思ってね」
そんなユリシアの推測に、俺は感心したように何度も頷く。なるほどな、霊力と魔力が何かしらの反応を見せた……ということか。
「あ、あくまでわたし個人の考えだよ? うのみにしないでね」
ユリシアが念を押す。でも、なかなか面白い仮説のように俺は感じた。今度、いろいろ試してみるのも良さそうだな。
「分かってるよ。けど、試してみる価値はありそうじゃない?」
「まぁ、そうかも。け、けど、今は嫌だよ?」
俺の提案にユリシアは頷いてはくれたが、どうやら今は乗り気ではないようだ。まぁ、それもそっか。一応、今はまだエッチの最中だしな。
「それもそうだよな。ごめん、変な話割り込ませちゃって」
「ううん、大丈夫。……それにしても、ホントに気持ち良かったんだね♡ わたしの尻尾、リョウの精液でこんなにべとべとになっちゃってるよ……、えへへ……♡」
大分我慢させてしまっていたらしく、ユリシアはうっとりと瞳を潤ませながら、先ほどの射精で全体の半分ほどが白濁に染まってしまった自身の狐尾を見つめていた。今にも齧り付きそうな勢いだ。
「んんっ……♡ れろっ……♡ んちゅっ……♡ じゅぷっ……♡」
というか、舐め始めた。狐尾の表面に纏わりついた俺の精液を恍惚の表情で次々と舐め取り、それをこくこくと嚥下していく我が相棒エロ狐。
そんなユリシアの姿に俺は苦笑を浮かべつつも、ユリシアの可愛らしい舌が狐尾の表面をチロチロと這いまわる様子に一度沈んでいた性欲が再び呼び覚まされる感覚を覚えた。曝したままの一物が少しずつ硬度と大きさを取り戻しつつあった。
……けど、今ユリシアは俺の精液を舐め取るのに夢中のようだ。かなり欲を抑えつけていたらしく、その舐め取り速度は尋常じゃないが、それでももう少しかかりそうだ。……改めて、俺どんだけ出したんだよ……。
まぁ、そういうわけなので、俺は今一度現在の経過時間と残り時間を確認してみることにした。
「……経過時間12分、残り時間は……あと1時間50分ってところか。まだまだ余裕はありそうだな」
初めて時間停止能力を発動させたときはほんの10分程度しか効果時間がなかったのだが、使い続けていくうちに時間制限は少しずつ延長されていった。
今では1日2時間程度なら時間停止状態にすることが可能である。昼休みの休憩時間としては充分すぎるだろう。
むしろ昼休みだけでは時間を持て余してしまうため、最近では昼休み以外のタイミングでも時間停止を使うようになった。あくまで制限時間は1日の間での話だから、何度か二区切れば1日の間に何度も使用できるわけだからな。
「んふぅ、舐め終わった……♡ 美味しかった……、えへへへへ……♡ でも……、身体はどんどん熱くなってくよ……、はぁ……♡ はぁ……♡ ねぇ……、そろそろ……一つになろうよ……、リョウ……♡♡」
俺が残り時間を確認し終えたタイミングでユリシアも自身の狐尾に付着した俺の精液を全て舐め終えたらしく、物足りなさげに上目遣いでそうお強請りしてきた。
もっとも、ユリシアは俺がそのお強請りを断るはずがないということは理解しているだろうがな。なんせ、俺の一物が既にガチガチに硬くなっていることに気づいているわけだし。ふにふにと手で弄ばれているのがその証拠だ。
「俺がお前のお願いを断るわけがないだろ? というかそもそも、俺だってかなりムラムラしてるんだしさ」
「えへへ♡ うん、そうだったね♡ おちんちん、こんなに硬くしてるもんね……♡ あぁ……♡ すごく熱い……、はぁ……♡ はぁ……♡ わたし……うずうずが止まらない……♡」
そう言うと、ユリシアは俺の膝元から降り、俺の目の前で四つ這いの姿勢になった。もちろん、こちらにお尻を向けた状態で。
先ほどまでペロペロと舐めていたためにユリシア自身の唾液で少し湿り気を帯びた狐尾が、俺を誘惑するように小さく左右に揺れていた。
こ、これも不思議な力か……。というのは冗談だが、俺はそんな狐尾の揺らぎに誘われるようにベンチから立ち上がり、ユリシアの制服のスカートをそっと捲り上げ、その下に履いている下着を露出させた。
「俺の左ひざの濡れ具合から何となく予想はできてたけど、こりゃすごい濡れ様だな……。もはや下着としての機能失ってる……」
ユリシアの下着は既にびしょぬれになっており、その奥の領域が簡単に覗けるほど透けてしまっていた。
「あぁん……♡ リョウがわたしのびしょびしょおまんこ見てる……♡♡ はぁ……♡ はぁ……♡ や、やだ……♡ お腹の奥がもっともっとうずうずしちゃう……♡ んうぅぅ……♡ んふぅ……♡ あぁ……♡ これじゃもっと濡れちゃうよぉ……♡ 見られてるだけなのにこんなに興奮しちゃうなんてぇ……♡」
ユリシアの言う通り、俺に大事なところを視姦されているだけで彼女の息遣いはどんどん荒くなっていき、下着の股間部分からはもはや吸いきれなくなった水分が雫としてぽたぽたとコンクリートの上に落ちていた。
流石はユリシア、エンジンがかかると色気がいつもの倍増しになる。それでいて可愛いのだから、やはりこの子は恐ろしい。
「んじゃ、パンツも脱がすよ」
それだけ言って、俺は機能性ゼロと成り果てたユリシアの下着をユリシアの両脚から抜き取る。それをズボンのポケットにしまうと、俺も自分の履いていたズボンと下着を膝元まで下ろした。
俺の一物はユリシアの最奥の感触を速く味わいたいとでも言うようにだらりだらりとカウパーを垂れ流していた。お互い、準備は万端だ。
「んじゃ、挿れるよ、ユリシア……」
「うん……、きて……♡ 早く挿れて……♡ はぁ……♡ はぁ……♡」
俺がそう一声かけると、ユリシアは荒い息遣い混じりに俺にGOサインを出してきた。なので、俺はユリシアの剥き出しになったお尻のすぐ後ろに膝立ちになると、すぐさま自身の硬く張りつめた一物の先端をユリシアの潤いきった女園にあてがい、そのままゆっくりと腰を前に突き出した。
つぷりという卑猥な音とともに、俺の一物はユリシアの柔らかくてぬるぬるとした淫口の奥に呑み込まれていった。その瞬間、優しくも強烈な快感が一物の先から全身へと広がっていった。
「うああぁ……♡ きたぁ……♡ リョウのおちんちん……中に挿ってきてるぅ……♡♡ んああぁ……♡ はわぁぁ……♡ 熱い……♡ それに、びくびくしてるの……、中で感じるよ……、リョウ……♡ あぁぁ……♡ んあぁ……♡」
「俺も……感じる……、はぁ……はぁ……。ユリシアのここ、嬉しそうに俺を締め付けてくるの……、分かるよ……、んくぅ……あぁ……」
「え、えへへ……♡ リョウが挿ってきてくれたから……、わたしのおまんこの奥がね……すごくきゅんきゅんしてるの……♡ んはあぁ……♡ ひゃうん……♡ ねぇ……もっと奥まで……わたしの一番奥まできて……、リョウ……♡ あぁん……♡ ひにゃぁん……♡」
「うん……、すぐにいくよ……、んっ……くっ……」
ユリシアの懇願に応じるように、俺はさらに腰を前に押し出し、ユリシアの淫口の奥へと自身の一物を沈めていった。一物がユリシアの膣壁の表面を滑る度、ぬるりとした無数の秘だが絡みついてくる。毎日のように味わっている感覚だが、しかし俺は飽きることなくこの感触によって徐々に性感を高められて行っていた。
先ほどの狐尾での奉仕の時のような急激な性感の上昇も良かったが、こうしてゆるゆると少しずつ登りつめていく感覚も俺は好きだ。むしろ、こっちの方がユリシアとちゃんと思いを確かめ合えている気がして、その分だけ幸福間を得られるように思う。
さっさとイッてさっさと終わるようなセックスじゃ、あまりに淡白すぎるだろう。こうしてお互いの愛情をじんわりと温め合えるセックスの方が、よほど満足できると思わないか?
まぁ、あくまで俺の考えだけどな。
そうこうしているうちに、俺の一物の先端がユリシアの最奥のコリっとした感触を捉えた。その感触を今一度確かめるように何度かそいつを突いてやると、ユリシアは一際大きな声を出して俺に喜びの感情を余さず伝えてきた。
「ひうぅっ……♡ あうぅっ……♡ リョウのが……こちゅんって……当たってるよぉ……♡ あっ……♡ ああっ……♡ んはあああ……♡ こちゅんこちゅん……気持ち良いの……♡ しょれ……わたししゅきなのぉ……♡♡」
「ああっ……すっげ……、こうしてユリシアの奥を突くだけで……、んぐっ……んうぅ……、ユリシアの中がどんどんきつくなってく……、あぁ……んくっ……、こんなに絞め付けられたら……ヤバいって……」
ユリシアの喘ぎに合わせて膣内はぎゅうぎゅうと何度も収縮し、その度に中に埋もれる俺の一物を刺激してくる。この状態で腰を前後に動かしたら、恐らく襞の擦れ具合が半端ないだろうな……。もしかしたら、いつもより早く果ててしまうかもしれない。
まぁ、たとえそうなってしまったとしても、俺は一度射精した程度じゃ萎えないだろうしな。何も恐れることは内。ひとまずイチャラブセックスらしく、優しく腰を振ることにしよう。
俺は一度腰を後ろに引く。その際、膣襞が名残惜しむように出口に向かおうとする一物に必死に絡みつき、俺はそれだけで軽く身震いしてしまう。
ユリシアはユリシアで歓喜の声を上げていたが……、
「ああう……♡ 中が削られる感覚も……しゅき……♡ ひぅ……♡ ひぅぅ……♡ ああっ……♡ うあああっ……♡ またぁぁ……♡♡ 挿っ……てぇぇ……♡♡ んひゃああああ……♡♡ ふああああ……♡♡」
俺が再びユリシアの膣内に一物を突き挿れると、ユリシアの喘ぎ声のトーンはまた一段と高くなった。何か意味のある言葉を発する余裕もなくなってしまったらしく、ただひたすらよがり声を上げていた。
俺はユリシアの左右の腸骨稜辺りに手を添えると、ゆっくりとしたペースでではあるが連続的に腰を前後に振り始める。ぐちゅぐちゅという、俺の一物がユリシアの膣内分泌液を掻き混ぜる淫らな水音が響、ユリシアの嬌声と重なって俺の耳を蕩かそうとしてくる。というか、既に蕩けてしまっていそうだ。
また、これは直接的には快楽とは関係のないことだが、俺が腰を前に突き出す度にユリシアの柔らかなお尻の感触が下腹部に伝わってくるのだ。その感触が非常に心地良かったから、俺は思わずユリシアの腰に添えていた手でユリシアの尻肉をふにふにと弄び始めてしまっていた。
「あぁん……♡ はぁん……♡ リョウ……わたしのお尻……そんなにもみもみして……、どうしたの……? うにゅん……♡ あああぅ……♡ んはああ……♡♡」
「んあっ……くぅ……、い、いや……ごめん……。その……、ユリシアのお尻……めっちゃ柔らかいなぁって思ったら……つい手が伸びてた……」
「んうぅん……♡ ひゃうぅ……♡ しょ、しょうなんだ……♡ んああぁん……♡ んひぃぃ……♡ い、良いよ……♡ もっと……いっぱい触って……ほしいの……♡ んおおぁ……♡♡ ふわあぁぁ……♡♡ リョウに触られるの……わたし大しゅきだからぁ……♡♡ んにゃうぅぅ……♡♡ ひにゃああんっ……♡♡」
そう言いながら、腰を左右に振って触ってアピールをしてくるユリシア。そのエロ可愛さにやられた俺は、先ほどよりもやや激し目にユリシアの尻肉を両手で揉みしだき始めた。胸同様、小柄な体格にしては肉付きのよいユリシアのお尻は、触れているだけでも癖になりそうだった。
なお、ユリシアのエロ可愛い腰振りアピールは、俺の腰の前後運動までも加速させていた。一物を激しく出し挿れし、秒針を刻む速度のおよそ2倍速でユリシアの最奥を叩きまくる。
俺が腰を引く度に、中で掻き混ぜられ泡立てられた愛液がどろりと外にこぼれ出し、コンクリートの上に液溜りを作っていた。それでもユリシアの膣内は潤いを失うことなく、俺の一物を奥へ奥へとスムーズに滑らせていた。
「あああ……♡♡ ひあああああ……♡♡ 激……しい……♡♡ いっぱい……奥ちゅかれて……、ああっ……♡♡ あああっ……♡♡ ふあああああっ……♡♡ わたひも……こひ動かふの……止められにゃいぃぃ……♡♡ あっ……♡♡ あっ……♡♡ あっ……♡♡ あっ……♡♡ あっ……♡♡ んほああああ……♡♡」
さらなる快楽を求めるように、ユリシアの腰が前後左右上下へとトリッキーに動く。ユリシアが無我夢中で腰を動かし始めたということは、恐らくユリシアはもうそろそろ頂点に登りつめそうなのだろう。
俺もユリシアのぬるぬるの膣襞に一物を何度も擦られ、射精感はすぐそこまで押し寄せてきていた。それならば、そろそろラストスパートをかけるべきだろうか……。
「あっ……」
そう考えた次の瞬間のことだった。ユリシアが左右に思いきり腰を振ったことで、ユリシアのお尻の上に置いていた俺の手の位置がぶれ、偶然にも親指の先がユリシアの肛門に軽く突き刺さってしまった。
俺は思わず間抜けな声を上げてしまった。そして、そんな俺の声に一瞬遅れて、
「ひにゃっ……♡♡ ああぁぁっ……♡♡ ふにゃあああああああッッ♡♡♡」
というユリシアの絶叫が響き渡った。どうやらユリシアは、今の肛門への刺激が最後の引き金となり、絶叫を上げて絶頂に達してしまったようだった。
それにより、ユリシアの膣内はこの昼一番の収縮を見せ、俺の一物をきつく抱きしめてきた。
「うぐっ……うあっ……ッッ……!!!」
その圧迫により、俺もとうとう射精へと至ったのだった。先ほどにも負けないくらいの量の精液が尿道を駆けあがり、そして勢いよくユリシアの子宮へと放たれていく。
「ふあああっ……♡♡ リョウのおちんちんがぴくんぴくんって跳ねてるぅぅ……♡♡ それに……お腹の奥……しゅごい暖かい……♡♡ ああっ……♡♡ あっあっあっ……♡♡ んああああああッッ♡♡♡」
俺の射精に続いてユリシアは二度目の絶頂を迎える。そんなユリシアの膣内は未だに俺の一物を強く締めつけ、精液を最後の一滴まで余さず搾り取ろうと躍起になっていた。
それから数俊、ようやく吐精も収まり、俺は全身の力を抜いた。そして、一度ユリシアの中から一物を抜き取る。
すると、先ほど吐き出した精液がユリシアの愛液と混ざりあいながら逆流し、一物を抜き取ったばかりでまだぱっくりと開いたままのユリシアの淫口からこぽりと漏れ出していた。
その光景に見とれていると、荒い呼吸を繰り返すユリシアが少し上ずった声で俺に声をかけてきた。
「あ、あの……、その……、指……抜いてもらっても……良い……? なんかむずむずするの……」
「えっ、あっ、ごめん……」
ユリシアの肛門に指を突き入れたままにしてしまっていたことを忘れていた俺は、ユリシアの言葉にはっとしてすぐに指を抜き取った。
すると、ユリシアも身体の力を抜いた。指が入っていた所為で力を抜こうにも抜けなかったのか。申し訳ないことをしたな。
……けど、さっきユリシアは肛門に指が入った衝撃で絶頂に達していたよな。ふむ、これはもしや……。
「ユリシア、さっきお尻の穴に指が入った時、気持ち良かったんだよね?」
「あっ、そ、そりゃ気づかれちゃうよね……。う、うん……、その……気持ち良かった……です……♡」
「やっぱりね。んじゃさ、今度本格的にお尻の方も挑戦してみない?」
俺はそんな提案を持ち掛ける。前から興味あったんだよなぁ、アナル。だから、今回の偶然の出来事は案外良いきっかけだったかもしれない。
もっとも、ユリシアが拒否するのなら、無理にするつもりは毛頭ない。俺はただ、ユリシアと合意の上でのエッチを楽しみたいのだ。無理矢理は好かない。
「そ、それって、ア、アナルセックス……?」
「うん。もちろん、嫌なら嫌って言ってくれよ?」
「……や、やる。気になるし……、さっきの指だけでもすごく気持ち良かったから……♡ 今度、挑戦してみたい」
「えっ、本当に?」
俺から持ち掛けた話なのに、思わずユリシアに聞き返してしまう。てっきり渋られるかと思っていただけに、即答でOKされるとは思っていなかった。
「うん、良いよ。わたし、リョウとのエッチのバリエーション、もっと増やしたい♡ いろんな気持ち良いをリョウと見つけていきたいの♡」
「そ、そっか。うん、じゃあやろう、今度」
こうしてユリシアのアナル開発計画は立てられたのだった。
「それより……、ねぇ……もっとエッチしよ……? わたし……、まだし足りないよ……♡♡ はぁ……♡♡ はぁ……♡♡」
そう言うとユリシアは一瞬で着ていた衣服を全て脱ぎ去り、全裸になって俺に摺り寄ってきた。俺は多ユンと揺れるユリシアの二つの膨らみに目を奪われながらも、摺り寄ってきたユリシアを受け止めるべく腕を広げた。
だが、次の瞬間には俺はユリシアに押し倒されていた。……俺すら認識できないほどの早業だったぞ……? ユリシア、恐ろしい子……。
「えへへ……♡♡ いっぱい気持ち良くなろうね……、リョウ……♡♡」
「お、おう……」
それから俺たちは様々な体位で引き続き身体を重ね合わせた。というか、ひたすらユリシアに精液を搾り取られる俺だった。
*
あれからおよそ1時間が経過し、俺たちはようやく落ち着きを取り戻した。結局、この昼休みだけで時間停止能力の制限時間を1時間半も消費してしまった。
あと30分ほどしか残っていないので、俺たちはこのまま時間いっぱいまでイチャイチャし続けることにした。
「リョウ、大好き……♡ んえへへ……♡ すりすり……♡」
現在、甘えん坊モードのユリシアが俺の腕にしがみつきながら、その柔かな姿態をすりすりと擦りつけてきている。なお、衣服は何も身に纏っていない。そのため、すべすべとしたユリシアの地肌の感触が俺の腕に直接的に伝わってきていた。
時々、ユリシアのコリっとした乳首の感触までも伝わってくるので、せっかく落ち着いた性欲が再燃し始めそうになってしまい、俺はそいつを抑え込むのに少しばかりの苦労を強いられていた。
流石にこのタイミングでもう1セット……ってことになってしまうと授業に遅れかねないのでな。我慢することは大切なことだ。
「にしても、まさかわたしに関する変な噂が出回っていたとはね……。びっくりしちゃったよ」
俺が必死に精神を落ち着かせていると、それまで甘えるように身体を擦りつけてきていたユリシアが突然そんな話題を持ち出した。
「あれ、もしかして誰かから聞いた?」
おかげで多少冷静さを取り戻すことができた俺は、少し真面目モードになってそう聞き返す。
「うん、クラスの人からね。サヤも一緒に」
「そっか。推測なんだけど、この間撃退した3年……木戸田の取り巻きの女たちが流した噂なんじゃないかって俺は思ってるんだよね」
「うん、わたしもそう思う。そいつら以外に恨みを買われるようなことした覚えはないし。というか、あいつらのだって完全に逆恨みだよね」
「全くもってその通りだな」
溜息混じりに溢されたユリシアの言葉に、俺は苦笑しながらそう返答する。
「けど、明日からは多分問題なく過ごせるようになるんじゃないかな」
「かもね。リョウが手回ししてくれたんだよね?」
「……そこまでバレてるんだ」
「これもクラスの人に聞いたからね」
「もしかして、雨宮さん?」
俺は心当たりのある名前を尋ねる。すると、ユリシアは少しだけ驚いた表情を見せつつ頷いた。
「正解。よく分かったね。というか知り合い?」
「うん、今日たまたま体力テストでね。実際にユリシアの噂を揉み消してくれたの、その雨宮さんだよ」
「あっ、そうだったんだ。本人はそんな素振り見せなかったのに。でも、なんか噂の裏話に詳しそうだったし、今思えば納得」
俺の言葉になるほどと頷くユリシア。そっか、雨宮さんはあえて自分が関与したことは伏せていたんだな。言って良かったのかな? ……でも、まぁ良いだろう。
「まぁ、そんなわけだからユリシア、クラスの人たちと仲良くな」
「うん、ありがとう、リョウ♡」
そう言うと、上機嫌で再び俺の身体に体重を預けてくるユリシア。俺はそんなユリシアの頭をそっと撫でてやる。
「んで、どうだった? クラスメイトとの昼食は」
「楽しかったよ。案外アニメネタも通じるものなんだね。サヤも楽しそうにしてたし。リョウとクレハには感謝しないとね」
「俺には要らないよ。ただ単に口添えしただけだし。その間者は雨宮さんに向けてあげな」
照れくさくなった俺は、そっぽを向きながらそう言ってみせる。そんな俺の様子を可笑しそうにクスクス笑いながら見つめてくるユリシア。
「そ、そういえば、薊美さんもユリシアの誤解が溶けたこと喜んでたよ」
若干居心地が悪く感じた俺は、話を逸らすように薊美さんのことについて話した。
「ルナが? そ、そうなんだ、え、えへへ……」
それを聞いたユリシアは素っ気ない態度を装いながらそう返してきた。しかし、口元のにやけを止めることはできなかったようだ。素直じゃない奴だな。……まぁ、これについてはお互い様なのだけど。
「うん。嬉しそうにユリシアたちがクラスメイトと食事してるのを眺めてた。やっぱり、薊美さんはなんだかんだでユリシアのこと好きなんだな」
「ま、まぁ、悪い気はしないけどね」
「ぷっ……」
ユリシアのその態度に、俺は思わず吹き出してしまう。言動と表情が全く一致していないのが可笑しすぎた。
「な、なんで笑うのよ!?」
「い、いや、にやにやしてるのに、"別にわたしは気にしてませんけど?"みたいな言動をしてくるユリシアが可笑しくてさ……、あははははっ」
「わ、笑うなぁ!! そ、そうですよ……、わたしだってルナのこと好きですよ……、むぅ……」
「ご、ごめんごめん。でもまぁ、二人が仲良さそうで安心したよ。ほら、今朝変な夢を見たって言ってたからさ」
俺は、今朝ユリシアが俺に泣きついてきていた光景を思い出しながらそんな言葉を漏らす。
「そういえばそんなこともあったね。ホント、なんであんな夢見たんだろうなぁ……。今でも謎だよ」
ユリシアも今朝のことを思い出したのか、不思議そうに首をかしげていた。
「まぁでも、結局何もないんだし別にきにすることでもないか。たまにはああいう夢だって見るよね」
が、考えるのが面倒になったのか、途中でまぁいっかと話を打ち切った。俺もこれ以上追及するつもりはない。
「あっ、そうだ。薊美さんで思い出したんだけどさ、ユリシアは勝負……に心当たりとかある? さっき、薊美さんがそんなことを言ってたんだけど」
薊美さんの話題で、俺は先ほど学食の前で薊美さんが言っていた"勝負"のことを思い出した。それについてユリシアに聞いてみることにしたのだが……、
「勝負……? 勝負……って、あっ……。あああっ!! わ、忘れてたぁっ!!」
俺の問いかけで何か大事なことを思い出したらしく、ユリシアが大声を上げながら勢いよく立ち上がる。ぶるるんと揺れる双房に思わず視線が言ってしまったのは御愛嬌。
「あ、やっぱり何か心当たりがあるんだ」
「うん……。今日の体力テストでね、わたしとルナで勝負をしてたんだよ。どっちの方が良い記録出せるかって」
「そうだったのか。だからユリシアの記録が変に高かったんだな」
「ま、まぁね。少し調整をミスっちゃったけど」
少しどころの話じゃない……とは思ったが、まぁ本人も分かっていることだろうし、態々指摘するようなことでもないので、俺は黙っておくことにした。
「んでね、勝った方が今日のお昼にリョウの隣の席に座るってことになったの。わたし、勝負には勝ったんだよ。けど……」
「ユリシアはクラスメイト達と昼食を食べた所為で、結局俺の隣を薊美さんに譲っちゃった、と?」
「う、うん……。ぐぬぬ……、ルナの奴……、美味しいところだけ持っていきやがって……、悔しいっ!! ちょっと文句言ってくるっ!!」
悔しそうに地団太を踏んでいたユリシアだったが、そう言うといきなりこちらに背を向けて走り出した。こちらにはぷりっとしたユリシアの剥き出しのお尻が向けられた状態である。
「ちょっ、その恰好で行くのはまずいからっ!! まずは着替えてからにしろって」
俺は慌ててユリシアの腕を掴んで引き留めるのだった。ユリシアの全裸を公衆の面前に曝して堪るか。俺は必死だった。