※この作品はR-18です。

異世界帰りのハイスペック勇者様は、一緒に連れ帰ってきた最愛の狐耳少女(パートナー)と平凡で穏やかなイチャコライフを送りたい! ~微コミュ障でオタクな最強タッグのあまあMAXな共依存物語~   作:室谷 竜司

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不機嫌ユリシアのために絶対服従。でも、途中で立場が逆転するのは仕方ないよなぁ? だってマゾシアだし

「ただいま」

 

「ただいまー」

 

 自宅の玄関扉を開け、俺とユリシアの二人は中にいるであろう父親とメルシアちゃんに帰宅を告げる。

 

 そのまま中に入り後ろ手に扉を閉めたところで、奥からとてとてという小さな足音が響いてくる。この足音はメルシアちゃんのものだろう。

 

「あれ? お父さんの靴がないよ?」

 

「本当だな。何処か出かけたのか?」

 

 ユリシアにつられて玄関先に揃えられた靴へと視線を向けると、確かにそこにはメルシアちゃんサイズの小さな靴が一足並べられているだけだった。

 

 珍しいな。父親が仕事以外でこんな時間に家を留守にするなんて。

 

「おかえり、二人とも」

 

 そんなことを考えていると、玄関前にメルシアちゃんが顔を覗かせた。そちらへ顔を向けると、しっとりと濡れた彼女の綺麗な銀髪が目に入る。肌にほんのり朱が差している様子からも、彼女が先ほどまで入浴していたことが伺える。

 

「ただいま、メルシアちゃん。もしかして、もうお風呂済ませた?」

 

「うん。お外で汗いっぱいかいたから」

 

「今日も遊びに行ってたの? いつもの公園?」

 

「そうだよ」

 

 ユリシアからの質問に軽く頷くメルシアちゃん。恐らく、例の友達の通っている中学を訪ねに行ったのだろう。

 

 最近の彼女の外出先は、めぐるさんのいる廃神社か、もしくは近所……?の公園らしい。端って30分くらいのところにあると本人は言っていたので、果たして近所と言えるかは分からないが。

 

「友達には会えた?」

 

「うん、会えたよ。ちゃんと中学の名前も聞いてきた」

 

「何てところ?」

 

「えっとね、英天学院だって」

 

 メルシアちゃんの口から発せられた学校名に、俺は思わず首をかしげてしまう。この近辺にそんな名前の中学はなかったはず……だよな? 俺が異世界に行っている間に新設された……という情報もない。

 

「えっ、何処だ? その学校……」

 

「ええと……」

 

 ユリシアもメルシアちゃんが口にした英天学院が何処にあるか分からないようで、咄嗟にスマホで検索し出した。

 

「あっ、これかな。……って、この駅名ってここから2駅先のとこじゃない? へぇ、私立中学なのね」

 

「そうなんだ。ってことは、その友達は自転車か電車通学なのかな」

 

 ユリシアが調べてくれた情報を聞き、俺はそんな推測を口にする。だが、メルシアちゃんは違うとばかりに首を横に振った。

 

「徒歩通学って言ってた。すぐ近くだから……って」

 

「えっ?どういうこと? メルシアちゃんがよく行く公園って、ここから走って30分圏内なんだよね?」

 

「うん、そうだけど……」

 

「その友達の家は、公園の近所?」

 

 続けざまの問いかけに、メルシアちゃんは再度頷く。

 

「だとしたら、どれだけ学校に近くても1駅分は離れてると思うんだけど……。徒歩で通えるとは考えづらいなぁ……」

 

「メルシア……、前から聞きたかったんだけど、いつもその公園には走って行ってるんだよね?」

 

「う、うん」

 

「それって、あんたの本気の脚力で走ってるって考えて良いのかしら?」

 

「そういうことになるかな」

 

 途端、ユリシアの大きな溜息が玄関中に響く。そっか、そういうことか。話が噛み合わない理由はそれだったのか……。

 

 俺はてっきりジョギング程度の速さで30分のところだと思っていたのだが、まさかの全力ダッシュだったとは……。しかも、普通の人間からは逸脱したメルシアちゃんの脚力ともなれば、そりゃ30分で2駅も3駅も超えられるわな。

 

「なんかおかしいとは思ってたのよ……」

 

「えっ!? な、何かいけないことしちゃった……?」

 

「あんたは下限を知りなさい……。あんたのステータスはこの世界じゃ常人の息を余裕で超えてるのよ。そんなあんたが本気で走ったら、周囲に驚かれ……ううん、怖がられるわよ」

 

「あっ……」

 

 失念していたと言うように、間抜けな声を漏らすメルシアちゃん。この世界の常識を身につけても、やはりまだヴィオレイウスの常識は抜けきっていないらしい。まぁ、メルシアちゃんはユリシアとは違って、常識はあっても実際に世間を相手にするという経験が不足しているからな。慣れていなくても仕方ないことかもしれない。

 

 改めて、学校に通うことの大切さが分かった気がする。そして、メルシアちゃんを一刻も早く学校に通わせてあげなければならないという危機感が芽生えてしまう俺だった。

 

「世の中何があるか分からないんだから、ホント気を突けてよね」

 

「ごめんなさい……」

 

 ユリシアに説教され、メルシアちゃんはしょぼんと肩を落としてしまう。だが、ユリシアはそんなメルシアちゃん相手にまだ何か言いたそうにしていた。

 

「ま、まぁまぁ、ユリシアも落ち着けって」

 

「でも、メルシアが危険にさらされるかもしれないんだよ?」

 

 妹思いだからこその怒りか。本当、身内にはとことん優しいやつだな、ユリシアは。俺はそんなユリシアの頭をそっと撫でながら諭す。

 

「ユリシアの言いたいことは分かる。けど、メルシアちゃんはまだ世間との関わりがほとんどないんだよ? ユリシアは毎日学校に通ってるからもうこっちの世界の常識に馴染んでるかもしれないけどさ、メルシアちゃんはそうじゃないんだ。だから、そんな強く責めちゃ可哀そうだよ」

 

「……うん」

 

「メルシアちゃん、徐々に慣れていこうな。まぁ、何事もほどほどで止めておけば何とかなるからさ」

 

「はい。気を付ける」

 

 それから、メルシアちゃんの頭も優しく撫でてやる。二人ともちゃんと反省しているみたいだな。良かった。

 

「んじゃ、この話は終わりだ。にしても、その友達が通ってる中学、私立で良かったな。公立じゃ遠距離通学はできないし。学区の問題で」

 

「そうなの?」

 

「うん。でも、私立は公立みたいに狭い学区に縛られたりはしてないはずだから、受験に受かれば多少遠距離でも通えるんだよ」

 

「そうなんだ。ってことは、ユウヒくん……お友達がもし公立の学校に通ってたら、一緒のところには行けてなかったってこと?」

 

「そうなるね。メルシアちゃん、運に救われたな」

 

「よ、良かった……」

 

 まぁ、問題は学費だが、そこは父親が何とかしてくれるだろう。あの人なら、私立だろうが何だろうがどんとこいとか言いそうだし。

 

「良かったね、メルシア」

 

 ほっと安堵の息を吐くメルシアちゃんを、ユリシアは優しい瞳で見つめていた。もうすっかり気持ちは落ち着いている。

 

「あっ、そうそう。メルシアちゃん、父さんが何処に行ったか知らない?」

 

 俺はふと父親が不在であることを思い出し、メルシアちゃんに事情を聞いてみることにした。もしメルシアちゃんが家に帰ってきた後に出ていったなら何か知っているか元思った。

 

「あれ? 連絡いってないの?」

 

「連絡?」

 

 きょとんとした顔でそう問い返された。連絡なんて入っていたか……?と思いつつ、俺は自身のスマホを取り出した。

 

 そして、すぐさまメッセージアプリの通知欄を確認する。

 

「……あった。うわぁ、確認し損ねてたのか」

 

「あはは、お兄ちゃんのうっかりさん」

 

「まったくだな、ははは。んで、内容は……」

 

 父親から届いていたメッセージには、"急にホテルに呼び出されたから行ってくる"と書いてあった。あっ、結局仕事なのね。

 

 文面の最後には、"飯は自分たちで用意してくれ"とある。そうか、今日は父親の飯は食えないというわけか。少し残念だ。

 

「飯はこっちで準備しないとか……」

 

「そっか。あっ、それならさ、今日はわたしが……」

 

「お兄ちゃん、お願いできる?」

 

「もちろんだ。メルシアちゃん、何が食べたい?」

 

「なんでよぉぉぉ!!」

 

 自分の発言を悉くスルーされ、一人叫び声を上げるユリシア。しかも、涙目で俺の腕にしがみついてくる。うむ、腕が幸せだ。

 

 だがしかし、ユリシアをキッチンに入れてはならない。彼女がどれだけ縋ってこようが、そこは譲れないのだ。トラブルは起こしたくないからね。

 

「お姉ちゃんがキッチンに入ったら、絶対お皿が何枚か割れちゃうじゃん」

 

「今回は大丈夫だもん」

 

「それ、前回も聞いたから。ユリシアは大人しく待ってなさい」

 

「ふえええええ、どヴじでぇぇぇぇ」

 

 ユリシアは泣き言を言いながら階段を駆け上がっていってしまった。若干の申し訳なさも覚えたが、それ以上に呆れてしまう。そろそろ自分の壊滅的な家事スキルを自覚していただきたいのだが……。

 

「えぇ……!? そこまでなるの……?」

 

「ありゃ、後のフォローが大変そうだなぁ……」

 

「頑張って、お兄ちゃん」

 

「ああ、何とかしてみるさ」

 

「でも、音漏れ対策はちゃんとしといてね」

 

「わ、分かってる」

 

 どうせエッチなことするんでしょ?とでも言いたげなメルシアちゃんの瞳がとても痛かった。いや、間違っちゃいないんだけどさ、それしか想定していないってのもどうかと思うんだわ、うん……。

 

 恐らくメルシアちゃんの中では、俺たちは何事にもエロが付きまとうバカップルというレッテルが貼られてしまっているのだろうなぁ。頭が痛いぜ。

 

 そんなもやもやとした気持ちを抱えつつ、俺は自室で制服から言えぎに着替えた後、3人分の夕食を用意すべくキッチンへと赴くのだった。

 

 なお、夕食時のユリシアはものすごく不機嫌だった。分かっていたことだけど。

 

    *

 

「そ、それじゃあユリシア、服脱がすよ?」

 

「ん……」

 

 俺の呼びかけに短く応じ、立ったまま万歳の姿勢を取るユリシア。俺はそんな彼女の身につけている衣服を順々に脱がしていく。

 

 何故このような状況になっているかと聞かれれば、ユリシアに命令されたからだと答える他ない。

 

 食後、俺はユリシアに先ほどの件について謝罪した。しかし、その程度でユリシアの機嫌が直るはずもなく……。

 

 どうすればと頭を悩ませていたところ、ユリシアから"寝るまでわたしの言うこと何でも聞いて"と言われ、俺は素直に従うことにしたのだ。

 

 そうして今は、"わたしをお風呂に入れさせて"というユリシアの命令に従い、こうして脱衣所で彼女の服を脱がせにかかっている、というわけである。

 

「よっと……。相も変わらず、ブラのサイズ半端ねぇなぁ」

 

 彼女の胸から外したブラジャーを見て、思わずそんな呟きを溢してしまう。カップの内側に触れると、ユリシアの温もりがほんのりと残っており、それだけで軽く興奮してしまう。

 

「下も脱がして」

 

「う、ういっす」

 

 ユリシアから催促を受けてしまった。俺は慌てて彼女のブラジャーを女性陣用の洗濯籠に入れ、それから言われた通り下の服を脱がせに架かった。

 

 スウェット生地のスカートを下ろし、ユリシアをパンツと靴下だけの姿に刺せる。放課後ブクロを歩いた所為か、下着越しの彼女の股座から蒸れた汗の臭いがこちらまで届いてくる。

 

 続けて下着も脱がせば、その臭いは一層強くなる。ダメだ、嗅いでいるだけで頭がくらくらしてくる。身体……特に股間が途轍もなく熱い。

 

 パンツをユリシアの脚から抜き取りそのまま籠へ……。しかしながら、俺の腕は考えに反し、ユリシアのパンツを顔に近づけようとしてしまっていた。

 

 くっ、これも雄の悲しい性か……。パンツを広げ、先ほどまでユリシアの性器が降れていたクロッチ部分に鼻を近づけてしまう。

 

 その状態で吸息すると、ユリシアの汗臭と愛液臭、それからほんの少しの尿臭が混じった甘酸っぱい香織が鼻孔を通過し、肺内と脳内を同時に犯してくる。

 

「リョウのえっち……」

 

 なんてことをしていると、目の前のユリシアからジト目でそんなことを言われてしまう。うっ、普段のユリシアとは異なるマジトーンでの言葉が胸に突き刺さる。いやまぁ、言われて当然のことをしている自覚はあるけど。

 

 でも、ユリシアの顔を覗き込めば、その頬が朱色に染まっていることが伺えた。微かに開いた唇の隙間から熱っぽい吐息がこぼれていることも確認できる。

 

 ……うん、やはりユリシアだ。たとえ機嫌が悪くても、自身の発情は隠せていない。そう思うと、急に彼女がほほえましく感じられた。

 

「ごめんごめん、ついね。えっと、それじゃあ最後は靴下だな。足上げて」

 

 パンツを手放し、俺は最後にユリシアの靴下を足から抜き取る。なお、彼女が足を上げた際に覗けた割れ目の奥は、この目でばっちり確認した。見事なまでにぐちゅぐちゅだったのは言うまでもないな。

 

 そうしてユリシアの服を全て脱がし終えた後、俺も急いで服を脱ぐ。今の数分でガチガチに硬くなってしまった俺の股間に、ユリシアからの熱い視線が注がれていた。分かりやすいなぁ。

 

「お待たせ。んじゃ、風呂入ろうか」

 

「はぁ……♡ はぁ……♡ うん……」

 

 ユリシアが頷いたのを確認した俺は、彼女を御姫様抱っこしてそのまま浴室に突入した。何となくこうすべきかと思って実行したのだが、俺に持ち上げられたユリシアの顔はふにゃふにゃに緩みきっていた。どうやら正しかったみたいだ。

 

 そうして浴室に足を踏み入れた俺は、一度ユリシアを座椅子の上に下ろす。一瞬寂しそうな表情を向けられてしまうが、あの状態のままでは身体を洗うことができないので仕方ないのだ。許してくれ、ユリシア。

 

 心の中でそんな謝罪の言葉を述べながら、俺はメルシアちゃんの言いつけに従い風野障壁を浴室に生み出した。音漏れ防止である。

 

「よーし、ユリシア。まずは身体濡らすよ」

 

 シャワーヘッドを手に取り、湯の熱さを調節する。良い感じの温度になったら、ユリシアの身体を頭から順に濡らしていく。

 

 何時見ても、水にぬれたユリシアの金髪は艶々している。いや、もちろん普段から綺麗なんだけど、より一層キラキラ輝いている感じがする。

 

「むふぅ……」

 

 ユリシアから心地よさそうな吐息が聞こえてくる。なんか、この時点で既に機嫌が戻っているように思えるんだが……。

 

 もっとも、機嫌が戻ったから終わり……なんてことはしない。あくまでユリシアのお願いは、"今日が終わるまで言うことを聞く"だしな。それを途中で放棄などしない。

 

「こんなもんかな。じゃあ、まずは頭を洗うよ」

 

 シャワーを止め、俺はシャンプーのボトルに手を伸ばす。メンズ用のものではなく、ちゃんと女性用だ。もちろん、コンディショナーも置いてある。

 

 メルシアちゃんも一緒に住むことになり、日用品にも気を遣い始めたのだ。おかげで、ユリシアの髪の毛の艶々さらさら感は異世界にいた時より何倍も増したと思う。無論、最初から綺麗だったんだけど。

 

 今じゃどんな美人モデルも裸足で逃げ出す超絶美少女だもんな。そんなユリシアの隣にいられることが何よりも嬉しい。彼女の金髪に泡を馴染ませながら、俺は改めてその喜びを噛みしめていた。

 

「痛くない?」

 

「平気。気持ち良いよ」

 

「そっか、良かった。その、改めてごめんな」

 

「良いよ、もう気にしてない。でも、いつか絶対驚かせてみせるから。家事スキル身につけて、リョウの妻としてふさわしい女になるから」

 

「ははっ、期待してる。でも、無理はするなよ」

 

 俺とユリシアは微笑みあう。胸の中に渦巻いていたもやもやは消えていた。

 

 それから、俺はユリシアの金髪に満遍なく泡を広げ、同じように尻尾にも泡を馴染ませてからシャワーのお湯で流す。その後はコンディショナーで同様の作業を行う。

 

 それが終わったら、次は身体だ。洗い終えた髪の毛をタオルで一つにまとめてから、ボディシャンプーを掌に垂らし、しっかりと泡立てる。準備が整ったら、まずは彼女の小さな背中に優しく触れる。

 

 筋肉と脂肪が程良くついた背中に白い泡を塗り広げながら、その柔かな感触を楽しむ。時々漏れる小さな喘ぎも当然聞き逃さない。

 

 背中が泡で白く染まりきったら、次は左右の上肢を片側ずつ綺麗にしていく。たまに指が彼女の横乳に触れ、その度に幸福感を覚えてしまう。最後の方はもはや意図的だった。

 

「いやん……♡ リョウのえっち♡」

 

 熱を孕んだ声でそう言われても、止める気にはならない。というか、俺には"もっとやって"と言われているようにしか思えない。

 

 同じセリフでも、トーンの違い一つでここまで受ける印象が変わるんだな。

 

「次は前だな。っとと、ユリシアの乳首、もうこんなにピンピンに勃起してるな」

 

「服脱がせてた時からずっとこの状態だったこと、どうせ気づいてたんでしょ? なのに、態々口にするなんて、リョウはやっぱり意地悪」

 

「ごめんごめん。でもさ、いつもユリシアが嬉しそうな反応を見せてくれるから、こうやってつい口にしちゃうんだよ」

 

「別に嬉しいなんて思ってないもん。恥ずかしいだけだもん♡」

 

「にやけ面でそんなこと言われてもなぁ。それっ」

 

 腹の上に滑らせていた掌をいきなり胸の頂点まで運び、人差し指の腹で小さな隆起をそっと摩る。

 

「んんんんんぅぅっ……♡ いきなりすぎるよぉぉ……♡」

 

 俺の期待通り、ユリシアは唐突に与えられた刺激に甲高い嬌声を上げてビクビクと身体を震わせる。

 

 そんな彼女の反応を楽しんだ俺は、すぐさま突起から指を放す。そして、突起に触れないよう注意を払いながら、ユリシアの大きな二つの膨らみを泡まみれにしていく。

 

 そうして焦らしてやれば、彼女の乳首はさらに隆起を増す。時々身体を捩って、何とか俺の手を乳首に触れさせようとしてくるが、俺の反応速度を持ってすればその程度容易く避けられる。

 

 ユリシアは切な気な瞳で俺の顔を覗き込んでくるが、俺の心は揺るぐはずもない。焦らしプレイはお手の物だ。

 

「あうぅ……♡ はうぅ……♡ さ、触ってよぉ……♡」

 

「え? 触ってって、何処を?」

 

 いい加減もどかしさが限界まで募ったらしく、ユリシアが頬を真っ赤に染めながら懇願してくる。でも、俺の意地悪は止まらない。さらに辱めるべく、ユリシアを言葉で攻め立てる。

 

「い、意地悪……♡ 意地悪ぅぅ……♡」

 

「ほら、言ってみ? 何処を触ってほしいの?」

 

「ち……くび……♡♡ 乳首触ってぇ……♡♡」

 

 ぎゅっと目を瞑りながら、ユリシアが素直に願いを吐露した。と同時に、彼女の乳首がまた少し膨らみを増したのを俺は見逃さない。

 

 それだけでなく、ユリシアの股間からこぽっと何かが漏れる音まで聞こえてきた。今の一連の流れで、恐らく相当量の愛液を分泌したのだろう。

 

「乳首、ちょっと膨らんだね。それに今、ユリシアのまんこから愛液が溢れる音も聞こえた。」

 

「は、恥ずかしいから言わないでよぉ……♡♡」

 

「でも、ユリシアの恥ずかしいは嬉しいと直結してるからなぁ。ユリシアを恥ずかしがらせれば、それに比例して興奮もしてくれるし」

 

「今日のリョウは何時にもまして意地悪だよ……。そ、そうだもん……、恥ずかしいって感じたら身体熱くなっちゃうんだもん……♡♡ わ、悪い?」

 

「全然。ユリシアのそういうとこ、大好きだし」

 

 素直になれたご褒美を与えるように、俺は最大まで膨張したユリシアの桃色突起を親指と人差し指で摘まむ。そのままネジを捻るようにして、乳首の表面の皴を擦ってやる。

 

「ひああああっ……♡♡ んひいいいいいっ……♡♡ 乳首……触ってもらえてるよぉ……♡♡ あああああんっ……♡♡ ひにゅうううううっ……♡♡ 気持ち良いぃぃ……♡」

 

 乳首を刺激されて歓喜の声を漏らし、びくんびくんと身体を波立たせるユリシア。その震えに合わせて大きな双丘もぷるんぷるんと上下に揺れる。これは絶景以外の何物でもないな。異論は認めない。

 

「ついでにこっちにも……」

 

 乳首への刺激はそのままに、俺はもう片方の手をユリシアの秘所に伸ばす。指先で触れた彼女の秘筋はじっとりと潤み、中で許容しきれなくなった淫蜜をぽたぽたと滴らせていた。

 

 俺は遠慮することなく中指を筋の奥に隠れた膣穴へ突き立て、そのまま高速ピストンを開始する。とろとろの肉襞に皮膚を撫でられる感覚が実に心地良い。

 

「んひあああああっ……♡♡ おまんこまでぇぇぇ……♡♡ しかもいきなり激しいやつだよぉぉぉぉぉ……♡♡ んあああっ……♡♡ んううううううっ……♡♡ んんんんんんんっ……♡♡ ダメ……♡ ダメぇ……♡ 頭バカになっちゃうよぉぉぉぉぉ……♡ はうううううううっ……♡♡ ひぐううううううううっ……♡♡」

 

 舌を突き出し快楽に染まりきったとろ顔をさらしながら、ユリシアは大きな嬌声を絶え間なく上げ続ける。音漏れ対策の風障壁がなかったら、今頃メルシアちゃんに筒抜けだろうなぁ。

 

 などと考えながら、俺は休まず手を動かしてユリシアの乳首と膣内を強く擦りまくる。激しく指を出し挿れしている所為で、ユリシアの股座はじゅっぽじゅっぽという淫猥な水音を発していた。

 

「んやあああああっ……♡♡ しょんにゃに音立てちゃダメぇぇぇぇ……♡♡ はじゅかしくにゃってもっともっとえっちにゃ気分ににゃっちゃうからぁぁぁ……♡♡ ふにゅううううううっ……♡♡ ひぐううううううっ……♡♡」

 

 呂律も回らなくなってきたな。もうそろそろ限界のようだ。そう考えた俺は、手を触れさせていなかった側の乳首へ顔を近づけた。

 

「んちゅっ……れろ……」

 

 そうして、パンパンに膨らんだ突起を口に含み、舌で転がしてやる。少しきつい姿勢だが、ユリシアを気持ち良くするためなら何のこれしき……。

 

「うあああああああっ……♡♡ ちゅーちゅーしゃれてるぅぅぅ……♡♡ あひいいいいいっ……♡♡ ふにゃああああああっ……♡♡」

 

「ふふっ、これだけじゃないよ……」

 

 俺はユリシアの性器を弄っている側の人差し指と親指で、包皮から顔を突き出した陰核をきゅっと摘んでやる。さり気なく脚を使って尻尾の根元にも刺激を与え、ユリシアの弱点をほぼすべて網羅する。

 

「もうぅ……耐えられにゃいぃぃぃぃぃっ……♡♡ あっ……♡ あっ……♡ あああっ……♡ イクっ……♡ イッちゃうぅぅっ……♡♡ んんんんっ……♡ ダメぇぇぇぇっ……♡♡ イクイクイクイクイクイクっ……♡♡ ひにゃあああああああああんッッ♡♡♡」

 

 次の瞬間、ユリシアは身体をびくりびくりと強く痙攣させながら背を弓なりに逸らせ、一際甲高い叫び声を上げて絶頂した。尿道からはぷしゅっ、ぷしゅっと途切れ途切れに潮が噴き出し、俺の手をべっとりと汚していく。もっとも、それを汚いと思ったことはこれまで一度たりともないが。

 

 やがて、長い絶頂を終えて力が抜けてしまったらしく、俺の身体にぐったりと背を預けてきた。俺はそんなユリシアをそっと抱き留め、耳元で囁く。

 

「気持ち良かった?」

 

「うん……♡ 最高に……♡ はぁ……♡ はぁ……♡」

 

 ユリシアはまだ少しだけ身体をびくつかせながら、素直な感想を俺に告げた。しかし、荒い呼吸をする度にぷるるんと揺れる彼女の双丘の先端の蕾は、あれだけの絶頂を終えて尚主張するようにピンと突き伸びていた。

 

「でも、まだ足りなそうだな。まぁ、お前がこの程度で満足するとは最初から思っていなかったけどさ。でも、今はとりあえず身体洗っちゃおう」

 

 それだけ言って、俺はぱぱっとユリシアの全身に泡を広げ、それからシャワーで全て洗い流した。シャワーが感部に触れる度、ユリシアは微細な震えを見せていた。

 

 そうして、ユリシアの身体を綺麗にし終えた俺は、

 

「あれ……? リョウ、お尻だけ洗い忘れてない……?」

 

 というユリシアの指摘を受け、今日の昼休みの出来事をはっと思い出した。そうだった、ユリシアのアナル開発計画をすっかり忘れていた。俺としたことが……。

 

「そうだよ、アナルだよ……!」

 

「ふえ? ……って、そういえば……」

 

 俺の呟きを聞いて、ユリシアも昼のことを思い出してくれたようだ。恥ずかしさと期待に満ちた瞳で俺の顔を覗き込んできていた。

 

「そ、それじゃあ、今度はお尻で……気持ち良くなりたいな……♡」

 

「はい、喜んで!」

 

 思っていた以上に楽しみにしていたらしい。俺はいつも以上に元気な声を張り上げ、ユリシアを浴室の床の上に伏臥させた。うちの浴室の床は柔らかい素材でできているから問題ないな。

 

 そうして、ユリシアに股を開かせ、その間に身体を割り込ませる。俺が見つめる先はただ一点、ユリシアの臀部の割れ目だ。ワクワクが止まらないぜ。

 

 俺は震えそうになる手をそっと伸ばし、ユリシアの柔らかな左右の尻丘に触れる。そのまま、割れ目を開くように尻肉を外側へと引っ張った。

 

「んんぅ……♡ お尻の穴……見られちゃってる……♡」

 

 そこから覗けたユリシアのピンク色をしたアナルは、これから起こることに期待してか小さくひくついていた。

 

 その光景と香る雌臭により、俺の理性の箍は外れかかってしまっていた。

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