しかも、大変嬉しく大感謝でありますが、
私の好きな作者様の一人で、 賢真様に頼みこんで、雷狼竜愛のお三方にご出演して頂いた次第。
ですので、長文となっておりますが切にお付きあい頂きたいと思います。
ささ、読んでやってくださな。後程後書きにて。
では物語の始まり始まり……♪
爽快な天気に見守られつつ、森丘の秘密♪の場所から集会所へと戻ってきた、面々。
「ねぇ、ミアリスちゃんだっけ、HR 上げるのに手伝うからさ、一緒に組まない?」
突然のライザからの提案だった。
「え、あたしですか?」
その誘いには、ミアリスも驚いた。てっきりニャースを誘うものとばかり思っていたからだ。だが、すぐには返事を躊躇った。
「あ、あたしじゃ足手まといじゃ………。」
「大丈夫♪勿論、ニャーさんとも一緒にクエストに行きたいけど、今あたし達は仲間を増やしたいの。信頼できる仲間をね。
あんたとは身体まで知った仲だし、足手まといとは思わないし基本に戻る意味でも、あんたのランクあげを助ける事であたしらと同等になれる。いい話だと思わない?」
「それは私も賛成です。私からもお誘いしたいのですが、どうですか?昨日綺麗な身体と、ホクロの場所まで見せて頂きましたし♪」
と、ロアラもサラリと爆弾発言する。
「ニャ!それは知らなかったニャ、是非教えて欲しいニャ!」
「それは内緒です♪」
ロアラがミアリスにウィンクする。ミアリスも顔を赤くして照れていた。
「分かりました。よろしくお願いします。お姉様方。」
「良かった。仲間が増えた。いやぁ、なかなか信頼できそうなハンター居なくて困ってたところだったんだよね~。助かるよ。」
「いぇ、全然!こちらこそお願いします。」
「よろしくです、ミアリスさん♪」
二人と握手を交わすミアリス。双方にとっても利害の一致した、組み合わせが成立したのだった。
「良かったニャ、ミアリス!」
「うん!でも、帰って来た後は一杯愛してもらうから覚悟しといてね♪」
「ニャ、ニャハハハ。お手柔らかにニャ♪」
と一度彼女達と離れる事になったニャースであった……。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
ここは色んなフィールドがある内の1つ、古代林……。そのエリアの一番奥の方、エリア10の場所の奥で戯れをする物たちがいた。
そこは古代樹の木々が天井まで覆い被さり、日の光は入る隙がない。中央付近には、胞子を着けた大きな茸が生えていた。その巨大樹木の裏側に普段は誰にも気付かれる事のない入り口があり、入って行くと直径で約10m程の広い場所に出る。そこから漏れる甘い声……♪♪
「はっ、はぁぁ♪凄ひぃぃ、大ひいぃぃ♪はんっぁ…んっ、んっ、んっ、アハァァァ、らめぇ♪」
「ガルッグルッグルッグルッ♪」
身体がほんのり赤みを帯びて汗と愛液を垂らす全裸の女性と、翼は無いが尻尾が刃のように研ぎ澄まされた、切れ味抜群の斬竜ディノバルドが、バックから肉棒を彼女の秘部に挿入し前後にストロークしていた♪
彼女は嫌がる所か、気持ち良さで自らも腰を振って喜んでいる。
愛液が女性の両内股を止めどなく伝い落ち、淫靡な匂いと共に肉棒を突き入れられ、歓喜の声を上げていた。
女性は黒髪の長いストレートヘァで、武具らしい物はなく村人の衣服が傍にあった。ナイスなプロポーションをしていて、モンスターならず人間の男性でも一目置く存在だろう。そんな女性が何故ディノバルドと!?と、そこはさておき、一心不乱に一人と1頭が愛しあっている。ディノバルドが彼女の背中に軽く身体を寄せて、体躯に似合わない小さな前足で、乳房を揉みしだいた。
「はぁ、あんっ、いいのぉ。りっぱい揉んでぇ♪」
時折、乳首を爪で優しく転がす。その度に彼女の身体も跳ね上がり、甘い吐息を漏らす……。それに興奮したディノバルドは彼女の両腕を掴んで押さえ、肉棒を突き上げていくのだった……。
「あっ、あぐっ!しゅ、しゅごいから。それしゅごいから!ディーノ、いいわぁ……あ”あ”あ”もういっちゃいそう♪♪」
ディーノと呼ばれたディノバルドも限界が近づいていた。前後に動かす腰のスピードが早まっていく!
「くぁうぅ……しゅごいぃぃ!ねぇん、一緒にいってぇ!」
「グァ!」
ディノバルドも頷き返す。
「アハァ、い、イグッ、イグゥゥゥゥ!!」
「グォアァァァァ!」
女性の中に精が大量に放たれる。その悦びを噛みしめながら、お互いにその場に横になりディノバルドの舌の先と女性は口づけをしていた。ディノバルドは女性の背中を囲うように優しく尻尾を回り込ませる。
女性も微笑んでしばらく余韻に浸るのだった…………。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
ニャースは家に戻る前に猫飯屋で食事をしつつ、さりげなく周りを行く女性を見ていた。すると、離れた所から歩いて向かって来る女性がいる。ニャースも驚いて、自分なのかどうか周りを確かめる。
当然、彼女の視線の先にはニャースしか居なく、周りにはそれらしいハンターや村人は居ない。
ポニーテールの黒髪で、村人の衣服を着ているのでハンターでは無いことはすぐに分かった。まだちょっと、幼さが残る雰囲気の女性だ。
その女性はニャースの前に来て立ち止まる。ニャースもドギマギして、固まっていた。
「ニャ!?ニャんの用ですかニャ?」
「ニャースさん……ですよね?」
「は、ハイニャ、そうですニャが……?」
「お願いします!私のママを助けて下さい!」
と、女性は深々と頭を下げていた。ニャースは驚いてしまった。見ず知らずの者に、急に頭を下げられている。周りも何事かと、注目している。
「ニャ、ニャ、あ、頭を上げて下さいニャ。ま、先ずは話を聞かせて下さいニャ。おいらの家に行きましょうニャ。」
そう言うと、女性は素直に頷く。ニャースは取り敢えず家に案内する事にした。
一応ニャースも実は家を構えている。いっちょ前に。
「何か言ったかニャ?」
い、いや別に………。
ミアリスの家とは反対側の方向で、集会所のテントも利用するが、彼女の話はそう容易そうではないと思い、人に聞かれる事もはばかるだろうと、ニャースなりに気を使ったのだ。
集会所を出てユクモ村へと繋がっている道沿いの途中から少し奥まった位置にニャースの家はあった。
平屋の大きな家で、庭もある。建物内は5LDKであり、キッチンもお風呂場も大きい。
リビングも30畳ある。部屋も10畳ずつあり、寝室や応接室、武具部屋、アイテム部屋と、超贅沢な造りの家だった。どんだけ贅沢なんだろうこの猫……。
その応接室へと、彼女を通す。
「どうぞ、座って下さいニャ。」
豪華な気持ち良さ抜群そうなソファーらしき椅子がある。彼女もあまりに豪華過ぎて座ることも躊躇ってしまう。だが、ニャースに大丈夫と促されようやく椅子に腰掛けた。
ニャースも食料庫から飲み物と、おつまみを出してきた。それを薦められつつ、ニャースに事の顛末を聞きたいと、促された。
「はい、わたしはレミリィといいます。ママはイザリアといいます。実は、モンスターの呪いにかかっていて、毎晩出掛けてしまい朝帰りなんです。」
「旦那さんニャは?」
「いえ、私が産まれる前に亡くなってたそうです。」
「そうニャか……。」
「なのでママと二人で暮らしていました。
あまりに夜な夜な出掛けるので尋ねても、知り合いに会いに行ってるの。凄く優しい人よ♪と言うだけで………。」
「ニャるほど………。」
「これじゃ埒があかないと、現場を押さえて辞めさせようと後を追いかけたんです。」
「ニャ!?大丈夫ニャったかい?」
「はい、それは無事でしたがママの姿の方がショックで…………。」
彼女は小さく身体を震わせていた。ニャースは驚きつつも何があったのか尋ねなければ先に進まないと、覚悟して声をかけた。
「一体何を見たニャか?」
レミリィはビクッと身体を震わせたが、決心したのかニャースの方を向いて話し出した。
「ディノバルドと言うモンスターはご存知ですよね。」
「ニャ、勿論知ってますニャが……。」
「そのディノバルドと、家のママが愛しあっていたんです!」
「ニャ!ニャんと!」
さすがにニャースも驚いた。相手がディノバルドとは。
「それで、ディノバルドから家のママを取り返して欲しいんです!お願い出来ませんか?」
ニャースは悩んでいた。ニャースもモンスターの愛人がいるからだ。無理矢理は返って逆効果になるのではないか……。
更に爆弾発言が飛び出す!
「ママを取り戻してくれるのであれば…私を報酬にして下さい………。」
顔を赤くしてモジモジしながら、うつ向いてしまうのだった。
そこまで、言われたニャースである。断る理由もなく。
「分かりましたニャ!おいらでよければ、やりますニャ!」
レミリィの顔がぱっと明るくなった。
「ありがとう!うれしい!」
とニャースに抱きついていた。服の上からでもわかる大きな胸が、ニャースの顔を挟み込む。ちゃっかり、しばらくその感触を味わっているのだった…………。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
変わってこちらは別のフィールドの1つ、原生林………。いろんな地形のエリアが望むそのフィールドは各エリアによって様々な顔をしている。そのエリアの内、エリアの7と言われる場所に異変が起きていた。
そのエリア全体が巨大な繭の様に覆いつくされ、隣のエリアへの移動が遮断されていたのだ。何度かハンターが通路を確保しようと試みたが、相当分厚い壁のように蜘蛛の糸が敷き詰められ、並みの武器では皮1枚を斬るような程度で何の足しにもならない程に頑丈であった。
中から聞こえるモンスターの咆哮と、人間の女性のうめき声が多数聞こえるので、あまりに不気味で近寄らなくなっていた。
その中では、1匹のモンスターが、人間の女性達を相手に肉林を味わっていた。4足歩行で足は長め、カマキリのように折り畳めるリーチの長さのある両手代わりの触手、目は8つで、背中は刺々しい数本の針の山になっている。
ハンターやギルドの間ではネルスキュラと呼ばれていた。
そのネルスキュラの前には巨大な蜘蛛の巣が形成され、8人程の女性達が巣の所々に絡まっていた。
全員、全裸で目は虚ろになっていて、その内の3人程は手と足に防具が付けられたままになっている。ハンターだろう、なかなかのプロポーションをしている。他の女性は服の千切れた片から村人のようだ。その女性達は抵抗どころか、身体をピンク色に染めて汗をかき、しかも秘所から大量の愛液が内股を伝い足へと流れ落ちていく……。
更に驚く事に、その蜘蛛の巣が、幾重に触手となって彼女達の身体を弄んでいた。一人一人に何本も絡み付き、胸に巻き付き乳首を締め付け、足に絡んで股を広げ触手が前の穴と後ろの穴を同時に犯している。
そして、上の口にも触手が挿入され、フェラチオ状態で全身の急所を1度に快楽を味あわされていた。一人は空中で四つん這いの体勢にされてバックから犯され、一人は正常位の状態に。一人はM字開脚の状態で突き入れられ、一人は逆さまで股を広げられて犯され、色んな体位にさせられていた。
それぞれが快楽に身を投じ、喘ぎ、興奮し、身をよじらせながらも快感を貪っていた。他の事が考えられなくなっている。
その一人が、直接ネルスキュラに手足を押さえられ、バックから肉棒を挿れられ、嫌がる所か歓喜の喘ぎ声を上げていた。
「んひぃ!しゅごいぃぃ!こんなしゅごいのだめぇぇぇ!またいっちゃうゥゥゥ!」
「フシュシュシュシュ~~~~!」
「ん゛あぁぁ!い゛く゛ゥゥゥ!」
「シャァァ!」
中に精が放たれる。お腹が膨れるほどになり、肉棒を引き抜くと秘部から大量の精が流れ落ちるのだった……。すると、次の女は……。と品定めをするように、8つの目でヨダレを垂らしながら、見ている。その内に、今抱かれていた女性は触手に捕まれ引きずられて巣の方に戻され、引き続き触手に犯されていた…………。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
ここは古代林のエリア4。いつもの如く、エリア10の秘密の場所でディノバルドことディーノと親密な情事のあと、村に戻る為に移動しているイザリアの姿があった。
彼女は、護身用に短剣は用いているものの、大型のモンスターに遭遇してはと、なるべく各エリアの外側を歩いて移動していた。
ディノバルドにエスコートして貰えば?とも考えたが、逆にハンターに遭遇する可能性もある。なので、心細くはあったが愛するディーノの為に、一人移動するのだった。そのエリア4を歩いていたときである!
「キシャァァ!」
不気味な咆哮が後ろから上がり、驚いて振り向こうとしたが粘りのある糸に絡め捕られる!叫ぼうとしたとき、¨ドスッ¨という衝撃と共に身体に針の刺さった感覚と共に、気を失ってしまった。
そのまま絡め捕ったイザリアを担ぎ、その¨物¨は立ち去って行った………。
その次の朝、ニャースも気にはなっていたので、朝早くから着替えて出発準備をしていた。そこに息も絶え絶えに、全速力で走って来たものが。
「ニャ!ニャースさんは居ますか!!」
声の主がレミリィと分かり、急ぎ扉を開ける。
「一体どうしたニャ!」
「マ、ママが……。帰ってこなかったんです!」
「ニャ、ニャに~~~!!」
何か胸騒ぎを感じていたニャースである。
それもあって、朝早くに出発しようと準備していたのだ。
「何かに巻き込まれていなければいいニャ。」
不安を拭い切れないまま、準備を急いだ。
「な、何かに巻き込まれたんじゃ………。」
レミリィも不安が入り交じっている。
「ニャ、大丈夫ニャ。何かあってもおいらが必ず助けるニャ。それまで信じて待ってて欲しいニャ。必ず連れて帰るニャ!ダメニャか?」
と、ウルルン攻撃♪
ちょっと気が紛れたのか、微笑んで頷き返してきた。
「ありがとうニャ。必ず助けるニャ。」
真顔でそう答えるニャースに、レミリィは突然ほっぺにキスをした。
「じゃあ、待ってるから♪」
と言って、走って自宅まで帰って行った……。顔を赤くしてキスされたほっぺを撫でながら、しばらく放心しているニャースだった。
そして、準備が整い集会所で猫飯屋に寄ろうと家を出ようとした瞬間に扉が強引に開かれた!
「ニャ―さん!」
「ニャ、ニャわっ!びっくりしたニャ~~も~~~。」
受付嬢のリザリーである。
「それどころじゃないわ!ギルドからニャ―さんに緊急クエストの依頼がきたのよ!」
「ニャ、ニャんと。こんな時にニャか………。」
間が悪い、とはこう言う時の事をいうだろうか。イザリアを救出にと思っている矢先にこれか!と焦りを隠せないニャースだった。
だがギルドからの依頼も後回しには出来ない。取り敢えず話は聞いておこうと思い、リザリーに内容を促す。
「原生林のエリア7が巨大な蜘蛛の糸で造られた繭が隣のエリアの移動を妨げているの!中から数人の女性の声とモンスターが1匹の声が聞こえるようよ。観測船の情報だと、モンスターはネルスキュラ、時々糸で絡め捕った女性がそのなかに連れ込まれているみたいなの!」
「ニャ、ニャんと!ま、まさかニャ………。」
「え、何か心当たりが?」
「ニャ、そう言う訳じゃないニャ。ニャが、他にハンターには依頼がないニャか?」
「勿論、他のハンター達にもなん組か通達が行っているわ。私はニャ―さんの出番だわ。と思って、一番に知らせに来ただけ♪」
野生の勘………、え、誰でもピンと来る………、失礼しました。イザリアが、捕らわれてしまった可能性が高いと、ニャースはそう判断したのだった……。
「了解ニャ。そのクエスト受注するニャ!依頼OKニャ!」
リザリーも親指を立ててグッドポーズ♪
「分かった、そのまま受注を受けるわね。じゃあ宜しく!この間の約束もお願いね♪」
「分かってるニャ。忘れてないニャよ♪」
そう返事を返すと、微笑んで足早に仕事場へと戻って行った……。
「ニャて………、これは急がニャいと。」
ニャースも急ぎ猫飯屋へと向かうのだった………。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
猫飯屋でガッツリ食べたあと、早速フィールドへと向かう。だが方向が違っていた。原生林へ向かう筈が古代林へと、飛行船を向ける。
まずは、確かめたかった。エリア10のその奥で、一人と1頭は居るのか………。ベースキャンプを降りたニャースは直ぐにエリアへと飛び出した。さすがにニャンター。全速力で走ってもスタミナが切れないとは恐れ入る。どんどんと先に進み、エリア10に到達。その奥の広場に足を踏み入れた。
そこにはディノバルドの姿はあったが、彼女の姿が見当たらない。ディノバルドも彼女が現れたとばかりに思っていたため、お迎えしたつもりが想定外にガックリと首をもたげてしまった。
「ニャ、ニャハハハそこまであからさまに気落ちしなくてもニャ………。」
なんだか気まずそうな感じがするニャースだった。
「ニャ、イザリアさんは来てニャいニャか?」
イザリアの名前が出たので、驚いてニャースを見た。何故知っていると言わんばかりの顔だ。
「その様子ニャと来てないようニャね?」
「クルッ………。」
こんな顔もするんだと言いたくなるような、切ない表情のディノバルド。意外にカワイイ所がある。
「やっぱりニャ……。急がないとマズイニャ。」
ニャースの読みは当たりだった。二人が居たならそれで無事が確認出来る。しかし、ディノバルドしか居ないとすれば、まして家にも帰って居ないのであれば………。誰もが気付くよね、この展開。
「ニャあ、ディノバルド。イザリアさんは恐らく拉致されたニャ。家にも帰ってニャいそうニャ。」
「ガゥ!?」
ディノバルドが、なんの事か分からずニャースを見つめる。
「お前さんの、大事な人が他のモンスターに連れ去られたニャ。どうニャ、一緒に助けに行かないニャか?」
ようやく、ディノバルドはイザリアが緊急事態だと悟る。そして真顔に戻って、頷き返す。
「ニャあ、一緒に行こうニャ!おいらも、イザリアさんの娘さんから依頼されてるニャ。目標は原生林ニャ!」
「ゴァ!」
「ニャ!」
ディノバルドは背中に乗れと促してきた。ニャースも微笑んで頷き返す。そしてディノバルドと共に、秘密の場所を後にするのだった。目指すは原生林、エリア7!!
……………………………。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
目を醒ますと、見慣れない場所にいた。地面が数メートル下に見える。しかも、全裸で触手に絡まれ身動きが出来ない……。周りを見回すと女性達が喘ぎ声を上げて、触手に犯されていた。彼女も驚くばかり………。更に驚く事に、前方を見ると明らかに蜘蛛ですと言わんばかりの体躯のモンスターが、二人の女性を味わっていた。一人をバックから肉棒を突き入れ、もう一人をM字開脚で持ち上げて、秘所を舐め回し、愛液を啜るのだった……。
彼女はやっと自身の立場がどうなって居るのかを理解した。そう考えている最中も、触手はうねうねと動き、全身の性感体を探っている。彼女もその快感に堪えながら、逃げ出す手を考えていた。また、もしかしたらディーノが気付いてくれたら……。と淡い期待もしてみたものの、来てくれるのか、このモンスターと対峙して怪我をして欲しくはないしと、色んな思いが彼女を困惑させていく。だが、こう言う時に限って悪いことばかりが思い浮かぶ。
そんな思いのやり取りをしているうちに、ネルスキュラが、二人の女性をいかせまくり、地面に降ろした。
だが、ネルスキュラの方は治まってないようで、次の女性を物色し始めた。視線を逸らそうと思った時には既に遅し。彼女を見てヨダレを垂らし、ニヤリとするネルスキュラの顔があった……。
……………………………。
「ニャ!な、なんニャコリャ!」
何とか辿り着いた、ニャースとディノバルド。ディノバルドも繭の中の匂いを嗅いで、最愛の彼女もいる事を確認する。
「ゴァァァァァ!!」
高級耳栓じゃないと、押さえきれない程の咆哮を上げる!
その声に、目に涙を滲ませる者が。
「ディーノ~~~!!」
彼女も力一杯に最愛のモンスターの名を呼ぶ!ディノバルドも、彼女がいる事が分かり、助けたい一心だった。
「ニャ……、ディノバルド。1つ頼みがあるニャ。」
とニャースがディノバルドによじのぽり、顔の傍で小声で話した。するとディノバルドも納得して頷き、尻尾を前に回してきた。
「よっしゃ、やるニャよ。」
と、おもむろに砥石を出してディノバルドの尻尾を砥ぎだしたのだ。1つまた1つと砥石を替えていく。徐々に尻尾が研ぎ澄まされていく。
「一体何をしているんですか?」
「ニャ?」
驚いて見上げると、3人の女性ハンターが。話し掛けて来たのは、小柄でウルク装備のヘビーボーガンを背負っていた。もう一人はフロギィ装備のヘビーボーガンを背負っる、ニャースには堪らない装備の1つであった。もう一人は、ザザミ装備で片手剣のヒーローブレイドを背負っていた。
「スイマセンニャ……、砥石を少し分けて貰えないニャか?」
「は、あんたなに言ってんの?ソイツの尻尾を研いでどうする気さ。」
「まあ、まあ、ラリューヌ。アタシはシズノ。こっちはジャスパーで、こっちはラリューヌ。ギルドから依頼を受けて、モンスターの討伐と女性達の救出に来たのだけれど、この繭を斬らないと中に入れなくてね。ディノバルドの尻尾で斬れるの?」
3人は物珍しそうに見ている。しかし、ニャースの手入れによって、光沢を放ち切れ味が上昇していく。
「シズノ様、彼らに構わず私たちで方法を考えましょう。」
とジャスパーがシズノの手を取って、離れようとしたとき、
「同じ匂いがするニャ………。」
「えっ。」
その言葉にシズノは反応していた。
「放っておきましょう、シズノ様。」
「そうね。他に方法を考えようよ、シズノ。」
「うん、ちょっと待って。スゴく気になるんだ。ねぇ、アタシが同じ匂いがするってどういう意味かな?」
「素敵だニャ♪」
「え、な、何を……。」
急に突拍子もない事を言われたので、シズノもちょっと照れてしまう。
「あなた、シズノ様をたぶらかそうとしてもムダですよ。あなたより数倍強い味方が居ますから。」
「こ、こら。それは内緒でしょ。」
「はっ、そうでした。こんなエロ猫を構っている暇はありませんね。」
「ねぇ、あなたその装備、儘滅刃のものよね。」
今度はラリューヌが食いついた。
「え、ラリューヌなに言って………。もう、いつまでもこの猫と付き合っていると、変態が移っちゃうぞー」
「おあいにくね。ジャスパーには勝てないと思うけど。」
「大丈夫です。あなた程濫りがましくありませんから。」
「ちょっと、英雄の妹に向かって濫りがましいですって?」
「あの乱れようは……。濫りがましくなければ、なんと言うのでしょう?」
「あいっかわらずね、その口調は。ほんっとにシズノにだけは無いよね。」
「当然です。シズノ様は私の命です。無礼な事など出来ません。あなたじゃないんですから。」
「ちょっと、私がいつ無礼な事したって言うのよ!」
「あ、ご免なさい。口が滑りました。」
「ちょっと、ストーップ!ここで喧嘩しても解決しないよ。アタシらは仕事で来てるんだから。」
「そうでした、申し訳ありません、シズノ様。」
「それもそうね、分かったわシズノ。」
「仲が良さそうでいいニャ♪」
「フフ、そうね。スッゴクね♪」
「おいらはニャースニャ。突然同じ匂いがすると言ってすまないニャ。」
「そう、それ!どういう事なの?」
「ニャァ、おいらは人間にも愛人がいるニャが、モンスターにもいるニャ。そしてこのディノバルドも、人間の彼女がいるニャ。その彼女が、この中に捕らわれているのニャ。シズノさんからそんニャ匂いがするのニャ。」
「え、他にもアタシのような人が……。」
シズノにとっては、驚きと新鮮さがあった。同じモンスターの彼氏がいたことを知り、嬉しくもあった。
「じゃあ、その彼女を救う為に?」
「そうニャね。おいらは、他から同じ人の救出に頼まれたニャけど。」
じん、となるシズノ。これが、ジンオウガのオウガちゃんなら助けに来てくれるんだろうか、いやきっと来てくれる。オウガちゃんを信じてるもん♪
「カッコいいね、ディノバルド君。」
「ガルッ♪」
「やっぱり同類ニャったニャ♪」
「で、その研ぎ澄まされた尻尾で、この分厚い繭を叩き斬るの?」
話を聞いていたラリューヌが、話し掛けてきた。
「ニャッフッフ。そうニャ。普通の尻尾のままニャら5分の1も斬れないニャが、繰り返す時間もないニャ。ニャら、いっそ研げるだけ研いで、一気に斬れるようにすればいいニャ。そして、彼女と女性達を救うのが優先ニャ。」
「成る程。じゃあさ、ここは協力しない?サポートするからさ♪」
「ニャ!いいニャか?」
「私はシズノ様の方針に従います。わたしもそこのディノバルドの事は見過ごせない気がします。」
「でしょ?さっすがジャスパー、ありがとね。」
「い、いえ、そんなもったいないお言葉。でも、このクエストが終わったら甘えてもいいですか?」
「え、そこに辿り着くの?もう、しょうがないなぁ♪」
「ニャ?あの二人ニャっていつもあんな感じニャか?」
「そうね。ジャスパーがべったりだからね。」
「ニャるほど………。」
尻尾を研ぎながらも、ラリューヌと小声ではなすのだった。
「ニャて!尻尾もバッチリニャし、改めていいニャか?」
「こっちはOKだよ!」
「ニャ、ディノバルド君、頼むニャ。」
「ガルッ!」
一歩前へ、ディノバルドが繭の前に進む。
そして勢いよくジャンピングして体をしならせ尻尾を真上から弧を描くように垂直に降り下ろす!
すると繭が見事に真っ二つに分かれた。
「今ニャ!」
「「「おぅ!!」」」
「ディーノ~~~!!」
いきなり声をのする方を振り向くとネルスキュラにまさに犯されているイザリアの姿が……。
「ガァァァァァ!!」
ディノバルドがその姿を見て咆哮を上げる!よく見るとネルスキュラの尻部分から糸の触手が生えていて、イザリアの手足を掴んでいる。バックの状態でネルスキュラの肉棒がイザリアの秘部に突き入れられ、前後に律動している。イザリアは顔を真っ赤にして快楽に耐えている。ディノバルドもネルスキュラに対し目に怒りの焔が灯った……。だが、イザリアが人質の様にネルスキュラに犯されている。前側に居るのでディノバルドの得意な尻尾やブレスが使えない……。
「グルルルル。」
牙を噛みしめてどうしたらいいのか、動けずにいた。その時だった。
「ギシャァァァァァ!!」
向かって左側の前と後ろ脚が崩れる。振り向くとシズノとジャスパーがボウガンで脚を狙って攻撃してくれていた。
「ニャ!ナイスニャ!」
「任せて!」
「当然です。このぐらい出来ないと先がありませんし。」
脚を崩したおかげで、イザリアが地面に振り落とされる。それを見つけてディノバルドがイザリアの元に駆け寄ろうとした時、体勢を戻したネルスキュラが蜘蛛の糸をディノバルドの目の前の地面に張り付けそれに引き寄せられるようにジャンプしてきたのだ!一気にディノバルドの目の前に!二本のカマキリのような大きな触手で左右からたたき込むように挟み込む!
「ギャガァァァァァ!!」
ディノバルドがその反動と激痛に後方に倒れる。その身体は全身赤黒くなり出していた。
「い”やぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
イザリアがディバルドの姿に絶叫する!
「フシュシュシュシュシュ。」
ネルスキュラが不気味に笑う。邪魔された事への逆恨み……。
「ディーノ……。ディーノ~~……。」
イザリアがディノバルドに駆け寄り、顔を撫でている。
「死んじゃいやぁ、死なないで、死んじゃダメぇ……。うっうっ……。」
「はたから見てもいい気がしないね。」
「そうですね。シズノ様と同意見です。許せるものではありませんね。」
「そうね。こんなにイラっとくる奴は初めてよ。」
3人共に意見が合ったようだ。武器を構えて戦闘体型をとる。しかし、手を横に広げて止める物が。
「任せてニャ。」
「えっ………。」
シズノもニャースの姿を見て驚く。それはニャースが全身に焔を纏っていたからだ。
青白くそれでいて激しく、ニャースの気持ちが現れているようであった。ゆっくりとニャールノヴァを片手に構え、ネルスキュラに向かって歩いていく。
「フシャァァァ!!」
焔を纏ったニャースに対し、待ち受けるネルスキュラ。
「お前、ちょっと頭に乗りすぎニャ。人の恋路を邪魔する奴は、ファンゴにどつかれて死んでしまえニャ。」
それを聞いたか聞かずか分からないが、ネルスキュラも触手に猛毒エキスをタップリと浸けて左右に広げながら、ニャースに向かってきた。
「じゃ、アタシらは彼女達の救出に回るよ!ひとりひとり3人で解放しよう!」
「了解!」
「了解です!」
触手を叩き斬るのはラリューヌが。シズノとジャスパーは触手を剥がし、毛布を身体に巻いてやる。幸いだったのは、ネルスキュラがニャースに集中する事で、彼女達から意識が離れ、全員気を失っていたことだ。一人一人確実に助けていく。
一方、ネルスキュラとニャースの戦いが始まった。猛毒を仕込んだ触手を両サイドから思い切り挟み撃ちをしてくる!いい叩き音がしてニャースが挟まれた!ネルスキュラも手応えあったと過信した。だが、次の瞬間触手に火の手が上がり爆発したのである!
「ギシャァァァァ!!」
ニャースは剣を横に構えて、自身を挟まれないようにし、触手で攻撃してきたところに爆発の炎を付けたのだ。こちらの世界で言えば、火炎瓶の強化版と言ったところか。それで触手が吹き飛んだのだ。猛毒で相手を…と思っていたところに反撃を喰らい、激痛でその場に崩れて暫くもがく。ニャースは険しい顔のまま、ネルスキュラに近付いていく。
それに気付いて、逃げ出そうとするが、ニャースの攻撃の方が速かった。大ジャンプして剣を斜め下に降り下ろす!
「ギャグワァァァァ!!」
ネルスキュラは袈裟斬りにされ、逃げ出そうと踵を返したが間に合わなかった。体液を流しながらも片足を引きずりながらそのエリアから離れようとする。が、静かに怒りの焔を纏うニャースから逃げる事叶わず。
ニャールノヴァをゆっくり振り上げ、垂直に空を斬った。地面を炎の柱がまっすぐにネルスキュラへと向かっていく!
「ギシャァァァァ!!」
鈍い断末魔と共にその場に崩れ落ちていくのだった……。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
「こっちは全員無事に救出完了よ!」
「ありがとうニャ!助かったニャ!」
猫タクを呼んでくれていたようで、二人ずつ乗せられ、ゆっくりと戻って行くのだった。
「あなた、やっぱり“爆炎の焔”でしょ!」
「え、ラリューヌ知ってるの?」
シズノが驚いてラリューヌに聞き返していた。
「うん、だいぶ前だけどファル兄から聞いたことがあって、伝説の女性ハンターとオトモのコンビがいるって。吹雪や氷を自在に操る太刀使いのハンターと全身に焔を纏うオトモだそうよ。相容れぬ属性の二人が、凄く絶妙なコンビネーションなんだって。あのミラルーツと酒を酌み交わしたとかナンとか。」
「へ~そうなんだ!」
「私もそこまで聞いたのは初めてですね。とても伝説のオトモとは思えませんが。」
「ファル兄も、伝説の剣士を目標にしてるって聞いたよ。」
「ニャ!ファル兄さんて、アスファルドさんニャか?」
「え、あんたファル兄を知ってるの?」
「知ってるニャ。懐かしいニャ。ヨロシク言っといてニャ♪」
「やっぱりファル兄は凄いや。こんな有名人のオトモと知り合いなんてさ。」
「そうだね。良かったねラリューヌ。」
「うん!」
「で、ニャースさんの依頼はどうするんですか?」
ジャスパーもそこは気になっていたようだ。ずっとイザリアがディノバルドにすがりついて泣いている。とてもじゃないが、連れて帰れるような状態じゃない。
ニャースはそのイザリアの傍に来た。その様子を3人はじっと見つめる。
「イザリアさんニャか?」
目を真っ赤に腫らし、涙を浮かべながらニャースの方に振り向く。
「はい。そうです、先程はありがとうございます。ニャンター様、どうか、どうかディーノを助けてくださいませんか?お願いします!ディーノをどうか!」
藁にもすがる思いとはこう言う事なのだろう。
「助けたいニャか?」
「はい!お願いします!ディーノが助かるのなら、この身を貴方に捧げます!ですからどうか!」
必死である事は分かっているニャースだ。だから、どれだけ命懸けなのかを確認したかった。どれだけディノバルドの事を慕っているのか………。
「ニャフッ、あなたの気持ちはしっかり伝わったニャ。もうじきお迎えが来るニャ。必ず助けるニャよ。」
その返事に、イザリアは驚いて目を見開き、そして両手で顔を覆い、涙を流すのだった。
「あ゛、あ゛り゛がと゛う゛ございますぅ!うっうっうっ。」
やがて、大気が乱れ始める。暗雲がたれ込め、渦を作り出す。小さな雷が見え隠れしている。
「ま、まさか………あの雲の渦は…………!」
ジャスパーが上空を険しい顔をしながら言葉を洩らす。
「……………。ジャスパー…………。まさかと思うけど……アイツなの?」
雲の渦が徐々に広がっていく。
「はい。さすがシズノ様………、そのまさかです………。」
だとしたらマズイじゃん!オウガちゃんの住みかが無くなっちゃう!このまま、霊峰へ帰すわけにはいかない!
そう考えを巡らせていると、渦の中心からこちらに向かってゆっくりと姿を現してくる。
ほとんど空中で過ごし、その為に4本の脚は退化し、透明感のあるヒレが要所にあり、威厳と強さ美しさを兼ね備えていた。
「「「アマツマガツチ!」」」
3人はそう叫ぶと、いきなり武器を構えて攻撃に転じようとした!
「ニャ、ニャ、ニャ!待ってニャ~~~!あれはおいらの愛人ニャ~~~!」
!?!?!?!?
3人共に目が点になる。
「「「なにぃぃぃ!!」
叫んでニャースに詰め寄る。
「ニャ!大丈夫ニャ!愛人はほんとニャ。彼女は霊峰には居ないニャ。おいらとの秘密の場所で生活してるニャ。ニャから安心していいニャ♪おいらが保証するニャ!」
伝説の物達って、どんだけ?と、違う意味で関心してしまう3人であった…………………。
読了ありがとうございます!引き続き、次話をお待ちくだされば、感謝でございます。
ではまた次話にてお会いできることを切に願って……♪
紅龍騎神でした………♪♪