※この作品はR-18です。

男の少ないデレステ世界で2度目の人生!?   作:猫仔猫

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亀進行になりますよー



前回はよりにもよって曲名をミスるという大失態をしでかしてしまい、申し訳ありませんでした。
夏だからといって『あなたの知らない世界』を思い出したのが悪かったんや……







中学2年 4月1日 アイドル事業部正式稼働開始

4月1日、ついにアイドル事業部の正式稼働開始日だ。

所属アイドルは13時半に来るように伝えられていたので、俺と楓さんは昼のちょっと前に346本社へと向かった。

 

本社に着いた俺達は346カフェで昼ご飯を食べる。

13時にバイトを上がる菜々さんを待って、合流後にプロジェクトルームに向かう予定なのだ。

 

昼時とあって店内は混んではいたが、満席ではなかったので空いているテーブル席に着くと、菜々さんが注文を取りにやって来た。

 

「楓さんに純君いらっしゃいませ、注文をどうぞ」

 

「んー、俺はクロックマダムと紅茶で。楓さんは?」

 

「私はサンドイッチと紅茶でお願いします」

 

飲み物は二人とも紅茶だ。何でかコーヒーの匂いが苦手になっているんだよね。

叔母さんは緑茶派だったから家にはコーヒーは無かったし、北条家でも速水家でもコーヒーは出なかったから気付かなかったんだよ。

ある日撮影の差し入れに貰った楓さんが持って帰ってきた。離れていた時は然程でも無かったんだけど、近づいたら気分が悪くなってしまったんだ。

それ以降、楓さんは俺の前ではコーヒーを飲まなくなった。『特にコーヒーが好きってわけでもないので、飲まなくても平気ですよ』と言ってくれている。

 

前世では平気だったんだけどね。この体がまだ成長中で大人の体になっていないからなのかね?

あっ、カフェオレやコーヒー牛乳は平気だよ。匂いがきつくないからね。

 

 

「お待たせしましたー」

 

食べ終わって二人でお喋りをしていると、エプロンを外した菜々さんがやって来た。どうやら時間になったようだ。

うん、そのメイド服は自前のなんですね、分かります。

 

菜々さんと連れだってプロジェクトルームに向かったが、部屋の中には誰も居なかった。なので、隣の執務室を覗いて見ると社員さん達が揃っていた。

 

「あら、純君もう来たのね。楓ちゃんと安部さんも一緒ね。始めは新しい子達への説明になるから、安部さんはソファーで待っててね。純君と楓ちゃんは好きにしてて良いわよ」

 

俺達に気付いた叔母さんがそう言ってきた。

確かに時間まで15分以上もあった。菜々さんの着替えでもう少し時間が掛かる予定だったのが、エプロンを外しただけなので全然時間かかってなかったし。

 

俺達は集合時間後も少しの間はフリータイムっぽいので、とりあえず歯磨きをしてしまう事にした。

トイレで楓さんと二人並んで歯磨きタイム。この歳までこの世界で生きてきても、共用トイレは微妙な気持ちにさせてくれるよな。

小の音はまだしも大の音はねぇ……。音〇とかの擬音装置を開発してくれないものか。それに学校では無いけど、ここだと順番を待っていると若いお姉さまが『一緒に入る?』とか揶揄って来る事があるのだ。一緒に入っても一人しか用を足せないだろうが!

 

 

歯磨きを終えてプロジェクトルームに戻る。入り口付近のソファーは使うみたいなので、奥の炬燵へと移動する。

ノートパソコンに持ってきた曲データを移して、モデリングソフトでデータを弄っていると楓さんが俺の脚を枕にして横になってしまった。

俺がイヤホンを付けてしまったので、ちょっと拗ねてしまったらしい。

 

時間の5分前になると青木姉妹が3人で部屋に入って来た。

そう云えばベテトレさんも春になったら346に転職して来るって言ってたな。あれが次女の聖さんか、姉妹の中では一番厳しそうな雰囲気がする。

 

そして程なくして山野さんに連れられて5人の少女がやって来た。面接の時はモニター越しだったからな、やっぱ生で見ると違うわ。

友紀さんは英語で何か書かれているトレーナーにズボンだ、ユニフォームのレプリカが普段着じゃない事にちょっと安心した。

アーニャはVネックのシャツに脛の半分くらいまでのカプリパンツだ。この間まで小学生だったくせに、このお洒落さんめ!

紗枝ちゃんは着物、うん可愛らしい。それ以上の言葉が出ないね!

美波さんはブラウスの上にカーディガン、下はミニスカに薄手のストッキング。薄い黒スト大好きです!

愛梨さんはTシャツに7分袖のシャツを羽織っている。下はミニスカで踝までの靴下なので、今日唯一生足だ。

 

俺の視線がソファーの方に向いているのに気付いた楓さんに、足を抓られてしまった。地味に痛いので止めて貰えませんかね?

まだ拗ねていると思われる楓さんの頭を撫でると、抓るのを止めて脚へ顔を擦り付けて来た。奏だと計算したうえでやって来るけど、無自覚でやっている所が楓さんの恐ろしい所だ。

 

 

「皆さん初めまして。この事業部の部長、佐々木です。現場の事は全て部長代理の笹埼君に任せているので、私は見守るだけなんだけどね。――じゃあ笹埼君、後は任せます」

 

始まったかと思ったら、部長さんは挨拶だけして執務室へと行ってしまった。それで良いのか?

代わりに叔母さんがソファー横のホワイトボードの前に立った。

 

「初めまして、部長代理でチーフプロデューサーの笹埼です。そしてこちらが皆さんのプロデューサーとなる山野、河野、森野です」

 

「山野です」「河野です」「森野です」

 

叔母さんの紹介に社員の3人が名字だけ告げてお辞儀をして行く。

 

「初めは契約の時に会った者が担当になりますが、プロデューサーが増えたり、担当アイドルが増えたり、ユニットを組んだり……仕事の都合上で変わる事もあります。……この先、担当プロデューサーが変わる事も有りえます。という事ですね」

 

「「「はいっ」」」

 

叔母さんの説明にアイドルたちだけでなく、社員の三人も返事をした。

 

「次に入館証の発行になります。今皆さんが身に付けているのはゲスト用ですが、誓約書に署名することで正式な入館証を発行して貰えます。内容は契約書と同じようなものです、要は346の社内で見聞きしたことを口外するなって事ですね」

 

誓約書が配られると、各自署名してハンコを押していく。みんなちゃんとハンコを持って来ていたんだな。俺の時は叔母さんのハンコを使ったんだよなぁ……

山野さんが誓約書を集めて確認すると、それを持って部屋から出て行った。システム部に持って行って、入館証を発行して貰うんだろう。

 

そして次にトレーナーの紹介が行われた。

聖さんはお初なので、俺達にも紹介して欲しいんですけど……

 

紹介後は麗さんの口からレッスンについての説明が行われた。基礎練にプールについてなどだな。またレッスンは明日からになるので、ウェアとシューズ、水着を忘れないようにと伝えられた。

 

麗さんの説明が終わったタイミングで、山野さんがシステム部の人達を連れて戻って来た。

システム部の3人の内、一人が紙を配ってアイドルたちへアプリの説明を始め、その説明の間に他の二人がスマホにアプリを導入している。

俺の時は一人だったからか、入れた後にアプリを操作しながら説明してくれたんだったよな。

 

説明が終わると、入館証を渡してシステム部の人たちは去っていった。アイドルが増えるたびに同じことをさせられるんだろうな、お疲れ様です。

 

 

「はい。じゃあこのメンバーで……って、あーっ! 純君っ、楓ちゃんっ! こっち来て、こっち!」

 

叔母さんが話の途中で、慌てて俺達の事を手招きして呼んだ。もしかして忘れてた?

楓さんを起こしてソファーの方へ移動する。菜々さんを除いた5人が驚いた顔をしている。

 

「みなさんは公式サイトを見ましたか? 純君が一番上に載っている『Jun』で、楓ちゃんが高垣楓ね」

 

その説明の仕方はどうなのかと小一時間……いや、面倒だからいいや。

 

「あーJun事、笹埼純です。色々とあって346のアイドル第一号として契約しました。同じ事務所のアイドル同士、よろしくお願いします」

 

「高垣楓です。モデルから転向してアイドルになりました。よろしくお願いしますね」

 

俺と楓さんが挨拶をすると、叔母さんの「せっかくだから、他の子も自己紹介しましょうか」という言葉に、アイドルたちも順番に自己紹介を始めた。

 

「えっと……ウサミン星から来ました安部菜々です♪ 歌って踊れるアイドル声優を目指してます、キャハッ☆」

 

仕込み通りの自己紹介だ。もしアイドルたちが自己紹介をするような事が有ったら、これをやるように菜々さんに言っておいたのだ。

社員と麗さん明さんはこれを見たことあるから普通にしているが、初見の聖さんと美波さんは呆気にとられている。

愛梨さんは「わぁ凄いですね」と言って、友紀さんと紗枝ちゃんは苦笑い、アーニャは……めっちゃ目を輝かしている(笑)

 

その後は他の5人が続いて普(・)通(・)の(・)自己紹介をして行く。

そして全員の自己紹介が終わった所で、再び叔母さんが話を始めた。

 

「じゃあ改めて。このメンバーでアイドル事業部が動き始めるのですが、まずは今月の第3日曜にミニライブが行われます。皆さん全員参加ですので頑張ってください。純君説明お願いね」

 

「えっ、俺が説明するの?」

 

「だって私より純君の方が詳しく知っているじゃない?」

 

おぃ、叔母さんは俺と楓さんの担当プロデューサーだろ、それで良いのか⁉

 

「はぁ……わかりましたー。ちょっと待っててくださいね」

 

炬燵の上に置きっぱなしだったノートパソコンと棚からプロジェクターを持ってくると、いつの間にか青木姉妹に楓さん、そして社員の全員がソファーの周りに椅子を準備して座っていた。おのれ……

文句を言ってもどうしようも無いのでソファーを詰めて座って貰い、ホワイトボードにパソコンの画面を投射する。

 

「まず、先程チーフプロデューサーが言っていたように、今月の第3日曜にミニライブを行います。これは翌日の月曜に俺と楓さんのデビューシングルが発売されるので、記念と宣伝を兼ねたものになります。……ですよね?」

 

確認の為に叔母さんやプロデューサーたちを見ると、頷いているので合っているようだ。

 

「プログラムとしては3曲を予定。1曲目に346アイドルのイメージソングである『お願い! シンデレラ』、2曲目に楓さんの『こいかぜ』、3曲目に俺の『世界に一つだけの花』です」

 

説明をしながらパソコンのメモ帳に喋った事を打ち込んでいく。画面が投射されているので、みんなも確認できるはずだ。

 

「そしてこの1曲目の『お願い! シンデレラ』ですが、7人編成……つまり、俺を除いた全員で歌って貰います」

 

俺の言葉に6人から驚きの声が上がるが、ここで仕事をしないと5月に貰えるお金が基本料しかないので頑張って欲しい。

 

「2週間ちょっとしかないので、頑張って覚えてね。トレーナーの方も大変だとは思いますが、よろしくお願いします」

 

俺が座ったままではあるが頭を下げると、楓さんが「よろしくお願いします」と頭を下げ、それに続いてみんなも頭を下げていった。

 

「余裕のある人は、楓さんのバックダンサーや俺の歌のコーラスとダンサーの仕事もあるからね。遠慮せずにドンドン覚えてね」

 

 

そんな事を言いつつ、パソコンを操作して動画ファイルを再生する。

7体のマネキンが映し出され、曲が流れ出すとそれに合わせてマネキンが踊りだした。

 

これは麗さんが振り付けをして踊った物をカメラの動画で撮って、俺がモーションデータにした物だ。

『対称の動きをするから人数の半分ですむ』と言って、センター合わせて4種類の振り付けを考えて踊った麗さんは流石だと思う。

 

 

 

「これが曲とダンスですね。ポジションはセンターが楓さんになるのだけは決まってますが、他は未定です。レッスンの状況でトレーナーさんが判断する予定です」

 

みんな真剣に見ていたのは知っている。

特に菜々さんなんてギュッと拳を握り締めて見ていた。ずっと夢見て、独力で頑張ってきたメジャーアイドルの入り口だもんね。言っちゃ悪いが、現時点では他の5人とは真剣さも覚悟も違うだろう。

 

「じゃあ、次に実際に歌が入るどうなるかを見て貰います。歌の担当のマネキンが赤くなるので、それも見てくださいね」

 

別の動画を再生すると先程と同じマネキンが映し出されるが、画面の下部に歌詞が表示されて歌も流れている。

パートごとにマネキンに色が付いたり消えたりするのが結構シュールだ。

 

ちなみに色を付けるアイディアを出したのは明さんで、仮歌は楓さんに加蓮と奏の3人だ。

 

 

 

「曲の方は歌有りと無しの2つをコミュニケーションツールのアイドルグループに乗せておきますね。って、後で招待するのでグループに参加して、そこからスマホに保存してください。――これで終わりで良いですかね?」

 

「十分すぎるほどよ、純君ありがとうね。じゃあ、麗さんからも一言お願い」

 

叔母さんに確認すると問題ないらしく、トレーナーの代表として麗さんに振った。

 

「今回は期間が短いという事もあり難しいステップや振り付けは無い。だから振り付けの方は行けると思っている。発声の方は、無理そうなら高垣君のソロにすることも可能なので、やれるところまでやってみなさい」

 

踊りの方は簡単だから素人でもなんとかなるだろう、歌はダメなら楓さんのソロになるぞってとこか。

 

「はい、麗さんありがとうね。今日のこの後の予定ですが、これから宣材写真の撮影をして貰います。その後、希望者は純君と楓ちゃんのレッスンの見学をしてください。――後はよろしくね。……っと、最後に。アイドルとして仕事をして行くうえで、想定外の妊娠は絶対にダメです。男性との機会を禁止する事はしませんが、きちんと避妊をする事。生理が安定している子はアフターピルを処方してもらい、安定していない子やまだ来ていない子は挿入行為を控えるように」

 

そして俺を見てから話をつづけた。

 

「純君とそういう関係になる事も止めませんが、お仕事やレッスンは疎かにしない事。きちんとできない人とは最悪契約の解除もあり得ますからね。純君も関係をもった相手はどうするかきちんと考える事、花束に加えるのか加えないのかね。女子にとっては一生に関わる大事な事なのよ」

 

花束か……。この世界での正式な(公にする)ハーレムメンバーを差す言葉だったけ?

俺で言えば楓さん・奏・加蓮か。叔母さんや蓮菜さん、湊さんは関係を持っていても含まれないと。

 

 

叔母さんは話が終わると出て行ったので、プロジェクターを棚に戻してレッスンに向かう準備をする。

準備と言っても楽曲データの入っているノートパソコンを持って行くくらいだけどね。楓さんもロッカーからシューズを取り出すだけだ。

 

「明日は9時からダンスレッスン、13時からボーカルレッスン、15時半からプールでの肺活量を鍛えるレッスンになるからな。純君と高垣君、それに安部君は暫らくは別メニューで午後からだ」

 

準備中に麗さんから明日のレッスンスケジュールが伝えられた。

学校が始まるまでは午前と午後の2部構成か、頑張れ! そして、俺たち3人は練度が違うからしばらくは別メニューと。……えっ、みんなの着替えを見れないじゃん⁉

 

 

 

 

 

聖さんに今までどんなレッスンをしてきたのかと、現在の状態を見せるように基礎ステップから始めていった。

ステップ後には発声、歌唱と続けていく。そしてデビュー曲を振り付け有りで披露した。

俺の方はほとんど手振りだけなので楽なものだ。楓さんも上半身の動きがメインで、激しくは動かないしな。

 

というか、歌い手が激しくダンスをする曲の方が少ないような気もするんだが。

 

 

そして何時の間にか6人がレッスンルームの中で見学していた。菜々さんは見学する必要は無いと思うのだが、付き添いというか、流れで一緒に来てしまったのだろう。

でも、菜々さんも一緒になって『凄いです』とか『感動しました』とか言ってくるのは何でだ? 3月になってからはレッスンでも歌っていたはずなんだけどな。

 

「うん。姉さんの言っていたように、二人は手を付ける必要が無い位に仕上がっているな。このまま続けて行けば問題無いだろう」

 

聖さんから満点の評価を貰ってしまった。まぁ、俺も楓さんも二ヶ月以上練習してきたし、むしろダメ出しされたらどうしようかと思うよね。

 

今日のレッスンはこれでお終いになり、クールダウンストレッチを始めると、麗さんが「これは寝る前にもやると良いぞ」と言った事から、覚える為にみんなも一緒になってやり始めた。

紗枝ちゃん着物で無理しないで! 裾が、裾がっ……見える生足の範囲は愛梨さんより少ないはずなのに、着物の裾が開(はだ)けて見えるってだけで興奮度が違うな!!

愛梨さんの薄いピンクのパンもろ、ありがとうございます! 美波さんのストッキング越しに見える白パンも素敵です!

楓さん、痛いのでそんなに体を押さないでください……

 

 

ストレッチが終わったら、更衣室の場所や使い方を説明するので一緒に移動した。

菜々さんは知っているので一人で帰っていってしまったけど、帰り際に「タイムセールが……」と呟いていたのが聞こえたので、何も言えないよな。頑張れ一人暮らし!

 

「ここの棚にある袋に、自分の名前のピンを刺してこの回収箱に入れれば良いんですね? 助かります」

 

「楓さんみたいにスポブラとスパッツだけになれば、持ち帰りも楽なんだろうけど、水着は面倒だからね」

 

「ふふっ、でもこれもお願いしちゃっていますよ」

 

あっ、そうなんだ。家で使う必要が無いなら、その方が楽だもんね。

 

「それにしても純にぃはんは剛毅ですなぁ。うちら女の前で裸になるんが平気やなんて」

 

紗枝ちゃんの言葉に6人の視線が俺の体に集まる。……って、楓さんもかーい!

 

「ま、性格と慣れのせいかな? 小さい頃から幼馴染の子と一緒にお風呂に入っていたりしたからね、見られるのに慣れてる感じかな」

 

実際は前世の影響のせいで、見られても平気で見たけりゃ見れば? って感じだ。俺も見たいから見るし!

至近距離で凝視されなければ興奮はしない。……と思う。

 

「まっ、プールでのレッスンが同じになったらお互い裸で着替えるんだし、そっちも慣れてね」

 

そして是非、俺の近くで着替えて欲しいです!!

 

 

 

みんな帰りが三茶なので揃って帰る事になった。

混んでいる時間なので、俺をガードするかのように固まって電車に乗り込んだ。前に紗枝ちゃんとアーニャの年下コンビ。左右に美波さんと愛梨さん。後ろに楓さんと友紀さんだ。

美波さんが「倒れないように私の腰に手をまわしてくださいね」と言って身を寄せてくると、愛梨さんも「じゃあ、左手は私の腰ですよ」と言って同じように身を寄せてきた。

紗枝ちゃんは片手で俺のシャツを掴んで頭を俺の胸に預けてくるし、アーニャは両手で掴んで上目遣いで俺の顔を見ている。

 

えっ、なんでこの4人の好感度が始めから高いの?

 

そしてまたもや楓さんにお尻を抓られた……。安全なのは友紀さんだけかよ。

 

 

「純君は体力作りとか、体を柔らかくするのに何かやっているのかな?」

 

「んー。晴れている日は6時半からラジオ体操。その後にジョギング。休みの日とか余裕が有ればストレッチもかな。後は夜にお風呂に入った後も柔軟ストレッチだね」

 

旅行に行った時やクリスマスみたいに朝起きれない日も有るけど、それは言わないでも良いだろう。

 

「ジュン、私も朝一緒にジョギングしたいです」

 

「そっか、寮と近いなら一緒にできるね」

 

「ほなら、うちも一緒させて貰うてええどすか?」

 

どうやら朝のジョギングが大人数になりそうです。

 

 

 




純のチート③:世界線を越える歌
別世界の歌を歌った時、聴いた人の感情に影響を与える事が有る。

純の前世の世界の曲を何曲か歌っていた日高舞も持っている可能性が……? つまり日高舞も転生者だった? (錯乱)






転生者ではないです。
だって、日高舞が転生者だったら押しかけてくるじゃないですか。ヤダー

R18だけど、掲示板とかいる?

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