翌朝に公園に行くと、予想通り入寮したアイドル5人が居た。
ラジオ体操は近所のお婆さんとかも参加しているから増えても気にならないけど、ジョギングはなぁ。
俺達4人に明さん、増えた5人で10人だ。他にもジョギングをしている人が居るから、その人達の迷惑にならないようにしないといけないな。
6時半になると、持ってきたラジオからラジオ体操の放送が流れ出す。
俺達とお婆さん合わせて20人近くが一緒にラジオ体操をする。夏休みにやる小学生の参加人数より多いぞ(笑)
ラジオ体操第1が終わると、今度はスマホにスピーカーをつなげてラジオ体操第2を行う。
なんでか第1と第2の放送時間が離れているんだよね。
持ってきたラジオとスピーカーは、ジョギングの間お婆さん達が預かってくれるので助かる。
ここら辺のお婆さんの中には俺の母や叔母さんの子守りをしたことがある人も居て、俺の事を孫みたいに扱うんだよね。
このラジオ体操だって孫と一緒にやっている感覚なんだろう。それで健康的に過ごせているみたいだから良いんだけどね。
ラジオ体操の後は20~30分程のジョギングを行う。距離にして約4~5kmくらいだ。学校のある日は10分で切り上げるけどね。
俺達は家も学校も近いからそれで良いけど、寮からはどうなのか聞いてみたら「寮から公園まで歩いて10分もかからなかったし、ジョギングしながら帰れば数分で着いちゃうから大丈夫よ」と美波さんが答えてくれた。
そっか、帰る時もジョギングの延長と考えれば良いのか。公園と違って車が走る公道だし、気を付けて欲しいね。
紗枝ちゃんとアーニャは中学に入学なので俺達と同じ学校かと思っていたら、全員が美城学園に通うそうだ。
なんでも、私立で授業料は高いのだけど、346の関係者は授業料の一部免除で公立校より安くすむらしい。……何それ、ズルくない?
この話を聞いた奏が何やら考えているように見えたのだが、それが気のせいでは無かったことが後に判明する事になる。
ジョギングが終わると解散して帰宅していく。
寮生で一番体力が有ると思われるのが友紀さんで、ジョギングが終わった後も全然元気だった。野球は観戦するだけでなく自分でもやっているのだろうか?
次が美波さんで、転校前は運動は体育くらいだったとか。原作では大学でラクロスサークルだったから、高校でも運動部だと思っていたのだが違うようだ。
そして後の3人は体力が少な目かな? アーニャは回復力があるのか、ジョギング後のクールダウンで歩いている間に息が整っていたけど。
愛梨さんは「普段は自転車でしたから、体育くらいでしか走らないんですよぅ」と言っているし、紗枝ちゃんは普段着が着物ならなおさらだろう。
まっ、これからのレッスンで嫌でも体力はついていくだろうし、ジョギングも続けていればこのくらい楽勝になるさ。
楓さんも朝ご飯を食べた後は、一度家に帰っていった。
引っ越ししてから何回家に帰ったんだろうね? 冷蔵庫の中とか何にも無さそうだよね。
うちの学校では春休みの課題は無いから、俺達は家でダラダラしている。夏休みや冬休みだと課題をやっていたりするんだけど、この季節だけはね。
ただ今年が去年までとは違うのは、部屋に前世の曲が流れている事か。
基本はボーカロイドに歌わせたものだが、中には俺が歌ったのを録ったのもある。二人に頼まれたので、しぶしぶながら録ったんだよなぁ。
なんでも俺の鼻歌を聞いていると幸せな気分になる時があるんだとか。それできちんと歌ったやつならどうなるか? 興味がわいたらしい。
一緒にカラオケに行った事のある楓さんによると、『曲にもよるんでしょうけど、キュンとしたりキュンキュンしたりしますね』との事。うん、わかりません!
今日のレッスンは午後からだけど早めに行く事にした。
5人が初レッスンでどうなっているかも興味あるし、社員食堂の場所とかも教えてあげたいしね。
11時半に346本社についたのでレッスンルームを覗くと、クールダウンのストレッチをしている所だった。
友紀さんが楓さんと同じようにスポブラにスパッツで、他の4人はTシャツにスポーツウェアの短パンかズボンだった。
汗で張り付くTシャツ! それによりハッキリと見えるブラ! 堪りませんなぁ。そして紗枝ちゃんのTシャツの胸にある二つの突起!!
レッスンルームの中に入り、麗さんにカメラを見せると頷いたので写真に撮る。
麗さんと明さんは俺が写真を撮るのが趣味なのを知っているからね。
カメラからフラッシュが出ると「キャッ」という可愛らしい声が上がる。
「おいおい、アイドルがカメラのフラッシュで驚いていたら仕事にならないぞ」
「こんな所でいきなり取られるとは思っていなかったって」
「公式サイトに載せる紹介記事や映像特典なんかに、レッスン風景を使われるのは良くある事だぞ」
麗さんの言葉に友紀さんが苦笑しながら答えたが、その後の言葉に「うへぇ」と言って倒れ込んでしまった。
うん、俺も初レッスンの時は常務さん直々にビデオに撮っていたもんね。
「でも、いきなりはダメです、ジュン。本当にビックリしたんですよ」
アーニャがほっぺを少し膨らましている。
その顔も可愛かったので、更に写真に撮ってしまうが俺は悪くない!
「じゃあ、午前はこれで終わりだ。汗の処理をしっかりとして午後に備えるように」
「「「ありがとうございました」」」
麗さんの終了の言葉にアイドルたちが礼をして午前のレッスンは終わりだ。
「社員食堂に案内するから、着替え終わったらプロジェクトルームに来てねー」
更衣室に向かう5人に声を掛け、俺はプロジェクトルームへと移動した。
『つながるん』を見たら、楓さんは食べてから来るみたいだし、6人で行けばいいな。
公式サイトの更新された6人のプロフィールを見ていると、着替えが終わった5人がやって来た。
何となく暗い雰囲気を醸し出している5人だったけど、まずはお昼ご飯を食べないといけないので社員食堂へと移動した。
「ここが社員食堂。安いし種類があるから結構いいよ。あと、この入館証で月3万円分までは後払いできるんだ、もちろん使った分は給料から引かれるけどね」
「寮では朝晩しか食事出ないから、休日のお昼は此処でとれば良いのね」
「いやー、5月の給料まではお小遣いで過ごさなきゃいけないから助かるねー」
「Да。ママに甘えない約束しました。守れそうです」
「焼き魚定食が250円やら、ほんまに安いどすなぁ」
「デザートもあるけど、しばらくは我慢かな~」
券売機で入館証を使って焼肉定食の食券を買ってみせると、みんなも続いて券を買っていく。
お昼時だと作られたものがカウンターに並んでいるので、券と交換して空いている席へと移動する。
6人が座れそうな場所があったので、そこを確保しているとみんなも続けてやって来た。
全員が揃ったところで、軽く雑談をしながら食べた。主に寮に引っ越ししてきてどう? みたいな感じだ。
食事を終えるとプロジェクトルームに戻る。
昨日は碌に説明できなかったから、説明してあげる事にした。
「ロッカーは自分の名前の場所があると思うから、そこは自由に使っても良いって。楓さんはトレーニングシューズを入れたりしているね。2足あって、週に1度交換しているみたいだよ」
「そっか、日曜日とかに交換するようにすれば、学校に持っていく荷物にならなくていいね」
美波さんがうんうんと頷いている。
「ホワイトボードにはレッスン以外のスケジュールが書かれていたりするね。自分のスケジュールはスマホのアプリで分かるけど、他の人のを見るのは大変だから」
「昨日の宣材写真撮影ってやつはアタシたちのやつかー」
「ソファーや椅子は打合せで使っていなければ自由に使って良いし、奥の炬燵は何時でも自由にって感じ」
「コタツ大好きです!」「家のより大きいですね~」
炬燵に反応したのは北国出身の二人だった。
「母も着物どしたさかい、家では掘り炬燵どしたなぁ」
あぁ、着物だと正座ってイメージだし、崩しても斜め座りだよね。普通の炬燵だと裾が乱れそうだ。
畳に上がり炬燵に入って、ポットを指さす。
「ポットのお湯は好きに使ってOK。ただ中の水が無くなったら補充はしておいてね。お茶や紅茶も自由に使って良いよー。無くなったら社員の誰かが補充してくれるはずだから」
「自分で飲みたいものを持って来ても良いのかな? ココアとか」
「良いんじゃない? そこに置いとくと共用で飲まれちゃうかもしれないけど、他の人に飲まれたくなければ、自分のロッカーに入れて置けば良いし」
楓さんみたくシューズを入れているなら、一緒に飲み物を入れるのはどうかと思うけどね。
両隣に紗枝ちゃんとアーニャが、正面に美波さんと愛梨さんが、誕生日席に友紀さんが腰を降ろした。
長方形の炬燵でも1辺に3人は厳しいと思うよ。まだ小柄な二人だからいけるけどさ……
午後のレッスン開始まで15分以上あるし、少し話でもしようか。
「着替えて戻って来た時に暗い雰囲気だったけど、初レッスンが辛かったの?」
「大変ではあったけど、辛くは無かったかな」
「何回か受ければ慣れると思うしねー」
美波さんと友紀さんは平気そうだ。
「私は楽しかったです!」
アーニャも大丈夫っと。朝のジョギングの時の様子からして、少しの休憩で回復しそうだもんな。
「足を速く動かすのに慣れないとダメですね~」
「脚の動かし方、舞踊と全然ちゃうさかい、大変どすなぁ」
そんで愛梨さんと紗枝ちゃんが大変だったっぽいと。
「じゃあ暗い雰囲気だったのは別の理由?」
確かにクールダウン中はそんな雰囲気じゃなかったしな。レッスンの事で落ち込んでいるわけでは無さそうだ。
「昨日のレッスン見て、楓さんがブラとスパッツだけだったじゃない? それで軽めのを持ってきたのは良いんだけど……」
美波さんが言い淀んだのを見て、愛梨さんが続けて口を開いた。
「みんな下着の替えを持ってくるのを忘れちゃったんですよ~。シャワーを浴びた後に汗で湿ったパンツを穿くのって嫌じゃないですかぁ」
確かに湿っているのを身に付けるのって嫌だよね。だからあんな雰囲気だったのか。
「だから私は履いてないです。帰りもスカートじゃないですから、平気ですよ」
「うちも普段から着物の時は、洋下着をつけてへんさかい」
「えっ⁉」
両側から衝撃的な話が聞こえた。そして美波さんが驚いている。
中1コンビは現在ノーパン濃厚の上、紗枝ちゃんは普段からしてノーパンだと……⁉ そりゃあ美波さんも驚くわ。
掘り下げたいところではあるが時間が迫ってくる。
着替えをしなくてはいけないし、残念ながらここまでのようだ。
「そっか、初回でレッスンが嫌になったとかじゃないみたいで安心したよ。午後のレッスンの時間も近づいているし、そろそろ行こうか」
立ち上がって移動を開始しようとしたところで、楓さんと菜々さんがやってきた。
うん、いいタイミングだったようだ。
あんな話を聞いたからか、アーニャと紗枝ちゃんのお尻に目が行ってしまう。
そういや直ズボンといえば卯月さんの事を思い出してしまうな、夜には裸の自撮りも送ってきたし……
思い出していたら、楓さんに頬を抓られた。
「なんかエッチな感じがしましたから。これからレッスンなんですから、しっかりしないといけませんよ」
昨日といい、楓さん俺の事を抓りすぎじゃね? 変な性癖に目覚めたらどうするんだよ。
着替えてレッスンルームに行くと麗さんが居た。
聖さんと明さんが向こうのボイスレッスンを担当するのだろう。
「そういえば、安部君のデビュー曲も出来ているんだろう? 笹埼さん――チーフプロデューサーから5月デビューを目指して欲しいと言われてな。振り付けの事も有るし、有るなら早めに欲しいのだが」
「えっ、菜々にデビュー曲を頂けるんですか⁉」
「実際の練習に入るのは『お願い! シンデレラ』をきちんと歌えるようになってからだけどな」
「菜々、頑張っちゃいますよーっ!」
ある程度レッスンをこなしたところで麗さんが菜々さんのデビュー曲の事を口にすると、菜々さんはデビュー曲を貰えることに感激して、やる気がメチャ高まっていた。
楓さんが優しげな眼で菜々さんの事を見ているけど、その人は楓さんより年上だからね?
やる気に水を差すのも何なので、ノートパソコンを操作して曲を流す準備をする。
「あー、菜々さんの歌ですけど、『天国と地獄』をアレンジして歌を付けたんですよね。ですから、再生するのは仮歌付きので良いですかね?」
「ほほう、あれは今までいろんな歌が作られて来たからな。どんなのか楽しみだ」
「天国と地獄って何ですか? なんだか嫌な予感がするのですが……」
楽しそうな麗さんに比べて、菜々さんの不安そうなのがなんとも。まぁ曲名だけ聞いたらそうなっても仕方が無いか。
「クラシック曲の邦題が『天国と地獄』ってだけだから。曲名を知らないだけで、菜々さんだって聞いたことあると思うし――歌詞がこれです」
仮歌の入った曲を再生して、歌詞をディスプレイに表示する。
二人が真剣に歌を聴きながら歌詞を見ている後ろで、俺と楓さんはコーラス部分を歌っていたりする。
「「(゚∀゚)ラヴィ!!」」
二人ともノリノリであった。
歌が終わると二人がこちらへと振り返った。
「この曲って、運動会とかで使われるやつですよね? 菜々のデビュー曲が運動会の曲……」
「二人とも楽しそうだったじゃないか。……まったく、振り付けを考えるのが大変な歌だぞこれは。……それでだな、その『ラヴィ』というのは何なんだ? もしかして若者の間で流行っている言葉かなんかなのか?」
同時に言われても困るんだけど……
「菜々さん、クラシックの名曲ですよ。曲のテンポが良いから運動会の時に使われるようになっただけで、運動会の為に作られた曲ではないんです。それに多くの人が聞いた事が有るというのは、歌も覚えて貰いやすいという事です」
軍艦マーチがパチンコ屋のイメージなのと同じだな。
「それで『ラヴィ』は『Love it!』を雑に言った感じですね」
本当は『Rub it!』(こすれ!)で、ゲーム画面を擦れって意味だったはず。知らなくてもいい事だから秘密にしとくけどね。
歌の練習は
言った麗さんも同じように歌詞を見ているからいいか。
「「 (゚∀゚)ラヴィ!!」」
俺たちはまたもや同じように、ノリノリで歌うのだった。
レッスンルームでのレッスンも終わり、プールへと移動する。
更衣室に入るとみんな揃って着替えの最中だった。視界いっぱい肌色ですぞ!
「ほ、本当に一緒に着替えをするんだな……」
「ね、言ったとおりでしょ」
聖さんが驚いて、何故か明さんが得意げだ。
珍しいのが美波さんが恥ずかしがって胸を隠していることだな。恥ずかしがる女性を初めて見た気がするよ。でも下は隠さないんだな、あぁ足を閉じていれば奥は見えないからか?
他の人は隠そうともしてない。アーニャはフルオープンで近寄ってくる程だ。
パイパンの白人少女……美しい……芸術的って感じがする。もちろん純日本人だって負けていない。
和洋パイパン少女の競演! ロリに目覚めそうです!!
加蓮と奏の小さい頃を見てきて、見慣れているはずなのに不思議だね。
そのアーニャに手を引かれてロッカーの前に行き、俺も着替えを始める。
チラッと着替えを再開した美波さんの胸を見たけど、綺麗な形で乳首も乳輪も小さくて可愛かった。なんで恥ずかしがったのだろうか?
そして、恥ずかしがりながらもしっかりと俺の物を見ていたのには気づいているぞ。
聖さんは姉妹と同じく競泳水着で、アイドル達はみんなスク水だ。
遊び用の水着は持っていなかったり(元小学生組)、ボトムしかなかったり(友紀さんと愛梨さん)、育ったので入らなかった(美波さん)と様々な理由があるらしい。水着のシーズンじゃないし、レッスン用ならスク水で良いと皆で決めたそうだ。
遊び用のには入らなくてもスク水は大丈夫なんだ……。気になって美波さんに聞いてみたら。
「スク水の生地は伸びるけど、去年買った水着は三角ビキニで乳房が収まらなくなってたの」
恥ずかしがりながらも、小声でそう教えてくれた。
三角ビキニからはみ出る下乳も良い物だと思いますよ!
そして二つ下の弟にジロジロ見られるようになって、大きくなったのが恥ずかしく感じるようになってしまったらしい。
それはきっと性的な視線ですね、わかりみです。
そんな美波さんに俺は――「俺は大きいおっぱいも好きですよ、柔らかくて良いじゃないですか」そう言ってスク水の上から胸を揉んでしまった。
「本当に胸が大きくても良いの? 嘘じゃないよね? 嬉しい……」
美波さんは揉んでいた俺の手を取り、握りしめて喜んでくれた。
思わず揉んでしまったけど、怒ったり嫌われたりしなくて良かったぁ。
俺の事を見ていた愛梨さんが寄ってきて「純君は大きい胸が好きなんですか~? それなら私の胸を揉んで、大きく育ててくれても良いんですよ」と言って、胸を突き出してきた。
折角だから揉んでおいた。しっかりとアップルパイに育つんだぞー。
楓さんは先にプールに移動していたので見られておらずセーフ
美波の胸は70半ばから80過ぎまで短期間で一気に成長したもよう
愛梨の胸はまだ70後半。この夏に急成長予定。
ご都合設定:美城学園
公立の小学校や中学校が多人数のアイドルを受け入れられるの?
寮なら学区の都合上、同じ学校になるはずだしって事で
今は選べるらしいですけどね、詳しくは知らないので
紗枝ちゃんは着物の時は湯文字(腰巻)に肌襦袢。学校には洋服・制服で行くのでその時には穿いています。
R18だけど、掲示板とかいる?
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いる
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いらない
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抜粋で本文に少しなら