※この作品はR-18です。

男の少ないデレステ世界で2度目の人生!?   作:猫仔猫

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ついに裏ボス(?)登場


シングルの割合はググったら新人の相場の1例として出てきたものです。

円盤のアーティストへの配分は分からなかったので適当に設定しました。
この世界での346ではこうですという事で、現実とは違いますからね。






中学2年 4月 CD発売日~5月1日

俺の腕枕でアーニャと紗枝ちゃん、その外側に美波さんと愛梨さんが俺の腕を抱えて寝る事になった。

文字で表せば俺は”巾”のように腕を曲げている感じだ。朝に肩や腕が痛くなっていない事を祈る。

卯月さんと藍子は『今日の主役ステージに立ったみんなだから』と言って、二人でシングルのマットレスの方で寝る事にしたようだ。

だが『次は私たちにも腕枕をお願いしますね』とも言っていたので、次の時は二人を腕枕をする事になるのだろう。……こんなに大勢なのはそうそう無いと思うのだが。

 

 

翌朝何時も通りに6時に目を覚ますと、みんなを起こして順番にシャワーを浴びさせる。

人数が多いし時間も無いので、本当に軽く流すだけになってしまったが、帰ったら浴びなおすだろう。

 

下着はどうしようもないが、Tシャツなら沢山あるので貸してあげた。

後は運動着とトレーニングウェアの予備も貸す。こちらは流石に全員分は無いので、加蓮と奏にも持って来て貰った。

 

みんなでラジオ体操をしてジョギングの流れだが、何人かは走るのに向いてない靴だったので、今日のジョギングは俺、加蓮、奏、明さん、友紀さんの5人でする事になった。

急な泊りだったので、今日の学校の準備をしていなかった子も居るしね。

 

卯月さんと藍子は帰っていく際に、アイドルに成るなら一緒して体力作りをした方が良いのかと、寮生のみんなに相談していた。

あぁ、これでまた朝の参加者が増えるのか。別に構わないが、次回のオーディションに合格して寮に住む子が増える事を考えると、数年後はどうなるか考えたくないな。

 

 

ちなみに数日後に貸していた服が帰って来たのだが、Tシャツは全て別物に変わっていた。

というか、真っ白のTシャツの背中に油性ペンでそれぞれのサインがされているし、交換した事を隠す気も無い様だった。

その日の内に美波さんからアプリで事情を教えられたから許してあげた。

お願いされればあげるのも全然かまわないけど、勝手に私物を交換したりするのは、流石に引いちゃうからね。

 

 

 

 

 

学校が終わった後はこれからに予定について話があるというので、みんながプロジェクトルームに集まっている。

まずは菜々さんだが5月デビューが確定しているので、GW明けのレコーディングに向けて歌の練習。

寮生の5人は今週のレッスン次第で、5月デビューか6月デビューかを判断される。

楓さんはモデルの仕事が入っているし、GW明けの歌番組のオファーも来ているらしい。CD発売日に歌の仕事が向こうから来るなんて流石だね。

 

そして俺だが、仕事は選んで良いと契約の時に言われたので、未成年の内は346の仕事だけって決めたんだよね。だから当分は仕事は無いかと思っていたんだけど、5月のバラエティ番組への出演依頼が有るらしい。

情報系バラエティで、タレントさんたちと一緒に雛壇に座って話をする奴だった。

宣伝コーナーもあるし、何人か一緒に出演可能らしく、出来たら受けて欲しいと叔母さんから言われた。

346の制作番組だし収録は夕方らしいので、出演する事にした。

 

 

レッスンについてだが、CDデビューを目指す6人は30分ずつの歌の特訓が行われるらしい。

トレーナさんが明さんを含めて3人だから、16時半~17時半に30分ずつの特訓。その後に基礎ステップレッスンをしてプールとなるようだ。

今日から土曜まで一人2回ずつ各トレーナさんの特訓を受ける事になり、最後の土曜の夕方に全員集まって歌を披露し、その成果で最終判断を行うらしい。

 

俺と楓さんは軽い基礎錬だけで良いそうだが、俺が作詞作曲をしたので、歌の特訓に付き合って欲しいそうだ。

別メニューで一人自主練をするよりはそっちの方が良いので、特訓に付き合う事にした。

そうすれば、その後の基礎ステップレッスンからプールまで、みんなと一緒できるからね。

 

 

スケジュールの話が済んでレッスンルームに移動しようとした所で、叔母さんに呼び止められた。

 

「純君、楓ちゃん、おめでとう。どこでもCD売れ切れで、追加注文がたくさん来ているらしいわよ」

 

「まぁ、本当ですか? 嬉しいですね」

 

「先週プレス分を早速手配しているらしいし、今週も増産するらしいから、もしかしたら二人とも売り上げ枚数、数十万はいっちゃうかもね」

 

「Jun君のならともかく、私のはそこまで行きませんよ」

 

「行ってくれたら嬉しいけどね」

 

新人のデビューCDなんて、前世の某グループやJの事務所でも無ければ、良くて2~3万枚ってとこじゃないだろうか?

でも、もし全国に1万店あって平均10枚入荷していて、それが売り切れ続出なら既に数万枚は売れているって事か⁉

 

 

346はプロデューサーが社員だから、その分を歌い手に回してくれるんだよね。*1

だから歌い手には定価の800円の2%で、1枚売れて16円。10万枚売れれば160万だ。

それに加えて俺は作詞作曲分もあるからな。楓さんの方で作詞1%の作曲1%で2%。自分のだと2%の2%で4%にもなる。

 

つまり俺のCDが10万枚売れたら、6%の480万にもなってしまう。まぁ所得税で数十%とか持っていかれるんだろうけどね。

そういやこの世界の税については詳しく知らないな。男性に住民税が無いことくらいは知っているんだが。

 

うーん、将来は皆が泊まれる家とか買っちゃうかな。……とか考えるのは、捕らぬ狸の何とやらってね。

 

 

 

翌日の火曜には学校中に情報が回ったらしく、教室まで顔を見に来る生徒が増えた。

今までも男の俺を見に来る人は偶に居たけど、今日は生徒の半分以上が押しかけて来ているような感じだった。

同じクラスの子が協力してくれたから、無事に帰る事が出来たけど……

 

そんな事により、水曜からは登校を諦める事になった。

そうすると昼間は暇になるわけで……楓さんと昼までいちゃついて、午後に346本社へ行くというような生活なってしまった。

 

 

また、この次の日にミニライブの映像が公式サイトでDL販売が開始された。

なんと1日で150万以上も売れたらしく、SNS等で俺の情報が拡散されて海外からもDLされているとか。

まだまだこの世界の女性たちを甘く見ていたのかもしれないな。

 

ちなみに346では、ライブ映像の円盤等は出演者の取り分が20%らしい。

今回は出演者8名だから、500*0.2/8=12.5円。それが150万以上……一人1875万円以上!?

みんな一気に金持ちじゃん! みんな良い子だからだ丈夫だとは思うけど、変にプライドが高くなったりしないよね?

 

 

 

 

そして土曜日の夕方にみんなが特訓の成果を披露して、日曜の午前に社員の会議が行われた。

その日曜の午後のプロジェクトルームに、プロデューサーとアイドルたちが集まっている。

 

「それじゃあ発表します。安部菜々さん、姫川友紀さん、小早川紗枝さんの3名が5月4週にシングルデビューとなります。新田美波さん、十時愛梨さん、アナスタシアさんは6月4週にシングルデビューですね」

 

「実力だけでなく、曲のバランスなども考慮した結果だから、選ばれなかったといって落ち込み過ぎないようね」

 

「5月デビューが決まった子は2週間ちょっとでレコーディングだから、それまでに2曲ともちゃんと歌えるようならなきゃいけないし。その後はミニライブまでの2週間で振り付けを覚えて、踊りながら歌えるようにならなくてはいけなら大変よ。6月デビューの子も落ち込んでばかりはいられないわよ、5月デビューの子を越えるパフォーマンスを見せないと、ファンが付かないかもしれないんだからね」

 

森野さんの発表にアイドルたちは喜んだり悲しんだりしたが、その後の山野さんと河野の言葉に表情を引き締めなおしていた。

 

「そうそう。5月と6月のミニライブでは『お願い! シンデレラ』の中央の3人を、その月デビューの子に勤めて貰いますから、ポジションも変わります。後は6月デビューの3人には、純君と一緒にバラエティ番組にも出てもらう事になると思うので、楽している暇は無いからね」

 

「「「はいっ」」」

 

その後に続いた叔母さんの言葉に、アイドルたちは気合の入った返事をした。

 

 

 

 

 

5月1日にはアイドル事業部に新人が増えるので、プロジェクトルームに集合してる。

まずは新入社員で新人研修を終えた新プロデューサー3名。今までの3人に一人ずつ付いて、業務に慣れてからアイドルの担当を持つそうだ。

 

そして同じく新入社員の事務員。太い三つ編みが特徴の千川ちひろさん。一流国立大学卒の才媛である。

 

「千川ちひろです。アイドル事業部の事務員として皆さんをサポートしていきますので、よろしくお願いしますね」

 

脱いでも凄いはず(3サイズは全て楓さんの1㎝増しだったはず)なので、息子ともども宜しくして頂きたい。

趣味のコスプレ衣装で……とかも期待したいよね!

 

 

アイドルは卯月さんが正式契約を行った。

とはいえ、学校での俺の事もあり、デビューは夏休み以降になった。そして2学期から美城学園へ通う事も決まった。

 

奏と加蓮も母親の説得に成功し仮契約。

レッスンをしながら5月の中間、7月の期末で好成績を出す事が正式契約の条件になった。

なので8月に正式契約で、卯月と同じく2学期から美城学園に通学だな。

まぁレッスンだけなら俺も去年からやって来た事だし、何も満点を取れと言われているわけでは無いので大丈夫だろう。

母親たちも美城学園のパンフを見てあれこれ言っているし、出来ると信じているんだろうね。

 

藍子はなんと半年間の研修生契約。

母親が藍子がやっていけるか心配なので、まずは半年間本格的なレッスンを受けさせてみて、大丈夫そうなら本契約をさせて欲しいとお願いしたらしい。

その場合は年明けの3学期からは美城学園へ通う事になる。

藍子も「文化祭までは責任を持ってやりたいし、その後に部長の引継ぎもしないといけないから」と言っていた。そうか今年も写真部に新入部員が入ったんだな。

 

 

デビュー曲はみんなの希望で俺が提供する事になったが、俺の曲だけだとまずい事になりそうなので、カップリング曲は346と関係のある作詞・作曲家さんに依頼するらしい。

事情を知らないと、部長代理が私欲で甥にお金を集めているように見えなくも無いからな。

 

 

「最後に連絡事項です。知っている人も居るでしょうが、先日新しい避妊薬が認可されたと発表がありました。今までのアフターピルは体質に合わせた調整が必要だったので、生理が安定していないと処方出来ませんでしたが、新薬は万人向けの汎用薬で市販されるそうです」

 

ほほう、医学の進歩ってやつか。

でもそれが何でアイドル事業部での連絡事項? と思っていたら、叔母さんは俺の事を見て、溜息を吐いた後に言葉を続けた。

 

「つまり、その新薬が有れば……初潮前の子でも安全に行為が出来てしまうの」

 

その言葉に、アーニャと紗枝ちゃんが喜びを露わにして、加蓮は不満げな声で「私今月処方してもらう予定だったのに……」と呟いた。

あぁ加蓮はもう少しだったのか、タイミングが悪かったね。

 

「予定よりも大きな売り上げのおかげで事業部の予算も増えていますので、福利厚生の一環として、月一人一箱は支給可能と常務が判断成されました。……実際販売されるのは数か月先でしょうが、希望者は千川さんに申し出るように」

 

あぁそうか、発表されたばかりだから実際に流通に乗るのは数か月先になるのか。

ならそれまでは今までの薬が必要だから、我慢できないなら処方して貰う必要があるじゃないか。

 

それにしても値段もまだ判らないのに決めてしまうとは……

まぁミニライブ映像のDL販売で億単位の黒字だろうしな、それを少しでも還元してくれるのが346の良い所なんだろう。

 

 

「社員もアイドルも増えたけど、アイドル事業部は歩き始めたばかり。みんなで協力してやっていきましょう」

 

叔母さんの〆の言葉に、全員が返事を返してこの集会は終わりになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その晩、叔母さんに「する時には、相手がちゃんと薬を持っている事を確認してからにするのよ」と釘を刺されてしまった。

 

 

 

 

*1:
新人のシングルCDの金額内訳相場:歌い手1%、プロデューサー1%、作詞2%、作曲2%、JAS〇AC(著作権管理団体)2%くらいらしい




社員のプロデューサーへの配分は無いけど、売り上げに応じて部署のボーナスにプラス査定。
なので、部署内での競争はなく協力体制になっている。

そうじゃないと、たまたま売れたアイドルを担当した社員と、そうでない社員の収入格差がね……





ミニライブの映像が1千万DLされたら、一人1億2500万!?
うわっ、初期メンバー金持ちやん……

今後出演アイドルが増えると一人頭の割合が減るからね
20人出演していたら1%だし





某グループなんかはシングルの1%を16人で分割だから、色々やってミリオン売っても一人に入るお金はね……



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