※この作品はR-18です。

男の少ないデレステ世界で2度目の人生!?   作:猫仔猫

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メインヒロイン来た! これで勝つる!!


小学4年 高垣楓との出会い

4月になると進級して4年生になった。前世では低・中・高学年で2年毎のクラス替えだったと思うんだけど、この学校では毎年クラス替えがある。

とはいっても1学年100人弱の3クラスなので、3回目のクラス替えともなると殆どの人は1度は同じクラスになった事があり、あまり新鮮味はないか。

ちなみに加蓮とは去年は別のクラスだったが、今年は一緒で3回目の同じクラスだ。同じクラスだと宿題が楽なんだよなぁ。

 

新鮮味といえば4年になると委員会活動や、クラブ活動が始まる。

委員会はクラス毎の代表で全員参加するほどの数は無いので、男子は基本免除され女子のみで決めるとの事。

クラブ活動は全員参加の1年毎に変更可能で、中学入学前に自分が打ち込めそうなものを探す、お試し期間みたいな感じだ。

まぁ週1回のクラブ活動じゃ大したことできないしな。本格的な子はスポーツ少年団とか別のところできちんとやってるし。

 

奏は2年連続で料理クラブに参加するらしい。そういえば、去年から泊まりに来た時に叔母さんと一緒に料理していたな。

加蓮は図書クラブに参加すると言っていた。学校の図書館で本を読むだけのクラブらしい。……いや、普通に借りて読めば良くね? と思った俺は悪くない!

 

そして俺はと言うと写真クラブに参加する事に決めた。先生と一緒に校内や近くの公園を散策して写真を撮るだけのクラブだ。

昔と違ってデジカメなので現像とか不要で敷居が下がっているので、小学生のクラブ活動でも行われるようになったらしい。

 

去年自分用のパソコンを買って貰って家で写真の管理もできるし、叔母さんが会社から古くなって処分されるデジカメを貰ってきてくれたからね。

モデル事業部の業務で使用するには古いかもしれないけど、個人で使う分には十分高性能だ。

 

この世界だと男が女の子の写真を撮っても通報案件にはならないし、可愛い子コレクションを作るぜ! 将来は叔母さんのつてでモデルやアイドルに会えるかもしれないしなっ!!

そんな俺の被写体第一号は、涎を垂らして昼寝をしてる加蓮だ。他にも浴衣姿、水着姿、晴れ着姿等々。……等々の中にはみんなの裸の写真もあったりする。

少女の全裸写真とか前世では完全にアウトだが、今世ではセーフ! というか、微笑ましい思い出写真でしかない。TVのバラエティ番組やドラマで普通に裸の女性が出てるし、一部の海水浴場はヌーディストビーチだし、他の海水浴場でもトップレスの人が居たりする。オープンすぎだろっ!

 

閑話休題。

 

他にやりたいことも無いし、自前のデジカメもあるので写真クラブを選んだわけだ。

クラブ活動で撮れるか分からないけど、猫ちゃんフォルダとか充実させたいよねー。

 

 

 

 

 

4月も下旬になり、もうすぐGW。その後半には3年連続となる温泉旅行が待っている。

そんなある日、叔母さんが『今度のGWの温泉だけど、私が担当するモデルさんを一人一緒させても良いかな?』と聞いてきた。

 

なんでも最近本屋で出会って、その場でスカウトしたらしい。

今まではスカウトする権利は持ってたものの、所属するモデルさんの仕事をしてたので、初の専属担当となる女性らしい。

専属の担当が居ないのに数年で昇進しているとか、凄いよな。

 

それで、そのモデルさんの仕事が急遽決まり、撮影の予定場所が予約している旅館の近くなので、初仕事の労いとして招待したいと。

日程は確定していないので、俺が嫌だと言えば別の日に設定するとの事だ。

 

予約している旅館の部屋は離れの建物(最大6人)なので値段は上がるが、定員以内なら人数が増えても問題ないらしい。

 

どんな人かは会ってみないと判らないが、合わなさそうな人ならこちらから話しかけなければいい。

叔母さんが招待したがるんだから、余程気に入ってるんだろうし変な人ではないだろう。そう考えて承諾した。

それに一度は本物の撮影現場を見たかったしね。

 

 

 

そして5月になりGW後半の連休初日。

早朝から叔母さんの運転する車で熱海に向かう。何時もならもっとゆっくりで良かったんだけど、今回はモデルさんの撮影の仕事があるからね。

途中でモデルさんの住むアパート寄って、モデルさんを拾っていくらしい。撮影班は別移動で現地集合だ。

 

朝早かったので車に乗って数分で眠くなってきた。うとうとし始めた俺に気付いたのか「眠かったら寝ちゃっても大丈夫よ」と言ってくれたので、後部座席に横になった。

 

 

気が付けば叔母さんが助手席に座っている女性と話をしていた。

後ろの席からは見えないけど、この女性が叔母さんが担当するモデルさんなのだろう。

 

「あ、純君起きたのね」

 

身を起こしたのに気付いた叔母さんが話しかけて来た。

 

「うん、結構眠っちゃてたみたいだね」

 

そう答えると、助手席の女性が体をずらして俺の方に顔を向けた。

明るめのマットでふわっとしたボブカット。神秘的なオッドアイで左目には泣きぼくろ。

あぁそうだった、この人はモデルからアイドルになったんだよな――

 

「初めまして、高垣楓です。百合枝さんにはお仕事でお世話になってます。純君ですよね? 百合枝さんがいつも、うちの純君が「はい、楓ちゃんストップよ」……ふふっ。よろしくね」

 

「あっ、はい。笹埼純です。えっと……楓お姉さん、よろしくお願いします」

 

思わず見入ってしまって『あっ、はい』とか、リアルで言うとか、ないわー。

それに年齢不詳の奏のお母さんに『年上の女の人はお姉さんと呼ぶのよ』と言われ続けたから、楓お姉さんと言ってしまったしなぁ。

 

「しっかりしていますね。百合枝さんが自慢したがるのも分かります」

 

「そうでしょー」

 

叔母さんが自慢していた影響もあるのか、第一印象は悪くないみたいでよかった。

 

それから1時間もしない内に1つ目の撮影現場に着いた。午前は建物の部屋で、午後は浜辺での撮影予定らしい。

撮影の見学許可はでているけど、部屋での撮影となると邪魔にならないよう扉の外から覗く感じかな。

 

車を降りて叔母さんと楓さんの後をついていく。

二人がスタッフさんに挨拶した後に続いて、俺も見学させてもらう事を告げて挨拶をする。

 

挨拶が終わると楓さんは早速撮影衣装に着替える。今日一日で撮影終わらせなきゃいけないから、巻き進行が推奨なのだ。

叔母さんも衣装の確認の為に一緒に行くとの事で、俺はどうして居れば良いか迷っていたら、楓さんに腕を取られた。

 

「男の子が一人で居たらスタッフさんも困ってしまうでしょうから、純君も一緒に行きましょう」

 

楓さんに連れられてメイクバスの中へと入る。

座席には番号札と共に3着の水着が置かれていた。これが今日の撮影衣装なのだろう。

水着紹介の雑誌なら6~7月に発売だから、撮影はこの時期になるのか。モデルさんも大変だな。

 

そんな事を考えていたら、楓さんは何時の間にか服を脱ぎ終えていた。

そして1番の札が置かれている水着を手に取ると、俺の横で着始めた。まぁ服を脱いだのも俺の横だったんだよね、気付かなかっただけで。

 

トップは三角ビキニでバック・クロス・ストラップ。ボトムは腰の左右で結ぶ紐ビキニだ。上下ともに黒で大人の感じだ。

 

「純君どうでしょう、似合ってますか?」

 

着替え終わった楓さんが俺に聞いて来た。側でジーッと見ていたのだから、気になったのだろう。

 

「はい、見惚れるほど綺麗です!」

 

似合ってるか聞かれたのに、見惚れるとか綺麗とか答えになってねーよ。どんだけテンパってるんだよ。

 

「ふふっ、男の子にそう言ってもらえるなんて、ちょっと自信がつきました」

 

でも楓さん的には満足できる返答だったみたいなので、結果オーライだ。

 

 

 

午前の撮影が行われていく。それを叔母さんと一緒に廊下から見学している。

水着の紹介記事用の写真のはずなのに、ベッドで横になる必要がどこに……。まるでグラビア写真みたいだが、この世界ではそんなの存在しないしなぁ。うーん、謎だ。

 

レフ板に複数のライト、傘みたいな光を拡散する機材。見学させて貰ったけど、素人の写真撮影では無理なものが多くてあまり参考にはならないかな。

カメラマンさんのモデルに対する声掛けとかも、俺は真似できなさそうだ。

 

 

早めのお昼のお弁当を食べると、今度は浜辺に移動だ。

2番目の水着は水色ベースに白色の模様が入ったオフショルダーだ。髪も編み込みされていて全体的に可愛い感じに仕上がっている。

前後の立ち姿やビーチチェアを使用して撮影が行われていく。

 

3番目は何とマイクロビキニ!

ピンクの布地に白の紐。極小でないだけましなのかもしれないが、初めての撮影でこれはきつくない? と思ったけど、裸やトップレスが浜辺に普通に居る事を考えたら、そうでもないのかな?

レジャーシートにうつ伏せになると、ほぼTバックのお尻が……視線が釘付けになってしまう。

そんな俺に気付いた叔母さんが後ろから抱き着いてきて、小声で『楓ちゃんのお尻に見惚れちゃってるのね』と囁いて来た。

振り向くと叔母さんはニヤニヤと俺の事を見ていた。ちくせう……

 

撮影は続いて行き、最後に女優帽を被って波打ち際を歩く姿を撮影して終了した。

 

 

「楓お姉さん、お疲れさまでした」

 

波打ち際から戻って来た楓さんに労いの言葉を掛けた。

 

「楓ちゃんお疲れ様。良い感じで撮れたから早く終わって、スタッフの皆喜んでるわ。これで楓ちゃんの評判も上がるわ」

 

「はい。初仕事が無事終わって、一安心ですね」

 

顔やスタイルも大事だけど、時間内に取り終えれるモデルさんが現場の人たちには人気らしい。

例えば夕日をバックに撮影とかの、短時間勝負の仕事も多々あるからだそうだ。

 

 

「純君も見惚れるくらいだったんだから」

 

「あら、そんなにですか?」

 

「そうなのよ。特にレジャーシートに横になった時にね――」

 

最後は楓さんの耳元で小声で話してたので聞こえなかったが、表情から碌な事を言ってないのだろう事は分った。

 

着替える為にメイクバスへと移動すると『そうだ、初仕事の記念に写真撮って頂けませんか』と楓さんが言ってきた。

叔母さんが了承すると、鞄からスマホを取り出してもう一度外へ出た。

 

海をバックに叔母さんがスマホで写真を何枚か撮ると『純君と一緒の写真も良いですか?』と聞かれたので、俺にも楓さんの写真撮らせて貰う事と交換条件でOKした。

二人並んで腕を絡ませてる写真、後ろから抱き着かれた写真、並んで座って俺が楓さんの腕を取り肩に頭を預けている写真を撮っていった。……最後は男女逆じゃね? と思うが、身長差ゆえに仕方が無い。

 

撮り終わると撤収時間が近くなっているので、俺が撮るのは後でという事になった。楓さんが着替える時間があるから仕方ないね。

それに今回の仕事で撮影した写真は、採用されなかったものも含めて全部貰えるしね。

(見せるのは構わないけど、絶対に流出させない事を条件に貰える事になった)

 

 

 

楓さんの着替えが終わるとスタッフさんたちとは別れて、俺達は宿泊する温泉旅館へと向かった。

この旅館は離れに専用の露天風呂があるので男性客が来る事もあるらしく、仲居さんの教育もしっかりしている。

そう言う理由もあり、うちでも何度か泊まりに来ている。

 

離れに案内されて部屋の中に入る。この離れの間は六畳二間が襖で区切られている。

入り口にはトイレがあり、手前の六畳間から露天風呂に行ける。大浴場を使用する場合は本館に行かなければならないが、混浴なので使用する事は無いだろう。

今回は3人ということで、奥の間には既に3人分の布団が敷かれていた。

 

仲居さんがお茶を入れてから下がっていったので、お茶を飲んで落ち着くことにした。

お茶を飲み終わると楓さんが軽く温泉に入ってくると言う。

撮影で潮風にあたっていたし、海水にも足だけとはいえ浸かった。早めに洗い流しておきたいのだろう。

 

 

 

楓さんが鞄から着替えを取り出しながら、「せっかくだし、良かったらみんなで入りませんか?」と言い出した。

 




しかし残念、ストックが切れてしまった!!


純の個人PCの画像フォルダには『猫ちゃん』フォルダと『ニャンコ』フォルダが別であるらしい(謎)

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