※この作品はR-18です。

男の少ないデレステ世界で2度目の人生!?   作:猫仔猫

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中学2年 6月①

俺は気付かなかったんだけど、ミニライブの日が俺たちが出演したうーじーさんの番組が放映日だったらしい。

つまり、他の人がTVの俺を見ている時に、当の本人は加蓮とまぐわっていたと……。まぁそんな事もあるわな。

誰かは録画しているだろうし、後で見せて貰えば良いや。

 

そのTVで宣伝した影響もあってか、3人のCDの売れ行きも順調らしい。

 

 

数日たった夜に蘭子から『つながるん』にメッセージが届いた。

 

『お兄さん、アイドルだったんですね! 

TV見ていたらお兄さんが出てきてビックリしちゃいました!!

お母さんに頼んでミニライブの映像とCDも買って貰いました。

CDの曲も感動したし、ライブも素敵でした。

私もアイドルになって一緒に歌えたら……なんて思っちゃいました』

 

こんな内容だった。

あれ、もしかして蘭子語に目覚める前にアイドル目指しちゃうの?

その方が話しやすいかもしれないけど、蘭子のアイデンティティがぁ……

 

その後に『あと、お兄さんじゃなくてJunさんって呼んだ方が良いですか?』という、呼び方についてのメッセージも届いていた。

なので『お兄さんのままでも良いけど、芸名のJunよりは名前の純の方が良い』と返しておいた。

出会ったのはプライベートな時だしね。

 

 

 

 

 

6月に入るとみんなとレッスンで会えない事が増えて来た。

5月はほとんど仕事が無かったけど、6月になると少しずつ増えて来たんだよね。

 

特に愛梨さん。うーじーさんに気に入られたのか、他の番組にも呼ばれている。

ちょっと間延びした口調から放たれる天然発言がうけているらしく、それに加えて対応力も抜群と褒められているみたいだ。

 

菜々さんには念願のアニメの声優の仕事が来た。

とは言っても1話限りの生徒A役とかだけどね。アニメのメイン級は半年以上前に決まっていたりするし、端役をこなして何れはメインキャラだよ!

 

他の4人にもTVやラジオのゲストの単発の仕事や、楓さんと一緒にモデルの仕事等のオファーも来ているようだ。

この業界は数か月前に仕事が決まっている事の方が多いから、デビューして一月ちょっとでこれだけ仕事が有るのも凄いと思う。

TVなんかの仕事が増えるのは、早くても秋の番組改編機だと思っていたし。

 

あぁ、楓さんは別ね。あのひとはモデルの仕事に加え、複数のTV局の歌番組に呼ばれていたから。

4月になる前から叔母さんが営業していたみたいで、GW明けから仕事が多かったし。

 

 

 

 

 

「純君! お願いっ!!」

 

そんな6月のある日曜日、レッスン前にプロジェクトルームでのんびりしていたら、いきなり友紀さんに拝まれた。

 

「いや、いきなりお願いって言われても、何が何だか」

 

「そうです、ユキは突然すぎます。私も驚いて、ジュンに抱き着いてしまいました」

 

いや、アーニャは友紀さんが来る前からずっとくっ付いていたよね?

 

「そうですよ~。せっかく久しぶりに純君成分を補充していたのに」

 

愛梨さんはレコーディングにミニライブに向けてのレッスン、さらに番組収録と大変そうだったしね。

こうやって空き時間に会うのは久しぶりなんだ。

 

「アハハ、ごめんごめん」

 

「それで、お願いって何さ? Hな事なら大歓迎だけど?」

 

「いやいやいや。そうじゃなくて」

 

「それなら、私がお願いしちゃいます。純君、おっぱい揉んで欲しいな♡」

 

ふざけて言った言葉に愛梨さんが反応して胸を押し付けて来た。

まぁ折角だから揉むけど……

 

「あれ? 愛梨さん、おっぱい大きくなってる?」

 

「そうなんです。純君に揉んで貰っているおかげで、バスト80になったんだ~」

 

おぉ、80になったのか! でもアップルパイまではまだ遠いな、もっと育つんだぞー。

そんな願いを込めて、愛梨さんの胸を揉み続ける。

 

「ジュン、私もです! おっぱい大きくしてください」

 

そのやり取りを聞いていたアーニャも胸を押し付けて来た。

まだ中1だから仕方ないが、小振りだもんね。原作では15歳で80だったかな? もう少しは成長するだろうし、最終的には美波さんの82を追い越したりするのかな?

 

お望みとあらば、アーニャのおっぱいも揉んで進ぜよう。

 

アーニャを膝の上に抱えて、後ろから抱きしめながらおっぱいを揉む。

左手は愛梨さんのおっぱいを揉んだままだ。

 

美少女二人のおっぱいを同時に揉めるとか、ここは天国ですか⁉ いや、一回死んでるから間違ってはいないかもしれないけど。

 

 

「あのさ、アタシ話続けて良い?」

 

友紀さんがジト目で話しかけて来た。

すまんな、ついおっぱいに夢中になってしまってたよ。

 

「うん。で、お願いって何さ」

 

「実はね、来月末にドームでキャッツの3連戦があるんだけど。その試合での始球式のオファーが来たんだよ! でも、純君も一緒にって条件でね……」

 

友紀さんはお願いの内容を言ってくれたが、最後は声が小さくなってしまった。

大好きな球団の始球式のオファーがあったのか。ラジオとかでキャッツファンなのを公言していたからなぁ。

 

ただ問題は、俺が一緒という条件付きだったという事だ。

 

「キャッツの放映局って346TVじゃないよねぇ……」

 

未成年の内は346の仕事しか受けないって公言しているし、通達もされているはずなんだけどなぁ。

 

「そうなんだよね。だから、ダメもとでお願いしてみたってわけ」

 

「うん、ゴメンね?」

 

「いやいや、アタシこそ無理言ってゴメン」

 

「お詫びにキスしてあげよっか?」

 

「キ、キ、キ、キスとか……無理無理無理。それ、絶対何も手に付かなくなるやつだからっ!!」

 

友紀さんは慌てながら後退りして行った。

そして、扉の近くまで移動すると「いつか、アタシの人気だけでもオファー来るように頑張るよ! 元々アイドルに成ってすぐに出来るとは思ってなかったしね!」と言って、プロジェクトルームを飛び出していった。

 

「もう、友紀さんを揶揄い過ぎですよぉ」

 

「a-、ユキはHな話出来ても、自分の恋は苦手ですね。美波は逆で、ジュンに甘えられても、Hな話苦手です」

 

「二人はもう少し遠慮しても良いんだよ?」

 

「「いやです」」

 

おぉう、即答されてしまったか。まぁ、こう可愛い子達に侍られるのは幸せだから良いかぁ。

 

二人のおっぱいを揉みながらそう思うのだった。

 

 

 

 

 

そして6月のミニライブ。

今回の会場は銀座の美城百貨店。その催事場の特別ステージだ。

500人という入場制限付きだが、各フロアの休憩スペースにある宣伝用モニターでミニライブの映像を放映して、館内放送でミニライブをそのままお届けだ。

しかも百貨店内のCDショップでは3人のデビューシングルを先行販売する。まぁこれは5月の時と同じくサイン会の為でもあるんだけどね。

 

梅雨時で雨の心配もあったけど、百貨店内なら客は減るかもしれないけど中止は無いからね。

この話を聞いた時3人は凄く安心した表情をしていた。自分たちの時だけ雨で中止だなんて嫌だもんね。

 

そして俺だが、無理矢理出番を作らされた。

コーラスが無いのでどうにかして俺の出番を作れないかと、3人がプロデューサーやトレーナーさんたちを巻き込んで相談したのだ。

そしてその中で、麗さんが「純君に楽器を弾かせればいいんじゃないか?」と言ったらしい。

他の楽器をどうするか等、散々話し合った結果、3人のデビュー曲は俺のピアノ伴奏のみで歌う事になった。

 

……これって、俺の負担が一番大きくない? 気のせいじゃないよね。

 

 

 

 

催事場のバックヤード内に設けられた控室で、加蓮と奏のジト目視線を受けながら出番まで待機中だ。

デビュー前、正式契約前の4人だけど、現場を知っておいた方が良いだろうという事で、今日は現場に来ているんだよね。

 

それで、着替え中にハグしている所をバッチリ見られたというわけだ。

 

先月はしなかったけど、今日は主役であるアーニャと愛梨さんが、俺が服を脱いだ途端にやって来たからな。

二人とハグをすれば、主役の残りである美波さんも来るわけで……。それを見ていた紗枝ちゃんと楓さんが当然の如く並び、そして菜々さんと有紀さんも折角だからとやってくる。

結果、全員とハグする事になったんだよね。

 

 

そしてミニライブが始まって、みんなが1曲目の『お願い! シンデレラ』を歌っている今、二人からそんな視線を受けているというわけだ。

卯月さんと藍子は置かれたモニターでステージを見ているんだから、二人もそっちを見なよ。

 

 

 

1曲目のおねシンがが終わると、今日の主役である3人がステージ中央の前へと移動する。

 

『みなさんこんにちは~。今日は私、十時愛梨と』

『アナスタシアです。アーニャと呼んでください』

『新田美波の3人のデビュー曲を、順番に歌わせて貰います』

 

愛梨さんの挨拶からアーニャ、美波さんへとつながっていく。

 

『ミニライブを見に来てくださった方の殆どは、Jun君を期待していると思うんですけど、今日のミニライブでは出番の予定は無かったんです』

 

『だから私たち、ジュンに出て貰えるようにお願いしました』

 

『ですので、今日はなんと、Jun君のピアノ演奏という特別バージョンですよ~!』

 

美波さんの言葉に観客からはがっかりした声が上がったが、続いたアーニャと愛梨さんの言葉に歓声に変わった。

 

「純なら大丈夫と思うけど、頑張ってきなさいね」

 

ステージへの出入口へ移動すると奏が声を掛けて来た。それに続いて3人も応援の言葉掛けてくる。

 

 

『a-、先ずは私のデビュー曲です』

 

アーニャの言葉を聞いて、4人に「ん、じゃあ行って来る」と言ってステージへ出ると、歓声と拍手に包まれた。

その中軽く手を振って、ステージ端に置かれているピアノへ移動する。

 

椅子へ座り、軽く手を上げてから下ろすと、客席の歓声は止まり静寂に包まれた。

 

アーニャを見ると、向こうも俺の事を見ていた。

準備が出来た事を知らせるように頷くと、「曲名は『吹雪』です。聴いてください」とアーニャが曲名を告げる。

 

そして、一度深呼吸をして――

 

 

「♪ と~どけ~ とどけ お~もいよ~ と~どけ~ぇ――」

 

アーニャの歌いだしに合わせてピアノを弾き始める。

歌いだしが先だからタイミングがずれないか心配だったけど、きちんとタイミングを合わせられて良かった。

 

 

 

「♪ きみ~へと~ と~どけ~ぇ~ ♪」

 

アーニャは歌い終えると、観客にお辞儀をしてから話し始めた。

 

「私のママは日本人ですけど、ロシアで生まれ育ち、2年前に日本の北海道へ引っ越して来ました。小樽の赤レンガ倉庫先にある海。そのはるか先の、吹雪多い大地からやってきた私に、ジュンが作ってくれた歌です」

 

何かアーニャが語りだしたんだけど、予定通りなの?

 

「Я тебя люблю(大好きです)。a-、私を受け入れてくれた346アイドルのみんな、応援してくれる皆さん、大好きです」

 

話し終えるともう一度、今度は軽くだけどお辞儀をした。

 

「次はアイリの番です」

 

アーニャは短くそれだけ告げると後ろに下がり、それに合わせて愛梨さんが前へと移動してきた。

 

「は~い、次は私のデビュー曲『何かいい事きっとある』ですよ」

 

アーニャと交代してステージ中央に来た愛梨さんが、観客に手を振りながら曲名を告げた。

そして俺の方を向いて頷いたので、曲を弾き始める。

 

アーニャのとは違って前奏があるから、後は愛梨さんがきちんと歌い出せればOKだ。

 

 

「♪ 試験終わりの チャイムと同時に まっすぐ見上げた遠い空――」

 

うん、良い感じに歌えているようだ。

ただ『女らしくなる』の所で、俺に向かってウインクするのは何なの? そんなの振り付けに無かったよね。初のソロでアドリブ入れて踊るとか……

あとで麗さんに叱られても知らないぞ。

 

 

 

「♪ 一日ひとつ見~つけ 女ら~しくなる Ah Feeling Good ♪」

 

最後に親指を立てた拳を体の前で揺らしながら、文字通り気持ちよさそうに歌い終えた。*1

 

「聴いてくださってありがとうございました。私もこの曲を歌いながら、もっと女らしくなっていきたいな、と思ってます。同年代の――中高生の子達に気に入って貰えたら嬉しいです」

 

愛梨さんは体の前で手を振りながら話す。

話しながらもずっと手を振り続けているのは、愛梨さんらしい可愛いやり方だなと思った。

 

「最後は美波ちゃんですよ~」

 

「新田美波です。デビュー曲は『後から前から』です。……ちょっと恥ずかしい曲名でごめんなさい」

 

何故恥ずかしがるかな。抱きしめて欲しいって歌だろうに。

まぁ実際にそのような意味で歌っていたらしいけどさ。それでもこの世界の女だと下から上からだろうに。

 

 

「♪ 後から前から どうぞ 後から前から どうぞ 後から前から どうぞ いつでも抱きしめていいの――」

 

少し顔を赤くしながら、後ろからの所ではお尻に、前からの所では股間に手を当てて、艶めかしく歌っていく。

……これ、歌詞じゃなく振り付けのせいで恥ずかしんじゃね?

 

抱きしめてというのに、麗さんは何故そんな振り付けにしたのか……

 

しかも客席に対して横向きになっているから、今日は俺の方を向いているんだよね。

チラチラと俺の事を見るし、股間に手をやる仕草にドキドキしてしまうな。……うん、美波さんにこの曲あげて良かった!

 

 

 

「♪ 後から前から どうぞ 後から前から どうぞ 後から前から どうぞ いつでも抱きしめていいの……」

 

最後は俺の方に体を向けて、自分自身を抱きしめるポーズで止まった。

そして少しそのままでいたが、観客へと振り向きなおして口を開いた。

 

「あのっ、どうでしたでしょうか? まだ未成年なので、この歌の雰囲気を上手く表現できたか不安です」

 

美波さんの言葉に観客からは「色っぽかったよー」とか「表情も良かったよ」等の声が上がってきた。

 

「ありがとうございます。もっと上手く歌えるよう頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」

 

美波さんが観客に向かってお辞儀をすると、愛梨さんとアーニャが前に出て来た。

 

「これでミニライブは終了になります。午後からは5階のCDショップでサイン会を行いますので、良かったら参加してくださいね」

 

「会場に入れなかった方でも、サイン会には参加で出来ますからね~」

 

「いっぱい来てくれると嬉しいです」

 

3人が話した後に美波さんに手招きされたので、3人のいるステージ中央に移動する。

 

「最後にJun君から一言お願い出来るかな」

 

移動して横に並んだらそう言ってきたので、美波さんの腰を引き寄せた。

それに驚いた美波さんが「キャッ」っと声を上げ、観客からも悲鳴が上がったけどしかたないことだからね。

今日の俺は喋る予定が無くてマイク付けてないんだ。だから、3人の中では一番背の近い美波さん胸元のマイク使う為に、こうするしかないんだよ。

 

「あー、あー。マイクで声拾えてる? うん。じゃあ改めて、Junです。今日はマイク付けてないので、こんな話し方でゴメンね。一言はもう過ぎた気もするけど……今日は来てくれてありがとう。人数制限で会場に入れなかった人、ゴメンね。サイン会は俺を除いた7名が参加するので、先月のミニライブに来れなかった人や、楓さんのサインが欲しい人も是非参加してね」

 

予定の無い事を言われてもこまるのだが、お礼とか言っておけばいいだろう。

後はサイン会の宣伝もだな。今回はミニライブ1回の、午後はアイドル7名参加してサイン会だからな。この7名参加という事を知らない人も居るだろうしね。

特に楓さんは4月にサイン会をしなかったので、持っている人はいないんだよね。……まぁ既にCDを買っていると思うので、これは保存用にでもしてくれ。

 

 

「今日は346アイドルのミニライブに来てくれて、ありがとうございました」

 

そんな事を考えていたら美波さんが〆の挨拶をしたので、一緒にお辞儀をしてステージから退場した。

 

 

 

みんなは着替えた後、軽く食事をして休憩の後サイン会の会場へと移動していった。

俺はサイン会の始まった後に、加蓮たちと一緒に一足先に346本社へと帰ってきた。

 

一緒に帰ってきた4人はこれからレッスンだ。

元々その予定ではあったのだが、今日のステージを見て俄然やる気になっている。

張り切るのは良いけど、無理はしないようにねー。

 

 

さて、俺は夜の打ち上げの時間までどうしようかね……?

 

 

 

*1:
Feeling Goodの意味:気持ち良い、気分が良い等




地方での放送は数日遅れ
ネットでのネタバレ酷す……


この下にネタバレアンケートありますので注意お願いします





































夏のライブでJunがデビュー曲のほかにもう1曲歌う予定です。

知らない曲もあるかもしれませんので、一応リンク置いておきます


小さな恋のうた - MONGOL800
https://www.youtube.com/watch?v=ADfLhKw_XD0

TOKIO - 沢田研二
https://www.youtube.com/watch?v=hUfTDQru5yI トーキーオッ!
https://www.youtube.com/watch?v=FKZhQV9zhsM トーキーオーゥ!

いいから - WANIMA
https://www.youtube.com/watch?v=UAUBN8LEjXI&list=OLAK5uy_lVIOu5UfdVwSekJgC3NFM16vGmYVY2GDs&index=10&t=0s 要ミュージックプレミアム
https://www.youtube.com/watch?v=i6AFN5F0IVU

魅惑のパンティライン - どぶろっく
https://www.youtube.com/watch?v=dY8j2HDEazk

O・P・P・A・I - 感覚ピエロ
https://www.youtube.com/watch?v=DgfKFXZWdJ0


アンケート宜しくお願いします。

夏フェスでJunが歌う曲

  • 小さな恋のうた
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  • 魅惑のパンティライン
  • O・P・P・A・I
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