※この作品はR-18です。

男の少ないデレステ世界で2度目の人生!?   作:猫仔猫

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中学2年 02月①

3学期の期末試験も終わった2月最終週の月曜日。高校生組と渋谷のCDショップを巡ってから家に帰ってきた。

リビングのテーブルの上にお菓子やジュースを準備して、美波さん・愛梨さん・夕美さんと一緒にテーブルを囲む。

高校生組のもう一人である友紀さんは3年生の自主登校期間に入った途端に帰省したよ。目的はキャッツの春キャンプ目当てだったけどね……

 

「夕美さん、CDデビューおめでとー」

 

そう、今日は夕美さんの1stシングルの発売日だったんだ。だからこうやってお祝いをしているわけだ。

 

「結構売れているみたいでよかったね~」

 

「うん、ありがとう」

 

愛梨さんの言葉はお世辞でもなく、お店での売れ行き実際に見てきた感想だ。だから夕美さんも本当に嬉しそうな笑顔で応えている。

 

「でも販売イベントやらなかったの残念じゃない?」

 

「ん~でも試験期間中はそんなにレッスンの時間取れなかったし、仕方なかったかなって。それに今週末から土日はいろんな所で握手会をやって貰えるからね」

 

12月の藍子の時には前日にミニライブをやったから、発売前にミニライブをやらなかったのは夕美さんが初めてになる。

夕美さんのCD発売を3月にする話も出たんだけど、3月は冬フェスの円盤が発売されるからそれに被るよりは……ってことで結局今月発売になったらしい。

その代わりと言ってはなんだけど、週末土日にCDショップで握手会を行うらしい。10か所くらいで、3月いっぱいはかかる予定って話だ。頑張って!

 

 

 

「じゃあ、夕美さん。これ」

 

暫くお喋りをしたあと、話題が止まった所で鞄からある物を取り出してテーブルの上に置いた。

テーブルの上に置かれたそれは『夕美』と書かれたドアプレート。346プロの小道具さん(30手前のお姉さま)に作って貰った一点物である。代金は一個あたりキス一回、純も嬉しい相手も嬉しいの Win-Win の取引であった。*1

 

「これって……」

 

夕美さんは自分の名前の書かれたドアプレートを見て、戸惑ったような顔を俺に向けた。

 

「んー、純君の花束入りの証っていうのかな? この家の部屋を夕美ちゃんにってことね」

 

「うん、だからこれもね」

 

先に美波さんが説明してくれたので、鞄からさらに取り出した家の鍵をドアプレートの上に置いて、夕美さんの前に移動させた。

 

「本当? 嬉しい!!」

 

夕美さんは唇の前で両手を合わせて感激の言葉を漏らすと、立ち上がって俺の事を抱きしてきた。

夕美さんの美乳に顔が埋まって嬉しかったのは束の間、強く抱きしめられているせいで息が苦しく……

 

 

「ちょっと、夕美ちゃん! 純君が苦しそう!」

 

俺が抱きしめ返してるのではなく、苦しくてタップしていることに気づいた美波さんが夕美さんを止めてくれた。

 

「嬉しすぎて……ごめんね」

 

「気持ちはわかるけど、気を付けようね」

 

「うんうん、こう優しく抱きしめれば喜んでもらえるからね」

 

美波さんがお姉さんらしく優しく注意すると、愛梨さんが俺の頭を後ろから自分の胸に抱え込んだ。

愛梨さんの双子山の間に後頭部が埋まった。前から! 前からお願いしますっ!!

 

 

夕美さんと愛梨さんが椅子から離れたし、このタイミングで移動しようか。

 

「じゃあ夕美さんの部屋決め……一緒に家の中の案内もしようか。まぁここのリビングはいいとして、2階には他に俺の部屋。1階には――」

 

1階に降りて食堂や客室、そしてお風呂。

 

「ジェットバスや泡風呂もあるよ。後で一緒に入ろうね」

 

「えっ? 良いの?」

 

夕美さんは確認するように美波さんと愛梨さんに確認した。

 

「泊まりに来た時は一緒に入るかな。その方が喜んでくれるし」

 

「体洗ってくれたりもするんだよ~」

 

うんうん。美少女たちと一緒にお風呂に入れるのは嬉しいし、普通に触るも良いけど泡泡で弄るもの楽しいよね!

着替えが無くても乾燥まで一気にやってくれるドラム式の洗濯機もあるし問題無い。まぁこれは瑞樹さんには不評だけどね。お休みの日はわざわざ屋上で洗濯物干してたりするし。

でも畳んで仕舞ってくれるところまでやってくれるから、凄く感謝してるよ。

 

その後は3階から上のみんなの部屋。

3階は楓さん、奏、加蓮と菜々さんの部屋。4階は美優さん、美波さん、アーニャに紗枝ちゃん。5階は瑞樹さん、愛梨さん、卯月さん、藍子だ。

 

「屋上は今は物干し竿が置いてあるだけかな。夕美さんが卒業して引っ越して来たら、プランター置くのも良いかもね」

 

「うん、それも楽しそう。じゃあ屋上に近いし、5階の愛梨ちゃんの隣の部屋にしちゃおうかな? でも高校卒業してからだと2年後なんだよね」

 

偶に泊まりに来るのは問題無いけど、それでプランターでお花の世話は厳しいもんな。

 

「まずは着替えとスキンケア用品とか、お泊りセットみたいな感じで用意しておくと良いと思う。後はそれを入れておく収納ボックスとかかな? 家具や布団なんかはお給料の中から少しずつ揃えていくのが良いと思うよ」

 

「お泊りに来るときは純君の部屋で寝るから、当分いらないと思うよ」

 

美波さんと愛梨さんが夕美さんに部屋に置くものをアドバイスしている。

愛梨さんの言う通り本格的に引っ越してくるまで『泊まりに来る』=『一緒に寝る』だもんな。年末の時みたいなみんな一緒に泊まりに来るって時は別だけど。

 

*1:
ちなみに13回もやってればキスだけで済まない事も少なくは無い。もちろん手を出すのは純の方から

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