美少女にTSした僕と狐耳ロリババアのおしかけいちゃラブ生活 作:テモ氏
抱き寄せると、そのままつづらは体重を預けてきた。
度重なる絶頂は、つづらを一見して廃人と見紛うほどの前後不覚に陥らせているようだ。
顔中を涙やら汗やら汁まみれにし、見れば涎すら垂らしている。
だが、虚ろながらに開いた目には辛うじて意識の光があった。
その証拠に、視線をぶつけると焦点の合わないままの瞳で僕を見つめ返してくる。
過剰な快楽に打ちのめされた表情は蕩けきり、わずかに開いた唇からは未だに震える呼吸が漏れている。
嗜虐心と庇護欲の混ざった感情が心に湧き上がって、僕はつづらの頭を優しく撫でると、衝動的にその身体を膝の上に抱き上げた。
「ぁ……」
驚きとも拒みともつかない声を漏らすが、つづらはなすがままだった。
変わらず凶悪に勃起したままの陰茎が待ち構える真上に、ゆっくりと腰を下ろさせる。
「は、ぁ……っ♥」
つぷり、と先端が触れたと思うとそのまま飲み込まれていく。
力を込めることすらできないつづらは、重力に従って根本まで肉茎で貫かれるしかなかった。
「う゛ぅぅぅ……っ♥」
呻きのような声を漏らして、つづらは挿入だけで絶頂する。
熱を持つ蜜壺はもはや熟れきって、麻痺しかけたつづらの快楽神経を灼き続けているようだ。
僕はつづらの背中に手を回して、ぎゅっと抱き寄せる。
いわゆる対面座位の体勢で、つづらの体重と体温を独り占めにするために。
「つづら……かわいい……♥」
「うぅ……へぅぅ……♥」
膝の上の重みと体の熱を感じながら囁くと、つづらは情けなくも甘い声で返してきた。
あまりの快感に脳を揺さぶられたせいで、一時的に思考もできなくなっているのだろう。意味を為す言葉を発せないままに、縋るように抱きついてくる。
――かわいすぎるだろ。
「つづら……大丈夫だよ。落ち着くまでこうしてよっか?」
思わず毒気を抜かれた僕は、そう口走っていた。震える呼吸を繰り返す小さな身体を抱き返して、しっとりと汗で濡れた背中を撫でてやる。
「ん……♥」
「……尻尾も、撫でてあげる」
「んぅ……♥ んん……っ♥」
ふさふさの尻尾を撫で付けると、つづらは心地よさげな吐息を漏らす。
しばらくそうしていると、肉壁が緩やかに締め付けてきた。体力が戻ってきたのか、しがみつく手にも心なしか力が入ってきたような気がする。
ぴたりと合わせた胸から伝わる少し早い鼓動を感じながら、僕は自分からは一切動かずにゆっくりと撫で続けた。
すると、唐突に陰茎の根本が刺激される。
つづらの腰が、微かに前後したのだ。
「つづら……?」
「ん……っ♥ おまえさま……すき……っ♥」
僕の肩口に顔をうずめながら、つづらは眠たげな声で僕を呼ぶ。
久方ぶりに紡がれた意味のある言葉は簡単で、それでいて直球だった。
思いがけず明確に好意をぶつけられて、心臓がどきりと跳ねる。
対面座位で挿入している最中だと言うのに――いや、それどころか何度も膣内射精すらしておいて、今更ながらに恥ずかしく、そして嬉しかった。
……これは、やり返さないといけないな。
「僕も好き……つづら、好き……♥ 好き、好き、好き……っ」
「ふあ……っ♥ あ、あ……っ♥ おまえさま……♥ おまえさま……っ♥」
僕はつづらに囁き返しながら、僅かな腰の動きを助けるようにゆっくりと前後に揺さぶっていく。
最奥まで突き刺さった肉杭は、優しい動きでも十分すぎるほどにつづらの内側をかき回した。
不安げな響きの混じった声で僕を呼ぶつづらは、弱々しくも腕に力を込める。しかし、腰の動きを止める気配はなかった。僕と呼吸を合わせるように、ほんの少しずつ前後のストライドを大きくしていく。
「んっ、んん……っ♥ おなかの奥……熱くて、ふわってして……しあわせじゃ……♥」
「僕も……しあわせ……♥」
まだ口調はどこか眠たげだったが、だいぶ意識が戻ってきたらしい。驚くほど熱い吐息とともに漏れ出す素直な言葉は、なんの衒いもなくただただ可愛らしい。
様子を見るように慎重だった前後の動きも、やがて控え目ながらに早まっていく。僕は耳元から顔を離すと、次は蕩けたままのつづらの瞳を見つめた。
視線を合わせただけで、つづらはまるで魅入られたかのようにうっとりと僕を見つめ返してくる。
まだ朦朧としているのだろうか、目にハートマークでも浮かんでそうなほどのトロ顔である。エロさと可愛さに、至近距離で見続けるだけで再び乱暴に犯したいという衝動が湧き上がってきそうだ。
「はぁぁぁぁぁ……っ♥ と……とろけてしまいそうじゃ……ぁむっ♥ んっ♥ ちゅ……♥」
僕は自分をなんとか抑えようと、つづらの唇を奪った。きっと乱暴に犯しても快楽を感じてくれるだろうが、今の幸せそうな表情を崩したくはなかったのだ。
舌を絡め合い、粘膜と身体同士を密着させて全身で快感を分け合う。互いの境界がなくなっていきそうな錯覚に、僕は脳の奥から痺れていった。
身体を預けてくるつづらは、緩慢な腰の前後運動を続けながらたまにぎゅう、と抱きついてくる。その度にどうしようもないほどの多幸感が溢れて、それ以上の力で抱き返してしまった。
するとキスを続けたままの口元から、苦しそうに息が漏れてくる。謝る代わりに、僕は口づけをさらに深めていった。
「んんっ♥ んむっ、ん、ちゅうぅぅっ♥ れる……っ、れろ……♥ はぷっ……♥ ふぁ、あ、おまえさま……ぁ、口づけ……たまらぬ……♥ ちゅっ、ちゅっ♥ れろ……♥」
気づけば、つづらは徐々に積極的にやり返してくるようになっていた。十分ほど前にはなすがままだったのが、今は舌を絡め返し、口づけを繰り返し、腰の動きにも少しづつ力を戻してきている。
くっつけた下腹部からじんわりと伝わってくる暖かさの正体は、おそらく淫紋からの温もりだろう。活発に反応しているということは、口づけがつづらを回復しているのだろうか。
唇を離すと、つづらは満足げにふにゃりと目を細めた。
僕は腰を止め、聞いてみる。
「つづら、大丈夫? また少し激しくしちゃうかもだけど……」
「ふぁ……♥ おまえさまは優しいのう……♥ 」
実際、衝動がなくなったわけではない。獣欲もまだまだ渦巻いているし、おそらくは射精するまで収まらないだろう。かといって、今のままのゆったりした攻めでは射精まで行けるとは思えない。であれば、ほぼ間違いなくもう一度つづらのことを全力で攻めることになるはずだ。
ガン突きされて意識をトばしたつづらもえっちではあったが、今のかわいく甘えきってくれているつづらを目の前にすると、この流れでもう一度あんなことをするような気分にはなれなかった。
だが、衝動に従ってしまえば僕はまた同じことをしてしまうだろう。そうなれば、今度は最後まで犯し続けるような気がしていた――それこそ、意識を失おうが射精するまで肉穴として使うはずだ。
なので問うたのだが、つづらは知ってか知らずか身体を預けて頭をすりすりと擦りつけてくる。ふわふわの狐耳が頬に触れて、とても心地よかった。
つづらはその態勢のまま、優しく誘うような声で告げる。
「……おまえさま、迷わずともよいぞ? やりたいことがあるのなら、遠慮などせずわしにぶつけてくれ……♥ いくら気をやろうが、壊れそうなほどに奥を突かれようが、口では嫌がろうが……わしの身体が返す反応が全てを物語っておろう?」
「つ、つづら……」
ついさっきまで朦朧としてたとは思えないほどしっかりした口調でそう言って、つづらはこちらに視線を向けた。
金色の瞳を細めた流し目に、攻めていたはずの僕は逆に動けなくなってしまう。
「にゅふふ……この通り、おまえさまとのらぶらぶなでぃーぷきっすですっかり元気も戻ったし……の? ちゅ……、れる……♥」
つづらは余裕たっぷりに見える不敵な笑いとともに、僕の頬に口づけをする。そのまま鼻に向けて舌を這わせたと思うと、鼻頭を唇でぱくりと甘噛みして離れた。
「くふふ……♥ まあ……それはそれとしてさっきのように逃げ出すことはあるかもしれんが……それは、気持ちよすぎておかしくなってしまうと思ったから思わずじゃな……わ、わしもまだ慣れとらんしそういうこともあるというか……じゃが、わしも決して心からおまえさまを拒んでいるわけではないぞ? むしろおまえさまには……思うさま、無理やりにでもわしを使って欲しいのじゃ……♥」
「つ、つづら……♥」
「くふ……おまえさま♥ 膣内(なか)でびくびくしておるぞ……もう我慢出来ないのではないか?」
実際、もう辛抱できるような状態ではなかった。これ以上衝動を煽られれば、きっと止まらなくなるだろう。
それを見抜いてか、むしろつづらはにやにやと挑発してくる。
「よいのじゃぞ? あのまま犯し抜いてもよかったのに、優しく気遣ってくれたお礼じゃ。おまえさまのしたいようにして……♥ のう、おまえさまはどうしたい……? やはり後背位で腰の骨がずれてしまうほど激しく突きたいか? それとも、無理やり騎乗位にさせて突き上げたいか? それとも絞られたいというなら、天にも昇る心地を約束しようぞ……♥」
繋がったまま首に腕を回され、囁き声を耳から流し込まれる。
痛いほどに勃起した肉塊を媚肉の温もりに埋め込んだままで、僕の理性は消え去る寸前だった。
だが、それ以上に溢れる愛おしさは僕に「衝動に任せて襲いかかる」以外の選択肢を与える。
つづらをもっと蕩かせたい。乱れてぐちゃぐちゃになったまま、多幸感で溺れてしまうほどに。
意味のある言葉なんか喋れなくなるくらい攻め立てて、同時に今度は溶け合うくらいに心ごと犯してしまいたかった。
契約を結んだばっかりの僕専用子宮めがけて濃厚精液をたっぷり注ぎ込んで、目の前のかわいい妖狐を幸せと快楽の奔流で蕩けさせられたら。
そして、正真正銘のつがいであると実感しながら一緒に眠れたらどんなに幸せだろうか。
そのためにはどうするべきか。一方的に貪るだけではたどり着けないだろう。
それならば――導き出される答えは、一つだった。
「つづら……♥」
先程されたことをやり返すように、僕はつづらの顔に口づけを落とした。頬を唇で挟み、舌を這わせて肌の感触を楽しむと、最後にまたキスを交わして離れる。
短い接吻の名残を惜しむように、唾液の糸が引くのが見えた。
「一緒に……気持ちよくなろ? 手をぎゅってしながら……見つめ合って、身体もぴったりくっつけたまま、キスもして……きっと、どんなに激しくするよりもその方が幸せで……気持ちよくなれると思うから」
「あぁ……♥ おまえさま……ふぁ、あぁぁぁ……」
言葉の内容だけで、つづらの膣内がきゅんと締まる。僕は再び唇を合わせると、繋がったままつづらを押し倒した。
何の工夫も衒いもない、ただの正常位。密着したまま指を絡めて、舌同士で愛撫を交わしながら、二つの息遣いが重なっていく。
まだ腰は動かさず、感覚だけを研ぎ澄ますように慎重に愛撫を重ねていく。
わずかに肌を指が撫でるだけで、つづらはびくりと身体を震わせた。ともすれば、軽く絶頂したのかもしれない。
解れきった身体と剥き出しになった性感は、優しい攻めですらつづらを上り詰めさせる。であれば尚更、たっぷりと蕩けてもらわなくては。
「つづら、動くよ?」
「はぁぅ……♥ よ、よいぞ……♥ いっぱい突いてくれ……おまえさま……♥」
こくこくと頷くつづらは、さっきと比べて幾分余裕がなくなったように見える。
喉を鳴らしてつばを飲み込み、興奮に息を荒らげながら視線を下げる。
繋がっているところが見たいのだろうか。僕は腰を引きながら、少しだけ身体を持ち上げて接合部が見えるようにしてやった。
癒着したかのような錯覚を覚えるほどにぴったりはまり込んだ肉杭を、ゆっくりと蜜壺から引き抜いていく。
襞を一枚ごとにカリが引っ掛ける度、つづらはくん、くん、と喉を鳴らして軽イキを繰り返した。
「かわいい……気持ちいいの?」
「うむ……っ♥ おまえさまがゆっくり優しくしてくれるからかのう……さ、さっきよりもずっと敏感になってぇ……へうぅっ♥」
やはり、愛情を込めてじっくり攻めたのは正解だったようだ。つづらはその言葉通り、かなりイき易くなっているようだった。疲弊した体力がキスで戻ったことで、感覚器官も元の鋭敏さを取り戻したのだろう。
つまりは、また沢山イかせることができるということだ。
抜ける寸前まで腰を引いてから一気に奥まで貫くと、つづらは絶頂に身体を強張らせた。
繋いだ手に力が入り、反らした白い喉が快楽の呻きに震える。
「――――っっ♥ お゛っ、お゛……っ♥」
ひと突きだけでイってしまったつづらを追撃せず、僕は一旦動きを止める。
絶頂するつづらを腕の中で感じながら、うねる膣内が陰茎を甘く締め付けてくるのをじっくりと堪能した。
数秒の後。ようやくつづらの身体が弛緩して、潤んだ瞳が僕を再び捉える。
「お、おまえさま……♥ わしが落ち着くまで、待っててくれたのか……?」
「ふふ……もう一回動かすね?」
「あ……っ♥ く、あぁぁ……っ♥」
絶頂したばかりの膣内を、僕は優しく蹂躙し始めた。
激しい刺激になりすぎないよう、短めのストロークで膣の中ほどから奥あたりをとんとんと突いてやる。
すると逆に丁度いいところにあたってしまうのだろうか、つづらは苦しげに身体をよじって声を上げた。
「あっ、あ゛ぁ……っ♥ う、お゛っ、おぉぉっ……♥ おっ、おまえさま……っ、おまえさまぁ……あ゛ぁっ♥」
逃げ場のない快楽責めに脳を灼かれて、つづらの喘ぎは早くも獣のようにひずみ始める。
等間隔で繰り返されるピストンに苛まれるように、僕の下で組み敷かれたままのつづらは悶えていた。快感に耐えきれず苦しげに顔を歪めているが、その両足は貪欲に僕の腰へしがみつく。
つづらはそのまま、まるでもっと強いピストンを奥に欲しがるかのようにぐりぐりと下腹部を押し付けてきた。
焦れるような動きで求めてくるのは、無意識なのかそれとも意識しての行動なのだろうか。少なくとも、つづらの余裕のない表情からは前者のように思えた。即ち、本能が勝手に種付けを求めて身体をおちんちんに媚びさせている――ということになる。
つづらの身体のそうした反応は、そのままむき出しのフェロモンとなって僕を襲ってきた。
淫紋の輝きはさらに強まり、密着した下腹部からは脈動が伝わってくる。
じんわりと温かい感触はいつしか火傷しそうなほどの熱に変わり、室内の温度すら上がっていくような気がした。
「ひっ♥ あ゛ぁぁっ♥ あ゛っ♥ まって♥ まってくれっ♥ おまえさまぁっ♥」
「こんなっ、腰動かしながら……っ、そんなこと言われても、なぁ……っ!」
再び余裕がなくなって乱れるつづらに、僕もまた嗜虐心を刺激されてしまう。繰り返す抽送は止めずに、軽く詰りながら顔を近づけ、言葉を続けた。
「素直になってよ。また意識飛ぶまで無理やりしちゃうよ? 一方的に蹂躙されて、よく分かんないまま肉オナホみたいにコキ捨てられて……そんなの嫌でしょ?」
「ひっ、い゛っ♥ そっ、それはそれでいいかもしれぬ……っ♥ てっ、ていうかっ、耳元でそういうこと囁くのっ、だめっ♥ なのじゃっ♥ なんでも受け入れたくなってしまう……っ♥」
「え? 受け入れてくれるんでしょ? さっきそう言ってたじゃん」
言いながら、僕は段々とピストンを深くしていく。それでもギリギリのところで理性を保って、まだ全力の攻めまでは行かずに耐えていた。
「そっ、そうじゃっ♥ そうじゃけどぉっ♥ やっぱり気持ちよすぎて我慢できないのじゃあっ♥ トんでっ、トんでしまうっ♥ トんでしまうぅぅっ♥」
「大丈夫だよ……ぎゅってしててあげるから……っ! 意識飛ばしても、帰ってくるまでずっと犯しててあげるから……♥ トんじゃえ……っ♥」
「ひあ゛あぁぁぁぁあ゛あ゛ぁぁぁぁっ!! はげしっ……い゛っ、いぃぃっ♥ おまえさまっ、お゛まえさまぁぁぁあ゛ぁぁっ♥♥」
繋いだ手をぎゅっと握って、僕は一気に全力で腰を振りたくる。最奥めがけて深く突き刺して、どちゅどちゅと子宮にストロークを響かせていった。
背中を向けていた先ほどとは違って、今回は完全に組み敷いた状態だからつづらの表情がしっかり見える。
ひと突きごとに快楽で壊れていくような有様に、同時に刺激される嗜虐心と愛しさで目眩いすら感じた。
おそらく普通の人間ならとうに音を上げているだろう激しさの荒淫を経てもなお、つづらの膣内は貪欲に肉茎を受け入れる。貫いたまま奥をぐりぐりと責めれば咀嚼するように媚肉を蠕動し、腰を思い切り動かして突いてやればぐちゅぐちゅと派手な水音を立てて愛液を飛び散らせた。
「うあ゛ぁぁっ、あ゛っ、あ゛ひっ……!? イッ、て……っ! イッてるっ、イッてるのにぃっ、おまえさまぁっ、あ、あ゛……っ!」
腰を反らして、つづらはまたしても絶頂へと上り詰める。
止まることのない快楽の波状攻撃によってもはや痙攣のごとくに震える膣肉は、ストロークの度に僕の陰茎をぴったりと抱きしめてきた。まるで最奥に留めようとするかのようなその反応にすら、愛おしさが溢れてしまう。
大きな釣り眼はとめどない絶頂に焦点すら結べず、涙で潤んだまま緩やかに細まって僕を写していた。
「あ゛ーっ……は、あ゛ぁ……っ、おまえさま……っ、あうう……う……うあっ!? あ゛っ、あ゛ぁぁっ♥ あ゛っ♥ あ゛ーっ♥」
絶頂の波をやり過ごし、なんとか息をつこうというところでもう一度深く突き入れる。
体液にまみれて艶めき乱れるつづらを衝動のままにかき抱き、僕は頭の中から滝のように湧き出す快楽物質に溺れるまま、必死に腰を叩きつけた。
「かわいい……っ、かわいいよ、つづら……っ! つづらぁ……っ、好き、好き……好き、好きだよぉっ!」
「やっ、あ、あ゛ぁぁぁっ!! だめぇっ♥ だめなのじゃあっ♥ おまえさまっ、いっ、いまのっ、わし、は……っ、それだけでも……っ、おっ、お゛っ♥ ふっ、お、おぁぁぁっ、あ゛っ♥ あ゛ぁぁぁぁっ♥」
もはや語彙すらなくなり、それでも衝動に任せて想いを口走る。伝えなければ破裂してしまいそうだった。
既に好きという言葉だけでも絶頂に結びついているのか、つづらは身体を突っ張って獣のような声を上げる。
そんな姿を見てこみ上げる愛しさと昂奮が、まるでずっと射精し続けているかのような多幸感に変わって僕を蕩かしていった。
――僕たちは出会ってから間もない。そのはずなのに、もはやそんなことは関係なかった。
つづらが言うように、「魂が惹かれる」というのはこういうことなのだろうか。
「あ゛っ、あ゛ぁぁぁぁぁ――――っ♥ あ゛――――――っ……♥ う゛……」
ひときわ強く上体を反らしたと思うと、つづらは呻きのような声とともにがくりと首を項垂れる。気絶したのだ。
糸が切れたように全身から脱力したつづらだったが、裏腹にその膣道は千切れんばかりに締め付けてくる。
「お゛ぉぉっ……や、やば……っ……♥」
それは動物的な本能のためか、あやかしとしての特別な身体の反応なのか。どちらにしても、既に先走りをだらしなく垂らしていた僕の分身は、その刺激に悲鳴を上げた。
腰をぞくぞくと電流が登り、恐ろしいほど大きな快楽の予感が徐々に迫ってくる。
その誘惑に抗うように僕はつづらのぐったりした身体を抱き起こし、座位で抽送を続けた。
「んっ、ぅ……っ、ふ、う……っ、う……♥ んっ♥」
僕が動く弾みで、意識を失ったままのつづらの口から息が漏れる。
耳元でその響きを感じながらピストンを重ねていると、唐突に切迫するような呼吸音に変化した。気がついたのだろう。
「――はっ、あっ!? あっ♥ なっ、あぁっ!? おっ、おまえさまっ♥ わ、わしっ、気絶して――――っ!? ふあぁぁぁ゛っ♥ まっ、て――――っ♥」
混乱したまま絶頂を迎えるつづらを押し倒して、僕はラストスパートをかけていく。
正常位でのピストンで、つづらが絶頂から帰ってくるよりも早く追い詰めていった。
「あ゛あぁぁぁぁっ!! ふあっ、あ゛っ、あっ、ひ、あ――――――っ♥♥ だっ、め゛ぇぇっ、え゛ぇぇっ♥ おまえさま゛っ、おまえっ、さまぁ゛ぁ――――っ!!」
責め苦に喘ぐ獣のような絶叫は、狂おしいほどに僕を興奮させる。
こっちももう限界が近い。
荒い呼吸の下、あとひと押しで堰を切りそうな精を必死で抑えて最奥をえぐり続けた。
我慢するのが辛いほどの快感、そして胸が破裂しそうなほどにこみ上げてくる愛おしさ。
僕の心と身体は、暴力的なまでの多幸感でおかしくなってしまいそうだった。
――いや、もうおかしくなっているのかもしれない。
ずっと挿入していたい気持ちと、最高の射精をつづらの子宮めがけて決めたい気持ちがせめぎ合って、愚直なまでのピストンを僕に強いる。
「しっ、幸せすぎて頭がばかになる……っ! つづらっ、も、もう僕、気持ちよすぎて、幸せすぎて……っ、だっ、だめかも……!」
「わっ、わしもっ! わしもばかになるのじゃ……っ♥ おまえさまのことしかっ、もう考えられぬぅ……っ♥ あああっ、まっ、またっ、イッてるのに、またイくのじゃ……っ♥ も、もっと、もっとばかになってしまう……っ♥ そっ、それとも、もうこれ以上ばかになれぬほどばかなっておるのか……? なっ、なにも……っ、なにもわからぬ……っ、はぁぁぁっ、おまえさまっ、おまえさまぁっ……はぁっ、あっ、ああっ、きたっ、また、イっ、あ――――っ♥」
さらなる絶頂に、既に細かく震えていた肉壷がいっそうきつく締めつけてきた。
根本まで突き入れると、つづらの最奥から膣口までがぴったりと僕を抱きしめ、背骨を一気に甘い痺れが走り抜ける。
それは、射精の前触れだった。
もう逃れられない。耐えることのできない、最大の快楽の予感。
すべての我慢を打ち破って、白濁の奔流が下腹の奥から押し寄せてくる。
「つ、つづらっ、出る……っ! 射精っ、しゃせいしちゃう……っ!! 出すからっ、奥でっ、全部、全部出しちゃうからっ!!」
「まって、まってぇっ♥ だめなのじゃっ、だめなのじゃあっ! いまっ、いま出されたらっ♥ いま出されたらっ、わ、わしっ、戻れなくなるっ♥ もどれなくなってしまうぅっ♥」
「戻れなくなろっ? ねっ、一緒にっ、一緒に遠いとこまでいっちゃおうよ……っ♥ 出すよっ、中にっ、またっ、いっぱい……っ♥ いっぱい出すっ、から……っ♥」
「あぁぁぁっ、おまえさまぁっ……♥♥ おまえさまぁぁぁぁっ♥♥♥」
情欲と快楽に潤んだつづらの瞳の真ん中に捉えられた瞬間、視界の奥で白い光が爆発する。
それが強すぎる快感だと気づくより早く、僕は魂ごと根こそぎ持っていかれるような射精をしていた。
「――――っ! っ、あ…………っ、か………………っ、は…………っ♥」
声も出ない。喉が詰まり、全身の筋肉が勝手にこわばって自由が効かなくなる。
骨盤ごとぶつける最後のピストンでつづらの子宮口に亀頭を激突させたまま、脈動の音が聞こえてくるほどの勢いで煮えたぎる精を放った。
「――――っ! ――――――――っっ♥♥ ――――っっっ!?!? っ、っ、っっ――――♥」
細い体が折れてしまうのではないかというほど仰け反り、つづらもまたこの日最大の絶頂に達する。口を開いてはいるが、もはやその絶叫は声にもなっていない。
頭が真っ白になって、ただ快楽だけが五感をすべて支配する。
永遠とも一瞬とも感じる射精は、脳が焼ききれるかと思うような快感で僕を叩きのめした。
つづらもまた脱力し、糸が切れたようにベッドに沈む。
繋がったままつづらの上に倒れ込むと、疲労が心地よい重みとなって僕の身体に伸し掛かってきた。
僕は抱きしめ合う代わりに、首筋に顔をうずめた。疲労感と快感の残滓のせいで、指先すら動かないのだ。
身体だけじゃなくて、魂まで温かくなるような感覚が優しく身体を包んでいく。
きっとこれが、あやかしの存在と交わるということなのだろう。
こんなことを知ってしまったら、元になんて戻れるはずがない。
そのまま優しく広がる闇に身体を預けるように、僕は意識を手放した。