美少女にTSした僕と狐耳ロリババアのおしかけいちゃラブ生活 作:テモ氏
つづらは失言を取り消すように、慌ててぶんぶんと首を振る。
「だー! ちがうちがうちがーう! 最初じゃない! 初めてじゃないのじゃ! ええと……そ、そうじゃ。お主とは最初、という意味じゃな。そうじゃそうじゃ」
独り合点するように何度も頷くと、つづらは続けた。
「そっ、それにどうせおぬしもふぁーすときすじゃろう! ふふん!」
「あ、えっと……」
「えええ!? 違うのか!? しょっくなんじゃが!?」
「あ、いや、妹だしノーカウントだと思う、けど……」
そう。僕は小学生の頃に一度、妹にキスをされた記憶があったのだ。
とは言っても家族だし、触れるぐらいの軽いやつだったし。実質、今のが本当のファーストキスだったと言えるだろう。
……いやいや、なに弁解じみたことを考えてるんだ僕は。
しかし口に出していない以上、何を思っても意味はない。
つづらはますます憤慨と焦りで顔を真っ赤にして、勢いよく身を起こした。
「ぬ、ぬぬぬぬ……! もうよい! さすがにこっちは初めてじゃろう!」
つづらはこちらに尻を向けると、僕の陰茎に顔を近づける。
自動的に、僕の目の前に迫るのはつづらの秘所である。
鼻先に突きつけられる割れ目は、ぴったりと閉じてはいるが湿り気を帯び、既に奥からとろりと蜜が染み出していた。
襦袢に焚きしめられた芳香とつづら自身の甘い匂い、そこに混ざる甘酸っぱい香りはきっとつづらの花芯のそれだろう。
フェロモンのようなものなのだろうか。鼻腔に触れた瞬間、眩むほどに僕の牡の部分が刺激された。
「ひゃわっ!? な、なんじゃ!? いきなり震えおったぞ……!」
股間のそばでつづらが悲鳴を上げる。陰茎が勢いよく脈打ったからだろう。
しかしつづらは深呼吸すると、幹のあたりに両手を添えた。ひたり、と冷たい指先が肉茎に触れる。
「んっ……」
「はぁっ……はぁっ……い、いくぞ……!」
緊張と興奮からか荒くなったつづらの息遣いが、絶えず亀頭を刺激していた。
見えなくてもその表情は想像できるし、そのせいでまた勃起が硬くなる。
さらに十秒ほどの間を開けてから、その瞬間は突然訪れた。
「ぁむ……ん、んぐ……っ」
「ひぅ……っ!」
呻くようなつづらの声とともに、熱とぬるりとした感触が亀頭を包む。
見えなくてもはっきりと分かった。いま僕は、つづらにフェラチオされているのだ。
ぎこちないともいうべき愛撫は、それでも人に触られるのは初めての僕には充分すぎる刺激だった。
むしろ慣れてないからこその規則性のなさが、余計に不意打ちのような快感で揺さぶってくる。
「ふぉ……ふぉう、ひゃ……?」
「きもち、い……っ!」
たぶん、「どうじゃ?」と聞いたのだろう。その口の動きに先端がくすぐられる。
僕が上ずる声でなんとか答えると、つづらはいっそう早めてきた。
唇を引き結び、僕は腰が浮きそうになるのを耐える。快感に身を任せては、つづらの喉を突いてしまいかねない。射精感の方はそれほどでもないのは、その刺激があまりにも強すぎるからだろうか。
そのまま僕が必死に堪えていると、やがてつづらは攻め手を休めて口を離した。
つづらは荒い息を吐いて、幾分か弱々しい声を漏らす。
「あ、あごが疲れる……まだイかぬのか……?」
「も、もうちょっとで……ひゃうんっ!?」
答えようとした僕は、股間に走った突然の刺激に嬌声を上げてしまう。屹立の付け根を刺激されたせいだ。
「な、なんじゃ!? どうした!?」
「そ、それ……そこ、きゅってされると……!」
おそらく、つづらは無意識に根本の辺りをきゅっと握ってきたのだろう。図らずも弱点を突かれてしまった僕は、慌てるつづらに思わずねだってしまう。
「ほほう……? こ、こうか……っ!」
「んっ! それ、気持ちいい……っ」
「ほう……ふふふ、ほれほれ……♪ にゅふふ……こっちもしてやるぞ? あー……むっ♪」
「あぁぁっ! やっ、一緒にするのは……っ!」
手応えがあって嬉しいのか、つづらは上機嫌で肉槍の根本をしごき始めた。それに加えて、再び口淫も開始する。
同時に攻めたてられて、急速に射精感がこみ上げてきた。
攻め手自体は相変わらずのぎこちなさだったが、二点に増えただけでこうも変わるのか。
熱い感覚が芯に集中し、背筋がぞくぞくと甘やかに震えだす。
「ふぁっ、あっ、だめっ、出る、でるぅ……っ! やっ、あ、あっ、あぁぁっ!」
「らへっ、らひてしまえっ♪ んむっ、じゅぷっ♪ じゅぶっ、ふっ、んぐっ♪」
もはや我慢できずに漏れる僕の声に、その時が近いと悟ったのだろう。精液を搾ろうとするかのように、つづらは一気に動きを早めてきた。
どくり、と下半身の脈動を感じるが早いか、快感とともに尿道を熱量が昇っていく。
この器官にとって、初めての射精――すなわち、精通の時が来たのだ。
「やっ、あぁぁっ、いっ、イくぅぅぅっ!!」
「むぅぅっ!? ん、んぶっ、ん……っ! んぷ、ぷぁっ、げほっ、げほっ……」
大量の吐精はつづらの口内を蹂躙したのみならず、そのまま喉まで直撃したらしい。
しかし咳き込むつづらをよそに、なおも止まらぬ射精は中空に白濁の帯となって放たれる。
「か……っ、あ゛……っ!」
味わったことのない大量射精の快感は、僕の頭を真っ白に塗りつぶした。
僕は電気ショックを受けたように身体を硬直させ、呼吸すら忘れて快楽に翻弄されてしまう。
半ば失神のような絶頂は数秒に渡り、ようやく正気を取り戻した僕は深く早い呼吸を繰り返した。
「はぁっ、はぁっ、はっ、あ……っ、つ、つづら……? 大丈夫?」
本当なら身体を起こして様子を見たかったのだが、上体は嘘のように重くて持ち上がらない。快感が強いぶん、脱力も普段の比ではないのだろう。
しかし僕の心配をよそに、つづらはのっそり起き上がると喉を鳴らして何か――おそらく、僕の精子を飲み込んだ。
そしてくるりと向きを変えると、白濁の淫靡な汚れをまとった顔で陶然と呟く。
「はぁぁ……精を採るのは初めてじゃが……これは……たまらぬ……きっとこれは、お主の……てとら先生の精だからじゃろうな……」
緩やかに目を細め、夢うつつのように吐息を漏らすその姿はいかにも艶やかだった。
上に跨ったまま見下され、思わず僕は息を呑む。明らかに人ならざる雰囲気は、つづらがやはり妖の類だということを直感させた。
そう思った瞬間、なおも硬いままだった僕の屹立は再び脈動する。
それどころか、痛いほど反り返った拍子に穂先でつづらの平らかな尻を撫であげてしまった。
「んひゃっ!?」
突然の刺激に、つづらは可愛らしい声を上げる。
本能が生命の危機を感じて生殖に舵を切ったのか、それともこれもつづらの怪しげな力のせいなのだろうか。
――おそらく後者ではないことは、直後のつづらの反応で分かった。
「へ……? えええ!? お、お主、まだ全然元気じゃな……こ、これでは小さくなるどころかむしろ先程よりも……」
一度の射精を経てもなお隆々と勃起している陰茎を前に、つづらは唖然としている。
ついさっきまでの妖艶さはどこへ行ったのか、その顔には目に見えるほどの焦りが浮かんでいた。