※この作品はR-18です。

ルストがNTRでエロい目に合う話   作:83セプス

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 ――パンッ! パンッ! パンッ!

 

 その部屋に、二種類の乾いた音が鳴り響く。

 一つはARゲームのプレイモニターから流れる銃声。

 そしてもう一つが。

 

「っ……ぅっ……っ!!」

「ははは、佐備夏蓮さん……いや、ルストさん? 別に彼には聞こえてないだから好きに声をあげてもいいんだよ?」

「……っ! 誰がっ!! ……ぅ!!」

 

「ふーん、まあ好きにするといいさ。それにしても……やはり締まりがいいなっ!」

 

 今現在、葉がプレイしているAR機器に夏蓮を押し付け、後ろから激しく腰を打ちつける津羽目。

 

 彼女の膣内は今、キュウキュウと男根を締め付けている。

 それは無意識に異物を圧しだそうとしているのだろうが、全くの逆効果。

 彼を喜ばせているだけであった。

 

「…………しかし、このサイズ感的に、μ‐skYとヤってるみたいで、はは、悪くない、な!」

「ぅ……っ!!」

 

 夏蓮にはミュースカイが誰の事を言っているのか見当もつかなかったが、見知らぬ少女と重ねながら自分を犯していることに、更なる嫌悪感を抱いた。

 だからと言ってどうすることも出来ず、ただ黙って俯き、声を押し殺し、この苦行が終わるのを待っていることしかできない。

 

「それにしても……意外と言えば意外だが、初体験は済ませてたんだねぇ。彼、体格を考えるとかなりモノも大きそうだし、よく君に入ったもんだ」

 

 そう、夏蓮と葉は既に契り合っていた。

 そして、今この場でその話をされることが、夏蓮には1番されたくない事。

 

「っ……! るさい……! っ!!」

「だからこそ、今僕がこうして、すんなり楽しめてるってのも! あるのかな! ありがたいね!」

 

 夏蓮の心には苛立ちしかなかった。

 自分たちが結ばれたのは、断じてこの男の為なんかではない。

 しかしその思いをよそに勢いよく腰を打ち付けてくる津羽目。

 

「っっっ……!!」

「でもアレかな? 君たちの初体験は、彼のモノが大きすぎて君は痛いだけ、彼の方は君の膣内が狭すぎてほとんど動かずに、イってしまったんじゃないかい? 鹿尾野君、早漏そうだからね!」

「……やめてっ」

 

 葉の事を揶揄されたのが不快だったのか、今まで顔を俯かせていただけの夏蓮が、僅かに後ろを振り向き睨みつける。

 

 しかしそれは更なる興奮を促すだけに過ぎない。

「はは……! いい顔……だっ!!」

 

 楽しそうに、そして自分勝手に腰を振る。

 

「ぁんんっ!!?」

「おっと、少し甘い声が混ざりだした?」

「!? そんなわけ……」

 

「ほら」

「んんんんぅっ!!?」

 

「ああ、ここかい?」

「んっ……ぁ、ぁ、ゃぁ!?」

 

 津羽目が自分勝手に動かしていた腰の動きのリズムを変える。

 

 目ざとく見つけたスポットを優しく小突けば、本人の意思とは関係なく、甘い声が小さく漏れだし、接合部はくちゅくちゅと愛らしい音を奏でる。

 

「体格的に、鹿尾野君と比べて僕のモノはそれほどかもしれないけど、案外このくらいのサイズの方が……君にはちょうどいいんじゃない、かい!?」

 

 彼女の膣内を強めに突く。

 

「んあぁっ!!? ふぅ……んんっ!!?」

 

 リズムが変わって油断していた夏蓮は思わず大きく喘ぐ。

 慌てて口をふさぐももう遅い。

 

 津羽目は夏蓮の嬌声により一層、肉棒の硬度を増す。

 

「ははは、可愛い可愛い。ほら、最初に使ったローションとは違う液体が君の中からあふれ出てくるよ?」

 

 津羽目の言う通り、潤滑剤として使ったローションとは違う、ドロリとした愛液が、小柄な体格の割に肉付きのいい夏蓮の太ももに垂れてくる。

 それは、夏蓮の中で認めがたい事実であった。

 

「嫌っ!! ぁぁんぁっ!」

 

「喜んでもらえて何よりだよ……っとぉ……そろそろこっちも限界かな」

 

 そろそろ限界。

 その言葉の意味は考えるまでもない。

 最初に始める時、津羽目はゴムなんてしていなかった。

 

「……抜いてっ!!」

「もちろんさ。このまま抜かせて(・・・・)もらうよ」

「ちがっ」

「さて、覚えてないかい? ここにきて最初に君たちが何をしたのか」

「ぇ…………?」

 

 最初、この会社に来てしたことは……。

 

「ぁ…………」

「そ。あの健康診断でちゃんと調べてあるからさ……今日、君は安全な日だよ」

「っ!! そういう問題じゃ……!!」

 

「悪いけど、もう遅い……よ!! くぅ……っ!!」

 

「あ……ゃあああぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!」

 

 ドクドクと自らの中に熱い何かが流し込まれる感覚。

 

「あ……ぁ……ぁ……」

 

「はは……わかるかい? 君の中に僕の子種が注がれてるのが……アタリはしないだろうけどねぇ」

 

 ……中に出された。

 その事が夏蓮の頭を支配する。

 初めて葉と契った時はゴムも付けていた。

 これが夏蓮にとって初めて中に出された瞬間だったのだ。

 

 呆然とその場にへたり込む夏蓮をよそに、津羽目は少し時間を確認し。

 

「……ああ、君の中が狭すぎて、意外と早く終わったな……うん、もう一回くらいできるかな?」

 

「ぇあ……あああぁっ!!」

 

 一度行為を済ませたことで、僅かに感じやすくなった夏蓮の体を貪ろうと、へたり込んだままの彼女に覆いかぶさる。

 

 そして…………。

 

 ================

 

「今日はありがとうございました!」

「いや、こちらこそ。重要なデータがそろった。君たちには感謝しかないよ」

 

 何事もなかったかのようにあいさつを交わす葉と津羽目。

 夏蓮は黙ってその様子を見ていた。

 

 明らかに疲弊した様子の夏蓮だったが、葉は自分がゲームをしている間、夏蓮もまた別のゲームで遊んでいたと聞かされていた。

 

「夏蓮は大丈夫?」

「…………大丈夫」

 

「まあ、色々あった(・・・・・)し、疲れてしまったのだろう。ARは実際に動くゲームだしね」

 

「そうですね……あ、シャワーもありがとうございました!」

「いやいや、運動して汗をかいた状態のまま返すわけにもいかないからね」

 

 ARによる運動で汗をかいたのでシャワーを浴びるよう促した。

 そういう目的ではあるが、夏蓮にとっては意味が違っていた。

 もちろん、それを口に出すことなどできないが。

 

 そして何も知らない葉は、悪気もなく夏蓮に言う。

 

「……あ、ほら、夏蓮もお礼言って!」

「っ!! ………………ありがとう……ございました……っ!!」

 

 決して礼など言いたくはない。

 しかし葉に先ほどまでの事を気取られるわけにはいかない夏蓮は、津羽目に憎しみの眼差しを向けつつその言葉を口にした。

 

 しかし、津羽目はにこやかに笑い、こう返す。

 

「どう(・・)いたしまして(・・・・・・)」

 

「っ…………」

 

 言い知れぬ敗北感と苛立ちと絶望感。

 それらを味わいながら夏蓮は足早に部屋を出ようとし、葉もまた「待ってよ!」といつもの調子で言いながら後を追う。

 

 そんな二人に津羽目は口元を歪めながら、後ろから声をかける。

 

 

「またお願いするかもしれないから、その時も(・・・・)よろしくね(・・・・・)?」

 

 

 まだ終わらない。

 夏蓮の中に、嫌な確信があった。

 




今のところはこれで終わり。
続きは予定してない。
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