※この作品はR-18です。

人生をヤリ直した男   作:たんばりん

1 / 1
第一話 中学一年生編①

ある日目を覚ますと幼少期に戻っていた。

そんな突拍子のないことがまさか現実に起こるとは誰が想像出来ただろうか。

尤もタイムリープ出来たおかげで、幼少期より勉学、体作り、スポーツの研磨を積み、気がつけば中学1年となり、過去に同じクラスになった見覚えのある奴らと合流した。

「山田くんだよね?私がリナっていうの。よろしくね」

ある1人の生徒が授業の合間の休憩時間に他クラスである俺の教室までわざわざやってきて、そう言って声をかけてきた。

彼女はリナ。

前世?もといタイムリープ前の世界では中学1年の時に付き合った俺の人生はじめての彼女である。

最も思春期真っ盛りの恋人のこの字も知らなかった当時。

今思い返せばおままごとでしかなかったのだが。

そしてその遊戯は付き合った期間でも物語っている。

(確か2ヶ月もなかったんじゃなかったかな?)

「おーーい!聞いてるー?」

やや過去に耽っていると目の前に立つリナがそう言って俺の目の前で手のひらをピラピラと振った。

「あぁ、ごめん、ちょっと考え事してた。君は確かリナちゃんだよね。初めまして。山田ショウです。気軽にショウって呼んでくれていいよ」

そう言って俺は年相応とは全く言えない返しの言葉を返す。

この年代。異性の名前をいきなり下の名前で呼ぶのも、この前世で社会人を経験した丁寧語も側から見れば異端児以外何者でもないのだが、その態度はいち早く大人びたい思春期真っ盛りの子ども達には痛く気を惹きつけるようなので、俺は周りの目など気にせず、素の自分を曝け出す。

なにより、前世で三十路まで歳を重ねたのだ。

いまから子供ぶることはやや俺のプライドに障る。

(まあ、さすがに幼少期はそれでも子供ぶったのだが)

「うわー!なんか大人ー!じゃ、じゃあさ!ショウくん!ショウくんだね!よろしくね!」

そして俺のそんな対応に、例外もなくリナはそう言ってやや頬を赤らめながらも笑みを浮かべ答えた。

 

ここで過去の世界のリナのおさらいをしよう。

彼女は俺が知る限り、顔は可愛い系のウサギ顔。

やや頭が弱く、当時全盛を築いていたギャルを字で行くん彼女の体型はややぽっちゃりでもある。

(まあ、この年代で体型が整っている奴なぞ殆どいないが)

中学2年に上がる事には不登校となり、夜な夜な補導されるような女で

中学卒業後は高校に行かず、最終的には確か年上(10以上離れた男)と結婚したと記憶している。

そんな彼女も今は夜遊びを覚える前。

ギャルっぽい格好をしてもまだ中学1年生である彼女に今世でも狙いを定めた俺は思わず舌舐めずりをしてしまった。

 

「リナちゃんはC小?」

俺は下卑た内心を隠し、親近感の湧くようにやや柔らかい笑みで問う。

もちろん彼女からの答えを待たずともその質問の答えなぞ知っているがそれでもポーズとして聞く俺に彼女はそうだと返した。

「これからよろしくね。たまに俺からもリナちゃんのクラスに遊びに行くよ」

俺はそう言って彼女に握手を求めると、リナは一瞬驚いた表情を浮かべた後、両手でソレを握りブンブンと上下に振った。

 

 

握手をしていると次の授業の予鈴がなかったので俺は惜しむ彼女に『また遊びにきてね』と言うと、彼女は「うん!!」と元気の良い返事をして自分のクラスに戻っていった。

 

(はい、おちた。)

彼女の反応に俺はこの世界に来てから、何度も覚えた手応えを感じてそう内心呟く。

所詮は子ども。同じ年代の男の子よりやや大人っぽく雰囲気を出せばモテるのがこの時代である。

もちろん小学校は足の早い奴。

中学生はちょっと不良ぽい奴。

のがこの当時の常である俺に、余念はなく、

小学校時代につけられたあだ名は『出来杉よりも出来過ぎ君』であったのだ。

そして中学生の今、俺は制服の第一ボタンを外し、ズボンを腰パンにしているのだ。モテない訳がない。

そんな阿呆なと思われるかもしれないが、この年代はそうなのだ。

もちろん相手が中坊のそれもついこの間までランドセルを背負っていたからと言って、そこに遠慮はしない。

 

今思い返せば、数年後、女子中学生はJC、女子高生はJKというブランドを確立するに至るのだ。

そしてそのブランドを持つ女と交わるには社会人になると圧倒的な難易度の壁に阻まれるが、同年代では別なのだ。

だから俺はこの中学に上がる瞬間を待ち望んでいたのだ。

願わくば中学1年で童貞卒業である。

この物語は、過去の女を悪戯に食い散らかすヤリチンタイムリーパー男の物語である。

 

 

 

『ねーねー!あの人が山田くん?ちょっとイケメン過ぎない?』

『ほんとにねー!それにめちゃくちゃ大人っぽくて、運動神経抜群なんだってー!!』

『知ってるー!同じA小だったサキちゃんが『おまけにむちゃくちゃ優しい』って言ってたよー!!』

 

入学し、1週間ほど、俺がいる教室の昼休憩には廊下側から窓側に座る俺を見に、毎日違う女子グループがやってきては、そう言って俺の品評会を始める。

前世でも俺の容姿について、そこまで悪いわけではなく、むしろモテる部類であったのだが、この世界では形振りであったりスキンケア、体作り、言動に気をつけているせいか、モテ度も前世の比では無い。

 

「やっぱり、山田くんってモテるよね」

窓辺で小説を呼んで小耳を立てていた俺の背からやや高い声がかかり、俺は振り向く。

「あぁ、ユイちゃんか、どーした?急に?」

「べっつにー、小学校でもココでも大変、おモテになるんだなーって思っただけだよ」

そう言って俺の机に座るのが小学校からの女友達 ユイである。

 

前世では中学に上がると同時にギャルデビューをして、中学3年になる頃には子どもを産んだという。生粋のギャルである。 

ていうか、俺の周りそんな奴多すぎじゃね?どうなってんだ、俺の中学校。まあ、伊達に県内随一の荒れ具合を誇っていただけはある。

 

「そう言うユイちゃんだって男の子達から凄い人気らしいよ。ほら、5組の龍?だったかな、あの人が不良っぽい子も君をいいなって思っているって噂だし」

俺はそう言って顎で5組を指して言葉を返す。

「別にあんな奴に気に入られてねー。まあ悪い気はしないけどさー」

ユイはそう答えて、俺の席で自らの髪の毛を指でクルクルと巻いた。

彼女もまた俺に気がある女の1人である。

しかし、リナと違ってユイには何故か俺の食指は動かない。

その理由は容姿は整ったギャルではあるが、身体がまだ子ども、児童なのだ。 

それであればやや肉付きの良いリナの方が、今の俺の食指に反応するのだ。

(尤も前世の俺はリナよりユイに首ったけだったのだが)

「まあ、別に不良に好かれるってのは学校での自分の立場を良くするってのはいいけどさ、

それでも程々にね」

彼女の未来を知る俺からすればなんとか更生?でも無いが、アドバイス程度をしたいぐらいには仲良いのでそんな言葉を口にするが、彼女は彼女で

「いや、アンタもボタン開けてるし大概不良してるでしょ」と答えて、自分の席に戻った。

ボタンを開けて腰パンをするだけで『不良』

なんとも生きやすい年代であろうか、

そんなことを考えながら1人になった俺は再び本を開いて視線を落としたのであった。

 

 

『付き合って下さい』

入学して1ヶ月もしない内に、リナと仲良くなり、手紙の交換をしていたある日、リナからの手紙に一言だけそう書かれたモノを渡され、俺はソレに返信を渡す。

『いいよ。よろしくね』

 

しかし、そんな手紙のやり取りも思春期の女子。

告白の手紙については伝令係のようなパシリに持たせ、俺に渡したモノだから俺も返事をそのパシリを呼んで渡した。

 

そんな大凡のやり取りを前世と同じ流れで交わした俺たちは晴れて恋人となったわけで、今度はままごとを抜け出し、大人の恋愛をJCに教えてあげると相成ったのである。

 

「あんたがリナの彼氏ね」 

リナと付き合って2日後の放課後、イベントはすぐにやってきた。

リナの先輩であるこの中学で一二を争う素行の悪いギャルの先輩達に呼び出されやってきたのは誰もいない空き教室。

空き教室にはリナが立っており、

その先輩達は俺を品定めするように眺めた後、リナの横に並ばせ、一言告げた。

「ここでキスしてよ」

唐突に告げられた言葉に俺は、横に立つリナの顔を覗く。

彼女はやや頬を赤らめ、俯いていた。

これは先輩からの脅迫により、やや気を落としていると見えないこともないが、過去を知り、そして少なからずリナとそして彼女の先輩である彼女の性格を知っている。

どうやら、2人で口裏を合わせてこうしてキスの場面を作り出したのだろう。

(それにしてもいいのか、リナはリナで年齢的にファーストキスじゃないのだろうか?)

もちろんおふざけでは小さい頃にしたこともあるかもしれないが、好意を抱いた相手にするキスは初めてでもおかしくない年代。

そんな彼女に一瞬そんな考えが過るが、それも瞬間で、俺はそんな思考を忘却の彼方に移し、

先輩とリナに話しかけた。

「本当はもっとちゃんとした場所でしたかったんですけどね。

リナちゃんもいいの、こんなに見られている中で」

俺の言葉にリナは少し弱い声で「わ、私は大丈夫」とだけ言葉を返した。

「いいから早くやれよーー」

俺の言葉にどこか気に入らなかったのか、ギャルの腰巾着のような女の先輩がそうヤジを飛ばした。

「じゃあ、リナちゃん、こっち向いて」

俺はそんな腰巾着を一瞥した後、すぐさま隣に立つ彼女の両肩に手を置き、向かい合うようにやや抱き寄せた。

「え、きゃっ!」

少し力が強かったのだろうか、それとも本当にする事に驚いたのだろうか、短い悲鳴を上げた彼女はすぐさまその口を閉じ、俺見上げるように顔をあげたので、すかざす俺は彼女の唇にそっとキスを落とした。

チュッ。

 

キスのやり方一つでも、同年代を凌駕する。

まず間違いなく、中学一年生でキスをする時にわざわざそんな効果音を鳴らすような男はそこまでいないだろう。

俺は優しく、キスを一回だけした後、すぐさま彼女の耳元に口を近づけて一言呟いた。

「今日はここまで、続きはまた今度ね」

そう言った途端、彼女の耳はタコのように赤くなり、顔を再び俯けた。

「まじでしやがったよ」

そんな腰巾着の声が空き教室に響いた後、恐らくこのイベントの主犯格たるボスのギャルに向き合い俺は告げた。

「これで満足でしょうか?僕はこれから部活に行くのでもし、用が無ければ向かいますが」

 

「あ、あぁ、いいよ、行って」

俺の言動に少々面をくらったのか、はたまた俺の動揺する姿を見たかったのか分からないが、やや不満げな表情で先輩は俺に向かってシッシッと手を振るので俺はその場でペコリと頭を下げ、リナに向かって、また連絡するねとだけ伝えて教室を出る。

 

向かうは部室。

後出しになるが俺は前世ではサッカー部に入っていたが今世では和楽器部と陸上部を兼部している。

和楽器部を選んだのは単純に三味線弾ける方がモテるかと考えただけで、陸上部は学外の野球スクールに入っている奴らが何故かその陸上部に集中しており、ほとんど幽霊部員で構成された比較的緩い部活だから。

そして今日の部活は和楽器部の活動である。

三味線を練習し、文化祭とかで披露することが目下の目標である。

閑話休題

 

ピロリロリンピロリロリン

「ん?」

携帯にメールの着信を知らせるベルがなり、俺は携帯をポケットから取り出して送り主を確認する。

 

リナ

Re:Re:Re:ReRe:ReRe:ReRe:Reこれからよろしくね

 

さっきはごめんね。

でもあんな形でだけどショウくんとキスできて本当に嬉しかった♪

これからもよろしくね❤️

 

どうやら先ほどの先輩から解放されたのか、はたまた今も横にいるかは知らないが、メールを送れる状況なのは間違いないだろう。

あ、付き合うようになってから手紙のやり取りは完全になくなった。

付き合う前は手紙+メールだったのだか、

まあ手紙も毎回返事書くのは面倒だったので全く問題ないのだが、

 

『気にしてないよ。

俺からも、これからよろしく。

あ、そういえば今週の土日は部活オフだから、よかったら一緒に遊ぼうか』

 

そう返信を返すと、彼女からすぐにレスポンスが返ってくる。

 

『いく!!どこに行こう?私、プリクラ撮りたい!!』

 

『いいね!それなら駅前だね。それなら土曜の13時に駅前にミスドーナツ前に集合しようか』

 

『分かった!!今から超楽しみッ❤️』

 

そんなやり取りを何通か交わしながら、俺は部活で三味線の練習を行う。

部員は俺を含めて僅かに4人。

吹奏楽部が練習する音楽室の横にある準備室でベンベンベンと音を奏でる。

特筆するような部活の内容も部員も居ないのだが。

 

 

 

それから数日後、土曜が来たので俺は午前中から行動を開始していた。

というより、この世界に来てから土日は基本精力的に動いている。

まずは食器の片付け、家族の朝ごはん、昼ごはんの用意、そして洗濯。

これらを行いお小遣いを集める。

前までの俺であればお年玉も貯金することなく、きっかり0円になるように使い切っていたが、この世界では違う。

30歳目前まで生きていた記憶があると、本来子供が欲しがるようなオモチャ等は全く欲しいとは思わない。

ゲームについても生来ゲームとは疎い生き方をしていたので、別に欲しがる事もせず、ガードゲームについても同じである。

故に俺は幼少期より部屋の貯金箱に毎年のお年玉であったり、毎月のお小遣いであったりと、そう言ったモノを全て貯金に回しているのだ。

今日はデートであるからして、その貯金箱からいくらか抜き出す必要もあるのだ。

俺は一通りの家事を終えたあと、部屋に隠して置いた貯金箱から1万円札を2枚程抜き取り、それを財布にしまう。

「さてと、次は風呂か。」

気がつけば時刻はすでに11時前になっている。約束の時間より2時間も早いが、集合場所までは家からバスで20分の場所。

いまから準備を始めても早すぎるというわけではない。

 

俺はすぐさま朝の日課のシャワーを浴び、お気に入りの服に腕を通す。

髪の毛をセットし、未だ自室で爆睡していた両親を昼前だからと叩き起こす頃には時刻も丁度良い時間になっていた。

「じゃあ、俺はこれからデート行ってくるから」

 

「あー、だからショウはそんなに今日は決まってるのね」

俺の身嗜みを見た母親が合点がいったという具合にウンウンと頷いた。

「可愛いの?今日会う子は?可愛い?ねえねえ、写真ないの?見せて!」

ややウザ絡みを始める母親にもう時間がないとだけ伝え足早に出ようとするも、『待ちなさい』と言われ腕を引っ張られて止められた。

「折角のデートなんだから今日は特別にお小遣いをあげるわ。今持って来るから」

そう言って財布を取りに向かおうとする母に俺は「いや、貯金箱からいくらか取ったから大丈夫だ」と答えても、母無視して俺の視界から姿を消した。

 

 

「はいはい、貯金箱の貯金は貴方が今まで無駄使いしないように貯めたお金でしょ。

それに今日のお小遣いは日頃お母さんの家事を手伝ってくれているお礼もあるのよ。貯金箱のお金は使わず、今日はこのお小遣いでやりくりしなさい」

そう言って母は俺に5000円札を渡す。

日頃の感謝も込めての5000円、これを安いと見るか高いと見るかは人それぞれであり、且つ中学『一年生』のデート代としても妥当かどうかについては曖昧なラインである。

まさか財布の中に2万入っているなんてことはもちろん言うわけもなく、俺は母に『ありがとう』と言って笑顔でお金を頂く。

「それじゃあ行くから。ちゃんとごはん食べてね」

そう言って俺は家を後にし、待ち合わせ場所に向かった。

 

 

「お、お待たせ」

約束の10分前に着いた俺は近くのベンチで座りながら待っていると13時きっかりに現れたリナに声をかけられて俯いていた顔を上げた。

「全然、今来たとこ。それにしても今日はいつにもまして可愛い格好だね」

目の前の彼女は子どもっぽいがどこか背伸びをしたいギャルのようにショートパンツを履き、白いシャツを羽織りジャラジャラと至るところにアクセサリーをつけた状態でやってきた。

社会人を経験した俺から言わせて貰えば統一感もなく、ただ一杯アクセサリーをジャラジャラとしている姿は少し滑稽でもあるが、恐らく彼女はなりの精一杯のおしゃれなのだろうと考え、とりあえず褒める。

「ありがとう。ショウくんは学校では全然雰囲気が違うんだね」

そう言って立ち上がった俺の姿を頭の上から爪先まで見たリナがそう答えた。

俺の格好は黒の細身のチノパンに灰色のTシャツの上にはジーパン生地のようなシャツを羽織っているだけだ。

男のファッションはシンプルイズザベストと気がついたのは確か大学生になってからだった気がするが、その教訓を今世でも生かしている。

更に中学の中でも指折りの成長した身体に歳不相応の落ち着きぶり、今世の母の知り合いや、ママ友からすればあんたの息子は本当にこの前までランドセル背負ってたのか?という声が常らしい。

「よく、言われる。変かな?」

「全然ッ!!むしろ大人っぽくてカッコいいよ!!!」

そう言って言って身体を若干クネクネと揺らす彼女に向かって、俺は手を差し出した。

「え?」

リナが困惑の表情で声を漏らす。

「手、繋ごうよ。順番が変になったけど、今日のデートの間は手繋いでいよ」

俺の言葉に、リナは黙ってコクリと頷いた後、優しく俺の手を握った。

「じゃあ、早速だけどプリクラ撮ろうか。

その後、映画か、ゲームセンター、漫画喫茶行きたいな。どこに行きたい?」

「漫画喫茶?」

俺の言葉に彼女はキョトンと首を傾げた。

「うん、漫画喫茶。読んで字の如く漫画が一杯ある所、行ったことない?」

「うん、初めてしった」

彼女の言葉も当然で、またこの当時は『ネカフェ難民』なんて言葉が社会現象になるずっと前。

市内にも1店舗か、2店舗あるかないかぐらいである。

「じゃあ、漫画喫茶行こうか、ジュース飲み放題でアイスも食べ放題だし」

俺の言葉に「アイス?いく!」とリナは言葉を返した。

「とりあえずはまずはプリクラだね」

俺はそう言って彼女の手を引いたままプリクラ専門店へも足を進めた。

 

 

「こっちと、こっち、ショウくんはどっちがいい?」

プリクラを撮った後、俺たちは近くの漫画喫茶へ行き、カップルシートでプリクラを交互に見比べていた。

そして現在、彼女は俺たちの携帯(ガラケー)の電池パックの上に貼るプリクラを悩んでいるのだろう。そんな言葉を掛けられる。

「うーん、じゃあ、こっちは?特にリナちゃんの写りがいいし」

俺はそう言って片方のプリクラを指を指した。

「じゃあ、こっちにする!今日はありがとね!」

やや大きな声でハツラツと答える彼女に、周りの席からのクレームはと考えるかも知れないが、

この当時はネットカフェに対しての規制も緩く、この部屋は完全天井と扉が独立したカップル席(フラット席)である。

扉も透明な扉がというわけでは、上部に5cm四方の覗き穴が設けられたのみの完全な個室。

当然俺はその覗き穴は扉のストッパーの上に上着をかける事で、完全に外からは見えなくさせる。

我ながら完璧な作戦と自負している。

「ところでさ、リナちゃん」

俺はやや距離を離れて座っていた彼女にズイッと近づく。

「ん、な、なにかな?!」

俺から掛けられる続きの言葉に大凡の検討が付いているのか、彼女は少し身構えたような声音で返事を返した。

「この間の続きしよ」 

そんな彼女に対して俺はみるみる顔を近づけてそう返すと彼女は一緒「つ、続きって」と言葉を告げるが、そのまま口を塞ぐようにその唇にキスを施す。

「ンッ!んぅ、ちゅ。」

一瞬だけ変な声を上げた彼女も、すぐさま順応し、俺のキスをそのまま受ける。

 

ちゅ、ちゅ、ちゅ、

数度、バードキスを施した俺はそのまま自然に彼女の口内に舌を挿入した。

「ンッ゛!」

先ほどよりもやや大きな声を一瞬だけ漏らした彼女だが、俺の舌の侵入を抵抗することはなく、寧ろ迎え入れるかのように口元の力を緩めるのを感じ、俺はそのまま彼女の口内の蹂躙を開始した。

 

ンッ、ングッ、ジュっ、はあ、んッ、ちゅ

 

時折、彼女が呼吸を出来る様に口を一瞬だけ離し、そしてすぐさまディープキスを再開する。

初めはされるがままのリナも本能なのか、俺の首に手を回し、力強くぎゅっと抱きしめながら、今度はお互いの舌を絡ませるようにねっとりとしたキスを交わす。

 

チュ、ンア、ジュ、チュ、

部屋に唇を交わす音と、BGMのみが流れる部屋。

どれほどキスをしていたのだろう。

気がつけば俺は彼女を床に転ばして覆いかぶさるように上に乗りながらも唇は絶えず離さず、抱き合った。

「ハアッ、ハア、はぁ、ごめん、夢中になりすぎた」

そして何度もお互いの唾液を交換し、唇の周りに盛大な水気を伴いながら、俺は彼女の上から上半身だけ起こして話しかけた。

 

「はあ、はあ、い、いいよ、私こそ、初めてだからよく分からなくって、大人ってこんなにずっとキスするのかなって思った」

そう答えて、二ヘラと笑う彼女に俺は「どうだろ、よく知らないけど」

と言葉を返した。

「でもショウくんはキス初めてじゃないよね?」

「初めてじゃないけど『リナ』とは初めてだよ」

彼女の言葉に今の分からない返答を返すも、彼女はそれに怒ることも傷つくこともなく、寧ろ初めて『リナ』と呼び捨てにしてくれたことに驚きの表情を浮かべた。

「いま、リナって・・・」

「まあ、付き合ってるし名前の呼び捨ての方がいいかなって、嫌だった?」

俺は少し落ちた表情を浮かべて彼女に問う。

正直、彼女の内心は聞かなくても分かる。

何度も、この年代、この年代と枕詞のように用いているが、

『この年代』は恋人間での名前の呼び合いに名前の呼び捨てが特にステータスなのだ。

本来、異性の友達に対して呼び捨てで呼ぶことは殆どない。

寧ろ当時付き合っていた時は名前の呼び捨てだったのに、一旦別れると名字呼びや、愛称呼びに変わることの方が多い。

それぐらい、名前で呼び捨てすることはハードルが高いし、神聖化されている節がある。

尤も、俺自身にはそんな拘りがないので、同性だろうが異性だろうが、名前を呼び捨てで呼ぶ相手はいるし、ユイもその1人である。

 

「ううん!嬉しい!『ショウ』大好きッ!」

そう言って彼女は満面の笑みで俺を呼び捨てに呼んで上半身を起こして抱きつく。

「よろしくね。リナ」

俺はそんな彼女を抱きとめて、再び彼女にキスをする。

もちろんそのキスはねっとりとした唾液の交換を行うような、ひどく扇情的なキスであった。

 

 

 

 

 

「アッ、ンッ、ちょッ、ショウく、シ、ショウ、こ、こしょばいよ、ンッ」

 

もちろんキスなんかで中学生の性欲が収まるわけもなく、俺はそのまま彼女の唇をしばし貪ると、そのまま彼女の耳を甘噛みして、時折舐める。

そんな俺の行動にリナは少し、喘ぎ声のような声を漏らしながら身をよじった。

 

レロレロレロレロと耳が湿り気を帯びるまで口を使って愛撫をし、そして今度は逆側の耳を同じように愛撫する。

 

「アッ、ンッ、ンッ、ンンッ、す、ストップ、ストップ、お、お願い、ショウ、ンッ」

彼女の言葉に俺は舐めるのをやめて彼女の顔を見つめた。

「嫌だった?」

「い、嫌じゃないけど、ちょっと、なんか恥ずかしいよ、それになんか・・・」 

そう言ってモジモジとする彼女に俺はちゅっと爽やかなキスをして優しく語りかけた。

 

「大丈夫だよ。ちゃんと優しくするし、それにこの先の事ももっとしたくない?俺、一生大事にするから」

この年代の愛の約束が守られることはほぼない。

もちろん恐らく俺たちもそれは例外でないのは予想がつくが、俺は彼女を安心させる為に、そう答えた。

「う、うん。わたしも、わたしもショウのこと一生大事にする!」

そして俺の言葉に彼女がそう返してきたので俺は再び彼女の唇にキスをしながら服の上から彼女の胸を触った。

「ンッ「大丈夫。俺に任せて」

彼女が何かいう前に俺は言葉を被せる。

中学一年生の割には全体的にムッチリとした体型故に、胸の感触も確かにあり、しばし服の上からさすっていた俺はそのままスルスル彼女のシャツの中に手を入れ、背中に回してブラのホックを外した。

「好きだよ」

俺は彼女の耳元で呟きながら、着衣の抵抗が著しく緩やかになった谷間に手を移動し、突起を見つけた瞬間指で軽くピンと弾いた。

 

「ン゛ー!ッ!!!」

その瞬間、彼女はビクンと背中を震わせる。

「痛くない?大丈夫?」

俺はそう聞きながら彼女の乳房を手のひら全体で感じながらゆっくり、優しく揉む。

「ンッ、い、痛くは、な、ンッ、いよ、ッ、で、でもなんか、へ、へんな感じ、ンッ」

恐らくDカップほどはあるであろう中学一年の割に膨らんでいる乳房の感触を楽しみながら、俺は彼女に「変な感じって?」と返す。

 

「へ、へんな、ンッ、感じは、変な、感じンッ、アッ、なんか、声が、ンッ、で、でちゃうしぃッ、その、き、気持ちいい、のかなッンッ」

彼女の言葉に俺はふふふと笑みを浮かべて『じゃあ、もっとしてみようか』と答えて、彼女の上着を優しく、脱がせる。

「え、ちょ、は、恥ずかしいよ」

彼女はそう言ってやや抵抗しようとするも、俺はそれをやんわりと抵抗を外すように「でも見たいよ。好きな人の体」とボソリと呟き笑顔で「大丈夫だから」と続けてそのまま上着を脱がした。

 

「リナ、可愛いブラジャーしてるね」

中学生のブラジャー事情など、正直記憶にほとんど残っていなかったが、彼女が身につけていたブラジャーは水色のサテン生地のブラ。

もしかしたら彼女なりに精一杯背伸びをしたのをつけてきたのかな?と考えて俺はそれを褒める。

尤もそのブラジャーもすでにホックが外されて役目を放棄しているのだが。

そして俺はそのまま手を止めることなく、ブラを脱がせて彼女の生身の乳房を視界に入れた。

「綺麗だよ。」

そう思わず感想を漏らしてしまう程、着色を知らないかのような、鮮やかな桜色の乳首に、恐らくまだ発展途上なのか、大人の乳房と比べるとやや膨らみ方が歪であるも、しっかりと主張する恐らくDカップほどの乳房。

乳頭はまだ子どもの名残なのか、完全に突起とまではいかないが、先ほどの愛撫で勃起したのか、ピンっとその小さめの乳頭を突き出していた。

「は、恥ずかしいよお」 

そう言って彼女が胸を隠そうとするので俺はすかさず彼女の両手を掴み拘束し、再びキスをする。

「綺麗だよ。リナ」

再度、そう告げて、俺は彼女の口元から首へ、鎖骨へ舌を這わせ、そのまま乳房からやがて乳頭に到達し、そのままパクリと口に含んだ。

 

「ンンンっ!!!!!」

ビクリと一瞬だけ激しく身体を硬直させた彼女に俺はそのまま構わず、リナの乳頭を口に含んだまま、口内で舌をレロレロと舐め回した。

 

「ンンンッ!!ンッ!アッ」

舌の動きに連動するようにリナは喘ぎ、そして身体をビクンっビクンっと震わせる。

ちゅぽっ、

暫しその反応を楽しんだ俺はワザと音を鳴らすように口を乳首から離して再び彼女の顔を見つめる。

紅潮した頬にやや緩んだ表情。

目はどこかトロンとしており、完全に女児から女へと変わりつつあるその顔に俺の股間の硬さはまた一段上昇する。

 

「気持ちいい?」

なんとか、すぐに吐精をしたいのだとばかり主張する自らの肉棒に喝を入れ、俺はにそんなことを問うた。

「わ、わかんない」

それが本心なのか、それとも恥ずかしいのか、流石にそこまでの判断は出来ないがそれでもどこかその回答に満足した俺は再び彼女の乳頭に口を近づけ、そして吸引を始める。

「ンンン゛ーッ!」

やや大きめな声を漏らす彼女を無視して、俺はゆっくりと未だ脱いでいなかった彼女のショートパンツまで手を這わせ、彼女のうち太ももをツツーっと、フェザータッチを施す。

ビクンッ!下半身だけ今日に震わす彼女に俺はクスリと笑いながらもそのまま上下左右、そして時には胸を揉みしだくように触り、また指先を這わす。

時折、彼女の足の付け根まで指を這わし、そして下に降りる。

それだけを繰り返すのみでも彼女の下半身はビクンッ!ビクンッ!と跳ねるように震えた。

幾度かそんなやり取りをした後、俺はそのままショートパンツの中へと太ももの方から指を突っ込んだ。

「アアアっ!!!」

その瞬間、リナは今までよりも一際大きな声を上げて身体を退けぞった。

手には恐らく、完全に愛液で下着を濡らしてしまったのだろう。明らかな水気を指先で感じながら俺は下着の上から彼女の陰部を優しく指先でなぞる。

ドンッ、ドンッ

もやは腰を床に打ち付けるように跳ねる彼女により部屋にそんな鈍い音が反響した。

本当はもっと服の上から焦らそうかと考えてもいた俺は指先の感触にその考えを変え、彼女から手を離して、ショートパンツを脱がすべく、彼女のボタンを外してそのままチャックを下ろした。

 

「は、恥ずかしいよぅ、ショウ、、」 

彼女はそう言って自分の顔を両手で覆い、クネクネと脱がされないようにか腰を動かすので俺はその動きに合わせてうまくズボンを下ろした。

「恥ずかしいかもしれないけどそれでも君は綺麗だよ。

それにしても凄い濡れてるね」

ズボンを脱がし、上下お揃いの色である水色のパンツは陰部の部分に盛大なシミを作り、本来鮮やかなはずの生地がある一点のみドス黒いほどの色を着けていた。

「ここ、なんで濡れてるかわかる?」

俺はそう言ってパンツの濡れた箇所の中心点に向かって指でトンっと叩くと彼女は「ン゛ッ」と声を漏らして再び腰を跳ねさせる。

「わ、わかんないよぉ、な、なんかさっきからずっと止まらなくて」

そう答える彼女に俺は「ほんとかなー」と笑みを浮かべながら彼女の腰紐に手を回し、そのまま掴んでシュルシュルとパンツを脱がせる。

 

「ほらこんなにビショビショで重くなってるよ」

俺はそう言って獲物を掲げるように彼女の前に突き出して、いかに濡れているかアピールをする。

「み、見せないでよぅ、なんか恥ずかしいよぉ」

そう言ってまた顔を両手で覆った彼女を尻目に俺は発展途上の彼女の陰部に視界を落とした。

 

体付きは肉のつき方次第では誤魔化せるが、毛についてはまだ子どもだったようで、毛が一本も生えてないツルツルとした天然のパイパン。

恥骨部分から土手、そしてお尻に欠けて、ツルリとしており、陰部は彼女の桜色の乳首と同じ鮮やかさであった。

もはや抵抗という抵抗をほとんどしてこなかった彼女だが、俺はリナのマンコを観察するべく両膝を持ちパカッと開けようとすると、その力に対抗する様にやや内側に閉じよう、閉じようと力を込める彼女。

「リナ、俺に君の全部を見せて」

しかしそんな彼女の抵抗も俺の言葉に、力を緩め、俺はぬっくりと彼女の足を開き、しっかりとJCの発展途上であるマンコを視界に入れた。

 

ヒクヒクと動く鮮やかな割れ目。

中心点からは今も沸き続けているのだろう、愛液が尻の割れ目に沿そうように雫を足らす。

(これがJCの身体)

その姿に俺はゴクリと生唾を飲み込んだ。

過去の俺は彼女の裸をみたこともなかったし、ましてはキスさえしなかった。

イベントは確かに起こったが、それでも俺は人前でするのを拒否し、そして気がつけばほとんど恋人らしからぬこともせずにお別れを迎えたのだ。

 

そんな俺は、その後も女とは付き合っていくが、童貞卒業までには至らず、晴れて卒業出来たのは大学一年生になってからであり、その頃にはすでにJC・JKはある種のブランド化されており、なかなか手が出せない程になり、やがて社会人を経験することで、その過去の出来事にいくらか想いを馳せたものだ。

あの時、こうしていればよかった。

ちゃんと伝えておけばよかった。

そんな後悔をするも、所詮それはたらればの話である。

しかしまさかこうして過去に戻る機会を得たのであれば、

それこそ今度は後悔のない人生を送りたい。

そう思い、今まで努力してきて、それが身を結ぼうとしている。

 

ただ、ここで声を大にして言いたいのは俺はロリコンではないということである。

中学一年生に興奮するなんてロリコンかよと言われるかもしれないが、俺なりにそこには一つの主張があるのだ。

せめて手を出すなら興奮する少し発達した身体を持つこと。

実際、過去の思い出と今のリナについて恐らくそこまでの成長差は無い。

それに過去の俺の女性遍歴はロリコンではなく、どちらかというと巨乳などの成熟した身体が好きだったのだ。

だから幼馴染みのユイを選ぶわけでも、ほかの女を選ぶわけでもなく、リナを選んだ。

 

それでも中学一年生に興奮するなんてロリコンですと断言されるのであれば、それはもはや否定しない。

現に俺のチンコはすでに限界点まで勃起しており、早く射精したいと叫ぶかのように俺に存在を主張していた。

 

「じゃあ、もうちょっとよく見せてね」

俺はそう言って膝を立てて仰向けに寝るリナのマンコに顔を近づけながらそう話し、そのままツルリとした綺麗なビラビラからクリトリスにかけて優しく下から舐め上げる。

レロォ

「ンア゛っァァァァ」

彼女が再び喘ぎ声を上げる。

舌についた感触に剃ったようなザラザラとした感触はもちろんなく、ただすこしアンモニア臭と僅かな朝の香りがするぐらいである。

舌に彼女の愛液の味を感じながらそのあとは優しく時折がむしゃらに夢中になめる。

このあとの本番で彼女の負担をなるべく取り除くように、クリトリスの包皮に舌を這わせ、時折皮を剥き吸い付く、そして舐める。

滑りをさらに良くなるようにと、ビラビラをなぞる様に舐め上げ、膣口には舌を少し挿入する。

そんなことは恐らく10分ほどやっていると、

既に彼女の息は絶え絶えで、肩で息をしながら、襲ってくる快感に時折声を漏らすだけになっていった。

 

「ごめん、もう無理だわ」

そんな彼女の味を存分に楽しんだ俺はムクリと体を起こし、そしてカチャカチャとベルトを外して、ズボンとパンツに手をかけて水から一気に脱ぎ去った。

 

「え、すごっ」

先ほどまで肩で息をして仰向けで寝ていた彼女も俺の極限まで勃起したチンコをみた瞬間、そんな言葉をボソリと溢した。

 

「さっき俺がリナにしたみたいに俺のも舐めてくれる?」

俺はそう言って凶器のように主張する肉棒を気にせず、寝ていた彼女の身体を上半身だけ起こして目の前に俺が立つ。

もはや目と鼻の先ほどまでに彼女の近くで存在を主張する肉棒。

俺は彼女の頭を優しく撫でながら「あーんして」と告げると彼女は一度ゴクリとなにかを飲み込んだあと、口を開けた。

ジュポ。

 

彼女の空いた口に俺は自ら挿入した瞬間そんな音が部屋に響く。

「歯は立てないでね。時折首を前後に動かしたり、手でこうやって擦ったりしてみて」

そう言って俺は優しく彼女の頭をロックして前後に動かし、彼女の手を持ちチンコを摩る。

恐らく要領は良かったのだろう、一度そんな手本を示すと彼女は口に加えたまま「わらっふぁ(分かった)」と答えて手本のように身体を動かした。

「ンッ、ンッ、ンッ、ん」

俺の肉棒のせいで恐らく声帯を刺激するのだろうか、肉棒が奥に行くたびにそんな声を漏らす彼女。

「そうそう。それで時々舌で舐めたり、吸ったりしてくれたら気持ちいいかな」

 

フェラに勤しむ彼女に俺は時折そんなアドバイスを伝えると彼女は瞬時にそれを実行する。

「あぁ。いいよ」 

ぎこちないながらもJCにフェラされるという環境、この年齢の性欲、さまざまなものが呼応し、俺のチンコは刺激する。

俺の思わず出た言葉にリナは一瞬動くのをやめて俺を見上げてフフフと微笑んでまた動き始める。

 

そして限界は予想よりもずっと早く訪れた。

脊椎神経あたりからゾゾゾとなんとも言えぬ刺激を覚え、限界を悟った俺は彼女の後頭部を少しだけロックし、自らも腰を前後に振る。

「もう少し。もう少しだから、少し苦しくても我慢してね」

喉奥に時折当たる感触に彼女は一瞬「グッ」とくぐもった声を漏らすが、それでも腰の動きを緩めることはない。

ジュッ、ボッ、ブッ、

部屋にそんないやらしい音が響き、それが更に俺の何かを興奮させた。そして

「出るよッ」

ビュッッッ!!!

言葉と同時に今まで堰き止められていた体液が尿道から彼女の口内で目掛けて発射される。

それは一回だけで当然治らず、ビュッ!ビュッ!と鉄砲のような勢いで口の中で射精された彼女は「ン゛ーーーーーっ!!!!」と驚いた声を上げるがそれでも俺は彼女の頭をロックし、それを逃がさない。

その射精感はどれくらい続いたろうか、大凡オナニーでも経験したことがないほど長く続いた射精感が、やっと治まり、俺は彼女の口からまだ少し固さを残したチンコを抜いた。

 

「ごめんね、急に。苦しかったね」そう言って彼女の頭を撫でながら彼女に視線をあわして更に告げた。

「飲める?」

ごっくんの要求である。

俺の要求に彼女は一瞬目を見開いたらが、意を決したのか、そのまま開けていた口を閉じて、ゴクリ、ゴクリと嚥下しソレを飲み込んだ。

「苦しかったよね。ごめんね。それに飲んでくれてありがとう。嬉しいよ」

飲ませたのは誰だと側から見れば言われそうな言葉を俺は彼女に告げて、まるで後戯を始めるかのように彼女を優しく抱いて髪を撫でた。

「ありがとう。ありがとう。嬉しいよ。」

もはや刷り込みのように言葉を紡いだ後、彼女は口を開いた。

「でも、おちんちんってそんなに大っきくなるんだね」

逆に良く今まで黙っていたものだとも思ったが、2人で裸で抱き合いながらリナは思い出したかのように俺の肉棒に指を刺していった後、そっと包み込むように手を添えた。

「なるよ。好きな人の裸見たり、手を繋いだりしたらすぐになる。それに、ね」 

「わ!また大きくなってきてる?」

彼女の手の中で再びムクムクと勃起をしていくチンコにリナは不思議そうにそう呟いた。

「まあね、じゃあちょっと休憩したことだし、続きをしよっか」

俺はそう言って彼女のマンコに手を伸ばしたが、その瞬間からリナが抵抗をしようとしたので、俺は「そのまま俺のを触ってて。お互い触り合いっこしよ」と告げて、彼女のマンコに手を添えた。

 

クチュクチュクチュクチュ

彼女のマンコは未だにずっと濡れていたようで粘液が絡んでそんな卑猥な音を立てる。

「ンッ゛ンッ、ンッ」

時折漏れる彼女の喘ぎ声。ビクンと反応する度にギュッとチンコを掴む力。

それぞれが相まって俺の肉棒は再び完全復活とし、その頃合いを告げた。

 

「じゃあ、リナちゃん、挿れるよ」

俺は対面側臥位で陰部を刺激し合っていた小さいから彼女を仰向きに寝かせて自身は身体を起こして正常位の態勢を取った。

「い、痛いかな?」

ふとそんなことを漏らした彼女に俺は「かも知れないね。でもこれでもっと深く俺とリナは結ばれる形になるんだよ。

それにリナはみんなの知らない俺の姿を知ることになるし、俺自身もみんなの知らないリナを知ることが出来る」

そんな訳の分からないことをほざくも、きっとそれは大人フィルターによって美化される。

そして俺は自らの肉棒を彼女の膣口に充てがった。

「いくよ」

俺の言葉に彼女はウンと力強く頷き、その衝撃に備えるべく、俺の首に力強く手を回した。

ググググッ

本来、充分すぎるほど、それこそ非処女であればむしろ男からは淫乱と言われるか、ここまで感じてくれてとどこか自己満足の欲求を満たすほど濡らしているのに、俺の肉棒の挿入を拒むようにスムーズとは全く逆の具合でこじ開けるように肉棒を侵入させた。

「イ゛ッーーーー」

処女になった経験はないので、その痛みは憶測でしか判断できないが、リナの顔は険しく、そしてまぶたはギュッと瞑り、耐える顔が目に入った。

 

ググググ、ググググ、ググググッ

何か膜を破る、そんな感触までは感じ取れなかったが、それでもギチギチに詰まった肉の中に無理やりチンコを挿入し、恐らく子宮口まで到達したのか、それ以上進むことは出来なくなり、俺は全部入った事を確信し、彼女に告げた。

「入ったよ。もう少し痛むと思うけど、頑張ろうね」

俺の言葉に彼女はコクリと頷き、それを見届けた俺はそのまま腰を前後に振った。

「ンッ゛、イっ゛、ンッ」

腰を振る度に彼女の声が漏れる。

恐らく気持ちいいよりも痛いの方が完全に上回っている状況で、突かれる痛みにもなんとか耐えているという印象だ。

恐らく、締りが良すぎるのか、キツすぎるのか、フェラの時同様、俺の予想以上に先ほど感じた限界を覚えて俺は彼女に告げた。

「もう少しだからもうちょっと我慢してね」

俺は彼女の返答を待つわけでもなく、今まで以上に早く、力強く腰を動かした。

そして、

「ヴッ!」

射精する寸前ですぐさま俺はチンコを引き抜き彼女の腹の上に精を吐き出した。

しかし、ビュッッッ!!!

自らの尿道を無理やりこじ開けるように解き放たれた精子はそんな音を立てて、彼女の腹を通り越し、首に、そして顔に到達してしまった。

「エッ!!?」

彼女自身なにがあったのか理解できずにそんな声をあげたが、それでも俺の射精は終わらず、二発目とは思えない程の量を彼女の身体中にぶつけた。

「流石に我ながら出過ぎだわ」

普段冷静を擁している俺でもそんな予想外な展開にそんな言葉を漏らしながら、残る精子を絞り出すようにシュッシュッと肉棒をさすり最後の一滴まで彼女の身体にかけた。

 

「ごめんね、痛い思いまでさせて、汚しちゃって」

流石に笑うしかない状況に俺はハハハと乾いた笑いを浮かべながら彼女に謝り、そして手元にあったボックスティッシュを手繰り寄せて、彼女の顔、首、胸、腹、至るところに飛び散った精液を拭う。

「これは流石にシャワー浴びようか」

俺のせいで彼女は洗い流さない限り体がカピカピになるであろうし、処女喪失の証足る、破瓜の血が俺の手に、チンコに彼女の太ももにビッタリと着いていた。

「う、うん」 

俺の提案に彼女はコクリと相槌を打ったのでは俺はすぐさま席についた体液等を拭った後、服を着てフロントへとシャワールームの鍵を借りに行くのであった。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。