※この作品はR-18です。

【大切断】ティオナ・ヒリュテの感性がぶっ壊れていた件   作:アカヤシ

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思い付き 爆弾投下投稿 暴走列車 原作無視 作者の好きキャラランキング、一位ティオナ・二位レフィーヤ・三位リュー・四位エイナ・五位リヴェリア。基本エルフ(ハーフ・ハイ含む)好きだがティオナは別格。

メインヒロインはティオナで確定。ハーレムにするかはその後の展開で決める予定。要員は考え中。



第1話 大切断の秘密

「好きです!私と付き合ってください!」

 

ある日、アマゾネスの少女に告白された。

 

その娘はこの迷宮都市オラリオでは超有名人。【ロキ・ファミリア】の第一級冒険者、Lv.5の【大切断】呼び名を持つ少女。

 

今まで浮わついた噂の一つすら流れず、子供がどうやってできるか知らないんじゃね?と周りに思われるほど異性に興味を示して来なかった少女の告白。

 

相手の反応は・・・『誰かと間違っておらんか?』と困惑気味だ。

 

ティオナ・ヒリュテの告白相手は、

 

褐色の肌に銀色の短髪、黒い着物に赤い彼岸花の柄に赤いロングマフラーの男。多少後退してしまった髪や、浮き出した骨や血管、加齢による皺に筋肉が衰えているように見える細い体。

 

『61歳の還暦のじいちゃん(オリジナル主人公)』だった。

 

【大切断】ティオナ・ヒリュテは、枯れ専だった!!!

 

還暦じいちゃんの名は『清水次郎長』。

 

見た目が年齢通りなのは彼が神様から『神の恩恵(ファルナ)』を授かり冒険者になったのは『58歳』の時だ。

 

彼は生涯冒険者になるつもりは毛頭なかった。『生まれた時からチート能力を持っていた』次郎長にとってわざわざ危険な高ランクモンスターの出るダンジョンに行かずとも『レベル上げ』ができ強くなれる次郎長にとって迷宮都市オラリオのダンジョンには何も魅力を感じなかったからだ。

 

彼は冒険者になる前は大商会の会頭であったが、年齢を理由に会頭の座から退き道楽旅を始めた。そして世界三大名所の迷宮都市オラリオへやってきた。

 

そこで運命の出会いを果たす。

 

次郎長の所属する【ヘスティア・ファミリア】の主神ヘスティア様に。

 

路地裏でゴミ箱に捨てられた残飯を孤児との奪い合いに敗けてメソメソ泣きながら別のゴミ箱を漁る姿が不憫で不憫で仕方がなくヘスティアにご飯を奢ったのが運の尽き。ヘスティアに泣き付かれて58歳で神の眷族になった。

 

次郎長は最初に『サポーター』として中小ファミリアのパーティーに頭を下げて頼み込み、格安即席で組みダンジョンに潜っていた。次郎長はアドバイザーから魔物やダンジョンの特性を講習で丁寧に習ったが、やはり人から聞くより実際に見た方が早い。理屈より本能で動くタイプの次郎長にとっては生の情報が一番だと。アドバイザーに内緒でランクに不釣り合いな階層まで日夜潜っていた。

 

そして迷宮都市オラリオに次郎長の名が広まるきっかけとなった事件が起こる。

第6~15階層には出現しない牛頭人体のモンスター『ミノタウロス』が何故か5階層に現れ、運悪く次郎長のいるパーティーが遭遇してしまった。冒険者達は『助けを呼んでくる』と叫びながら、その日雇ったサポーターであるリリルカ・アーデと次郎長のLv.1の2人を置き去りにして逃げた。

 

冒険者達は地上に帰り『5階層ミノタウロス出現』と『サポーター2人の死亡』をギルドに報告したが死亡したと報告された2人が報告した冒険者達の到着5分後に地上へと帰ってきたのだ。そして冒険者達に次郎長はある物を投げ渡した。

 

『ミノタウロスの首』だ。

 

本来殺せば『灰になるはずのモンスターの死骸を持ち帰った』次郎長はたちまち有名人になった。

Lv.1がミノタウロスを単独撃破しかも次郎長のダンジョン初撃破、記念すべき1体目のモンスター。

 

話題にならないわけがない。

 

次郎長が冒険者になり3年経過し巻き込まれ、起こした事件は数知れず。3年間で10回以上の戦争遊戯(ウォーゲーム)を挑まれて無敗。唯一【フレイヤ・ファミリア】の【王者】オッタルが一対一の決闘で引き分け。悪事を働くファミリアと主神を壊滅・送還(改心)させた数は暗黒期には及ばないがかなり行った。

 

付いた呼び名は【大侠客】、ランクは『Lv.7』。

 

しかし彼は【ロキ・ファミリア】の【勇者】フィンのような実年齢40歳の若作り小人族とは違い年齢相応の姿で若い娘に好かれる要素は告白された本人はないと思っていた。

 

「じゃあ、『パパ』って呼んでいい?」

 

「いや、それは危険な響きじゃからやめ、な、さい・・・もしかして、あの時の、アマゾネスの、あっ、そういえば双子、」

 

次郎長は思い出してきた。何年前か忘れたが自分の商会の荷馬車に潜り込んでいたアマゾネスの双子がいた。数日だけだったが一緒に旅をした。別れる最後まで双子の姉は心を開いてくれなかったが双子の妹はよくお話した。確か両親がいない事を俺が知ると勢い余り『なんて可哀想な!よし!今日から俺を父と思っていいぞ!』。

次郎長は結婚していたが若くに妻に先立たれ、その後は再婚せず子はいなかったので本音を言えば子供が欲しかった。

 

「え?じゃあ・・・その、パパ?」

 

「しっくりこないならお爺ちゃんでもいいぞ?」

 

子でも孫でもどちらでもオッケーじゃぜ?

 

完全に思い出した。

 

アマゾネスの双子はその後に休憩で立ち寄った村で突然姿を消した。『ごめんなさい、ティオネがオジサン達は信用できないって。ティオネを一人にできないから私も行きます・・・本当にごめんなさい』とティオナの、子供の筆跡で書かれた手紙を残して。

 

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