※この作品はR-18です。

花騎士に欲望をぶつけたい単話集   作:ドンケルハイト

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★いやらし伝承

 ベルガモットバレーの遊牧民に古くから伝わる謎の伝承

 それは形態も内容もさまざまで、多くは教訓的な意味と思われるもの

 その中に稀に混ざる、害虫について語っているとしか思えない不穏な詩

 それらを語り伝えるひとりたるウエストリンギアは今、騎士団を案内すべき場所の候補を絞りに出歩いていた

 そうは言っても撃破できず口伝の対象となるような相手について調べるわけで、可能な限り遠巻きに、安全圏からそれらしい地形・環境の照合をするだけである

 もし既に活動しているようであれば、接近すればその姿あるいは痕跡が見つけられる

 だから一人でも危険性は低いだろうと考えていた

 調査中、幾度か”弱い”害虫とは遭遇した

 それらは簡単に撃破でき、妨げになるほどではなかった・・・はずだった

 ウエストリンギアは徐々に体が熱くなり、息が上がりだした

 害虫を倒すたびに、その程度は悪化し、気付いた時にはもう手遅れになっていた

 周囲の物陰から、複数の”弱い”害虫が姿を現す

 攻撃はしてこない

 かわりに周囲を飛び回り、鱗粉をやたら撒き散らす

 今の状態でも簡単に倒せる相手だが、攻撃しようとした手を止めた

 撃破時に出る毒にも同じ性質が少なからず現れていると理解したためである

 この害虫について伝えられていた内容、それは媚毒だったのだ

 フラスベルグの影響を受けた害虫の伝承と似ているため、おそらくこいつらも合体して巨大で強大な害虫になるだろう

 戸惑っている間にも鱗粉の毒が体に回り、発情して力が抜けていく

 害虫たちはウエストリンギアの抵抗が無くなったことを確認すると、ようやく自分から彼女へと接近した

 足や口吻を使い、衣服をまくり上げる

 豊満な乳房がたぷたぷと揺れるさまを見て喜んでいる

 チョウ型の細い口吻が乳輪に触れるだけで、体が反りかえるほど気持ちいい

 カブトムシ型はツノで秘裂を摩擦し、蜜を出させるのが楽しいようだ

 こいつらは体の形からして攻撃能力を持たないが、その分人間の女性を辱めようとしている

 脱力するまで逃げ隠れしていたことからも、一度こうして囲まれると被害は回避困難である

 やられた、と思いながらも、飽きてどこかへ行くか誰か来るかするまで受け入れさせられる

 先人たちが込めた意味が、心と体に刻まれる

 害虫の一匹がウエストリンギアの乳房にしがみつき、抱き寄せたその間へ生殖器を挿入した

 害虫による屈辱的なパイズリオナニーでさえ、乳房が揺れる衝撃が絶頂の前触れとして脳に届く

 開いた口に、投げ出されたふとももに、思わず握った手の指に

 次々に害虫のグロテスクな性器が押しつけられる

 短いスパンで射精と交代が発生し、ウエストリンギアの体はどんどん精液まみれにされていく

 大群は早くしろと空いている女陰と肛門にも殺到し、好き勝手に射精を繰り返す

 害虫となった時点で何の用もなしえないただの毒液でしかないが、体内へ直接注がれるショックは拭えるものではない

 次の瞬間には、そのショックさえも媚毒接種で強まった快感の波に押し流されてしまう

 ものの数分で意識を失い、挿入への反射でアクメを繰り返す肉人形にされるだろう

 助け出されるまで失神と覚醒を何度迎えるだろうか

 安全なベッドで目覚めることを願いながら、ウエストリンギアの記憶はそこで途切れるのだった

 

 

伝承害虫対策会議の聞き取り資料より

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