ゴデチアは肌を出すことを極端に嫌う花騎士である
全身を見せるのは生涯の伴侶ただ一人とすら考えている
とはいえ、ゴデチアもバナナの国民である
何はなくとも暑さで薄着にはなりたいし、「そういうこと」への興味も・・・
ある日、警備で訪れた人気の少ない海岸で大きな箱を見た
ひときわ人の少ない場所に設置されたそれに向かって、なぜか海パンを下ろした男が腰を突き出している
しばらく見ていると、男が離れてから少しして、中から顔に白いものをつけた女が出てきた
グローリーホールというやつである
ゴデチアも状況でその用途に気付く
そこから何日も、その光景が忘れられず悶々としていた
そして結局、また設置場所に来てしまった
「こんな・・・ところで・・・あの女の人、裸だった・・・」
ゴデチアは独り言をつぶやきながらも、内股になりもじもじ体をくねらせる
「こんな、外でハダカに・・・でも、あの中なら・・・誰にも見られない・・・」
周囲を気にしながら、一歩一歩、箱に近付く
パンツの中で水気が広がる
羞恥からくる焦燥感のせいでその興奮の原因がはっきりとしないが、間違いなく発情の証がぐじゅりと存在を主張している
気がつけば、箱の出入り口に手をかけていた
単なる大きな木の箱でしかないため、当然中に入ってしまえば穴から覗かない限り互いに見えることはないし、簡素とはいえ女性側には仕切りがあって中に入った人の容姿は基本わからないようにできている
つまるところ中に居る限り・・・
「服、脱いでも・・・えっちなこと、しても・・・わからない・・・」
ほとんど個人用密室とさえ言える状態で、それでもゴデチアは理性で抵抗する
「だ、だめだめ・・・早く出よう・・・ひっ!」
出ようとしたゴデチアが見たのは、スタンバイ状態を示す札を見て突っ込まれた生ちんちんだった
一瞬で頭の中が真っ白になる
羞恥心で顔が熱い。耳まで燃えるような錯覚がする
でも突っ込んだということは今、中に誰か居ることを知っている、ならこのまま逃げるのは失礼?
わずかに回復したリソースがぐるぐると脈絡のない思考を繰り返し、結論する
よし、とりあえず手で満足してもらった隙に逃げよう
壁に背をつけ、おそるおそる右手を伸ばす
汚れないよう袖をめくり上げ、見知らぬ男の性器をそっと握る
(わわっ!今、びくんって跳ねた!?)
それはそうだろう。ゴデチアのすべすべで柔らかい細指でぎゅっと圧迫されたのだ
見えていなくても壁の向こうへの期待(と亀頭)を膨らませずにはいられない
たどたどしい手つきで竿を擦ると壁の外から野太い喘ぎ声が聞こえてくる
怖がって強く速くなると男の喜ぶいい感じの刺激になる
(ひぃぃ、びくびく暴れて気持ち悪いよぉ・・・)
反射的に止めようとする
「きゃあ!?」
それはとどめに他ならず、勢いよく射精する瞬間を思いっきり目に焼きつけてしまう
(何、これ・・・せ、せ・・・せい、えき・・・?)
その量と濃さに目を丸くするゴデチア
女の子の本能はしっかりそれに興味を示す
(まだ跳ねてる・・・そんなに気持ちよかったのかな・・・)
指についた汁を無意識に嗅ぐ
(生臭くて、不思議な臭い・・・)
子宮が熱くなる
頭がぼーっとする
とそこでゴデチアは慌てて逃げだした
帰っても頭から離れない
体の熱は増すばかり
(あのべとべとしたゼリーみたいなの・・・あれがここに・・・赤ちゃんの・・・)
我慢しきれず、秘所に触れる
「んんっ♡あっ♡はぁ・・・はぁ・・・んっ♡」
(すごく敏感になってる・・・ぐちょぐちょで恥ずかしい・・・)
その恥が興奮になっている、その感覚を認識してしまう
(こんな・・・これじゃ変態さんみたい、だけど・・・もう我慢できない・・・!)
浴室で全裸になり、体を洗うためのシャワーを拡げた秘所に当てる
洗い流されるほどにそれ以上の愛液が溢れる
固く腫れたクリトリスも指で転がし、夢中になってオナニーに耽る
だんだん思考がぼやけ、ふわふわした感覚に包まれる
やがて大きく仰け反り、脱力する
その後自己嫌悪に陥りながら・・・
自己嫌悪に陥りながら、忘れられずにまた訪れてしまった
大きく、しかしとても薄っぺらな木箱は変わらずそこに佇んでいる
人目を盗んで中に入る
「あ、あんな勢いじゃ、汚れちゃうから・・・うん、不可抗力・・・不可抗力だから・・・」
そう自分に言い聞かせ、上着を脱いだ
「・・・こ、こっちも、このままじゃ汚しちゃうよね、うん」
誰も見れないというのに視線がないことを必死に確認しながら、タイツとパンツも下ろしてしまった
その筋からはとろっと糸引く液体が地面に垂れ落ちる
「っ!また、おちんちん・・・♡恥ずかしい・・・♡」
欲しがって膣が蠢く
様子を見ながら、おそるおそる前のように扱いてみる
竿が動くと、それが胎内で起きるところを想像し、ぽたぽたと涎が出る
ゴデチアは膝立ちになると、空いた左手で膣を掻き始めた
(なに、これ・・・気持ち、よすぎる・・・っ♡)
指が止まらなくなり、声を抑えるので必死になる
(ダメ・・・癖になっちゃう・・・変態さんになっちゃう・・・っ♡)
男が射精する瞬間を見て、膣肉が指を締め付ける
頭の中に火花が散り、理性が溶ける
飛び散った白濁液を見て、籠もって広がる臭いを嗅いで、ゴデチアの体は子作りのスイッチが入っていた
グローリーホールが頭から離れない
生活に身が入らず、気を抜くとすぐに濡れてしまう
また、来てしまった
荒くなる呼吸、早鐘を打つ心臓
無言で肌をさらすゴデチア
(わたし・・・ちくびもこんなに・・・♡さわりたい・・・♡)
今日も差し出される陰茎
(あのとき、くちのまわりに・・・)
ここを初めて見た日を思い出す
口から垂れる精液をぬぐう女性
そっと顔を寄せる
男の体臭が肺を満たす
ゴデチアはその先端を、そっと舐めた
(くさくて、にがいのに・・・もっとほしくなる・・・♡)
逃がさないよう唇で咥え、男の先走りを舐めとる
もはや彼女自身も自然にオナニーしだす
ちゅうちゅうとむしゃぶりつくゴデチアの目は色に染まりきっていた
(おいしくない・・・もっとほしい・・・♡くさい・・・ぼーっとする・・・♡)
ゴデチアのつたないながら積極的なフェラチオが精液を吸い上げる
どぶっ、と発射された体液は、回避する間もなくゴデチアの口の中を満たす
「んぼっ!?んっぐぅ!」
(何これっ!?熱いっ!臭い!苦い!)
嫌悪感を催す感触
なのにとてももったいない
尿道に残る分までしごき出す
鼻に抜ける強烈な刺激臭が頭を痺れさせる
こくり
喉が鳴る音にはっとする
何かが絡みつく
自分が精液を飲んだと気付く
愛おしさがこみあげ、少しずつ飲んでいく
そして、きれいに飲み干してしまった
「私、なんであんなものを・・・!」
自室で赤い顔を手で覆い隠す
しかしあの味を、感触を思い出すとそれだけでイってしまいそうになる
未だ口から漂う臭いが胸を締め付ける
「私、本当にどうしちゃったんだろう・・・」
日々欲求がつのる
発散できず、結局行きずりの顔も見えない性処理穴になりに行く
それでも溜まるものが切なさになる
限界を超えたある日・・・
ついに、穴に向けて自分の性器を差し出した
仮にも公共の場で、誰が見るともわからない、誰が来るかもわからないというのに、肌どころか一番大切な部分を、しかも全裸で晒すという行為
死んでしまいそうなほど恥ずかしい
同時に、これだけで満足できそうなほど気持ちいい
誰に犯され、孕むかもわからないのに、降りきった子宮は望みが叶ったかのように悦ぶ
そんな状態の、準備万端のヴァギナを見られれば当然・・・
実際に見知らぬ男がゴデチアに挿入したのだ
「~~~っ!?っ!♡んぐっ!~~~~~っ!♡」
急な合体
気持ちよくてたまらない
セックスはこんなに気持ちいいものか
両手で口をふさぎ、声を抑えるので精一杯なほどに、勝手に声が出てしまう
ああ、大声ではしたなく喘ぎたい
それができたらどんなに気持ちいいのだろう
でもそれはさすがに恥や外聞の話で終わらなくなる
だから我慢しているのに、出てきてしまう
膣は肉の棒をおいしそうにしゃぶり、抜かれまいとめくれそうになる
中で暴れるペニスの感触が克明にわかる
射精の予兆に負け、頼りない板に体を預ける
膣内に火傷しそうなほどの熱の塊が注がれて、じんわりとお腹の中に広がる
「ぁえっ♡はっ♡おっ♡えっひ♡きもひ・・・いっ♡」
充足感
ずっと欲しかったものが自分を満たす喜び
深い絶頂で空白になった頭の中を、幸せだけが満たす
ひくひくと痙攣する陰唇から粘度の高い精液が落ち、無防備なまま晒される
「おぉっ!?♡」
こんな日に限って、外で順番を待つ男はいつもよりずっと多いらしい
「やっ♡やらっ♡もっ♡やっめ♡あか、ちゃん♡できちゃいますからぁ♡」
だがゴデチアは逃げない
壁1枚隔てた秘密の開放感に溺れきっていた
ゴデチアは密かにこの爛れた小部屋に通いつめる
抑えきれない欲望を慰めるために