ある日、森の中
オジギソウは哨戒に出ていた
報告された害虫は素早く身を隠すため姿を捉えられていないが、芋虫かサナギだろうとのこと
今のところ被害らしい被害は確認されていないが、先んじて巣を潰すべく偵察隊が組織された
視界の悪い森の中、音を頼ろうにも風で擦れる葉が邪魔をして、慣れた者か鋭敏な感覚の者でなければ見えない敵を探すことも難しい
なので別の任務で滞在していたオジギソウが頼られた
だが敵は思う数倍慎重であった
オジギソウにも感知させないほど静かに潜んでいた
匂いをごまかす術にも長けており、すぐ側に行くまでわからなかった
オジギソウが意識を取り戻したのは暗い穴の中
かすかに見える手足は糸で縛られているようだ
敵の・・・糸の主の姿が目に映り、死を覚悟した
しかし害虫はまったく攻撃の意思を見せなかった
この期に及んで反撃や増援を恐れている
触覚で様子を伺う
どうやらこの害虫は芋虫型のようだ
芋虫の触覚が肌に触れるか否かの距離をこちょこちょと動く
それは感覚の鋭敏なオジギソウにとって、焦らす愛撫に等しく、なおかつ急速に性感を刺激される行為
内ももの刺激でパンツがぐっしょりと濡れていく
雌の匂いは当然害虫も察知するところである
この獲物はもう抵抗できないと判断したためか、フェロモンに対する本能ゆえか、触覚とも異なる何かが頭からにょきにょきと生えてきた
臭角
本来ならば、捕食者の嫌がる匂いを出す自衛用の器官である
逃げ隠れることに特化した彼らの臭角は別の用途に適応した
フェロモンを出し、苗床を発情させること
極めて無臭に近い催淫パウダーを振り撒いて獲物に吸わせる嚢胞へと変化したのだ
無臭に近いとはいえど、オジギソウには異変として認識可能であった
「うっ・・・なんでしょう、この甘い臭い・・・なんだか頭がくらくらと・・・」
なまじ感覚が鋭いだけに、そのかすかな香気でも色濃く影響が出る
気分が悪くなると呼吸が荒くなる
激しい呼吸はさらなる吸引を意味する
吸いこんだ毒粉がオジギソウの生殖器へと作用する
「うっ・・・はぁ、はぁ、はっ、あっ・・・んっぐ、んひゅ、あっあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
背を仰け反らせての大絶叫
催淫だけで絶頂させられたのだ
触覚で邪魔な布の存在に気付いた芋虫は器用にオジギソウのパンツを食い破る
絶頂の蜜が流れ出る裂け目が外気に晒される
ヒクヒクと口を開けるそこが繁殖器官であると確信した芋虫が顔を押しつけだす
そのまま、肉を割り開いて奥へと進み始めた
「ひっ!?あっ、あひゃぁぁぁぁぁ!」
異物の侵入に体が抵抗しようとするが、毒で弱らされた状態ではそれもうまくいかない
芋虫特有のでこぼこした体がディルドのように性刺激になりオジギソウを襲う
もぞもぞと体をくねらせ、オジギソウの中を突き進む
その間も汚染は進む
芋虫は子宮口からの反応を発情と認めた
再び臭角を伸ばし、粘膜に直接粉を塗り広げる
凄まじい刺激でオジギソウは何度も潮を吹かされる
芋虫は押し出されるままに抜け落ちる
それは解放か、否むしろ始まりを意味していた
「ひっ、いうっ・・・くっはぁぁっ、はぁっ、あぁぁぁぁぁっ!う、そ・・・」
音もなく飛来したチョウ型の害虫
ここに居る芋虫型の成虫・・・つまり彼らの親、なのだろうと思われる個体
それがオジギソウの眼前に着地し、捕らえられた彼女をじろじろと観察する
やがてオジギソウの体から漂う芋虫のフェロモンに気付き、その場所を確かめる
胴の先が膨張し、グロテスクな物体が現れる
オジギソウと交尾するつもりなのだ
暴れられない雌に対し、一方的に繁殖を開始する
「あっ、嫌っ、あぁぁぁぁっ♡」
グロテスクな形状は、不規則な刺激を与える凹凸となってオジギソウの脳を灼く
なぜ親害虫が、実に簡単なこと
ここが彼らの巣であるから
なぜ今戻ったか、フェロモンで知らせただけのこと
『繁殖に使えそうな奴を捕まえました』
濡れそぼった秘裂は害虫の生殖器を挿入されても最早閉じることができない
「んっぎゅ♡嫌っあぁぁぁぁぁっ♡っがぁっ♡」
オジギソウは害虫に体を許し、子宮まで到達されてしまったのだった
ちなみに成虫になり、催淫毒の粉は効果が高まって鱗粉に変化している
挿入の快感で害虫が身震いすると、その鱗粉が飛び散る
「うっ、こ・・・れ・・・また・・・」
(だめ・・・体が、熱い・・・お腹の奥が、じゅんじゅん疼く・・・)
催淫、発情、その先、つまりは繁殖欲求
(だめなのに・・・欲しい!このまま思いっきりかき回して、子宮に直接射精されたい!)
子孫を孕み、産むことへの渇望
生物としての、雌としての本能から来る抗えない欲望
(精液が・・・欲しい!赤ちゃんを、産みたい・・・!なんで!こんな・・・害虫相手、なのに!)
意識が揺さぶられる
理性が刈り取られる
淫毒で子宮が渇く
直感だが確信がある。もう排卵は済んでいて、種を迎える準備ができている
こいつらはきっと、それをわかっている
「んんいっ♡ひっ♡」
気力を振り絞って耐えようとしても、ピストンが始まっただけで負けてしまう
事実上、既に屈服している
蝶が細い足をオジギソウの体に移動し、抱きつくような体勢をとる
「あ、あぁ・・・あっ、やめっ・・・♡」
射精のための前後運動が始まる
激しく、相手を省みるという概念のない行為
ただ繁殖のために、ただ自分のために
だとしても与えられる快楽はオジギソウを支配するには過剰なもの
視界がホワイトアウトし、明滅し、火花が瞬く
それほどの絶頂の連続に朦朧としながらも、まだ満たされない
それは子種をもらっていないから
焦るなと言わんばかりに蝶の腹が震える
数度、子宮口めがけて強く突き上げ、放出した
多く、粘っこく、溢れて膣壺中に絡みつく精液
受け止めたオジギソウは、幸せそうに舌を出しただらしない顔で気を失った
「っくひゃぁぁぁっ♡」
オジギソウの意識が引き戻される
腹の中が重く、多幸感で溢れている
ああ、精子を注いでもらえたんだ・・・と考え、はっとする
その精子の主は?
まだぼやける視界でもわかる、あの蝶型
嫌悪と歓喜が混ざる
精液とは違う違和感もある
これはきっと、仔を身籠ったのだろう
「うあっ♡またっ♡ですかっ♡」
射精したばかりだというのに動くのをやめない
まさか、ずっと繋がったままだというのだろうか
害虫は変わらぬ様子で最後まで交尾を続けた
射精すると、今度は勢いよく性器を引き抜いた
「あぁぁぁぁぁぁぁっ♡あっく、出る・・・出っあぁぁぁぁぁっ!?」
オジギソウが背を反らすと同時、股間から黄色い楕円形の細い物体が多数吐き出された
例えるなら、春先あたりにキャベツ畑にでも行けばありそうなものが
「いっ・・・ひ、いや・・・」
「せりゃぁぁぁぁぁぁっ!!!」
オジギソウは部隊の別の花騎士に救助された
繁殖を前に無防備になった害虫が、オジギソウの絶頂の声が漏れることに気付かず責めたおかげであった
安堵か、疲労か、オジギソウは救援が到着した瞬間に再び気絶した
その間に、害虫の精液と卵は全て取り除かれ、彼女の仔はみな卵のまま死んでいった
それから、外傷もトラウマも状況に対しては軽かったが・・・
「ひんっ♡はー・・・はー・・・団長、様・・・赤ちゃん産みたいですぅ・・・」
異常性感と強い繁殖欲求が残り、タガがはずれたままになっていた
療養と治療は発情頻度のせいで困難を極めたという・・・
臭角ネタを受信したんですが親メインみたいになってしまいました
でも芋虫そのままってのも「?」ってなったので臭角から親コールフェロモン出してもらいました
何言ってんだろうこいつ