※この作品はR-18です。

花騎士に欲望をぶつけたい単話集   作:ドンケルハイト

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▲アネモネNTR

「それじゃあ行ってくるね、あなた」

 アネモネが手を振り馬車に乗りこむ

 これから1年、彼女は別の騎士団への出向を命じられている

 不要ではないのかと言ってもみたのだが、かなりの偉いさんのため押しきられることとなってしまった

 まあ、聞いた内容なら問題なくこなしてくるだろう

 

 

 

 

 馬車から降り、出向先の騎士団の宿舎に入る

 あまりいい噂もなく、立場のせいで権力だけはあると聞くため気乗りしない

 でも従わなければ団長に不利な偽装工作をやりかねないため、この任務はやるしかない

 団長執務室の扉をノックし、到着の報告をする

 いい噂が無い理由はすぐにわかった

 あの人もよくいやらしい視線はしているけど、こいつのはもっとあからさまに値踏みしている目だ

 股ぐらの膨らみを隠そうともせず、じろじろと気持ちが悪い

 

 任務は戦闘支援に加えてこの騎士団の所属花騎士への技術・戦術指導と聞いていたけれど・・・

 あの男の指揮下と思えないほど練度が高く、何か教える必要などなかった

 それどころか、戦力の不足はまったく感じさせない

 何のために私を名指ししてまで呼んだのか・・・ますます気味が悪い

 

 出向してきて一月ほどした頃、私は執務室に呼び出された

「・・・失礼します」

「ふむん、来たか。まあこっちへ来たまえよ」

 応接用のテーブルにお茶が出され、座るよう促される

 やっぱり態度も目つきも受け付けない

 でも真面目な任務の話かもしれないので座るしかない

「どうだね、うちのとは上手くやっておるのか?」

「・・・ええ、まあ」

「さすがは例の騎士団といったところか?」

 目的が見えない

 何のために呼び出したのかわからない

 嫌な予感が当たらなければいいけれど、こういう時に限ってその通りになるものだ

 だから出されたお茶も飲みたくなかったのに、飲めと暗に催促されて従ってしまう

「がっ・・・ぐぅっ!?」

「く・・・ふはは!害虫毒から抽出した薬を盛らせてもらったよ!」

 最初からいきなりペラペラと・・・それだけアホなのか、それだけヤバい薬なんだろう

「そいつは花騎士をいたぶるのに特化した極限指定でね!抽出して効果を弱めてなお世界花の加護に反応して体を麻痺させるのさ!」

 こんなもの、持ってるだけでも投獄されるだろうに、まるで常習的に盛っているような言いかたをする

 こいつは私を手籠にする気だろう

 最低のクズめ・・・

 睨みつけようにも麻痺毒が強すぎて呼吸も大変なほどだ

「前からね、君のところの生意気な小僧は気に食わないと思ってたんだよ!私の言うことを聞いていればいいものを!私の活躍を奪いおって!」

 ああ、つまり逆恨みか

 本当にどうしようもないゴミ・・・

「しかし・・・くく、本当にいい体をしているじゃないか、え?」

 乱暴に胸を触られて、手を払い除けたいのに体が動かないせいでなすがままだ

 服を脱がされるのにも抵抗できない

 まるで着せ替え人形でも扱うかのようだ

「存分に愉しませてもらおうか・・・ぐふふ」

 指を強引に膣に入れ、クリトリスと同時に愛撫しながら下卑た笑いを見せる

 無茶苦茶な愛撫のせいで、もう一つの変調を自覚させられる

「気付いたか?そうだ、対花騎士用の麻痺毒であると同時に強力な媚薬なのだよ」

 ああ、説明どうも

 本当に・・・本当になんて悪辣で憎たらしい奴・・・

 動けるなら今すぐ事故のふりでもして掃除してやりたい

「そろそろ具合もよさそうか?」

 勃起したペニスを取り出す

 この猿め・・・無駄に大きいのを見せつけて・・・

 しかも無遠慮にいきなり根本までねじ込んできた

 毒のおかげか大した痛みはないけど、ものすごく苦しい

「どうだ、私のはデカいだろう?あの小僧では届かんところまで入っておるのではないか?」

 どこまでも他人を踏みにじらないと気が済まない性格らしい。最悪すぎる

 嫌悪感で反吐が出そうなのに、体は媚薬効果のせいで急激に絶頂に近づく

 下腹部に熱を感じた瞬間、深く絶頂してしまった

 

 翌朝、目が覚めるとあいつの私室のベッドだった

 まだ股間に違和感がある

 気絶している間もヤってたの?デリカシーの対義語を擬人化したらこいつになりそうだ

 麻痺は消えていたため文句を言ってやろうとしたら

「いかな功労者だろうとね、私の指示ひとつで左遷も降格も謹慎も除名もできるんだよ」

 権力しか取り柄がないのかこいつは

「それと、私の身にもしものことがあったら即刻あの小僧が暗殺を仕掛けたことにするよう指示してある。私を殺そうなどと思わぬことだ」

 私にはこいつの言うことを聞く以外の選択肢がないということだ

 作戦は凡百なくせに悪巧みにばかり知恵のきく奴・・・

 これまで何もしてこなかったのはこのための根回しだろうか

 一線を越えてからは一切の遠慮がなくなった

 毎晩体を求められるのはもちろん、昼間でも痴漢セクハラ当たり前になった

 抱く時は絶対に生、何発も中出しするし、かき出さないように命令される

 それでも目を盗んでかき出してはいるが、酷い時には中出しした精液を入れたまま下着をつけずに買い出しに連れて行かれる

 体が次第に順応し、この最低男の汚らしいペニスで快感を感じ始めた

 認めまいとしていたけど、生理が来ないことで心に大きくヒビが入る

 結果は陽性

 あの人と何度危険日を狙っても叶わなかった妊娠

 もうほとんど心が折れたも同然の絶望感だった

 だんだん自分を侵す男に対し抵抗するという意思が薄れていく

「いい声で鳴くようになってきたじゃないか?そろそろ認めたらどうだね?」

 それだけは・・・それだけはできない

 どれだけ汚れても、どこまで堕ちても、あの人だけは裏切れない

 心の支えは、もうこれしか残っていないから

 お腹が大きくなり始めても、自分の子を宿しているとわかっていながら中に出し続けられた

 毎晩薬なしでイかされるようにもなったし、射精されるだけでいつでもイきそうになる体になった

 ある日、イかされそうになったとき、急にぴたっと止められた

「いかに加護があるぶん頑丈といえど腹の子に響くしなあ?それにそんなに嫌そうにしているのに抱くのは心が痛むなあ?」

 どの口が言っているのか

 それでも、私の体は・・・おまんこはイきたくてうずうずして・・・間違いなくこいつを求めていた

「今からどうするのかは自分で選んでもらおうかなあ?抜くも続けるも好きにするといい」

 わかってて、わざと自分で選ばせようとしている

 引き抜こうとすると、ゆっくりヒダがめくられて、刺激に腰が砕けてうまく離れられない

 それでも力を入れて少しずつ抜いて、あと少しで抜けるという時、急に奥まで入れなおされた

 焦らされた体に染みわたり、軽い痙攣が止まらない

 動けないのに後ろから突き上げられ、視界が明滅する

「ほほぉ?自分から腰を振ってまで私の子種が欲しいか?」

 違う、だって後ろから・・・

 そう言おうとして、私の目に映った光景

 紛れもなく、私が自分で腰を押し付け、雌として媚びていた

 突きこまれたのも、今、膣を擦っているのも・・・全部、無意識とはいえ自分の意思だった

 私の心は完全に折れた

「・・・ください」

「んん~?何か言ったか?聞こえんなぁ?」

「おちんぽ!欲しいです!あの人よりずっと大きくて絶倫のおちんぽでおまんこ気持ちよくしてください!」

 私は無意識に絶叫していた

 同時に、もう戻れないことを悟った

「ご主人様」

「・・・え?」

「ご主人様と呼べ。それ相応の態度を示せ」

「私はご主人様のおまんこ奴隷です!ご主人様がムラムラしたらいつでもどこでもおまんこオナホにザーメンをコキ捨ててください!ご主人様の強いザーメンでいっぱい孕ませてください!」

「くく、やっと堕ちたか・・・いいだろう、望み通りイかせまくってやる!」

 

 

 

 アネモネからの手紙が減ってしばらく

 出向も終わって帰投する頃合いだが心配で仕方ない

 そんな時、アネモネから写真だけが入った封筒が送られてきた

 膨らんだお腹を抱えながら、出向先の団長にしなだれかかる彼女の写真

 その郵便のまさしく次の定期便で、アネモネが帰ってきた

 生まれたばかりの赤子を抱いて

「・・・」

 ・・・

 気まずい

 何があったか察せられても、言葉にするのが恐ろしい

「あのね、団長」

 先に口を開いたのはアネモネだった

「・・・ごめんね、私、あの人の・・・ご主人様の所有物(モノ)になっちゃったの」

 現実が突き付けられる

 頭がぐるぐる回る

 吐き気がする

「だからね、団長・・・私、異動届け書かないと」

 そう言って幸せそうに微笑んでみせたアネモネだったが、その頬には一筋の涙が伝い落ちていた

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