男子校クラス転移ハーレム 俺以外のクラスメートが女体化してんだが⁉ 作:マガガマオウ
クラス転移……言わずと知れた集団での異世界転移における様式の一つだな……。
テンプレとして、クラスの中で根暗っぽい性格の奴が一見一番弱いステータスなりスキルなりを割り当てられ最初弄られた後、なんやかんやあって離別してチーターになっていくのがお約束だよな?
じゃあさ、もし……もしも仮に男子校の一クラスが異世界転移した場合はどうなんだ話だろ……。
うん、急にこんなこと言われて困惑するのは分かる、分かるんだが聞いてくれ……今の俺の目の前で起きてる異常事態の事を……。
「なんだ?何が起きて……あれ?俺の手、こんなに小さかったけ?それに腕も細いし……。」
「うわ⁉誰だよアンタ⁉てかここ何処だよ⁉あれ目線がいつより低いような?」
「うぅ~うるさいな……っ!今なんか、僕の声高く……なかった?」
「嘘だろおい!ない!俺の愚息が居なくなって!……ふぁっ!」
「うお!何だ今の声⁉おい誰だよこんな時に⁉てか胸重!」
聞いて居ただけだろうかこのカオスな状況を……さっきまで男だと認識し見た目も性格に沿った野郎ばかりのむさ苦しくも何処か安心できる教室から、神殿の大広間のような場所で俺以外の何処を見ても俺と同じ制服を見目麗しい美少女ばかりが各々困惑した表情を見せているこの状況を……。
そして、そんな俺達から一線引いた立ち位置からじっと視線を送って来るどこか草臥れた服装とそれに似合わない厳めしい雰囲気を醸し出す壮年の男性が徐に口を開いた。
「良くぞ来てくださいました勇者様方、どうか我らをお救いください!」
そんなテンプレート通りのセリフと疲労を感じさせながらきちんと威厳を称えたご尊顔を垂れて懇願する男性が恐らくこの場所の最高責任者なのだと、何処か冷静に状況を観察する自分が居た。
「あの……一応聞きますけど、これって異世界召喚って事でいいですよね?」
「えぇ、その認識でよろしいでしょう覚醒主さま。」
他のクラスメートが未だ自分の体に起きた異変に困惑する中、唯一男のままの俺『
「覚醒主……あのそれは一体?」
「勇者様方と体を重ね己の精を与えて眠れる力を呼びこす役目あるお方を我々はそう呼びます、そして勇者様に純潔を捧げる覚醒主様との身の契でなければ力を得る事が出来ません。故に……覚醒主様にはここに居られる勇者様方と一刻も早く情を交わして頂きたい!」
……よっぽど切羽詰まってんだろうかそれとも俺もこの状況で混乱しているのか、とんでもない爆弾発言をされた気がするのだが……聞き間違いかも知れんし、もう一度聞いてみよう。
「あの……さっきは何と?」
「はい、覚醒主様には早急に後ろに控えらて居る勇者様方を抱いていただきたいのです!」
うん……聞き間違いじゃなかった、つまりだ俺はこれから女体化したクラスメート相手にSEXしろと……ふむ、言いたい事はいっぱい有るがまず一言いいだろう?
「「「「「ふざけんな~!」」」」」
偶然か必然か後ろに居たクラスメートと声が被ったのは、あいつ等も心境は似たり寄ったりと言う事か……。