14週間ハーメルンに投稿するエレボス 作:えっちゃんエレボス大邪神
「おらッ何寝てんだ雌犬ッ」
「ん、あッ……」
ぱちん、ぱちんと頬を軽く叩かれる痛みで意識が覚醒する。
精液の濁流に溺れ沈んでいた意識が現実に引き戻される、青臭く苦い感覚が口内を満たしていた。
「精液飲んで派手にイって気絶するとかどこまで淫乱なんだよ渚ちゃん、え?」
「ぁ……♥」
言われて気付けば全身に酷い脱力感と、下腹……子宮から全身に走っている甘い痺れがあった。
そうだ、達したのだ。身体に触れられた訳でなく精液を注ぎ込まれただけで意識を飛ぶほどの快楽を勝手に感じて、淫らに絶頂した。
わずかに冷静になった頭の中を羞恥の感情が締める。
何をするでもなく自分の体が雌になっている事を改めて理解する。TS病の患者は皆こうなのだろうか?
それとも、自分の身体と頭が特別淫乱なのだろうか、つい先日まで男であった事を忘れてしまいそうになるこの感覚をTS病の患者たち――TS娘は皆味わっているのだろうか?
――だとしたら、なんて素晴らしい病なのだろうか、TS病は。
「あ、あの……っ」
「あ? なんだよ、今更怖くなったのか?」
身体を起き上がらせて竿役の男を見上げる。顔は中の下――と思っていたが今は違ってみえる。
心と体というのは不思議なもので雑に扱われているにも関わらず、快楽を与えてくれている――与えていただいているということだけで、恋心のようなもの抱いてしまっていた。
もしかしたら、おちんぽ様への焦がれを恋心と勘違いしているのかもしれないがそんな事はどうでもいい。
「い、いえ、その……次、その……するんです、よね……?♥」
声が上擦るのが自分でも感じる、自然と甘えた様な声が出ている。本能から媚びているのだ、目の前のおちんぽ様に。
男が私の仕草にごくり、と唾を飲み込む音が聞こえた気がした。
そんな様子を見て優越感を感じる、――ああ、性の対象として見られている。
なだらかな胸を、綺麗な黒髪を、ほっそりと伸びた手脚を、つんと突き出た尻を。
全身を這い回る視線を感じて悦に浸る。
「お、おまんこ、準備、できてますから……♥」
自分が過去に見ていたアダルトビデオや、成人向け雑誌のそれの様に、男とカメラに向けて足を大きく開く。
大洪水を起こし、てらてらと妖しく光りひくつくそこがカメラ越しに全て記録されている。
「ずこずこして、びゅーびゅーして……ください……っ♥」
「渚のおまんこ、おちんぽの形にならして……無責任種付してください――っ♥ あ、ひっ♥」
そうしてカメラの前で再び宣誓する。
自分の発した言葉で興奮し、また勝手に達してしまった。
「あっっ♥♥あっ♥♥」
宣誓を終えると男が、おちんぽ様が無言で私に覆い被さる。辛抱堪らないという様子だった。
誘惑が成功したのか、あるいは自分の体からはなにかフェロモンのような物でも出ているのだろうか。
「あ! あっ、ひっ……!♥」
にゅぐ、と音を立てて小さな割れ目におちんぽ様が押し当てられる。
熱い、硬い、触れて理解する。女はこれに勝てないようにできているのだ。少なくともTS病羅漢者はそうなのだ、「そういう生き物」に変わっているのだ。もしかするとTS病とは少子化に対して人類の肉体が導き出した最適解なのかもしれない。男の数が余っていて女が子を望まない状況に対して「孕む事を望む淫乱な生物」として変わる事を目的とした――
「オラッッッ!!!」
ずぶんっ。ぶつんっっ。
「――――♥♥♥♥ ああああああああああああっっ!!♥♥あーーーーっ!!!♥♥♥♥♥♥」
おちんぽ様が薄い処女膜を突き破って侵入してくる。
真っ白になった。
何も考えられない。
媚びた雌声が喉奥から溢れる。
「オラッ!!オラっ!!この、淫乱がァッ!!」
ずこんっ。ずぶんっ。ばちゅんっ。どちゅんッ。
腰が打ち付けられる度に水音と肌がぶつかる音が鳴るが、音を音として認識出来ない。
頭の中にはおちんぽ様しか無い。さっき小難しいことを考えていた気がするが何も思い出せない。
「あへっ♥あひっ♥おっほっ♥ちん、っぽ♥ちんぽさまぁっ♥あひゃああっ♥♥」
「う、おおッ……淫売TS女がよぉ!ちんぽ離そうとしやがらねぇッ……!」
正常位の形で組み敷かれたまま、両手足で男に全力でしがみつく。
ずるずると肉穴からおちんぽ様が引き抜かれる度に逃すまいと膣肉全体でしゃぶりつく。だって美味しいのだ、離したくない、おちんぽ様と一生くっついていたい。
「くッそ、良すぎるッ、おおッ、射精すぞッ、マジで射精すぞォッ」
「くださいっ♥ちんぽさま♥せーえきさま♥たねづけっ、たねづけしてぇぇぇッ♥♥」
後で肌が腫れ上がりそうな程に強いピストンが繰り返される。
真っ白な頭の中で何かがチカチカと弾ける。いや、正しくはもう何度も弾けているのだが「大きい」のが来る感覚があった。
「くッおッ、……イけッ!本気種付でイけ雌ぅッ!」
「はひっイキますっ♥おちんぽでイキます、あっ♥♥♥♥ あッ♥」
ぼびゅううっ。
びゅるるるるるっ。
「あ``ーーーーーーーーーーっ♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥」
どくんっ、どくんっ、びゅるっ、ぼびゅっぶびゅっ。
射精の音と共に今日一番の大きな声が上がる、もはや獣のそれだった。
「おッ、おッ、おおッ……し、絞られるッ……うおおッッ……」
ぴったりと肌を密着させ最奥に精液を注ぎ込まれる。
ごくんッごくんッと膣肉が蠢いて精液を一滴残さず飲み込んでいくのを感じた。
「あ――あ、ひっ、ひっ♥……お、ほぉっ……♥」
だらんと両手足から全身が力を失っていき、再び意識が遠のいていくのを感じる。
「(あ――おちんぽ様で――死ぬ――♥)」
精液と同じ色の、白い波が頭と身体を覆っていく。
私は、本日二度目の失神を迎えた。
次でエピローグ。