万里谷家に来てから数日経った日、祐理とひかりをランドセルを背負った状態で犯したり、スク水状態で犯したりして楽しい性生活を行っていた。そんなボクも避けては通れない事があった。
「祐理と同じ所にしてあげるから中学を選んで」
そう、おばさんに呼び出されて言われたのが義務教育だから学校に行けという事だった。祐理は既に卒業して中学の入学を待つ状態だ。なので、ボクも学校に行かなくてはいけない。でも、色々とと面倒なんだよね。
「近くの学校でいいよ」
「そう? じゃあ、リズと祐理も一緒にしましょう」
「よろしくね」
まあ、簡単に言ってしまえばボクは学校に行く事になった。まあ、妻……結婚してないから婚約者であり奴隷の二人と一緒ならそれはそれで楽しいのでいいかな。
そんな訳でさらに数日後、リビングに真新しい制服に着替えた祐理とリゼットが居た。どうやら、リーゼロッテは学校では出るつもりがないみたいでリゼットに丸投げしたようだ。まあ、リゼットはリゼットで喜んでいるようだけど。リゼットは中世時代の生まれだし、まともな生活を送ってないから仕方無いだろう。今もまともではないけど。
「今日は入学式だけですか?」
「そうですね。お昼は皆で何処かに食べに行こうかと思っています。旦那様、どうなさいますか?」
「ん~ファミレスでいいんじゃない?」
「ファミレス! 行ったことありません! 是非行きましょう」
リゼットは凄く喜んでいる。でも、ボクがそう言った瞬間、お父さんが嫌な顔した。
「ごめんね、リゼット。この人がお寿司屋さんを予約してるのよ」
「そうなんですか?」
「すまんな。娘と息子の入学式だからな。奮発して予約してあるんだ」
しゅんと落ち込んだリゼットにボクはため息をつきながら告げてやる。
「お昼ご飯はお寿司で、晩御飯にファミレス行く?」
「いや、晩は料亭に……」
「何故また?」
「そっちは清秋院家からお誘いがあってね。あちらさんの娘さん、恵那と言ったかな。彼女もこっちの学校に入学するみたいでね。まあ、殆ど修行するらしいが」
時期的にちょうどいいのか。でも、これで恵那もこっちに来るのか。それはそれで楽しそうだな。
「ご飯ができましたから食べましょう。リゼットさん、ひかりを呼んでてきてください」
「わかりました」
それから、リゼットが呼んできたひかりと共に朝食を食べる。朝食は日本食で、お味噌と鮭の切り身、海苔とお米、胡瓜と沢庵だった。ボクはそれを両脇に座ったリゼットと祐理に食べさせて貰った。ひかりは膝の上に乗せて逆に食べさせた。
朝食から少し時間が経ち、ボクは左右に祐理とリゼットを侍らせて、学校に向かっている。ちなみに二人と両手を組んで繋いでいる。それと、ちゃんとボクは男性の制服を着ている。女装していると思った?
残念。似合うだろうけどやってない。もちろん、必要とあればするかも知れないけどね。
「うぅ……あの、やっぱりこのまま行くのは……」
「見られてますね……」
「有象無象の事なんてきにしないでいいよ」
首輪を外した祐理とリゼットは間違い無く美少女だ。特にリゼットは綺麗な銀髪とスタイル、整った顔が綺麗な人形のようで目が引くのだろう。祐理もかなりの物だけど。そんな二人を侍らせてボクは堂々と学校への道を歩いているのだから、嫉妬の視線が凄まじい。嫉妬以外の視線もあって、ボクが見られていたりする。三つ編みにしてるから男の子っぽいと思うんだけどね。いや、アストルフォは美少女少年だから間違いない。誤字ではないよ。
「真っ赤になった二人も可愛いね。うん、サービスしてあげよう」
「「え?」」
ボクは二人に口付けをする。すると周りから色々な悲鳴が響き、嫉妬以外に憎悪が混ざりだした。くっくく、心地いいね。
「あの野郎ぉぉぉぉぉっ!!」
「嫉妬で人が殺せたらっ!!」
そんな声がカンピオーネとして強化された聴覚が捕らえてたりする。それでも、襲いかかっては来ない。あと、女の子の黄色い悲鳴とかも聞こえた。ますます二人は真っ赤になって俯いちゃった。可愛いね。
まあ、そんな感じで歩いていると、後ろの方から走ってくる気配と声がした。
「王様~~~」
「っと」
背後に衝撃を感じると同時に暖かい体温と成長し出している胸が押し付けられた。手はボクの首に回っている。
「え、恵那さんっ! は、はしたないですよ!」
「今の祐理には言われたくないな~」
「飛びながら抱きつくのはどうかと思いますよ?」
「でも、空いてる所ないし?」
「まあ、ボクは別に重くもないしいいんだけどね」
「やった!」
「いけません! 私が代わりますから、どうぞ旦那様と手を繋いでください」
「やだよ。正妻をおいてけぼりにすると駄目だよ? ねー」
「そうだねー。という訳で、このまま行こうか」
「ふふ、流石王様。この程度気にもしないか」
「まあね」
「この人達は……」
呆れる祐理を連れて行き、ボク達は中学校へ入っていった。まずはクラスを調べないといけないな。
「さて、クラスはどうなってるかな?」
「えっとね、クラスは皆一緒で2組だって」
「恵那さん、まさか……」
「うん。清秋院が買収したよ。王様が通うんだから当然だね」
「はぁ……」
「よくある事ですよ? 買収するだけマシですね。欧州だと魔術で認識を変えて譲り受けますから」
「非道いですね……」
「まあ、別にどうでもいいよ。それより早く行こう」
「ほいほい。えっと、こっちだよ」
ボク達は恵那の案内に従ってクラスへと向かった。一年生の教室は1階にあって直ぐに到着した。中には既に何人かのクラスメートが居る。その人達もボク達を見てくるけど、無視して窓辺にある席に座る。
「では、私は……」
「祐理は王様の隣ね。恵那が後ろに行くから」
「では、私は前ですね」
「わかりました」
ボクの前がリゼットになり、後ろが恵那で祐理が隣という席になった。今日は入学式だけだから簡単に終わる。でも、部活のプレゼンテーションとかがあってお昼までは掛かる。
「暇だね」
「勉強でもしますか?」
「いいよ。教科書なんて読んだら覚えるし」
見稽古は本当にチートだ。なんでも見てしまえばそれでいいんだから。
「じゃあ、漫画でも読みますか?」
「リゼットさん! 神聖な学び舎になんて物を持ってきているんですか!」
「別にいいじゃん。それより、私も見るよ」
「恵那さんまで……」
「漫画か……再現できるかな?」
「「「え?」」」
「いや、ボクの力で再現できるか……楽しみだね」
「残念ながら音楽物ですよ」
「ふむ」
リゼットの持っていたのはのだめカンタービレだった。音楽か……そう言えば、テレビで演奏を見たからできるんだよね。演奏技術は手に入ったけど知識が足りない。うん、やっぱり音楽の教科書でも読むか。
「音楽の教科書ってある?」
「ありませんよ」
「まあ、今日は授業がありませんから……」
「王様、どうする? なんだったら用意するけど?」
「いや、いいよ。携帯があるし」
「旦那様、携帯の使用は規則で禁止されてますよ?」
「問題無いよ。恵那、休み時間なら携帯を使っていいというように規則を変えておいて。あと、
不純異性交遊もね」
ボクは携帯を取り出して音楽関連のページを開いて読んでいく。恵那もボクの指示を聞いて直ぐに変える為に携帯で連絡していく。
「この人達は……」
「別にいいんじゃないですか? ご主人様にとっては今更です。何度もえっちな事もしてますし……学園でもされますよ」
「もういいです……」
音楽が終わり、スポーツのルールを読んでいると、何時の間にか生徒の数が増えて担任の先生が居た。それは見覚えのある人で、ヨレヨレのスーツ
「はいはい、席に着いてくださいね。今日から皆さんの担任をさせて貰います甘粕冬馬(あまかす とうま)です。どうぞよろしくお願いします。特技はチョーク投げです」
甘粕さんの手がブレると、何かが飛来した音がした後、壁に付いた白い粉が有った。チョークは消滅したようだ。
「言う事を聞かない子には容赦なく投げますからね。ああ、一部の方を除いてですが。先生も上には逆らえませんので」
「「えぇーー」」
「社会の常識です。諦めてください。では、順番に自己紹介をしてもらいましょう。あといの付く人は居ませんから、うですね。えっと、留学生のリゼット=ヴェルトールさん、挨拶してください」
「はっ、はい! りっ、リゼット=ヴェルトールです。住んでいる所は万里谷さんの所です。どうぞ、よろしくお願いします」
ヴェルクマイスターの苗字は色々とまずい。放っておけば教会関係者やら、不老不死を求めて大量の有象無象が集まってくる。蹴散らすのは容易いけど、面倒なんだよね。だったら、11eyesでもあった通りの苗字にすればいいって事でこっちにした。まあ、表向きだけどね。
「はい、彼女は先生が手を出せないうちの一人なので面倒な事はしないでくださいね。貴族のお姫様ですから、なにかあれば責任問題に発展し、お家の方に大変なご迷惑がかかりますからねー」
やる気の感じられない甘粕さんの発した貴族のお姫様という事で色々と反応する人達が居るが、甘粕さんは無視して続けていく。それから幾人かすぎて、ボクの知っている名前になった
「では、次は草薙護堂君」
「はい。草薙護堂です。趣味は小学校からやってる野球……です。どうかよろしくお願い……します」
一応、敬語にしたようだ。しかし、護堂君と同じクラスか。これはこれでおもしろそうだね。また幾人かすぎて恵那の番になった。
「恵那は清秋院恵那だよ。趣味は剣術。修行で学校にいない時もあるけどよろしくね!」
「ええと、彼女は華族である清秋院家のお方で、この学園の新しい理事長の娘さんでもあります。下手をしたら退学……なんて事にもなる可能性があるので気をつけてください。あと、先生の上司でもありますからね」
「「「えっ!?」」」
「あっ、それとここに居る恵那と祐理、リゼットは王様のお妾さんと正妻だから恵那達の事は諦めてね」
「「「「なんだとっ!?」」」」
「か、神よ……」
「おのれ……」
恵那がボクに抱きつきながら言ったせいで凄い殺気が来る。うん、心地いいよね。はっはっはっ、もっと恨むといい。そして、負の感情を撒き散らせ。それがボクの力になる!
って、本当に悪役だね!
権能の関係上、そっちの方だしボクも悪役は嫌いじゃないからいいんだけどね。
「はい、次です」
それから何人かが自己紹介したけど、ボク達に注目が集まり過ぎたね。殆どの人が誰かわからないや。
「万里谷祐理さん」
「はい。万里谷祐理です。どうぞよろしくお願いします」
「祐理~ほら、正妻ってちゃんと言っとかないとダメじゃない」
「ま、まだ結婚してません。それに家督でいえば清秋院家の方が上ですから」
「王様がいいって言ってるのに……」
「はいはい、その辺は色々と手は打ってありますから、今はあっちに捨てちゃってください。次は万里谷アスト様」
「は~い!」
元気よく手をあげて挨拶をして、ボクは前に出て堂々と宣言する。
「ボクの名前は万里谷アスト。イギリス人と日本人のハーフブラッドだよ。まあ、さっきの事でわかってると思うけど、ボクは祐理達と結婚する予定。今は婿養子件居候って感じで万里谷家に住んでるの。うん、こんな所かな……ああ、自己紹介ならこれは言わないとね。ボクはただの人間には興味ないよ。この中に一芸に秀でた者、魔術師、まつろわぬ神、超能力者がいたら、ボクのところに来てね。それに関するトラブルでもオッケーだよ。以上!」
「「ハルヒかよっ!?」」
「何考えているんですかっ!?」
「えぇ? 祐理は知らないの? 涼宮ハルヒの異常性(アブノーマル)」
「「色々混ざってる!?」」
「ああ、それとネットの診断では新規作成(ニュークリエイト)って出たよ」
色々な物を合成させて新しい物を作る異常性だってさ。いやはや、素晴らしいね。
「あっ、頭が痛いです……」
「王様って、本当に理性が蒸発してるみたいだね」
「快楽主義者ですし、抑える気もあまりないようですよ……」
「こら、そこの妻達。何を当たり前の事を言ってるの?」
「「「……再確認しただけ(です)」」」
「そう? まあいいや。あと、ボクは色々と凄いから、部の助っ人とかになるつもり。うん、もう他はないね。ああ……ボクの女に手を出したら生まれてきた事を後悔させてあげるから……」
「「「ひっ!?」」」
「「「っ!?」」」
殺気を一瞬だけ放ったら、大概の人は青ざめちゃった。まあ、これで大丈夫だろう。まあ、それでも手を出そうとしてくる馬鹿共は闇に包んでじっくりゆっくりと拷問しながら甘く溶かしてあげる。自らが分解される姿を永遠に見続けるといい。気絶なんかも許さない。